Puckett, Gary, And The Union Gap (ゲイリー・パケットとユニオン・ギャップ)
60年代後半、約2年間で5曲のベスト10ヒットを残したが、その後消えたポップ・ロック・バンド。そのスゴい売れ方と消え方は、以前紹介したBuckinghamsに近いかもしれない。BuckinghamsにはJames William Guercioという名プロデューサーがいた訳だが、彼らにもJerry Fullerという人がいた。彼と袂を分かったことが、人気凋落の理由の1つなんだろう。
リーダーのGary Puckettは42年ミネソタ生まれ(ディランと同郷)、67年にカリフォルニアのサンディエゴで5人組のUnion Gapを結成。売りはGaryの朗々たるボーカルと親しみやすいメロディ。南北戦争のミリタリー・ルックがステージ衣装だったらしい。全く意外なことにメンバーのうち2人(サックスとドラムス)は、後にフィフティーズ・スタイルのロックンロール・バンドFlash Cadillac & The Continental Kidsに加わっている。
00558 Woman, Woman (ウーマン・ウーマン) 67年4位
デビュー・ヒット。最初の2曲はThe Union Gap Featuring Gary Puckettのクレジットになっている。この曲から4曲連続でゴールドディスクという快挙。60年代後半のソフト・ロックは好きなので、この曲もいいとは思うが、何か捉えどころがないなあという印象もある。イントロでマンダムのCMソングを思い出した。
00559 Young Girl (ヤング・ガール) 68年2位
彼らで最も有名な曲は多分この曲。メロディも1番キャッチーだと思う。英国でもNo.1に輝いている。68年アメリカではビートルズより売れたグループと本に書いてあったが、スゴいなあ。
00560 Lady Willpower (レディ・ウィルパワー) 68年2位
この曲からクレジットがGary Puckett And The Union Gapとなる。みんな似た曲だなあ。しかも全部女性について歌った歌だ。
00561 Over You (オーバー・ユー) 68年7位
本当にコメントに困るグループである。ロック・バンドだと思うからいけないのであって、トム・ジョーンズみたいなポピュラー・シンガーだと思えばいいのかもしれない。当時はいったい誰にウケていたんだろう? この曲は今までの曲よりも叙情的なメロディになっている。
00562 Don’t Give In To Him (ドント・ギブ・イン・トゥ・ヒム) 69年15位
今までの4曲と比べると明らかにメロディのキャッチーさに欠ける。ということで、ベスト10入りを逃したんだろう。この曲まではすべてJerry Fullerのプロデュース(「Woman Woman」以外は作曲も彼)。
00563 This Girl Is A Woman Now (水色の夜明け) 69年9位
グループ名にだまされるんであって、やっぱりロックでもなんでもないわ。どの曲もストリングスがメインだし。この曲もGaryのバリトン全開。ポピュラー・ソングとしてはどれも良い出来だとは思う。
以下、このグループとは関係のないコメント。このブログは毎回YouTubeにリンクしているが、7〜9月分をチェックしたら、1/4弱が何らかの理由で既に削除されていた。可能であれば、新しい映像を貼り直そうとは思うけれど、どこまでできるかは?


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