Newton-John, Olivia (オリビア・ニュートン=ジョン) 2/2(1978-1996)
アダルトコンテンポラリーのバラード路線が行き詰まったところで、ブロードウェイ・ミュージカルを映画にした「グリース」に主演、オリビアは息を吹き返す。そして、最大のヒットであるエアロビソング「フィジカル」へ。
01877 You’re The One That I Want (愛のデュエット) 78年1位
「Grease」のサントラは12週No.1の大ヒットに。映画ではどう見ても高校生には見えないアラサー(なんて言葉はなかったが)のオリビアが話題になった。ロカビリーっぽいこの曲は映画のオリジナル曲。クレジットはJohn Travolta And Olivia Newton-John。英国では9週No.1。プラチナディスク。
01878 Hopelessly Devoted To You (愛すれど悲し) 78年3位
1877〜1879は「Grease」より。一転オリビアらしい三連のバラード。安心して聴けるスタンダード感あり。ゴールドディスク。
01879 Summer Nights (想い出のサマーナイツ) 78年5位
オリビアとジョン・トラヴォルタ以外のキャストも登場する、いかにもミュージカルっぽいナンバー。ブロードウェイからのオリジナル曲。クレジットはJohn Travolta, Olivia Newton-John & Cast。英国では7週No.1。ゴールドディスク。
01880 A Little More Love (愛は魔術師) 78年3位
「Grease」でイメージチェンジ、復活したオリビアのアルバム「Totally Hot」より。ディスコっぽいノリが取り入れられている。魔術師にはマジシャンとルビが振ってありました。4曲連続でゴールドディスク。
01881 Deeper Than The Night (愛の炎) 79年11位
1880と同じアルバムより、同一路線。この辺は何かFleetwood Macあたりに近そう。
この後にAndy Gibbとのデュエット「I Can’t Help It」がヒットしたが、それはAndy Gibbの項で。
01882 Magic (マジック) 80年1位
「Grease」に次ぐオリビアのミュージカル映画(ジーン・ケリーと共演)から。映画はこけたが、サントラは再び大当たりした。彼女とずっとコンビを組んだJohn Farrar(元Shadows)の曲。ちなみに1869、1871、1875〜1878、1880、1884、1886、1888も彼の曲で(他の曲もプロデュースしているケースが多い)、かなりの部分オリビアらしさを支えていたのが彼であることがわかる。曲は1880、1881アタリを引き継いでいて、「フィジカル」につながる流れにある。アダルトコンテンポラリーチャートNo.1、ゴールドディスク。
01883 Xanadu (ザナドゥ) 80年8位
映画のタイトルトラック。どう聴いてもELO、ジェフ・リンの作品。クレジットはOlivia Newton-John/Electric Light Orchestra。英国ではNo.1。
01884 Suddenly (恋の予感) 80年20位
オリビアはデビュー時にCliff Richardのツアーとかに参加していたのだが、デュエット曲を出すまでに出世したということですね。Christopher Crossとかに近いかなあ。クレジットはOlivia Newton-John And Cliff Richard。
01885 Physical (フィジカル) 81年1位
これがオリビアかよというのが当時の偽らざる気持ち。エアロビ・アンセムとなったが、歌詞が意味深すぎると放送禁止になった局も。「♩肉体的になりましょう。肉体的になりたいわ。貴方の身体がしゃべるのを私に聴かせて♩(直訳)」だもんね。それはともかく10週No.1はないんじゃないか。今でこそ10週以上のNo.1など日常茶飯事だが、約20年ぶりの10週No.1に輝いた「You Light Up My Life」に次ぐ記録だからねえ。曲を書いたのはChicagoの「Hard Habit To Break」等を作った豪州人のSteve Kipner(元Tin Tin)。プラチナディスク。レオタードに身を包んだオリビアのビデオはグラミー賞を受賞。
01886 Make A Move On Me (ムーヴ・オン・ミー) 82年5位
1885と同じアルバムより。「フィジカル」の余韻って感じ。
01887 Heart Attack (ハート・アタック) 82年3位
「Greatest Hits Vol.2」より。「フィジカル」以降はほぼ興味を失ったので、あまり印象がない。Steve Kipner作だが、この人の曲でピンと来たためしがない。
01888 Tied Up (タイド・アップ) 83年38位
1887と同様「Greatest Hits Vol.2」より。Lee Ritenourが曲作りにかかわっている。正直キャッチーさにかける。
01889 Twist Of Fate (運命のいたずら) 83年5位
John Travoltaと再び共演した映画「Two Of A Kind」(邦題:セカンド・チャンス)より。映画はまたこけたが、曲はヒットのパターン。Michael Sembelloの「Maniac」(フラッシュダンス!)みたいなダンスナンバーだが、オリビアがこういう曲やる必要あるのかなあ。
01890 Livin’ In Desperate Times (ディスペレイト・タイムス) 84年31位
1889と同じサントラより同一路線。1889とこの曲のプロデュースはDavid Foster。
01891 Soul Kiss (ソウル・キッス) 85年20位
ひさびさのバラード(リズムは強調されているけど)で実質最後のTop40ヒット。ジャケはアダルトなオリビアだった。
01892 The Grease Megamix (グリース・メガ・ミックス) 96年25位(Air)
「You’re The One That I Want」「Greased Lightnin’」「Summer Nights」のメドレーだが、何故この頃にヒットしたのか、事情は知らない。


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