Manchester, Melissa (メリサ・マンチェスター)
当時は結構人気あったのに、あまり話題にならない人だね。美形なのに。「Midnight Blue」とかメチャ懐かしいです。51年ニューヨーク・ブロンクス生まれのアダルト・コンテンポラリー・シンガー。大学ではPaul Simonに作曲を学んだ。Bette Midler、Barry Manilowに見出され、彼(女)等のバックシンガーとしてデビュー。「Pretty Girls」以外は「The Essence Of Melissa Manchester」に収録。
02428 Midnight Blue (ミッドナイト・ブルー) 75年6位 Carole Bayer Sagerと共作したバラード。しみじみいい曲だと思う、大仰すぎないし。「Mr. Jaws」を思い出してしまうけど。アダルトコンテンポラリー・チャートNo.1。
02429 Just Too Many People (想い出にさようなら) 75年30位 2428と同じアルバム「Mellisa」より。プロデューサーのVini Poncia(Trade Winds)との共作。この曲を聴くと何故かニューヨークの街角が思い浮かびます。
02430 Just You And I (ユー・アンド・アイ) 76年27位 これもCarole Bayer Sagerと共作したバラード。ドラマティックになりすぎないのが彼女のバラードのいいところです。
02431 Don’t Cry Out Loud (哀しみは心に秘めて/あなたしか見えない) 79年10位 堂々としたバラードですが、堂々としすぎない。さっきから同じことを表現を変えて言っているだけだね。何か「We Are The World」に似てる(こちらが先だけれど)。元々の邦題は「哀しみは心に秘めて」だけれど、Rita Coolidgeが東京音楽祭で「あなたしか見えない」のタイトルで歌ってグランプリを獲ってしまったんで、こちらの邦題も変更になったみたい。Peter Allenと彼女の共作。Momentsが77年にヒットさせていたのは全然知らなかった。
02432 Pretty Girls (プリティ・ガールズ) 79年39位 彼女としては異色のディスコっぽいナンバー。アレンジのベースは、Four Topsの「Reach Out I’ll Be There」か。オリジナルはカナダのリサ・ダルベロ。この曲はRhinoのコンピレーション「Radio Daze: Pop Hits Of The ‘80s, Volume One」に収録。
02433 Fire In The Morning (ファイアー・イン・ザ・モーニング) 80年32位 Melissaお得意のバラード。代わり映えしないとも言えるが。2432とこの曲はアルバム「Melissa Manchester」に収録されているが、Stevie NicksとKenny Logginsがデュエットした「Whenever I Call You Friend」(Kenny Logginsとの共作)も入っている。
02434 You Should Hear How She Talks About You (気になるふたり) 82年5位 最後のそして最大のヒットはバラードではなかった。今聴くといかにも80年代のエレクトロニクス・ポップで、当時の感想はともかく、改めてこういうのもいいなあと思った。Sheena Eastonみたい? グラミーで最優秀ポップ女性ボーカル賞受賞。
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