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2020年5月の31件の記事

2020年5月31日 (日)

Black Eyed Peas, The (ブラック・アイド・ピーズ)

 2000年代、一番好きだったのがこのグループ。多分iPodCMで聴いたのが最初じゃないかなあ? ヒップホップをベースにしつつもミクスチャー(雑食性)が魅力。メンバーは、will.i.amapl.de.apTabooFergie。人種もミクスチャー。ただし、私が好きだったのは、3作目の「Elephunk」と4作目の「Monkey Business」に尽きる。グラミー賞を6回獲ってる。

 

05191 Where Is The Love? (ホエア・イズ・ザ・ラヴ) 03年8位

 もともと彼らのファンだったFergieの参加とともにメジャーシーンに躍り出たBlack Eyed Peasの記念すべき初ヒット。「愛はどこにある?」と世界に呼びかけているスタイルがすごく好き。Justin Timberlakeが作曲やコーラスに参加している。もちろんRoberta Flack & Donny Hathawayとは同名異曲。

英国では1位。デジタルでプラチナム。

 

05192 Hey Mama (ヘイ・ママ) 04年23位

 上にも書いたiPodCMで使われた。51915193は「Elephunk」より。デジタルでゴールド。

 

05193 Let's Get It Started (レッツ・ゲット・イット・スターテッド) 04年21位

 かっこよすぎ! ♪Let's get it started, ha, let's get it started, in here.♪ってとこが好き。デジタルでプラチナム(300万)。

https://www.youtube.com/watch?v=IKqV7DB8Iwg

 

05194 Don't Phunk With My Heart (ドント・ファンク・ウィズ・マイ・ハート) 05年3位

 51945197は猿でもわかる彼らの最高傑作「Monkey Business」より。Fergieが目立ってきました。ボリウッド映画の曲をサンプリングしている。デジタルでゴールド。

 

05195 Don't Lie (ドント・ライ) 05年14位

 ミッドテンポで爽やか。Fergieが効いてるなあ。

 

05196 My Humps (マイ・ハンプス) 05年3位

 Fergieのソロに近くなってる。歌詞が酷いと話題に。Sexual Harassmentの「I Need a Freak」を(最初は勝手に)サンプリング。個人的にはイントロが一番気に入ってる。デジタルでプラチナム(200万)。

 

05197 Pump It (パンプ・イット) 06年18位

 マイフェイバリット! いきなしのKing Of The Surf GuitarDick Daleの「Misirlou」(『Pulp Fiction』でも有名)と、そこにかぶる掛け声でノックアウト。マリアッチ風展開も好み。後半のFergieもカッコイイ。

https://www.youtube.com/watch?v=ZaI2IlHwmgQ

 

05198 Boom Boom Pow (ブン・ブン・パウ) 09年1位

 この曲は12週連続、引き続き519914週連続、同一アーティストで26週連続No.1の記録を作ってしまったのは、信じられない。5202までは「The E.N.D.」からだが、完全にエレクトロニック路線に振ってきたんで、正直興味半減。Fergieのラップ・パートは好きだけど。デジタルでプラチナム(500万)。

 

05199 I Gotta Feeling (アイ・ガッタ・フィーリング) 09年1位

 5198よりは好きだが、14No.1はやりすぎだろ。PVFergieはほとんど裸。Policeの「Every Breath You Take」からサンプリングしてるみたいだが、どこ?

デジタルでダイヤモンド、って初めて聞いたが1,000DLってことらしい。

 

05200 Meet Me Halfway (ミート・ミー・ハーフウェイ) 09年7位

 バックコーラスだけ好き。英国では51985200まで全て1位。デジタルでプラチナム(200万)。

 

05201 Imma Be (アイマ・ビー) 10年1位

 このNo.1はわからん。Snoop DoggNo.1Drop It Like Its Hot」みたいだ。デジタルでプラチナム(200万)。

 

05202 Rock That Body (ロック・ザット・ボディ) 10年9位

 こっちの音を(以前の音ではなくて)時代が求めたってことだよね、PVも含めて。Rob Base & DJ E-Z Rockの「It Takes Two」をサンプリング。

