Rolling Stones, The (ローリング・ストーンズ) 3/3(1978-1989)
日本ツアーの思い出も書ければいいんだけれど、最初は30年前でもう覚えてないんだよな。双眼鏡で一生懸命Keithの手元を見てたのは覚えているが。あと、Barbee Boysのエンリケが近くにいたな。何しろ初めての来日だから音楽関係者とかは皆あの場にいたんだろう。最新は14年、こちらは家族で行きました。
05911 Miss You (ミス・ユー) 78年1位
8曲目で最後のNo.1。パンクやニューウェーブが出てきた頃で、前からあるロックバンドが古臭く見えてしまう時代だった。Stonesも例外ではない。その中で出されたアルバム「Some Girls(女たち)」は起死回生の一発となった。その1曲目がこのStones’ディスコ・チューン。MickのボーカルとSugar Blueのマウスハープがいい。「ローリングストーン」誌のベスト500で496位。ゴールドディスク。
05912 Beast Of Burden (ビースト・オブ・バーデン) 78年8位
「Some Girls」から2曲目はソウル・バラード。歌心を感じるねえ。♪pretty, pretty, pretty, pretty, pretty, pretty girl♪
05913 Shattered (シャッタード) 79年31位
「Some Girls」から3曲目は、ストリートを感じさせるロックンロール。
05914 Emotional Rescue (エモーショナル・レスキュー) 80年3位
今になって振り返ると、ホントStonesに勢いのあったのは、前作の「女たち」までだったように思う。もちろんその後もライヴアクトとしては大成功し続け、10年後に初来日するわけだが。この曲と5915は同名アルバムより。曲の方はMickがファルセットを聴かせる、「Miss You」に続くディスコ・チューン。
05915 She’s So Cold (氷のように) 80年26位
安心のStones印って感じかな。
05916 Start Me Up (スタート・ミー・アップ) 81年2位
コンサートのオープニングと言えば、この曲。This is Stones’Number。元々は「Black And Blue」の時にレゲエ・ナンバーとして作られた曲だそうだ。後にWindows95のCMにも使われて有名に。メインストリームロックチャート13週No.1。
https://www.youtube.com/watch?v=1IOL-VT-WnE
05917 Waiting On A Friend (友を待つ) 81年13位
友を待ち焦がれて。なかなか素敵なMVです。サックス・ソロはSonny Rollins。
https://www.youtube.com/watch?v=MKLVmBOOqVU
05918 Hang Fire (ハング・ファイアー) 82年20位
5916〜5918はアルバム「Tatoo You」より。コーラスとともに駆け抜けていく感じだね。2分20秒しかないぞ。
05919 Going To A Go-Go (ゴーイング・トゥ・ア・ゴーゴー) 82年25位
ライヴ・アルバム「Still Life」からのカットで、オリジナルは66年のSmokey Robinson & The Miracles。このアルバムでは他にEddie Cochranの「Twenty Flight Rock」も取り上げている。狙いはアルバムのプロモーションか?
05920 Undercover Of The Night (アンダーカヴァー・オブ・ザ・ナイト) 83年9位
Stones’テクノ・ファンク? ヒップホップの影響大。
05921 Harlem Shuffle (ハーレム・シャッフル) 86年5位
Mickがソロアルバムを出したりして、Stones解散か、って言われた頃に出たアルバム「Dirty Work」から1曲目はカヴァー(最初のシングルカットがオリジナルでないのは64年の「It’s All Over Now」以来)。オリジナルはBob & Earlの63年の曲(最高位44位)だけれど、好きな曲だ。この曲はKeithのお気に入りで、バックボーカルはBobby Womack。
05922 One Hit (To The Body) (ワン・ヒット) 86年28位
この曲のビデオがまたMick、Keith不仲説をあおったんだっけ? ギターソロはJimmy Page。この曲も5921と同じアルバムより。
05923 Mixed Emotions (ミックスト・エモーションズ) 89年5位
この曲と5924はアルバム「Steel Wheels」より。すっかり忘れていたが、90年の初来日は「Steel Wheels Tour」だから、これが当時の最新アルバムだったわけだ。MickとKeithも仲直りして、Stones完全復活、来日もしてくれてめでたしめでたし。曲の方は二人の和解がテーマ。Stonesらしいリフが決まってる。メインストリームロックチャートNo.1。
05924 Rock And A Hard Place (ロック・アンド・ア・ハード・プレイス) 89年23位
これが最後のTop40ヒットだったのか。41曲目。この時Mick、Keithは46歳。何も衰えていないのがスゴいね。メインストリームロックチャートNo.1。
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コメント
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今日紹介されている時期はもう安定のStones節ばかりで、『Shattered 』も『She’s So Cold』もカッコよかったし、『One Hit (To The Body)』のキレもさすがだったけど、なかなか度肝を抜かれるようなことはなかったかな。
◾️ Emotional Rescue
そんな中、この曲にはびっくりさせられた。どうやってこんな曲を作るんだろうと思った。
ベースも効いてるけど、私としてはチャーリーのドラムスがたまりません。
Stonesの曲の中でベスト5には入るくらい好きです。
◾️ Harlem Shuffle
『Mixed Emotions』みたいに威勢のいい曲も悪くないんだけど、この曲のグダグダ感はいかにもStonesでマネできないですね。
最後のTop40入りからもう30年以上ですか。
その間だと『Love Is Strong 』『Anybody Seen My Baby? 』とかが好きだったなぁ。
投稿: かてぶし | 2021年1月 3日 (日) 11時44分
この時期、どの曲も嫌いじゃないけれど、思い入れはないかなあ。そういえば、チャーリー・ワッツに言及し忘れてました。彼抜きのストーンズも考えられないよね。
投稿: SAKURAM | 2021年1月 3日 (日) 15時20分
トップ40ヒットから30年以上遠ざかっているんですか~。ビジュアルも含めて、1年に1作以上発表している感じで、第一線を走り続けていますね。ミックなんか70代で心臓手術後、半年足らずでライブをやっちゃんですから!普段の節制の賜です!彼が立派なのはそれだけでなく、アルバム制作、ライブなどちゃんと計画の元に運んでいる、有能なビジネスマンでもあります。
投稿: 夜明けのキャット | 2021年1月 4日 (月) 15時18分
アルバムの方は何歳になっても上位にチャートインすることはありますが、シングルをコンスタントにチャートに送り込むには40代後半あたりに壁があるようです。古くはルイ・アームストロングが63歳でNo.1ヒットなんてこともありましたが、コンスタントにヒットを出していたわけではありませんし。現在ヒット曲を出し続けているEminemは48歳、かなりスゴいことですね。
ミック・ジャガーのイメージは精力絶倫と、おっしゃる通り有能なビジネスマンでしょう。
投稿: SAKURAM | 2021年1月 4日 (月) 17時48分