Braxton, Toni (トニ・ブラクストン)
メチャメチャ売れてたのに、いつの間にかいなくなってしまった印象がある。自己破産とか難病とか離婚とか、色々あったみたいだが。でも、新譜はコンスタントに出していたようだ。
68年メリーランド州生まれの女性R&Bシンガー。5人姉妹(Toniは長女)でThe Braxtonsを結成して歌っていたが、93年にL.A.Reid、Babyface、Daryl Simmonsの強力トリオの下、ラフェイスからデビューし、グラミー賞で最優秀新人賞という成功を収める。もちろんBestは出てるけど、5597までは1stと2ndに全部収録されている(5598と5599も3rdで揃うが)。
05587 Love Shoulda Brought You Home (ラヴ・シュッダ・ブロウト・ユー・ホーム) 93年33位
デビューシングル。ただし、この曲の前にBabyfaceの「Give U My Heart」でデュエットしていて、そっちが実質デビューかな。その2曲はEddie Murphy主演の映画『Boomerang』より。5587〜5592は1stアルバム「Toni Braxton」からだが、ジャケットのベリーショートが印象的。
05588 Another Sad Love Song (アナザー・サッド・ラヴ・ソング) 93年7位
彼女といえば、まずはこの曲の印象かなあ。サビがキャッチーなのが強い。グラミー賞R&B女性ボーカル受賞。ゴールドディスク。
https://www.youtube.com/watch?v=ivRAaqECo_A
05589 Breathe Again (熱い吐息) 93年3位
この曲も印象的だな。グラミー賞R&B女性ボーカル受賞。ゴールドディスク。
05590 You Mean The World To Me (あなたがすべて) 94年7位
どの曲もいい曲だ。って、ひどく手抜きのコメントのようですが、どれも安心のBabyface印のバラードってことなんで。これもゴールドディスク。
05591 I Belong To You (アイ・ビロング・トゥ・ユー) 94年28位
初めてのダンスチューン。こういうのも演ってくれた方がアクセントになっていいね。
05592 How Many Ways (ハウ・メニ・ウェイズ) 94年35位
5591のB面。って、当時はまだそういう表現あったよね? 1stからのシングルの中ではキャッチーさが今ひとつ。
05593 You’re Makin’Me High (ユア・メイキン・ミー・ハイ) 96年1位
2ndアルバム「Secrets」から1曲目がNo.1に。アルバムジャケットでは完全イメチェン、MVはまた全然別の雰囲気。ヒップホップテイストのミッドテンポでなかなかセクシー。グラミー賞R&B女性ボーカル受賞。R&BチャートでもNo.1、プラチナムディスク。
https://www.youtube.com/watch?v=wIgOL21S98o
05594 Let It Flow (レット・イット・フロウ) 96年1位
5593のB面、というか両A面かな。元々はWhitneyの映画『Waiting To Exhale』より。MVは撮影時期のせいか、ベリーショートだ。安心のBabyface印で、むしろ1stの線かな。Babyfaceはあまりに予定調和というか、やや苦手な方なのだが、Toni Braxtonの場合はどの曲も完成度高いんで、好きです。
05595 Un-Break My Heart (アンブレイク・マイ・ハート) 96年1位
11週1位って、そんなにヒットしたっけ? Diane WarrenとDavid Fosterという私の苦手コンビ(そんなことばかり言ってるな)による曲なのだが、いい曲です。この人の声が好きなのかなあ。でも、いかにも売れるでしょ感が…。グラミー賞ポップ女性ボーカル受賞。アダルトコンテンポラリーチャートでも14週No.1、プラチナムディスク。
05596 I Don’t Want To (アイ・ドント・ウォント・トゥ) 97年19位
次はR. Kelly作、プロデュースだけど、安定路線。MVのたびにヘアスタイルが変わるなあ。ゴールドディスク。
05597 I Love Me Some Him (アイ・ラヴ・ミー・サム・ヒム) 97年19位
5597のB面。これはちょっとキャッチーさが落ちるかな。
05598 He Wasn’t Man Enough (ヒー・ワズント・マン・イナフ) 00年2位
5598、5599は3rdアルバム「Heat」より。変なアニメで始まるMV。ちょっと印象的なサビのダンスチューンだなと思ったら、Rodney Jerkinsであったか。それにしても毎回イメージの変わる人だなあ。グラミー賞R&B女性ボーカル受賞。R&BチャートNo.1、ゴールドディスク。
05599 Just Be A Man About It (ジャスト・ビー・ア・マン・アバウト・イット) 00年32位
最後のTop40ヒット。これもキャッチーさはイマイチ。バッキングボーカルというか、電話している人はDr.Dre。R&BチャートNo.1。
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