« Gaye, Marvin (マービン・ゲイ) 2/3(1967-1969) | トップページ | GTR (GTR) »

2021年1月17日 (日)

Gaye, Marvin (マービン・ゲイ) 3/3(1970-1982)

 おそらく最も古い体質のモータウンレコードから、「Whats Going On」という、アーティストによるセルフプロデュースのメッセージ性の高いアルバムが出たというのはスゴいことだったんだろうね。これをStevie Wonderが追っかけたわけだ。アルバムのリリースまで2年のブランクがあるが、Tammi Terrellの死のショックも影響しているらしい。

 5992以外は全曲「Anthology」に収録。このアルバム、90年頃に日本盤を買ったのだけれど、ヒット曲はほとんど入っているスグレモノだった(モータウンのアーティストのシリーズが他にも沢山出てた)。

 

05980 The End Of Our Road (エンド・オブ・アワ・ロード) 70年40位

 5981の前に1曲。Norman WhitfieldBarrett Strong等の曲をGladys Knight & The Pipsがヒットさせて、それをカヴァーというのは「悲しいうわさ」と同じパターンだが、こちらは不発。

 

05981 What’s Going On (愛のゆくえ/ホワッツ・ゴーイン・オン) 71年2位

 ボーカル、リズム、コーラス、ストリングス、サックス…。私の語彙ではこの曲の持っている複雑な魅力は伝えられない。弟がベトナム戦争に行っていたことが、反戦というテーマに影響したらしい。なぜ1位になれなかったのかと思って調べたら、Joy To The Worldのためだった、う〜ん。ローリングストーン誌のベスト5004位、R&Bチャートでは5No.1

https://www.youtube.com/watch?v=o5TmORitlKk&feature=emb_logo

 

05982 Mercy Mercy Me (The Ecology) (マーシー・マーシー・ミー) 71年4位

 この曲も大好き。エコロジーがテーマ。R&BチャートNo.1

 

05983 Inner City Blues (Make Me Wanna Holler) (無への叫び) 71年9位

 59815983はアルバム「Whats Going On」からの三部作って感じだね。この曲はゲットーがテーマ。これもR&BチャートNo.1

 

05984 Trouble Man (トラブル・マン) 72年7位

 同名映画の主題歌。どんな映画か、全く知らないが。『黒いジャガー』とか『スーパー・フライ』とかもあった。Marvinのファルセットが炸裂。

 

05985 Let’s Get It On (レッツ・ゲット・イット・オン) 73年1位

 社会派から一転、セックス一辺倒へ。当時はそんな歌だなんて、全然知らずに、温かい歌声だなあと思って聴いていた。ローリングストーン誌のベスト500167位、R&Bチャート6No.1

 

05986 You’re A Special Part Of Me (噂の二人) 73年12位

 4人目のデュエットの相手は何とDiana Ross。大物同士ではあるが、あまり評判よくないよね。クレジットは、Diana Ross & Marvin Gaye

 

05987 Come Get To This (夢を追いかけて) 73年21位

 アルバム「Lets Get It On」からの第2弾だけれど、60年代っぽさもある。

Img_0059_20210109064401

05988 My Mistake (Was To Love You) (マイ・ミステイク) 74年19位

 Diana Ross & Marvin Gayeの第2弾は、掛け合いソング。なぜか、シングル持ってた。メロディがわかりやすかったからだろうな。

 

05989 Distant Lover (ディスタント・ラバー) 74年28位

 ライヴ録音。とにかく、歌い出しのところの歓声に圧倒される。熱唱につれ、熱狂的歓声も高まっていって、スゴいな。

 

05990 I Want You (アイ・ウォント・ユー) 76年15位

 「Whats Going On」の再来って言ってもいいぐらい。七変化のボーカル(コーラス)と不思議な世界(コンガのせいかな?)が繰り広げられる。マイフェイバリット。R&BチャートNo.1

https://www.youtube.com/watch?v=3bxRYEt92TQ

 

05991 Got To Give It Up (Pt.Ⅰ) (黒い夜(パート1)) 77年1位

 ライヴ盤に入っているけれど、スタジオジャム。チープな?トラックにMarvinのファルセットがのって、これがまたいいなあ。2013年のRobin Thickeの大ヒット「Blurred lines」が盗作だと訴えられて負けたんだよね。あっちも、またかっこいいこと。R&Bチャート5No.1

 

05992 Sexual Healing (セクシャル・ヒーリング) 82年3位

 打ち込みサウンドをバックにMarvinの極上ボーカル。この復活の後、どんな作品を聴かせてくれていたのだろう? 最初で最後のグラミー賞、最優秀R&B男性ボーカル賞受賞、実質遺作になってしまった。悲しすぎる。ローリングストーン誌のベスト500231位、R&Bチャート10No.1、プラチナディスク。

なお、2001年にMarvinをフィーチャーしたErick Sermonの曲がTop40入りしている。

« Gaye, Marvin (マービン・ゲイ) 2/3(1967-1969) | トップページ | GTR (GTR) »

音楽 60年代 Gaye, Marvin」カテゴリの記事

コメント

> このアルバム、90年頃に日本盤を買ったのだけれど、ヒット曲はほとんど入っているスグレモノだった(モータウンのアーティストのシリーズが他にも沢山出てた)。
私も「Anthology」は買ったけど、思ったほどハマらなかったな。
確かDiana Rossのも買って、こちらはとてもお買い得だと思ったような記憶があるけど。
私は晩年のヒット曲に大好きなのが多かった。

■What’s Going On
結構好きです。
この曲より前の時代は、悪くないけど今ひとつピンと来ないままだった。

■Mercy Mercy Me (The Ecology)
これも好きです。
Robert Palmerのカバーよりずっといい。

■Let’s Get It On
> 社会派から一転、セックス一辺倒へ。
へぇ、そうなんですか。
私も「温かい歌声だなあと思って聴いていた」。

■You’re A Special Part Of Me
■My Mistake (Was To Love You)
Dianaとのデュエットと言えば『You Are Everything』だとばかり思っていて、どちらも全く覚えてなかった(後者は曲を聴いて思い出したけど)。
あんまりピンと来ないなぁ(『You Are Everything』もさほど気に入っていたわけではないけど、デュエットとしての作りは高水準かなと感じていた)。

■I Want You
この曲は大好きでハマりました。
「軽く流したディスコ・ナンバー」みたいにちょっと否定的に扱われていたけど、私は実力を感じたなぁ。
これもゴツゴツしたRobert Palmerバージョンよりずーっといい。

■Got To Give It Up (Pt.Ⅰ)
これが一番好き。
今でもよく聴きます。
いつまでもだる〜く聞いていたい。
ボーカル的には面白くないかもしれないけど。
『I Want You』とこの曲の間に出た『After The Dance』もかなり好きだったし、1978年の『Pops, We Love You』も悪くないし、やっぱり私はこの時期がいいですね。

モータウンの「Anthology」は当時ほとんど全部買いました(Mary Wellsを買い損ねたのは失敗)。私も60年代のMarvin Gayeにはあまり思い入れはありません。好きなのは何と言っても「What’s Going On」「I Want You」「Got To Give It Up」ですね。かてぶしさんから、初のTop40ヒット「Hitch Hike」にコメントがなかったのは意外でした(書き忘れたけれど、「Can I Get A Witness」もストーンズがカヴァーしてますね)。

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« Gaye, Marvin (マービン・ゲイ) 2/3(1967-1969) | トップページ | GTR (GTR) »

無料ブログはココログ
2021年3月
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31      

カテゴリー

最近のトラックバック