 

05203 The Time (Dirty Bit) (ザ・タイム(ダーティー・ビット)) 10年4位

 次のアルバム「The Beginning」(52035204を収録)も同一路線。最近Patrick Swayzeで紹介した映画『Dirty Dancing』のテーマ曲The Time Of My Lifeをわかりやすくサンプリングしてる。

英国では1位。デジタルでプラチナム(300万)。

 

05204 Just Can't Get Enough (ジャスト・キャント・ゲット・イナフ) 11年3位

 東日本大震災の1週間前に日本でPVが撮影された。TOKYOの夜が彼らの当時の音と同じ世界観だったってことなんだろうね。♪粗茶♪って何だと思ってたら、switch upって言ってたんだ。

デジタルでプラチナム(300万)。

 

05205 Ritmo (Bad Boys for Life) (リトゥモ) 20年26位

 このブログで現在チャートインしている曲を紹介するのは初めて。04年までに1曲でもTop40入りしたアーティストのヒット曲は、05年以降も全部紹介するというルールのため。

 Black Eyed Peas11年に活動停止、Fergieも脱退。18年に久しぶりのアルバムが出たのだが、なぜか200位にも入らず(私も買わなかったけれど)。この曲は9年ぶりのTop40入りとなった。映画『Bad Boys』シリーズの第3作『Bad Boys for Life』のテーマ曲。このシリーズからは、Diana KingとかNellyとかヒットが出た。全編、イタリア発のユーロダンス・グループCoronaの「The Rhythm Of The Night」をサンプリング。

クレジットは、The Black Eyed Peas X J. BalvinJ. Balvinはコロンビア出身で、17年に「Mi Gente」を3位に、18年にCardi Bの「I Like It」に客演して1位にしている。

2020年5月30日 (土)

Orlando, Tony, & Dawn (トニー・オーランド&ドーン)

 70年代前半のポップスと言えば、ドーンだね。元アイドルシンガーで音楽出版社に勤めていたTony Orlandoがプロデューサー(元Tokensのメンバー)に頼まれて、渋々「Candida」のボーカルを吹き込んだのが始まり。バックコーラスは黒人女性のTelma HopkinsJoyce Vincentだが、録音は別だったため、Tonyとは会ってもいない。ジャケットには4人の白人男性が写っているが、そこにはTonyさえ含まれておらず、架空のグループだった。ところが、「Candida」「Knock Three Times」が大ヒットして、欧米で人気が出たため、ツアーをすることになり、Tonyが渋るTelmaJoyceを説得してグループが結成された。以上は「ビルボード・ナンバー1・ヒット」の記述より。人間何が幸いするか、わからないもんだ。3曲のNo.1ヒットを出し、74年から76年まで毎週テレビ番組を持つグループになるわけだから。77年に解散。その後、Telmaは女優になったらしい。

 と書いた後で、英語のWikiを見たら、「Candida」や「Knock Three Times」の録音にはTelmaJoyceは参加していないみたい。ツアーの時に以前仕事で知り合ったTonyが誘ったようだ。

 51895190以外は「The Definitive Collection」に収録。Tony Orlandoのソロヒットは別に紹介する予定。

 

05177 Candida (恋するキャンディダ) 70年3位

 Tony Orlandoの前に吹き込まれた(ボツになった)ボーカルがDriftersみたいだったとの記述を見つけた。単なるバブルガムではなく、ちょっとラテン風味のDriftersのような名曲だと思う。ゴールドディスク。

https://www.youtube.com/watch?v=uJrBdSwjsUQ

 

05178 Knock Three Times (ノックは3回) 70年1位

 5177と同一路線だが、こっちの方がバブルガム寄りかな。階下に住む女性に向かって、返事がYesなら天井を3回、Noなら配管を2回叩いてと歌ってるんだが、シチュエーションがよくわからない。全くどーでもいい話をすると、当時大信田礼子の「ノックは無用」という歌があって、題名を対で覚えてました。3週連続No.1のゴールドディスク。

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05179 I Play And Sing (拍手はいっぱい) 71年25位

