En Vogue (アン・ヴォーグ)
90年代は女性R&Bボーカルグループ全盛だったが、その先鞭をつけたのがこのEn Vogue。歌上手くて美人でお洒落でファンキー、文句なしっ。TLCの次に好みでした。89年プロデューサーのThomas McElroy & Denzil Foster(元Club Nouveau)がオーディションで集めたオークランド出身の4人組。メンバーはTerry Ellis、Dawn Robinson(脱退してLucy Pearlに参加、その後復帰)、Cindy Herron(横浜ベイスターズのブラッグスと結婚)、Maxine Jones。
02513 Hold On (ホールド・オン) 90年2位
デビューアルバム「Born To Sing」より。Miraclesの「Who’s Lovin’ You」のアカペラで始まり、James Brownの「The Payback」のリフをサンプリングしたデビュー曲。彼女等の曲の中でもひときわファンキー。
ところで、「Hold On」ってタイトルはWilson Phillips、Santana、Ian Gomm等同名異曲が多いですね。R&BチャートNo.1、プラチナディスク。
02514 Lies (ライズ) 90年38位
これもデビューアルバムから。Mary J.Bligeはヒップホップ・ソウルの女王と呼ばれたが、そのグループ版というイメージがある。この曲はラップもフィーチャーされている。R&BチャートNo.1。
02515 My Lovin’ (You’re Never Gonna Get It) (マイ・ラヴィン) 92年2位
2519までは2ndアルバム「Funky Divas」より。まさにファンキーな女神たち。ジャケがお洒落だったなあ。ストリート感覚とゴージャス感が上手くマッチしてるように思う。ブレイク後のアカペラもお洒落。再びJames Brownの「The Payback」をサンプリング。R&BチャートNo.1、ゴールドディスク。
02516 Giving Him Something He Can Feel (サムシング・ヒー・キャン・フィール) 92年6位
Curtis Mayfieldが作り、Aretha Franklinが歌った「Something He Can Feel」のカヴァー。彼女等初めてのバラードのヒットだけど、何演っても様になります。R&BチャートNo.1、ゴールドディスク。
02517 Free Your Mind (フリー・ユア・マインド) 92年8位
元ネタはFankadelicですね。En Vogue流ファンク・ロック。ご機嫌。ゴールドディスク。
02518 Give It Up, Turn It Loose (ギヴ・イット・アップ,ターン・イット・ルース) 92年15位
タイトルは、James Brownの「Give It Up Or Turnit A Loose」から。「Yesterdy」のコーラスから始まって(アルバムではこの曲の後に「Yesterday」のカヴァーが収録されている)、失恋してぼろぼろのDawnを「もう忘れて、がんばって」と励ます歌? 「今夜はブギーバック」の元ネタと言われる。
02519 Love Don’t Love You (ラヴ・ドント・ラヴ・ユー) 93年36位
「Funky Divas」から5曲目。楽器みたいなコーラスがいい。翌年にヒットしたSalt ‘N’ Pepaとの共演盤「Whatta Man」はSalt ‘N’ Pepaの項で。
02520 Don’t Let Go (Love) (ドント・レット・ゴー(ラヴ)) 96年2位
2522までは「EV3」より。映画「Set It Off 」の曲で、銀行強盗を目論んだ黒人女性4人組の話だそうだが(Queen Latifahが出てる)、未見。R&BチャートNo.1、プラチナディスク。
02521 Whatever (ワットエヴァー) 97年16位
Babyfaceのプロデュース。このコーラスも好き。スウィングしてます。ゴールドディスク。
02522 Too Gone, Too Long (トゥー・ゴーン,トゥー・ロング) 97年33位
曲を書いたのはヒットメーカーDiane Warren、プロデュースはDavid Foster。これは違うでしょ。こういうことやるから、ダメになるんだよ。
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