Human League, The (ヒューマン・リーグ)
昨日のABCに次いで、今日も第2次ブリティッシュ・インヴェイジョン、ニューロマンティックのシンセポップである。初めてHuman Leagueを聴いた時はもっとアヴァンギャルドな音で、このグループがアメリカでヒットする、しかもNo.1を2曲も出すとは夢にも思わなかった。77年、ABCと同じ英国のシェフィールドで結成。第2次ブリティッシュ・インヴェイジョンの先駆的存在だが、正直あまり好みではない。ボーカルのPhilip Oakeyは不動だが、初期メンバーは脱退してHeaven 17を結成。一時メンバーは6人いたが、いつの間にかPhil Oakeyと女性2人のトリオに。ところで、女性メンバーはPhil Oakeyがクラブで踊っていた当時女子高生の2人をスカウト(ナンパ?)し、ツアーメンバーにしてしまったらしいが、すごい話ではある。
01651 Don’t You Want Me (愛の残り火) 82年1位 彼らのシンセポップが、この曲の世界的ヒットによって、その後の音楽に与えた影響は大きい。女性ボーカルの素人っぽさがツボにはまる。男性ボーカルも素人っぽいノリは一緒だけど。英国でもNo.1。ゴールドディスク。
01652 (Keep Feeling) Fascination (ファシネーション) 83年8位 シンセのリフがキャッチー。英国では2位。
01653 Mirror Man (ミラー・マン) 83年30位 曲がどうこうの以前に、どうしてもタイトルから「♩朝焼けの光の中に立つ影は♩」というのを思い出しちゃうんだよな。モータウンっぽいかな。
01654 Human (ヒューマン) 86年1位 しばらく鳴りを潜めていたHuman Leagueだが、プロデューサーにJam & Lewisを起用して復活。なるほどその手があったか、って感じ。曲もJam & Lewisで、確かにJanet Jacksonとかを連想させる。曲調は今までと違うバラードで、Phil Oakeyの声にもやや人間味が?
01655 Heart Like A Wheel (ハート・ライク・ア・ホウィール) 90年32位 この手のグループにしては、息が長い。90年になってもTop40ヒットが出せたというのはすごい。曲は哀愁ユーロビートみたいで今イチだけど。
01656 Tell Me When (テル・ミー・ホェン) 95年31位 95年の最後のTop40ヒット。Pretenders並みにしぶとい。曲は原点回帰してます。
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