Little Anthony And The Imperials (リトル・アンソニー&インペリアルズ)
リトル・アンソニーのファルセット・ボイスは1度聴いたら忘れられない。元々はドゥー・ワップ・グループだが、その後スタイルを変えて70年代まで活躍した希有なグループ。デルフォニックス等のスイート・ソウルへの影響も大。
57年にニューヨーク・ブルックリンで結成された5人組。Little Anthony Andは、DJのアラン・フリードがつけたらしい。
00276 Tears On My Pillow (夜のなみだ) 58年4位
彼らのファースト・シングルで最大のヒット。三連の珠玉のバラード。当時リトル・アンソニーことAnthony Gourdineは18歳。
00277 Shimmy, Shimmy, Ko-Ko-Bop (シミー・シミー・ココバップ) 60年24位
Shimmyというのは60年代初めに流行ったダンスの名前。この曲はノベルティ・ダンス・トラックと紹介されているが、彼らの本領ではなく、やっぱりバラードを聴きたいところ。
00278 I’m On The Outside(Looking In) (アイム・オン・ジ・アウトサイド) 64年15位
リトル・アンソニーはソロ転向を図るもうまくいかず、出戻っての久しぶりのヒット。レコード会社もEndからDCP(Don Costa Productions)へ。ここからのヒット曲はThree ChucklesというグループにいたTeddy Randazzoがほとんど書いているのだが、名曲ぞろい。60年代後半以降のスイート・ソウルを思わせる曲だ。
00279 Goin’ Out Of My Head (ゴーイン・アウト・オブ・マイ・ヘッド) 64年6位
この曲を知ったのは多分レターメンのバージョンで、それでリトル・アンソニー&インペリアルズを知ったんだと思う。もはやスタンダード・ナンバーといっても差し支えない名曲。
00280 Hurt So Bad (ハート・ソー・バッド) 65年10位
この曲もレターメンがカバーしているが、リンダ・ロンシュタットのバージョンが有名。これがマイ・フェイバリットかな。後のスイート・ソウルへの影響はわかるのだが、他にあんまり比べるものがないタイプの音楽だと感じる。
00281 Take Me Back (テイク・ミー・バック) 65年16位
ここまでの3曲に比べると、ちょっと曲調が古いような気がする。
00282 I Miss You So (アイ・ミス・ユー・ソー) 65年34位
この曲だけはRandazzo作ではなく、1940年のヒット曲のカバーらしい。クリス・コナー、ポール・アンカも50年代にヒットさせている。元の曲が古いだけあって、ますます昔に戻った感が。最後のTop40ヒットとなる。


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