Lewis, Gary, And The Playboys (ゲイリー・ルイスとプレイボーイズ)
イギリスがHerman’s Hermitsなら、アメリカはGary Lewisって感じかな。とにかくポップでキャッチー。当時Beatlesを筆頭とするブリティッシュ・インヴェイジョンに対抗できたアメリカのグループはSupremesとBeach Boysくらいと言われたが、このGary Lewis & The Playboysを勘定に入れてもいいかもしれない。65〜66年に7曲連続でベスト10入りを果たしている。
Gary Lewisは有名なコメディアンJerry Lewis(Dean Martinと組んだ「底抜け」シリーズが代表作)の息子。45年ニューヨーク・ブルックリン生まれ。Lewisはドラムスとボーカル担当で、Playboysは4人組。アコーディオン担当がいるのが面白い。プロデュースはBobby Vee等を担当したスナッフ・ギャレットで、Leon Russellがアレンジャーとして関わっている。66年のLewisの徴兵により失速。
「The Legendary Masters Series: Gary Lewis And The Playboys」に全曲収録。
02696 This Diamond Ring (恋のダイアモンド・リング) 65年1位
Gary Lewis & The Playboysと言えば、何と言ってもこの曲。作曲者の中にはAl Kooperの名前があり、リオン・ラッセル、ハル・ブレイン、キャロル・ケイといった面々が演奏に参加している。ジス・イズ・ポップス! ゴールドディスク。
02697 Count Me In (カウント・ミー・イン) 65年2位
「恋のダイアモンド・リング」に負けず劣らぬ佳曲。ピアノのアレンジがいい。
02698 Save Your Heart For Me (君のハートは僕のもの) 65年2位
ちょっとテンポを落として、口笛をフィーチャーしたハッピーソング。アメリカで、ブリティッシュ・インヴェイジョンのポップスに一番近かったのが彼らだとわかる。アダルトコンテンポラリー・チャートNo.1。
02699 Everybody Loves A Clown (涙のクラウン) 65年4位
相変わらず絶好調のポップス路線。Leon Russellのアレンジのセンスが光ります。
02700 She’s Just My Style (あの娘のスタイル) 65年3位
ちょっとBeach Boys風で来た。
02701 Sure Gonna Miss Her (ひとりぼっちの涙) 66年9位
今度は叙情性に振ってきた。これは「Honey」で有名なBobby Russellの曲。
02702 Green Grass (グリーン・グラス) 66年8位
珠玉のポップス。David & Jonathanとして知られるRoger Greenaway & Roger Cookの作品(Fortunesの「ゴット・ユア・トラブル」、New Seekers「愛するハーモニー」、Hollies「喪服の女」等)。
02703 My Heart’s Symphony (わが心のシンフォニー) 66年13位
ビートが効いたポップ・ソング。モータウン風?
02704 (You Don’t Have To) Paint Me A Picture (ペイント・ミー・ア・ピクチャー) 66年15位
ビートが効いてる分、メロディが弱くなってきている。やや人気に翳りが。
02705 Where Will The Words Come From (ホエア・ウィル・ザ・ワーズ・カム・フロム) 67年21位
明らかにキャッチーさが落ちている。Lovin’ Spoonfulあたりを意識したのかしらん。
02706 Girls In Love (ガールズ・イン・ラヴ) 67年39位
ホーンとか入れて、時代に合わせているけれど(Beatlesの「愛こそすべて」風?)、基本は変わっていないからヒットはしないよな。アレンジはニック・デカロだった。
02707 Sealed With A Kiss (涙のくちづけ) 68年19位
Brian Hyland等で有名な曲のカヴァー。元はいい曲だけど、歌で聴かせる人じゃないから、ちょっとキツい。一気にOut Of Date感が…(リアルタイムで聴いていた訳ではありませんが)。


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