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2020年6月 6日 (土)

King, Carole (キャロル・キング)

 60年代前半は夫Gerry Goffinとブリルビルディングのソングライターとして活躍、70年代にはシンガーソングライターの時代を切り拓いたのが、Carole King

 42年ニューヨーク・ブルックリン生まれ。Neil Sedakaの「おゝ!キャロル」が彼女のことを歌ったというのは有名な話。Goffin-Kingとして、ShirellesWill You Love Me Tomorrow」、Steve LawrenceGo Away Little Girl」、Bobby VeeTake Good Care Of My Baby」、Little EvaThe Loco-Motion」と4曲ものNo.1ヒットを出した(しかも、この内の2曲はカヴァーもNo.1に)。

 ソロ2作目の「Tapestry(つづれおり)」は、「Whats Going On」と並んで時代を変えた名盤(リアルタイムではありませんが)。私はカセットテープに録って、よく聴きました。15週連続No.1Best200318週チャートイン、世界で2500万枚以上売れた。90年、ロックの殿堂入り。

 521252245225以外は「Her Greatest Hits: Songs Of Long Ago」(784位)」に収録。今でこそ、Long Agoの曲だけどねえ()

 

05212 It Might As Well Rain Until September (泣きたい気持) 62年22位

 ブリルビルディング時代唯一のTop40ヒット。Bobby Veeのために吹き込んだデモテープが、本人のレコード発売に結びついたらしい。よくできたガールズ・グループの曲って感じ。それにしても9年後の「つづれおり」との距離の遠さに驚く。

 

05213 It’s Too Late (イッツ・トゥ・レイト(心の炎も消え)) 71年1位

 この曲のどこが好きかっていうと、♪Its too late, baby, its too late, now darlin, its too late.♪って、終わるところ。そこを聴きたくてこの曲を聴く。あと、めくるめく間奏も最高!

 5週連続No.1、グラミー賞レコード・オブ・ジ・イヤー、ローリングストーン誌では469位。アダルトコンテンポラリーチャートNo.1、ゴールドディスク。

https://www.youtube.com/watch?v=mQHqcflgXo0

 

05214 I Feel The Earth Move (空が落ちてくる/アイ・フィール・ジ・アース・ムーヴ) 71年1位

 5213B面。「つづれおり」ではA面の1曲目。アルバムの中では一番激しい。邦題が原題の♪I feel the earth move under my feet♪の所ではなくて、その次に出てくる♪I feel the sky tumbling down♪の方を採っているのは何故だろう? この曲も間奏が好きなんだよな。

 

05215 So Far Away (去りゆく恋人/ソー・ファー・アウェイ) 71年14位

 A2曲目。アコギはJames Taylor。「きみの友だち」は彼でNo.1に。

 

05216 Smackwater Jack (スマックウォーター・ジャック) 71年14位

 5215B面。ここまでは「つづれおり」より。シャッフルビートが楽しいナンバー。ホントにこのアルバムの演奏はいいなあ。

 

05217 Sweet Seasons (スウィート・シーズンズ) 72年9位

 やはりNo.1になったアルバム「Music」より。よくできた曲だなあとは思うんだが、あまり食指は伸びないかなあ。

 

05218 Been To Canaan (なつかしきキャナン) 72年24位

 ほんわかしてて、いい曲だなあ。ボンゴ?がポコポコ行ってて。キャナン(カナン)は、聖書の約束の地、乳と蜜の流れる場所のこと。私は行ったことがあるって、どこのことなんだろう? アダルトコンテンポラリーチャートNo.1

 

05219 Believe In Humanity (ヒューマニティー) 73年28位

 ブラスセクションをフィーチャーしたソウルっぽい曲なんだけど、彼女の本領なのかは?

 

05220 Corazon (コラソン) 73年37位

 タイトルはスペイン語で「心」という意味。全編スペイン語の曲。こちらもブラスの入ったラテンソウル風? ちょっと迷走してる感じが…。

 

05221 Jazzman (ジャズマン) 74年2位

 52215222は久々のNo.1アルバム「Wrap Around Joy(喜びにつつまれて)」より。Tom Scottのサックスを全編にフィーチャーしてて、わかりやすくなった。

 

05222 Nightingale (ナイチンゲール) 75年9位

 やっぱりこの頃の曲はなつかしいなあ。ポップで流れるようなメロディが好み。アダルトコンテンポラリーチャートNo.1

https://www.youtube.com/watch?v=_8k_NUEuGMo

 

05223 Only Love Is Real (オンリー・ラヴ・イズ・リアル) 76年28位

 なんか先祖返りした感じのいい曲だ。もう少しヒットしてもよかったんじゃないの? アダルトコンテンポラリーチャートNo.1

 

05224 Hard Rock Cafe (ハード・ロック・カフェ) 77年30位

 コロラド出身のバンド・ナヴァロをバックに、メキシカン(マリアッチ)風の楽しいナンバー。あのハード・ロック・カフェとは関係ないよね?

