Coasters, The (コースターズ)
ドゥーワップにはバラードタイプとアップテンポタイプがあるが、後者に圧倒的な影響を与えたのがCoastersだと私は思っている。伝説的ソングライティング・チームであるLeiber & Stoller(白人)が書いた曲を5人の黒人が歌い、当時人種を超えて支持された(これに匹敵するのはPlattersのみ)。売りは何と言ってもストーリー性のあるノヴェルティ感覚。どの曲にも入ってる5人の掛け合い(?)が楽しい。
55年ロスアンジェルスでドゥーワップ・グループRobinsを母体に結成された。ヒット曲は基本的にRhinoの「The Very Best Of The Coasters」に収録。
02545 Searchin’ (あの娘さがして) 57年3位
「Young Blood」とのダブルA面。リードボーカルのだみ声?と軽快なピアノが対照的。R&Bチャート12週No.1、ゴールドディスク。
02546 Young Blood (ハイティーン気質) 57年8位
「Searchin’」よりもこっちの方がCoastersの本領発揮って感じがする。5人が順番に歌うCoastersの十八番が登場する。正直面白くてカッコいい。最初に知ったのは、Bad Companyのカヴァー。Rolling Stone誌のベスト500では414位。R&BチャートNo.1。
02547 Yakety Yak (ヤキティ・ヤック〜大ほらふき) 58年1位
彼ら唯一のNo.1ヒット。コーラスとサックスの掛け合いが楽しい。サックスはKing Curtis。R&Bチャート7週No.1、ゴールドディスク。
02548 Charlie Brown (怪漢チャーリー・ブラウン) 59年2位
コミカルなタッチの曲が多い彼らだが、この曲はノヴェルティ・ソングとなっている。やはりKing Curtisのサックスをフィーチャーしていて、「Yakety Yak」に近いノリ。いじめられっ子の歌らしく、スヌーピーとは無関係とか。R&BチャートNo.1、ゴールドディスク。
02549 Along Came Jones (早射ちジョーンズ) 59年9位
これもノヴェルティ・ソング。5人の掛け合いが一番強調された曲。テーマは西部劇。後にRay Stevensがカヴァーしている。
02550 Poison Ivy (ポイゾン・アイビー〜毒ある蔦) 59年7位
メロディはこの曲が一番。正統派R&Bだ。ブリティッシュ・インヴェイジョンにも通じるものを感じるが、実際Stonesがカヴァーしてる。サビのところが何かに似ているけど、思い出せない。R&BチャートNo.1、ゴールドディスク。
02551 I’m A Hog For You (あなたに弱いよ) 59年38位
「Poison Ivy」のB面。ちょっと地味かな。とてもR&Bしてるけど。
02552 Run Red Run (ラン・レッド・ラン) 60年36位
60年代に入って曲のヒットが今ひとつになるが、これはいい曲。ピアノをフィーチャーした軽快でとても洒落たナンバー。
02553 Wait A Minute (ウェイト・ア・ミニット) 61年37位
この曲のみ、Leiber & Stollerではなく、Bobby DarinとDon Kirshnerが作っている。でも、「Young Blood」に似過ぎ。この曲のみiTunesでダウンロード(アルバム「Coast Along With The Coasetes」収録)。
02554 Little Egypt (Ying-Yang) (かわいいエジプト娘) 61年23位
最後のTop40もノヴェルティ・ソング。「Short Shorts」に似た世界だな。あとChipmunksみたいかな。


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