Peter And Gordon (ピーターとゴードン)
Peter Asher(44年ロンドン生まれ)とGordon Waller(45年スコットランド生まれ)が63年に結成したデュオは、ブリティッシュ・インヴェイジョンにおけるEverly Brothersと称された。私のイメージはBeatlesの弟分。Peterの妹の女優Jane AsherがPaul McCartneyのガールフレンドだったことから、Paulの曲を何曲もヒットさせている。「A World Without Love」はLennon-McCartneyの曲としてはBeatles以外のアーティストによる初のNo.1である。
67年の解散後、PeterはAppleレコードを経て、James TaylorやLinda Ronstadt等のプロデューサーとして名を馳せることになる。
00813 A World Without Love (愛なき世界) 64年1位
Paulの曲だが、Beatlesには向かないので、彼らがレコーディングすることになったらしい。Billy J. Kramerも録音を断ったそうだが。Paulが彼らのために書いた4曲のヒットの中でもダントツの出来。Beatlesが歌っても全然OKだと思うけどね。
00814 Nobody I Know (二人だけのパラダイス) 64年12位
この曲と815もPaulの作品。クレジットはすべてLennon-McCartneyとなっているが、Beatlesの曲も含めて当時はそういうルールだったんで。
00815 I Don’t Want To See You Again (逢いたくないさ) 64年16位
3曲ともさすがPaulではある。間奏とか後半のストリングスのアレンジは当時のBeatlesではなさそうなパターンだが。
00816 I Go To Pieces (アイ・ゴー・トゥ・ピーセス) 65年9位
「Runaway」で有名なDel Shannonの作品。ちょっとメロディは古いが、スゴいいい曲。Paulの曲よりいいと思う。彼らのハーモニーが活かされているし。
00817 True Love Ways (二人の恋は) 65年14位
Buddy Hollyの曲のカヴァー。三連のロッカ・バラード。818と併せて50年代リバイバル。ドラマティックなコーラスを聴かせてくれる。
00818 To Know You Is To Love You (つのる想い) 65年24位
Phil Spectorによる傑作で、自身のグループTeddy BearsのNo.1ヒット「To Know Him Is To Love Him」のリメイク。HimがYouに変っているし、邦題も元の「会ったとたんに一目ぼれ」ではない。ずいぶんドラマティックなアレンジにしたなあ。何だかライチャス・ブラザーズみたいだ。
00819 Woman (ウーマン) 66年14位
再びPaulの曲。但し、この曲のみPaul McCartneyの単独名義。と言うのもPaulの名前がなくてもヒットするか試す目的で、Bernard Webbという偽名で最初はリリースされたため。まあちゃんとヒットしたわけだが。「Woman」と言えばJohnにも同名異曲があるが、私はそっちの方が好みです。
00820 Lady Govida (レディ・ゴダイヴァ) 66年6位
ここから路線変更して、ノヴェルティ路線? ママス&パパスが歌ってそうな曲。Peterはこの曲と次の曲が嫌いらしいが、楽しい曲ではある。
00821 Knight In Rusty Armour (騎士と乙女) 67年15位
820とこの曲は(Mike)Leander-Mills作となっていて、同じ路線。ディキシーランド・ジャズっぽい感じもある。
00822 Sunday For Tea (サンディ・フォー・ティー) 67年31位
彼ら最後のTop40ヒット。広い意味では820以降は同じ路線で、古き良き英国って感じ?のポップス。時代のトレンドからは離れ、彼らも先行きが見えなくなり、解散してしまったんでしょうね。


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