 

05225 One Fine Day (ワン・ファイン・デイ) 80年12位

 最後のTop40ヒットはChiffonsの曲(635位)のセルフ・カヴァー。Carole Kingというと、どうしても「Tapestry」のイメージになるが、キャリアを考えると、こういう楽しいナンバーも本領なんだよね。これで5212に戻るって感じだな。

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音楽 60年代 King, Carole」カテゴリの記事

コメント

粒ぞろいの名曲を残した人だと思うけど、シンガーとしてはあまりハマらなかったなぁ。
前に「ロックが聴きたくて洋楽番組を探していた」と書いたが、もうひとつ「歌詞の意味がわからない音楽を聴きたくて=日本語の歌詞が耳に入ると否応なく意味が脳内に再生されてしまうのが煩わしくて洋楽が聴きたかった」ということもあった。
そういう姿勢だと、彼女みたいなシンガーソングライターの曲を一切歌詞を無視して聴くのは半分申し訳ないような気持ちもあって、どことなく距離を置いていたのかもしれない。

◼︎It’s Too Late
名曲であることは間違いない。
> めくるめく間奏も最高!
って言われて初めて、あんな間奏だったんだと気がついた。
申し訳ない、なんかイージーリスニング的ジャンルの曲だという固定観念で、ながら聞きしかしてなかったのかもしれません。

◼︎I Feel The Earth Move
こっちの方が好きでした。
でも、カッコいい曲なんだけど、やっぱりボーカルは弱いよね。

◼︎Jazzman
彼女の曲では一番好きだったかもしれない。
導入部がすべて。
その後は、サックスが気持ちいいけど、あとはいつも通りだもんな。

◼︎Only Love Is Real
この曲も結構気に入っていた。
> なんか先祖返りした感じのいい曲だ。
言われてみれば、ホントにそうだなぁ。
歌詞の量が多いけど、例によってなーんにも意味を考えずに聴いてきた。

「Tapestry」を聴くとプロのミュージシャンが集まって、いい演奏をしているなあと思います。「It’s Too Late」の間奏、いいでしょ?

「Will You Love Me Tomorrow」が私はとくに好きです。
Shirelles盤は若い女性の可愛いらしい不安を歌っているように聴こえますが、テンポを落としたCarole King盤は達郎さんも番組で言われていたように「人生の深みまでも歌われている」。
松本隆さんも、この曲が音楽を聴き始めるきっかけになったと斉藤由貴さんとの番組で話されていました。
Gerry Goffin もやはり天才。クスリ漬けになって離婚してしまったのが惜しまれます。

HIRAJO-Kさん、コメントありがとうございます。私がGoffin-Kingで好きなのは、断然「Will You Love Me Tomorrow」と「You Make Me Feel Like A Natural Woman」で、その2曲を「Tapestry」でセルフカヴァーしているんですよね。松本隆の話は全然知りませんでした。独断に満ちたブログですが、機会があれば、また是非コメントください。よろしくお願いします!

このところ「The Essential Carole King」を聴いています。
『It Might As Well Rain Until September』は実にウェルメイド。
やっぱり『Jazzman』が一番いい。
『It’s Too Late』と『Only Love Is Real』を続けて聴くと、イントロの雰囲気といい韻を踏んだたたみかけるボーカルといい、ほとんど焼き直しみたいにそっくりだけど、後者はサビがイマイチかな。
……とかとか、改めての感想。
ところで『Will You Love Me Tomorrow』は、Dave Masonのカバー(『Will You Still Love Me Tomorrow』だけど)が割に好きです。
Roberta Flackのも悪くない。

Essentialは、彼女自身で1枚、彼女の曲を人が演っているので1枚になっているんだ。なかなかいい企画ですね。Dave MasonのカヴァーはTop40入りしてますね。あとで聴いてみます。

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