Osmonds, The (オズモンズ)
オズモンド・ファミリーと言えば、♩カルピスはママの味♩というカルピスのコマーシャルがかろうじて記憶に残っている。当時の日本では末弟のJimmyが一番人気があったらしい。ユタ州出身のオズモンド兄弟Alan、Wayne、Merrill、Jayがプロデビューしたのは62年(この上に2人の兄がいる)、翌年に当時6歳のDonnyが参加する(この下に紅一点のMarieとJimmyがいる)。60年代はテレビのAndy WilliamsショーやJerry Lewisショーの出演者として人気を博した。
ヒットチャートに登場するのはMGMのトップMike Curbと契約した70年代。明らかにJackson 5の白人版。DonnyがMichaelの役回り。DonnyもMarieもソロとして成功したが、MichaelとJanetには比べるべくもない。
「Osmondmania!」に全て収録。
02717 One Bad Apple (ワン・バッド・アップル) 71年1位
Mike CurbがOsmonds売り出しのために白羽の矢を立てたのが、マッスルショールズのフェイムスタジオのオーナーRick Hall。彼がプロデュースし、George Jacksonが作ったこの曲は明らかにJackson 5を意識している。どころか、最初Jackson 5がレコーディングしたが、「ABC」を選んだらしい。確かによくできている。5週No.1のゴールドディスク。
02718 Double Lovin’ (ダブル・ラヴィン) 71年14位
これもモロにJackson 5。やはりGeorge Jacksonが共作。「One Bad Apple」に比べるとキャッチーさで落ちる。
02719 Yo-Yo (ヨーヨー) 71年3位
並行してリリースされていたDonnyのソロがオールディーズのバラードのカヴァー路線だったのに対して、Osmondsは(Jackson 5とは異なる)独自のポップ・ロック路線に。Joe South作で、Billy Joe Royalがオリジナル。ゴールドディスク。
02720 Down By The Lazy River (レイジー・リヴァー) 72年4位
何故か家にシングルがあった。「Yo-Yo」に次ぐポップ・ロック路線。ここからは兄弟のオリジナル。ゴールドディスク。
02721 Hold Her Tight (ハートでジャンプ) 72年14位
イントロからZeppelinの「移民の歌」かと思ったぜ。ハード・ポップ・ロック路線。
02722 Crazy Horses (クレイジー・ホース) 72年14位
「Hold Her Tight」と同じくハード・ポップ・ロック路線。結構カッコいいです。馬のいななきがおかしい。英国では2位。
02723 Goin’ Home (ゴーイン・ホーム) 73年36位
ブギウギっぽい。Sweetとかに近いのかな。そう言えば、この頃から英国でもヒットを連発している。これは4位。
02724 Let Me In (レット・ミー・イン) 73年36位
Osmondsとしては初のバラードのヒット曲。コンサートのフィナーレとかによさそう。英国では2位。
02725 Love Me For A Reason (愛ある世界を求めて) 74年10位
「Let Me In」に続くバラード路線。オリジナルは(作曲も)Johnny Bristolで、なかなかいい感じのソウルバラードに仕上がっている。ボーイズバンドっぽいなと思ったら、20年後にBoyzoneがカヴァーしていた。英国では1位に輝いた。
02726 The Proud One (プラウド・ワン) 75年22位
最後のTop40ヒットもバラード。これもボーイズバンドのカヴァーによさそう。作曲はBob GaudioとBob CreweのFour Seasonsコンビ。アダルトコンテンポラリー・チャートNo.1。Osmondsというとお子ちゃまグループみたいなイメージもあったんだが、通して聴くとハード・ポップ・ロックから軽いソウル・バラードまでレベルが高いなあと再認識した。



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