Bon Jovi (ボン・ジョヴィ) 2/2(1990-2007)
今日は90年代以降を紹介。90年代はオルタナ、グランジが隆盛となり、80年代の主流だったHR/HMバンドは皆苦戦することになる。Bon Joviもその例外ではなかったが、見事に生き残った。
02318 Blaze Of Glory (ブレイズ・オブ・グローリー) 90年1位
エミリオ・エステベス主演の西部劇映画「Young Guns Ⅱ」のサントラより。この曲はクレジットがJon Bon Joviのソロになっており、ギターにJeff BeckとAldo Nova、ベースにRandy Jackson(Journeyのメンバーだったことがある)が参加している。ソロだからといって、ここが違うということはないな。ちょっとエキゾチックな雰囲気のバラードです。メインストリーム・ロック・チャートNo.1。プラチナム・ディスク。B面はLittle Richardと「You Really Got Me Now」を演ってる。
02319 Miracle (ミラクル) 90年12位
この曲もJon Bon Joviのソロ。多分「Young Guns Ⅱ」のサントラより(彼のソロアルバム「Blaze Of Glory」は「Young Guns Ⅱ」にインスパイアされて作られたとなっているので、映画で使われているかは知らない)。相変わらずアレンジとか西部劇っぽいです。
iTunes Storeで「Blaze Of Glory」からダウンロード。
02320 Keep The Faith (キープ・ザ・フェイス) 92年29位
90年代、オルタナやグランジの時代となり、80年代を席巻したHR/HMは苦戦を強いられる。Bon Joviが解散の危機を乗り越えてリリースした5枚目のアルバムが「Keep The Faith」。明らかに音の傾向は変わり、この曲なんてU2みたい。で、実は私が初めて買った彼らのアルバムはこれです。1番好きなのもこの曲です。でも売れず(多分今までのファンにはウケず、新しいファンも獲得できず)。メインストリーム・ロック・チャートNo.1。
02321 Bed Of Roses (ベッド・オブ・ローゼズ) 93年10位
同じ「Keep The Faith」から、大仰なバラード。時代に逆行している気がするけど、同じアルバムからはこれが一番売れてるんだよな。
02322 In These Arms (イン・ジーズ・アームズ) 93年27位
「Keep The Faith」より3曲目。再びBon JoviのU2路線? ホントカッコいい曲なのに、売れないのね。
02323 Always (オールウェイズ) 94年4位
デビュー10周年記念のベストアルバム「Cross Road」からのシングルカット。「Bed Of Roses」と同路線の、オーソドックスなバラードである。プラチナム・ディスク。
02324 This Ain’t A Love Song (ディス・エイント・ア・ラヴ・ソング) 95年14位
6枚目「These Days」から唯一のTop40ヒットとなったバラード。この辺から後につながるカントリー・ロックっぽさが出てきたのかな?(というか、元々西部劇か!)
02325 It’s My Life (イッツ・マイ・ライフ) 00年33位
今や代表曲の1つだけど、当時はあまり売れてないんだよね。5年ぶりのTop40ヒット。再びトーキングモジュレーター登場。ポップでわかりやすくていいです。
02326 Who Says You Can’t Go Home (フー・セズ・ユー・キャント・ゴー・ホーム) 06年23位
しぶとく6年ぶりにヒットを飛ばした。カントリー・トリオSugarlandの女性ボーカルJennifer Nettlesとのデュエット・ヴァージョンは何とカントリー・チャートで1位になった(グラミー賞も受賞)。こういう世界は実は彼らにとても合ってる。
02327 (You Want To) Make A Memory (メイク・ア・メモリー) 07年27位
「New Jersey」以来の米国での首位獲得アルバム「Lost Highway」より。シンプルというか地味なバラードだけど、いい曲だと思うよ。Bon Joviファンが喜ぶとは思えないが。ダウンロードでゴールドディスク。
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