Grand Funk Railroad (グランド・ファンク・レイルロード) (Grand Funk)
グランド・ファンクは中学時代最も好きなアーティストの1つだった。後はビートルズ(ソロも含めて)、スリー・ドッグ・ナイト、デヴィット・ボウイかな。でも、私がグランド・ファンクを知ったのは、「ロコ・モーション」だから、71年の伝説の後楽園球場ライブのこととかは知らない。
グランド・ファンク・レイルロード(GFR)は70年代に最も成功したハード・ロック・バンドの1つ。ハード・ロックがブリティッシュ勢に席巻される中、GFRはレッド・ツェッペリンの前座を務めて大ブレイク、アメリカ勢で唯一対抗できるバンドとなる。
68年にミシガン州で結成。メンバーは、Mark Farner(ギター:確かインディアンの血を引いている)、Don Brewer(ドラム)、Mel Schacher(ベース:元?&ザ・ミステリアンズ)の3人。72年にCraig Frost(キーボード)が加わる。ちなみにグループ名はミシガンの有名な鉄道Grand Trunk Railroadから。評論家にはバカにされたが、ライブで熱狂的なファンを集め、アルバムは必ずゴールドディスクになった。
00236 Closer To Home (クローサー・トゥ・ホーム) 70年22位
200万枚以上売れた3rdアルバムのタイトル・チューン。初期のGFRで有名な曲と言えば、「Heartbreaker」(ハートブレイカー)と「Inside Looking Out」(孤独の叫び)だな。前者は井上陽水の「傘がない」の元になった曲。
00237 Footstompin’ Music (フットストンピン・ミュージック) 72年29位
5日でレコーディングしたといわれるアルバム「E Pluribus Funk」(戦争をやめよう)より。米国のコインを模した丸いジャケットだが、現物を見たことはない。全編にキーボードがフィーチャーされたブギーっぽいナンバー。
00238 Rock ‘N Roll Soul (ロックンロール・ソウル) 72年29位
クレイグ・フロストが加入しての初アルバム「Phoenix」より。ところで、何故ファンクでもなんでもないのに、バンド名にファンクがついているのか?
00239 We’re An American Band (アメリカン・バンド) 73年1位
この曲が入った同名のアルバムから、トッド・ラングレンのプロデュースに。バンド名もグランド・ファンクと短くなった。今までの曲はマーク・ファーナーだったけど、これはドン・ブリューワーの作品(ボーカルも)。いきなりポップになって初のNo.1。イントロからカッコいいし、リフも好きです。彼らのテーマ曲みたいなもんですね。ゴールドディスク。
00240 Walk Like A Man (ウォーク・ライク・ア・マン) 73年19位
同じアルバムより。フォー・シーズンズに同じタイトルのNo.1ヒットがあるけど、全く別の曲。
00241 The Loco-Motion (ロコ・モーション) 74年1位
エコーの効いたイントロが懐かしい。62年リトル・エヴァの超有名曲のカバー。今考えると全く意外なカバーだが、ラズベリーズがライブで演っていたのをトッドが観て思いついたらしい。ゴールドディスク。
00242 Shinin’ On (シャイニン・オン) 74年11位
「ロコ・モーション」も入ってた同名アルバム(邦題は「輝くグランド・ファンク」)より。これと「アメリカン・バンド」のLPは多分友達から買ったんだと思う。3D眼鏡がついていて、ジャケットが立体的に見える奴。グランド・ファンクのLPは全部売ってしまって、手元にはないけど。いかにもハード・ロック・バンドって感じの曲で、大好きだった。
00243 Some Kind Of Wonderful (オー・ワンダフル) 74年3位
メンバーの首から下がアーノルド・シュワルツネッガー?になってるジャケのアルバム「All The Girls In The World Beware!!!」(ハード・ロック野郎)より。プロデューサはラズベリーズ等を手がけたジミー・イエナーに。
67年Soul Brothers Sixがオリジナル、その後ヒューイ・ルイスもカバーしている。75年の年間チャートで何故かありえない6位にランクされ、物議をかもしたのは、チャート・マニアには有名(その後74位に訂正されたみたいだが、経緯は知らない)。ひどくシンプルな曲だけど、味があります。
00244 Bad Time (バッド・タイム) 75年4位
当時2枚組のライブ・アルバムを出すと、そのバンドは人気がなくなるというジンクスがあり、グランド・ファンクもそのジンクスにハマる。75年秋に「Caught In The Act」というライブを出したが、その後Top40に戻ってくることはなかった。
「バッド・タイム」が最後のTop40ヒット。この曲を聴くと、シフォンズの「He’s So Fine」を思い出す。ジョージ・ハリソンが「マイ・スウィート・ロード」は盗作だと訴えられて、負けた曲。この曲に似た曲は世の中にずいぶんあるように思う。
バンドは76年に解散するが、その後何度か再結成され、現在はマークを除くメンバー+αで活動中。ドンとクレイグはBob Seger’s Silver Bullet Bandにいたこともあるみたいだ。


最近のコメント