 なぜかシングル持ってたんで、ジャケット載せたけど、この期に及んで6人組ってことになってたのかね? わけわからん。曲の方はライヴでもないのに、邦題通り拍手ばっかり出てくる曲。



05180 Summer Sand (海辺で遊ぼう) 71年33位

 この曲までのクレジットは単にDawnとなっていて、多分TelmaJoyceは歌っていない。作曲はIrwin LevineLawrence Russell Brownだが、Dawnの場合、このコンビが一番多い(51785182もそう)。

 

05181 What Are You Doing Sunday (恋は日曜日に) 71年39位

 この曲からクレジットはDawn Featuring Tony Orlandoに。あまりヒットしてない曲でも、Dawnの曲はポップでいい曲が多いな。と思ったら、英国では3位まで行ってました(51785182は英国でも1位)。

 

05182 Tie A Yellow Ribbon Round The Ole Oak Tree (幸せの黄色いリボン) 73年1位

 日本では『幸福の黄色いハンカチ』の元ネタとして有名な、実話を基にした曲。主人公は小切手の偽造で3年間刑務所に入っていて、バスに乗ってジョージアの故郷に帰ってきたらしい。何度聴いてもハッピーエンドの盛り上がりはいいねえ。This is ポップス!

ロックエラでカヴァーが史上2番目に多い曲らしい(1988年の本の記述だが。1位はYesterdayらしい)。4週連続No.173年の年間チャートNo.1、アダルト・コンテンポラリー・チャートNo.1、ゴールドディスク。

https://www.youtube.com/watch?v=_dggAQk5peA

 

05183 Say, Has Anybody Seen My Sweet Gypsy Rose (嘆きのジプシー・ローズ) 73年3位

 二匹目のドジョウとしては上出来だった。奥さんだったダンサーを探す歌。アダルト・コンテンポラリー・チャートNo.1、ゴールドディスク。

 

05184 Who’s In The Strawberry Patch With Sally (いちご畑のサリーちゃん) 73年27位

 この曲から何故かクレジットはTony Orlando & Dawnに変更。原題も邦題も長いのはお約束。流石に3匹目のドジョウは?

 

05185 Steppin’Out (Gonna Boogie Tonight) (恋のブギ・ウギ・パーティ) 74年7位

 流石に路線変更。オールドタイムな雰囲気が素敵! ここまで同じコンビが作ってるんで、曲調はそんなに変わっていないけれど。

 

05186 Look In My Eyes Pretty Woman (恋する瞳) 75年11位

 ちょうど全米トップ40をちゃんと聴き始めた頃にヒットしていた曲なんで、ミョーに懐かしい。ホント久しぶりに聴いた。デニス・ランバートとブライアン・ポッターの曲だったんだ! 彼らは、オリジナルキャストの「天使の兵隊」とかグラスルーツの「恋は二人のハーモニー」とかハミルトン・ジョー・フランク&レイノルズの「恋のかけひき」とかフォートップスの「エイント・ノー・ウーマン」とか、いい曲たくさん作ってます。

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05187 He Don’t Love You (Like I Love You) (恋のシーソー・ゲーム) 75年1位

 エレクトラに移籍しての第1弾(今まではベル)。3曲目のNo.1。なぜ、He Dontなのか、当時悩んだ。オリジナルがJerry Butlerの「He Will Break Your Heart」だと随分後で知ってビックリ(彼とCurtis Mayfield等の共作)。展開は面白いけれど、3No.1は出来過ぎかな?

