Animals, The (アニマルズ)
ブリティッシュ・インヴェイジョンの代表的グループ。ゼム(Van Morrison)と並ぶ黒いボーカルはEric Burdon(エリック・バードン)。ビートルズとストーンズは別格として、この頃の英国のバンドでは1番好き。ドアーズもジャニスもアニマルズなしにはなかったのではないか。ジミヘンを見いだしたのも、メンバーのチャス・チャンドラーだし。
64年ニューキャッスルで結成される。オリジナル・メンバーはEric Burdon(ボーカル)、Alan Price(キーボード)、John Steel(ドラムス)、Hilton Valentine(ギター)、Bryan Chas Chandler(ベース)。
00368 The House Of The Rising Sun (朝日のあたる家) 64年1位
アニマルズで最も有名な曲。ボブ・ディランも1stアルバムで取り上げたアメリカ民謡。原曲はニューオーリンズの娼家のことを歌っている。何と言っても、アレンジをしたアラン・プライスのオルガンが圧巻。Rolling Stoneの500 Greatest Songs Of All Timeで122位にランクされている。
00369 I’m Crying (アイム・クライング) 64年19位
彼らの場合、カバーが多くて、意外なほどオリジナルが少ないんだが(プロデューサーのMickie Mostの方針)、これはBurdonとPriceのオリジナル。
00370 Don’t Let Me Be Misunderstood (悲しき願い) 65年15位
この曲を聴くと、どうしても尾藤イサオを思い出してしまう。「♪誰のせいでもありゃしねえ、みんな俺らが悪いのさ♪」だっけ? サビのところが回転が狂ったみたいに聴こえるのがいつも気になる。ニーナ・シモンのカバー。バードンはニーナ・シモンに憧れていたらしい。その後サンタ・エズメラルダのカバーもヒットした。マイ・フェイバリット。
00371 Bring It On Home To Me (悲しき叫び) 65年32位
これはサム・クックの曲。後にエディ・フロイドもカバーしている。ストーンズっぽい感じ。370〜373は2ndアルバム「Animal Tracks」収録。
00372 We Gotta Get Out Of This Place (朝日のない街) 65年13位
これは有名なソング・ライティング・チームBarry MannとCynthia Weilの作品。「この汚い街を出て行くぞ」と歌う労働者階級の歌。エリック・バードンのボーカル全開。やっぱヴァン・モリソンとこの人が双璧だね。Rolling Stoneの前掲ランクで233位。この曲を最後に、飛行機に乗るのが嫌でアラン・プライスが脱退。
00373 It’s My Life (イッツ・マイ・ライフ) 65年23位
よくできた曲だと思うのだが、この曲を最後にアニマルズはプロデューサーのMickie Most、EMIレコードと離れ、Deccaと契約。ブリル・ビルディングの(職業音楽家による)曲を演るのがイヤだったためと言われている。
00374 Inside-Looking Out (孤独の叫び) 66年34位
Deccaでの1stシングル。ここから381まではプロデューサーがTom Wilson。「朝日のあたる家」のように昔の曲をバードンとチャンドラーが蘇らせた。これのバードンのボーカルもスゴい。コール&レスポンスがヤードバーズっぽい。グランド・ファンクも演ってるんで有名。。
00375 Don’t Bring Me Down (炎の恋) 66年12位
ブリル・ビルディングがイヤなはずなのに、ゴフィン&キングの曲。全編オルガンがフィーチャーされた、彼ららしいいい曲だけど。バードン以外のメンバーはバラバラとやめていき、この曲を最後にアニマルズは解散。Eric Burdon & The Animalsとして再結成、MGMと契約する。
00376 See See Rider (シー・シー・ライダー) 66年10位
Eric Burdon & The Animals名義の第1弾。1925年にMa Raineyでヒットした「See See Rider Blues」のカバー。確かにブルースだね。昔からの彼らのレパートリーだった曲。GSのタイガースのレパートリーでもある。
00377 Help Me Girl (ヘルプ・ミー・ガール) 66年29位
これはモータウンっぽい。シュープリームスを思い出す。ボーカルは黒くて太いバードンだけど。
00378 When I Was Young (若い思い出) 67年15位
実質的にはこの曲からがEric Burdon & The Animalsのようだ。これ以降のヒットは全部彼らのオリジナル曲だし、音がサイケになってくる。「Paint It Black」的だ。
00379 San Franciscan Nights (サンフランシスコの夜) 67年9位
この頃のアニマルズはアメリカ西海岸のグループ。Summer Of Love! ギターのフレーズが好きだな。
00380 Monterey (モンタレー) 67年15位
アニマルズは、何度もこのブログに登場するモンタレー・ポップ・フェスティバルに出演して「Paint It Black」を演奏。そのモンタレーのことを、出演アーティストの名前を織り込みながら歌っている。ますますサイケ。
00381 Sky Pilot (Part One) (スカイ・パイロット) 68年14位
ベトナム反戦歌。シングルのA面・B面のPart1と2を合わせると7分以上。エコーのかかった回転狂った感が独特。エリック・バードンがLSDにはまって?、グループは解散。バードンは69年からWarと一緒に演ることになる。PoliceのAndy Summersは最晩年のメンバー。94年ロックの殿堂入り。


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