Queen (クイーン)
世界に先駆けて日本で人気の出たバンドとしては、JapanやCheap Trick等があるが、その最初がこのQueenだろうか。少女漫画的美形バンドというキャラがうけ、「ミュージックライフ」のプッシュもあったけれど、日本の女子の感性の鋭さが証明されたといえる。
Queenの印象と言えば、ドラマチックでナルシスチックなフレディ・マーキュリーのハイトーン・ボーカル、自作のギターで甘く粘っこい音色を奏でるブライアン・メイのギター、そしてイコライザーかかりまくりの美しいコーラスワーク。最初はLed Zeppelinと比較されたが、Beatlesの影響が圧倒的だと思う。ドラムスのロジャー・テイラー、ベースのジョン・ディーコン(初期はディーコン・ジョンと誤記された)も含めて全員が曲を書けたのもBeatles的。詳しくは日本のウィキを見てね。
3020以外は「Queen Greatest Hits Ⅰ&Ⅱ」に収録。
03010 Killer Queen (キラー・クイーン) 75年12位
「♩がんばれタブチ♩」の空耳も懐かしいアメリカでの初ヒット。モエシャンドンだ、キャビアだ、マリーアントワネットだとフレディが描くデカダンな世界? フレディ節炸裂、ブライアンのギターもコーラスワークも、Queenの主たる構成要素は全てここにありますね。英国では2位。
03011 Bohemian Rhapsody (ボヘミアン・ラプソディ) 76年9位&92年2位
Queenの、フレディの代表作と言えば、この曲なんだろうが、昔からどうも苦手。おそらく3曲を一緒にした組曲で、フレディが好きそうなオペラ風というかミュージカル風ではあるが、フレディ節という感じがしないんだな。何かAbbey RoadのB面(死語!)みたい。ローリングストーン誌のベスト500で163位、ゴールドディスク(ダウンロードでも)。ちなみに英国では75年に9週No.1、フレディの追悼盤として再度1位になっている。米国でも映画「ウェインズ・ワールド」に使われたこともあり、再ヒットしている。
03012 You’re My Best Friend (マイ・ベスト・フレンド) 76年16位
ジョン・ディーコンの作品。Queenにしては軽めの作品、と思ったが、やっぱりフレディのボーカルとブライアンのギターが入ると、皆粘っこくなってしまうね。
03013 Somebody To Love (愛にすべてを) 76年13位
フレディ節の真骨頂! イントロからラストまで、ロック芸人魂?炸裂。ブライアンのギターも炸裂。これが一番好きです。後にGeorge Michaelがフレディの追悼コンサートでQueenと共演した盤もヒットしている(こちらはGeorge Michaelの項で)。英国では2位。
03014 We Will Rock You/We Are The Champions (ウィ・ウィル・ロック・ユー/伝説のチャンピオン) 77年4位
「We Will Rock You」はシングルカットされなかったのだが、アルバム「News Of The World」のA面(死語)の最初に続けて入っていたので、Airplayでは一緒にかかることが多かった。ブライアン作の「We Will Rock You」はドンドンチャッというリズムをバックにアカペラで唱われ、途中から入るギターが鮮烈な印象。「We Are The Champions」は典型的フレディーズ・ワールド。英国では2位。ローリングストーン誌のベスト500で330位、プラチナムディスク。
03015 Bicycle Race (バイシクル・レース) 78年24位
裸の女が大勢自転車に跨がってた印象。相変わらずのフレディお得意の組曲仕立て。
03016 Fat Bottomed Girls (ファット・ボトムド・ガールズ) 78年24位
「Bicycle Race」の両A面。ブライアン作の「お尻のでかい女たち」の歌。タイトル(歌詞)と曲調がどうも結びつかない。
03017 Crazy Little Thing Calld Love (愛という名の欲望) 80年1位
突然のロカビリーが全米初のNo.1に。Queenとしては異色の曲だけど(ほぼElvis)、この人たちは何でもできるんだなあ。英国では2位。ゴールドディスク。
03018 Another One Bites The Dust (地獄へ道づれ) 80年1位
ジョンが作った次作もNo.1に。明らかにChicに影響を受けたディスコ・チューン。ホントこの人達は何でもできるし、フレディは何でも歌えるなあ。プラチナムディスク。
03019 Under Pressure (アンダー・プレッシャー) 81年29位
フレディとボウイのドラマチック&ナルシスチック共演。印象的なベースラインがVanilla Iceの「Ice Ice Baby」に使われたことはあまりにも有名。英国ではNo.1になったのに、アメリカでは低位にとどまる。何故? クレジットはQueen & David Bowie。
03020 Body Language (ボディ・ランゲージ) 82年11位
「Another One Bites The Dust」のヒットを受けたファンク・チューンということなのだろうが、あまりピンと来ませんでした。フレディ作。
03021 Radio Ga-Ga (ラジオGAGA) 84年16位
最後のTop40入り(Bohemian Rhapsodyの再ヒットは除いて)はロジャー作。何かQueenはこの後人気がなくなったような気がしていたのだが、英国ではヒット曲を量産し続けていたんですね。「フラッシュゴードン」の影響か、何かB級SFのテーマ曲みたい。まあ何を演らしてもQueenはQueenですが。ご存知Lady Ga Gaの元ネタ? 英国では2位。
91年11月24日フレディ・マーキュリーがAIDSのため死去。前日にスポークスマンにより病気が公表されたばかりで、ショックな出来事だった。しかし、あれだけ濃い〜人も他にいないよなあ。


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