アダルト・コンテンポラリー・チャートNo.1、ゴールドディスク。

 

05188 Mornin’Beautiful (モーニン・ビューティフル) 75年14位

 Dawnらしいほんわかした曲だが、サビの展開が今一つに思う。

 

05189 You’re All I Need To Get By (君は僕のすべて) 75年34位

 Marvin GayeTammi Terrellの有名デュエット曲のカヴァー。Dawnじゃ、デュエットじゃないじゃん。って、Arethaもカヴァーしてヒットさせてた。

 

05190 Cupid (キューピッド) 76年22位

 次もカヴァー。オリジナルはSam CookeTony Orlandoの原点って、この辺(ほんわかしたR&B)にあるのかなと思った。もう少しヒットしてもよかったと思うが、翌年解散してしまうわけで、アーティスト・パワーがダウンしていたのかなあ。

2020年5月29日 (金)

Swayze, Patrick (パトリック・スウェイジ)

 パトリック・スウェイジと言えば、映画『ゴースト/ニューヨークの幻』。当時感動した覚えがあるのだけれど、あまり筋は覚えてない。調べたら、『アウトサイダー』にも出てたんだ。でも肝心の『ダーティ・ダンシング』は観ていない。2009年がんのために57歳で亡くなってしまった。R.I.P.

 

05176 She’s Like The Wind (シーズ・ライク・ザ・ウィンド) 88年3位

 上に書いた『ダーティ・ダンシング』の曲だけれど、自作(共作)なんだね。この映画からは、Bill Medley and Jennifer Warnesの「Ive Had The Time Of My Life」がNo.1になっている。なんか、Christopher Crossの「Ride Like The Wind」を思い出しました。クレジットはPatrick Swayze (featuring Wendy Frazer)。アダルトコンテンポラリーチャートでNo.1

https://www.youtube.com/watch?v=yfg97-5uhFQ

2020年5月28日 (木)

‘Til Tuesday (ティル・チューズデイ)

 ベーシストでボーカルのエイミー・マン率いる4人組ニューウェイヴ系ロック・バンド。キョードー東京/エピック・ソニー主催のニュー・アーチスト・ショーケース(彼女のWikiに載っていた)で東京厚生年金会館での公演を観たはず。Katrina & The Wavesも同じので観たように記憶している。Til Tuesdayは完全にブリティッシュだと思ってたが、ボストン出身だった。バンドとしては英国発だけれど、KatrinaPretendersChrissie Hyndeも米国人ってのが意外。3つとも女性がフロントの4ピースバンドという共通点もある。旦那はショーン・ペンのお兄さんのマイケル・ペン

 

05174 Voices Carry (愛のVoices) 85年8位

 ♪Hush, hushvoices carry♪っていうサビが印象的だが、それ以外は? ただ、バックの音がthis is 80年代って感じ。

https://www.youtube.com/watch?v=uejh-bHa4To

 

05175 What About Love (ホワット・アバウト・ラヴ) 86年26位

 2曲目は不発。というか、記憶にないなあ。サビのキャッチーさの差かな。

2020年5月27日 (水)

Sunscreem (サンスクリーム)

 イングランド・エセックス出身のテクノポップ・グループ。90年代前半のレイヴ・ブームの時のバンドの1つだが、この頃からブリティッシュは聴かなくなったんで…。

 

05173 Love U More (LOVE U MORE) 93年36位

 女性ボーカルだった。後ろでピコピコいってる感じが当時っぽいかな。全然紹介になってなくて、すみません。明日も女性がフロントのバンド

https://www.youtube.com/watch?v=d4MPPOTarDM

2020年5月26日 (火)

Thomas, Rufus (ルーファス・トーマス)

 Rufus Thomas(1917-2001)は、「世界で最も歳をとったティーンエイジャー」を自称、「ダンスの王子」と呼ばれたR&Bシンガー。昨日紹介したCarla Thomasのお父さんで、当時のStaxのアーティストとしてダントツの年配者である。53年にはウィリー・メイ・ソーントンの「Hound Dog」のアンサーソング「Bear Cat」をヒットさせている。下の曲名にあるDogとかChickenとかの動物の名前は皆ダンスの名前で(モンキーダンスなんてのもあった)、ヒット曲のほとんどはダンス・チューン。

 5169以外は「Chronicle: Their Greatest Stax Hits」に収録。

 

05169 Walking The Dog (犬も歩けば) 63年10位

 こんな邦題でシングルが出ていたことに笑った。当時Rufus ThomasDogのつく曲を4枚出しているが、この曲はTop10入り。思ったよりゆったりしたダンス・チューン。Stonesもデビュー盤でカヴァーしている。ゴールドディスク。

 

