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2021年1月11日 (月)

Hammond, Albert (アルバート・ハモンド)

Img_0055 Img_0056  アルバート・ハモンドと言えば、「落葉のコンチェルト(For The Peace Of All Mankind)」だけれど、アメリカではシングルカットされていない。子どもの頃買ったシングルをアップしておく(もう1枚は「ダウン・バイ・ザ・リバー」。日本では74年に出たけれど、アメリカでは72年のデビューシングル)。

 42年ロンドン生まれのポップシンガーでソングライター。日本では「孤独とさすらいのシンガー」というキャッチフレーズで売り出されたが、ジブラルタルで育ち、モロッコのストリップ小屋でデビューし、ロンドンに移った後、更にカリフォルニアに渡ったらしい(「ダウン・バイ・ザ・リバー」のライナーより)。意外にもTop40ヒットは2曲しかなく、むしろソングライターとして成功した人。例えば、ホリーズ の「安らぎの世界」、レオ・セイヤーの「はるかなる想い」(いずれもオリジナルは彼自身)、カーペンターズの「青春の輝き」、スターシップの「愛はとまらない」、エイス・オブ・ベイス「ドント・ターン・アラウンド」など。

 

05947 It Never Rains In Southern California (カリフォルニアの青い空) 72年5位

Img_0057  この曲を聴いてすぐに堺正章の「さらば恋人」を連想したが、そちらは71年、こちらは72年なんだよね。昔からの謎です。答①アルバート・ハモンドが「さらば恋人」をパクった、答②「カリフォルニアの青い空」は71年には出来ていて、それを筒美京平先生がどこかで聴いた、答③偶然似た(こういうコード進行はありがち)。どれが正解なんでしょうか? って、ぐらい似てるよね。ずっと明るい歌だと思ってたが、かなり悲惨な歌詞。実体験がベースにあるのだろうか? Tony Toni Toneのは同名異曲。ゴールドディスク。

https://www.youtube.com/watch?v=Gmq4WIjQxp0

 

05948 I’m A Train (アイム・ア・トレイン) 74年31位

 こんな曲あったんだ。ラテン風味でPaul Simonを思い出した。

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音楽 70年代 H」カテゴリの記事

コメント

私も『落ち葉のコンチェルト』は大好き(たぶん初めてリクエストはがきがラジオ局に採用された)で、シングル盤も買いました。
『ダウン・バイ・ザ・リバー』も買ったような気がするな。
『落ち葉のコンチェルト』のサビで声が裏返るあたりの哀愁感たっぷりなところが気に入っていたんだけど、『カリフォルニアの青い空』も『ダウン・バイ・ザ・リバー』も顔つきも、イギリスじゃなくてイタリアっぽいな、と思っていました。

> むしろソングライターとして成功した人。
それはあまり知らなかった。
iTunesのライブラリーを調べていたら、Simply Redの曲にもクレジットされていてびっくりしました。

ソングライターとしてのAlbert Hammondは、職業作曲家って感じで(私の天敵?のDiane Warrenと組んでChicagoの曲を書いたり)、正直あまり興味は持てませんが。

「さらば恋人」は筒美京平先生ご自身も気に入っていた一曲で作詞は北山修。それまで加藤和彦、端田宜彦、杉田二郎という仲間内にしか詞を提供していなかった北山さんに、京平先生からの要望で実現したコラボレーションで、曲先だったとのこと。松本隆、荒井由実、井上陽水などに詞を書かせたのに先んじる新興勢力とのコラボ初めと言っていい作品で、時代的にも気合い的にも、パクリはあり得ないです。詞はご指摘のように暗いけど、北山修さんの詞はよく聴けば暗いのが多いです。「あの素晴らしい愛をもう一度」にしても「風」にしても。「カリフォルニアの青い空」「落ち葉のコンチェルト」の邦題をつけたのは高橋裕二さんという有名なCBSソニーのディレクター。秋田大学鉱山学部出身という異色の方です。チェイス「黒い炎」(原題:Get It On)ABBAの前身・ビヨルンとベニー「木枯らしの少女」(原題:She's My Kind Of Girl)も彼の〝作品〟です。

「ミュージックマガジン」の12月号の筒美京平先生の特集で、近田春夫が「さらば恋人」の元は「カリフォルニアの青い空」だと喋っていたのですが、読者から連絡があったのか、1月号でお詫びをしてました。あと、歌詞が暗いと書いたのは、「カリフォルニアの青い空」の方です。

「カリフォルニアの青い空」は私も好きで今もよく聴きますが他はあまり聞かないなあ。ベスト盤と「風のララバイ」というアルバムがあるけど。歌詞が暗いというのは私は英語はわかりませんがビートルズの「ロングアンドワインディングロード」みたいなものなんかな。メロディーはいいんだけどなあ。

「カリフォルニアの青い空」の歌詞は、映画に出れるというんで、カリフォルニアに来たけれど、仕事はないし、食うや食わずで、田舎に帰りたい。カリフォルニアには雨が降らないって聞いたけれど、土砂降りだ、みたいなかなり直接的に暗い歌詞です。まあ「アローンアゲイン」ほど悲惨ではありませんが。

「アローンアゲイン」もそんな歌詞なんですか私の好きな曲はみんなそんなのですね。「クレア」なんか女の子の笑い声が入ってていいんだけどなあ。

「アローンアゲイン」は結婚式で花嫁が現れず、塔から身を投げようかという歌ですから。私も当時はそんな歌とは知りませんでしたが。「クレア」は暗い歌ではありませんよ。でも、アブナイ歌かな。その辺はギルバート・オサリヴァンを取り上げる時に書きますね。

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