Buckinghams, The (バッキンガムズ)
ブラス・ロックの嚆矢と言われるのが、このバッキンガムズ。No.1ヒットもあるのに、ちっとも知られていない。ソフト・ロックに分類される音だが、ソウルフルなホーン・セクションを導入したところがミソで、そこが後にBSTやシカゴのプロデューサーとなるJames William Guercioの手腕なんだろう。
ブリティッシュ勢みたいなグループ名だが、シカゴ出身の5人組。
00447 Kind Of A Drag (カインド・オブ・ア・ドラグ) 67年1位
マイナー・レーベルから出した曲が大ヒット。作曲者はJim Holvayという人で彼らのヒットのほとんど(449以外)を共作している。いかにも60年代後半っぽいメロディアスできれいなコーラスを聴かせるポップスで、これにホーン・セクションが絡む。
00448 Don’t You Care (ドント・ユー・ケア) 67年6位
この曲から、レーベルはコロンビア、ガルシオのプロデュースとなる。No.1ヒットの447と同様、ホント60年代後半っぽいメロディですね。好きなタイプの曲です。
00449 Mercy, Mercy, Mercy (マーシー・マーシー・マーシー) 67年5位
彼らを初めて知ったのは多分この曲。マイルス・デイヴィスと一緒に演っていた有名なサックス奏者Cannonball Adderley(キャノンボール・アダレイ)のインストゥルメンタル・ナンバー(ジョー・ザヴィヌル作曲)に歌詞をつけたもの。多くの人にカバーされているスタンダードだけに、バッキンガムズの中では異色。ソウル・ジャズ! これを聴くと、BSTの先駆と言われるのもわかる。
00450 Hey Baby (They’re Playing Our Song) (ヘイ・ベイビー) 67年12位
他の曲と同傾向だけど、ちょっとメロディが落ちるかなあ。
00451 Susan (愛しのスーザン) 67年11位
これも同傾向の曲なんだけど、最後の方で「A Day In The Life」的に曲が壊れる(は言い過ぎか?)のが、サイケ。こう見てくると、67年1年間で5曲のTop20ヒットを飛ばすというスゴい売れ方だったことがわかる。しかも、翌年以降は1曲のTop40ヒットもないという一過性ぶり。ガルシオと袂を分かったのがすべてですね。70年に解散。


最近のコメント