05170 Do The Funky Chicken (ドゥ・ザ・ファンキー・チキン) 70年28位

 いきなり鶏の声で始まるノベルティ・ダンス・ソング。これが断然カッコイイでしょ。

https://www.youtube.com/watch?v=8lCI63H1neY

 

05171 (Do The) Push And Pull PartⅠ(プッシュ・アンド・プル(パート1)) 71年25位

 「押して引いて」ってのも当時のダンスの名前なんだろうな。唯一のR&BチャートNo.1

 

05172 The Breakdown (Part Ⅰ) (ザ・ブレイクダウン(パート1)) 71年31位

 怒涛のダンスチューン3連発だが、これも5170同様カッコイイです。Staxの曲はどれもだけど、ホーンセクションで決まりだね。

2020年5月25日 (月)

Thomas, Carla (カーラ・トーマス)

 42年生まれ、The Queen of Memphis Soulと呼ばれたR&Bシンガー。お父さんは明日紹介するRufus Thomasである。昨日紹介したOtis Reddingとのデュエットアルバムのタイトルは「King & Queen」で、OtisKingで彼女はQueenだったわけだ。Staxからヒット曲はたくさんあるのだけれど、Top40ヒットはOtisとのデュエットを除くと2曲のみ。

 

05167 Gee Whiz (Look At His Eyes) (ジー!ウィッツ!) 61年10位

 夢見る三連の名曲。ヒットした時、彼女は18歳だが、16歳の時の自作だというから驚く。普通「ジー・ウィズ」と表記されるが、調べたら日本で当時出たシングルのタイトルは「ジー!ウィッツ!」でした。

 

05168 B-A-B-Y (ベイビー) 66年14位

 ソウルフルで、この曲がOtisとのデュエットを含めても、一番いい。Isaac HayesDavid Porter作。最初Sam & Daveの「Soul Man」みたいで、彼女は歌えないと拒否したらしいが、翌日までにBooker T. Jonesがオルガンを入れてソフトにアレンジしてこうなったと、Stax歴史家のロブ・バウマンが書いていた。ゴールドディスク。

https://www.youtube.com/watch?v=l0Uf3xBzX9E

2020年5月24日 (日)

Redding, Otis (オーティス・レディング)

 オーティス・レディングを知ったのは、私のロックの原点「モンタレー・ポップ・フェスティバル」での狂熱ライブだったか、超名曲「ドック・オブ・ザ・ベイ」だったか。

 オーティスには2つの側面があったように思う。1つは60年代サザン・ソウル(とその最も有名なレーベル・スタックス/ヴォルト)の代表格として、もう1つはソウルやロックの垣根を超える革新者としてである。死後にNo.1になった「ドック・オブ・ザ・ベイ」はコアなソウルファン?には評判が悪いけれど(共作者のスティーブ・クロッパーを除いては周囲も戸惑ったらしいが)、本人は新境地が開けると満足していたそうだ。黒人としてモンタレーに出演してフラワームーブメントの聴衆を熱狂させ、英国の『メロディメーカー』誌の読者投票で8年間君臨していたエルビスを抜いて男性歌手No.1に輝く(いずれも67年のこと)といった事件を見ても、オーティスは時代の先導者だった。もし飛行機事故で亡くなっていなかったら、どんな世界を見せてくれたのか? 残念でならない。

 41年ジョージア州生まれ。59年頃から活動を始め、スタックスでのデビューは6210月。671210日に飛行機事故のため、バックバンドのBar-Kaysのメンバーとともに26歳の若さで亡くなったから、5年で燃え尽きてしまったことになる。89年ロックの殿堂入り。516251655166以外はRhinoの「The Very Best Of Otis Redding」に収録。ただし、私の場合は一時スタックスにはまっていて、「The Complete Stax Volt Singles」なる9枚組×3箱=27枚というセットを購入している(但し、51655166はレーベルが違うので、これでも揃わない)。

 

05156 I’ve Been Loving You Too Long (愛しすぎて) 65年21位

 8枚目のシングルで初のTop40ヒット。名盤「Otis Blue」より(5158まで)。Stonesもカヴァーした名曲で、Otisでは一番好きな曲だな。Jerry Butlerとの共作。ローリングストーン誌のベスト500では110位。

https://www.youtube.com/watch?v=rI_zG2eWGE4

 

05157 Respect (リスペクト) 65年35位

 Aretha Franklinの代表曲としてあまりにも有名(67年のNo.1ヒット)。Otisの自作だが(ほとんど彼は自作)、1曲彼女に取られちゃったと言ったらしい。全然別の曲になっているけど、Otisのバージョンもいいね!

