Lennon, John (ジョン・レノン)
今年は生誕70年、没後30年ということで、ジョンで締めくくります。一般的な解説をしてもしょうがないので、それはウィキに任せて、以下私のジョン遍歴を。
ジョンについて覚えている最初は、明星の歌本に載っていた「女は世界の奴隷か」。ヒットはしなかったけれど、ワイルドなサックスとかカッコよかったよね。
その後、赤盤青盤でBeatlesの洗礼を受ける。当時ビートルズの誰が好きかと聴くと、周りは全員ジョンと答えたと思う(1人だけジョージ・ファンがいた)。
初めて買ったアルバムは多分後追いの「イマジン」。ジョンがピアノを弾いているポスターが入っていた。リアルタイムで買った最初は「心の壁、愛の橋」。
10代の頃は1枚のLPを買うのにものすごく悩んだけれど、逆に新しいLPを買うためには平気でビートルズもジョンも売ってしまっていた。それでも手放さなかったのが「イマジン」と「ロックンロール」。
夏休みに軽井沢に行くような友人は、「ジョンを見たよ」って騒いでたっけ。今考えると主夫時代のことだね。
ジョンが撃たれたと聴いたのは大学のサークルの部室だったような気がする。ジョンと同時代を生きていたのは、わずか8年間だったことになる。
02294 Give Peace A Chance (平和を我等に) 69年14位
JohnのTop40ヒットは13曲。思い入れのある曲との重なり度は半分くらいかなあ。特に「ジョンの魂」の曲は1つも含まれていないし。この曲と2296、2297はみんなコーラスをフィーチャーしたロックンロールという点で共通なんだが、正直ピンと来ない。モントリオールのホテルの寝室で録音され(ベッドイン)、コーラスにはその場にいた人が大勢参加している。その中にはPetula Clarkもいたらしい。この曲と2295のクレジットはPlastic Ono Band。
02295 Cold Turkey (冷たい七面鳥/コールド・ターキー) 69年30位
「Cold Turkey」は麻薬の禁断症状のこと。後半は怖すぎ。ギターはClapton。Beatlesで録音しようとしたが、残りの3人に拒絶されたとか、この曲が売れなかったせいで、MBE勲章を返還したとか、いろんなエピソードあり。
02296 Instant Karma (We All Shine On) (インスタント・カーマ) 70年3位
作詞作曲した夜に録音し、10日後に英国でシングル発売されたというエピソードは驚き。プロデュースはPhil Spector。ギターはGeorge、キーボードはBilly Preston。ゴールドディスク。
02297 Power To The People (人々に勇気を/パワー・トゥ・ザ・ピープル) 71年11位
「Instant Karma」と同じに聴こえる。スペクター・サウンドにゴスペル風コーラス。ボビー・キーズのサックスは好きだけど。クレジットはJohn Lennon/Plastic Ono Band; Yoko Ono/Plastic Ono Band。
02298 Imagine (イマジン) 71年3位
これが1位になってないというのも驚きだ(Cashboxでは1位になったんじゃないかな)。英国では何故か75年にリリース、80年の再リリース時に1位になった。あまりに回数を聴き過ぎたので、感性が麻痺して、正直善し悪しが分からなくなっている。ローリング・ストーン誌の500グレイテスト・ソングでは堂々の3位。クレジットはJohn Lennon Plastic Ono Band。
この後発売された名曲「Happy Xmas (War Is Over)」はリリースのタイミングを間違えたとかで、チャートインせず。何故か「Starting Over」と印象がかぶる。
02299 Mind Games (マインド・ゲームス) 73年18位
あまり評判の良くないアルバム「ヌートピア宣言」だけど、これはいい曲。イントロで決まりじゃないでしょうか? アレンジも素晴らしい(というか、アレンジで持ってる?)。
02300 Whatever Gets You Thru The Night (真夜中を突っ走れ) 74年1位
ジョンはNo.1ヒットを出すのが、ビートルズのメンバーでは最後になってしまった(George:70年12月、Paul:71年9月、Ringo:73年11月)。しかし、初のNo.1のかっこよさはハンパない。いきなり始まるボビー・キーズのサックス、エルトン・ジョンのバックコーラスとピアノ、つんのめる疾走感。Eltonと「この曲が1位になったら僕のコンサートに出る」約束をしていたために(ジョンは1位になるとは思っていなかったらしいが)、74年11月ジョンの飛び入り出演が実現することになる。これがジョン最後のリアル・ライブとなった。クレジットはJohn Lennon With The Plastic Ono Nuclear Band。
02301 #9 Dream (夢の夢) 75年9位
「心の壁、愛の橋」から2300に続いて2曲目。まさに夢の中にいるような曲。ずーっと息継ぎしているような曲という印象があったけど、そんなことはないか。エコーのかかった「♩アーパワカワポセポサ♩」が不思議。囁いているのは当時の恋人メイ・パン。13位から突然Top40圏外に落ちてしまったんだよな。
02302 Stand By Me (スタンド・バイ・ミー) 75年20位
この「Stand By Me」は絶品でしょ。名人芸。後、「ロックンロール」でめちゃ好きだったのはBuddy Hollyの「Peggy Sue」。
02303 (Just Like) Starting Over (スターティング・オーヴァー) 80年1位
「ダブル・ファンタジー」を出さなかったら、撃たれなかったんだろうなあとこの曲を聴くたびに思ってしまう。今聴くとドゥーワップの影響とかが濃厚な、実にクラシカルなナンバーだ。いくつかのメロディをつなぎあわせたような不思議な展開だし。Dolly Partonの「Starting Over Again」の影響も? いろいろ書きましたが、愛すべき名曲です。英国でも1位。ゴールドディスク。
02304 Woman (ウーマン) 81年2位
「ダブル・ファンタジー」から2曲目。思い入れもあるだろうけど、どこから聴いても名曲。ジョンによるコーラスのダビングが美しい。英国ではNo.1。ゴールドディスク。
02305 Watching The Wheels (ウォッチング・ザ・ホイールズ) 81年10位
「ダブル・ファンタジー」から3曲目。名曲3連発って感じだね。Yokoの曲と交互に入ってるんで、アルバムとしてはあまり聴かなかったけど。
02306 Nobody Told Me (ノーバディ・トールド・ミー) 84年5位
死後にリリースされた未発表作品集「ミルク・アンド・ハニー」より。録音されたのは「ダブル・ファンタジー」と同時期。Ringoのために書かれた曲らしいが、言われてみればそんな感じ。陽気でコミカルな曲調。


最近のコメント