Chic (シック)
新しい時代の音を切り開いたアーティストというのがいる。シックは確実にそういうグループだった。活躍した期間は短かったけれど。
77年ニューヨークで結成。メンバーはNile Rogers(ギター)、Bernard Edwards(ベース)、Tony Thompson(ドラムス:元ラベル)+女性ボーカル2人。一言で言えば、おしゃれなディスコ・バンドだが、その影響力は大きい。ナイル・ロジャースのギターのカッティングとバーナード・エドワーズのベースライン。クイーンのNo.1ヒット「Another One Bites The Dust」もブロンディのNo.1ヒット「Rapture」もシックの音がベースにある。
ナイルは後にプロデューサーとして、マドンナの「Like A Virgin」、ボウイの「Let’s Dance」、ダイアナ・ロスの「Diana」(「Upside Down」収録、これはナイル&バーナード)等の超有名盤を手がけた。ハニードリッパーズにも参加している。
バーナードはパワー・ステーション(ロバート・パーマー、デュラン・デュランのジョン・テイラー&アンディ・テイラー、+トニー・トンプソン)やロバート・パーマーの「Riptide」(「Addicted To Love」収録)等のプロデュースをしている。
バーナードは96年に日本ツアー中に東京で亡くなった。トニー・トンプソンも03年に亡くなったので、残っているのはナイル・ロジャースのみである。
00346 Dance, Dance, Dance(Yowsah, Yowsah, Yowsah) (ダンス・ダンス・ダンス) 77年6位
この曲を聴いた時点ではシックのスゴさはよくわからなかった。「Yowsah, Yowsah, Yowsah」という変な声ばかり印象に残って。「♪ルンバ、タンゴ♪」ってとこも覚えてるな。今聴くとこれもおしゃれだね。
00347 Everybody Dance (エヴリバディ・ダンス) 78年38位
今聴くともっとヒットしててもいいよね。これと346はルーサー・ヴァンドロスがバック・ボーカルで参加しているそうだ。バーナードのベース全開!
00348 Le Freak (おしゃれフリーク) 78年1位
シックの評価を決定づけた。「Aaah, Freak Out! Le Freak, c’est Chic!」ってフレーズで決まり。ナイル・ロジャースのカッティング全開! アメリカだけで600万枚以上売れたモンスター・ヒット。チャート・マニア的には2度No.1に返り咲いたことでも有名(累計5週)。R&BチャートでもNo.1。プラチナディスク。
00349 I Want Your Love (愛してほしい) 79年7位
シックはディスコ系の中では最も許せるグループ。後半のストリングスのアレンジが結構好き。この曲と346、350はゴールドディスクになっている。
00350 Good Times (グッド・タイムス) 79年1位
「おしゃれフリーク」と甲乙つけがたい。イントロのギターのカッティングで決まりかな。初めてのラップのヒット曲であるシュガーヒル・ギャングの「Rapper’s Delight」を生んだのはあまりに有名。R&BチャートNo.1。


最近のコメント