 

05158 Satisfaction (サティスファクション) 66年31位

 Stonesもびっくりのカヴァー。彼自身はこの曲は知らなくて、Booker T. & The MGs(バックは皆彼らが演っている)のギタリスト、スティーブ・クロッパーに教えられてレコーディングしたらしい。モンタレーでも歌ってるけど、ブライアン・ジョーンズも聴いたのかな?(ジミヘンを米国の聴衆に紹介したのは彼)

 

05159 Fa-Fa-Fa-Fa-Fa (Sad Song) (ファ・ファ・ファ) 66年29位

 Staxはホーンセクションもいいんだよね。

 

05160 Try A Little Tenderness (トライ・ア・リトル・テンダーネス) 66年25位

 Three Dog Nightのカヴァーを先日紹介したばかりだけれど、ずっとOtisのオリジナルと勘違いしていた。1933年に6位まで行ったTed Lewisの曲だが、とても同じ曲とは思えない。アレンジはOtisなのか、プロデューサーのIsaac Hayesなのか。だんだん盛り上がっていく構成がいい。5156と並ぶ熱唱と名演。ローリングストーン誌で204位。

 

05161 Tramp (トランプ) 67年26位

 Carla ThomasとのStax2大スターによるデュエット。オリジナルはLowell Fulson。クレジットはOtis & Carla

 

05162 Knock On Wood (ノック・オン・ウッド) 67年30位

 Eddie Floydがオリジナルで、後にAmii StewartNo.1になったソウル・クラシック。5161と同じCarla Thomasとのアルバム「King & Queen」より。迫力ある掛け合いで5161より好み。

 

05163 (Sittin’On) The Dock Of The Bay (ドック・オヴ・ベイ) 68年1位

 永遠の名曲。録音された3日後にOtisは亡くなってしまったと知ると、ますます物悲しく聴こえる。しかも人生振り返ってる歌だし。最後の口笛は歌詞ができていなくて、とりあえず入れたのが残ったというのは本当か? アメリカで史上初のPosthumous(死後の)No.1ヒット。その他の事例はJanisのところにまとめておいた。

ローリングストーン誌の28位。R&BチャートNo.1、ゴールドディスク。

https://www.youtube.com/watch?v=rTVjnBo96Ug

 

05164 The Happy Song (Dum-Dum) (ハッピー・ソング) 68年25位

 5159Sad Songで、こちらはHappy Songだと思ったら、どちらもSteve Cropperとの共作で、5159のアンサーソングということらしい。

 

05165 Amen (エーメン) 68年36位

 Impressionsが取り上げてヒットしたゴスペルのスタンダード。Impressionsと比べると泥臭い感じ。

 

05166 Papa’s Got A Brand New Bag (パパのニュー・バッグ) 68年21位

 死後リリースされた、66年ロスアンジェルスのロックの殿堂「Whisky A Go-Go」でのライヴより。もちろんオリジナルはJB。バックはMGsではなく、ロードバンドなのだそう。

2020年5月23日 (土)

Loggins, Kenny (ケニー・ロギンス)

 Loggins & Messinaの頃というか、Anne Murrayでヒットした「Love Song」や「Dannys Song」は大好きなのだけれど(他にもNitty Gritty Dirt Bandの「プー横丁の家」なんてのもあった)、映画のテーマ曲のヒットを連発してからの彼はどうもピンと来ないままであった。

 48年ワシントン州生まれ、カリフォルニア州育ち。Dave Logginsは従兄弟。ヒット曲は全て「The Essential Kenny Loggins」に収録。

 

