Preston, Billy (ビリー・プレストン)
「Get Back」でのエレクトリック・ピアノを始め「5番目のビートルズ」と呼ばれる一方で、70年代のストーンズの多数の作品にも参加したスゴい男。私が印象に残っているのは、多分73年のクリスマスか新年を祝う船上でのパーティーを収録したTV番組(ヘレン・レディやスリー・ドッグ・ナイトも参加していた)に出て来たビリー・プレストンがパーカッションを叩くようにキーボードで「Outa-Space」を演奏していた姿。
46年テキサス州ヒューストン生まれ。10歳のときにゴスペルの女王マヘリア・ジャクソンのバックでオルガンを弾いたという天才。60年代にはレイ・チャールズのバック・バンド等で活動していた。ジョージ・ハリスンに認められたのが、ビートルズのセッションに参加するきっかけ。
ビリーがセッションやツアーに参加したミュージシャンは数知れない。晩年はクラプトンのツアーに参加している。2006年59歳で死去。個人的には彼が作曲してジョー・コッカーがヒットさせた「You Are So Beautiful」(美し過ぎて)がサイコー。
00524 Outa-Space (アウタ・スペース) 72年2位
初のTop40ヒットとなったインストルメンタル。ファンキーなクラビネット! ゴールドディスク、R&BチャートNo.1、グラミー賞受賞。
00525 Will It Go Round In Circles (ラウンド・イン・サークルズ) 73年1位
今度はビリーのボーカルを前面にフィーチャーしたファンク・チューン。ゴールドディスク。
00526 Space Race (スペース・レース) 73年4位
シンセ全開のインストルメンタル・ナンバー。ゴールドディスク、R&BチャートNo.1。
00527 Nothing From Nothing (ナッシング・フロム・ナッシング) 74年1位
ラグタイムみたいなピアノから始まる陽気なナンバー。ビリーのヒット曲では1番ポップ。ゴールドディスク。しかし、すごいアフロだな。
00528 Struttin’ (ストラッティン) 75年22位
今気づいたんだが、ボーカルものとインストが交互にヒットしている。で、これはインスト。機関銃みたいなシンセとホーンが絡むファンク。
00529 With You I’m Born Again (ウィズ・ユー・アイム・ボーン・アゲイン) 80年4位
クレジットはBilly Preston & Syreeta。Syreeta はStevie Wonderの元夫人。当時結構流行ったソウル・バラードのデュエット。正直言うと、ビリーもこの世界に入ってしまったかという感想ではあった。バスケット・ボールを扱ったコメディ映画「Fast Break」の主題歌。


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