Martino, Al (アル・マルティーノ)
Al Martinoというと、ミニシナトラってイメージかな。同じイタリア系だし、「ゴッドファーザー」に歌手役で出演したけれど、モデルはシナトラだろうし。要はよく知らないってことだが。最大のヒットは52年のNo.1ヒット「Here In My Heart」(英国ではNew Musical Expressが出来て最初のNo.1で、9週連続)で、ロックエラではない。何故か60年代になってヒットチャートに復活(50年代後半はギャングの干渉で活動できなかったらしい)、70年代にまた復活している。1927年フィラデルフィア生まれ、2009年死去。
「Capitol Collectors Series Al Martino」に全曲収録。
03366 I Love You Because (アイ・ラブ・ユー・ビコーズ) 63年3位
さすがに52年の「ヒア・イン・マイ・ハート」は熱唱過ぎて今聴くと辛いものがあるが、メジャーカムバック作のこの曲には大仰さは全くない。オリジナルは50年のLeon Payneのカントリー・ヒット。アダルト・コンテンポラリー・チャートNo.1。
03367 Painted, Tainted Rose (嘆きの紅バラ) 63年15位
カントリー風味のバラード。安心して聴けます。Engelbert Humperdinckとかに近い。
03368 Living A Lie (リビング・ア・ライ) 63年22位
3367と同一路線。というか、ほとんど続編。
03369 I Love You More And More Every Day (アイ・ラブ・ユー・モア・アンド・モア・ エブリー・デイ) 64年9位
引き続き同一路線。これはまたEngelbert Humperdinckっぽいなあ。
03370 Tears And Roses (ティアーズ・アンド・ローゼズ) 64年20位
これも同一路線ではあるが、女声コーラスの付け方とか、かなりクラシック。Beatles米国上陸の年にこういう曲もヒットしていたんだな。
03371 Always Together (オールウェイズ・トゥゲザー) 64年33位
スタンダードっぽい感じの曲だけど、3367、3368と同じ作者(J.Sawyer、P.De Angelis)だから、そんなことはないのかな。
03372 Spanish Eyes (スパニッシュ・アイズ) 65年15位
60年代のAl Martinoを代表する曲。Bert Kaempfert等の作品(原題はMoon Over Naples)。こういう感じのラテンっぽい、ちょっと哀愁入ったメロディを朗々と歌う方が本領のような気がする。「ゴッドファーザー」出演後の73年に英国では再リリースされ、5位まで行くヒットとなった。何故か私が買ったCDには2度ほど録り直しのテイクが入っていた。アダルト・コンテンポラリー・チャートNo.1。
03373 Think I’ll Go Somewhere And Cry Myself To Sleep (シンク・アイル・ゴー・サムホエア・アンド・クライ・マイセルフ・トゥ・スリープ) 66年30位
再びカントリー・テイストに。Bill Andersonの作品。
03374 Mary In The Morning (マリー・イン・ザ・モーニング) 67年27位
次はフォークっぽい感じ。確かElvisがOn Stageかなんかで演っていた曲じゃないかな? Johnny Cymbal等の作品。アダルト・コンテンポラリー・チャートNo.1。
03375 To The Door Of The Sun (Alle Porte Del Sole) (太陽のとびら) 75年17位
74、75年というのは何故か往年のシンガーのカムバックが相次いだ年で、Paul AnkaとかNeil Sedakaとかが久しぶりにヒットを飛ばしたが、Al Martinoもそうかな? 曲は73年の大晦日から74年の元日にかけて行われたローマテレビフェスティバルの「カンツォニッシマ」でジリオラ・チンクエッティが歌って優勝した曲のカヴァー。結構好きな曲で、シングルも持ってました。イタリア語のサビで曲調が一転するところが面白い。
03376 Volare(ヴォラーレ) 75年33位
最後のTop40ヒットはイタリア人Domenico Modugnoの大ヒットのカヴァー。当然Al Martinoの歌声にはピッタリだが、有名曲のディスコヴァージョンにはちょっと抵抗が(Venusとかもあったよな)。



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