05142 Whenever I Call You “Friend”(二人の誓い) 78年5位

 最初のソロヒットは、スティーヴィー・ニックスとのデュエット、なのにクレジットは単にKenny Logginsなんだ。完全に掛け合いなのに。作曲はKenny LogginsMelissa Manchester、なのに何故Melissaとのデュエットではないんだ。しっとり盤も聴いてみたかった気が。いい曲だとは思うが、既に素朴なKenny Logginsはいない。

 

05143 This Is It (明日に向かって) 79年11位

 マイケル・マクドナルドがバックボーカル。2人は、この曲の前に「What A Fool Believes」を共作しているので、その路線に近い。「What A Fool Believes」は好きな曲だけれど、マイケル・マクドナルドは微妙なんだよなあ。グラミー賞ポップ男性ボーカル受賞。

 

05144 Keep The Fire (キープ・ザ・ファイア) 80年36位

 サビのキャッチーさがイマイチで不発。

 

05145 I’m Alright (アイム・オールライト) 80年7位

 映画『ボールズ・ボールズ(CaddyShack)』(ゴルフがテーマのコメディ映画らしいが、未見)の主題歌。これのヒットで80年代のKenny Logginsの路線は決まったんだろうな。バックボーカルはエディー・マネー

 

05146 Don’t Fight It (サンライズ・パーティー) 82年17位

 Journeyのスティーヴ・ペリーとの共演。正直私にとっては苦手同士の組み合わせだが、メロディは妙に印象に残ってる。何故こんな邦題なんだっけ?

 

05147 Heart To Heart (ハート・トゥ・ハート) 82年15位

 再びマイケル・マクドナルドがバックボーカル。更にDavid Fosterだから、またまた苦手同士の集合なのだけれど、これもメロディが耳に残ってる。80年代の典型的な音ではある。

 

05148 Welcome To Heartlight (愛のハートライト) 83年24位

 これはメロディが弱く感じる。スピルバーグの『ET』にインスパイアされたというのは嘘らしい。

 

05149 Footloose (フットルース〜メイン・テーマ) 84年1位

 Kenny Logginsと言えば、『フットルース』。映画も観たはずなんだが、全然覚えてないなあ。曲も派手な割には、今となっては何だったのか感が強い。この映画からは、Deniece Williams(こちらもNo.1)、Mike Reno And Ann WilsonBonnie TylerTop40入りしている。3週連続No.1、プラチナディスク。

https://www.youtube.com/watch?v=ltrMfT4Qz5Y

 

05150 I’m Free (Heaven Helps The Man) (アイム・フリー) 84年22位

 これも『フットルース』の曲だったのか。サビが勝負のはずなのに、そこがキャッチーじゃないとキツイ。ところで、この年は映画のテーマ曲が当たり年で、「Against All Odds」「Lets Hear It For The Boy」GhostbustersI Just Called To Say I Love You」(この5曲がアカデミー賞歌曲賞)等がNo.1になっている。

 

05151 Vox Humana (ヒューマン・ヴォイス) 85年29位

 イントロのヒューマン・ヴォイスの掛け合いがテーマなんだろうが、キャッチーな展開がなくて、尻すぼみに。

 

05152 Forever (フォーエヴァー) 85年40位

 『フットルース』で当てた割には、チャートの成績は今ひとつ。Journey風歌い上げバラードで、全く私の好みではないが、401週は少しかわいそう。

 

05153 Danger Zone (デンジャー・ゾーン) 86年2位

 やっぱりおいしいのは映画とのタイアップだよ、ってことか。一世を風靡したトム・クルーズの『トップ・ガン』から。サントラは5No.1900万枚以上の大ヒットで、No.1になったBerlinLoverboyTop40入りしている。

曲はGiorgio Moroder。キャッチーで売れ線だね。

 

05154 Meet Me Half Way (心の夜明け) 87年11位

 次も映画だったのか。シルヴェスター・スタローンの『オーバー・ザ・トップ』のテーマ曲。どんな映画か全然知らないが。5152と同様の歌い上げバラードだが、この順位は映画のおかげかな。

 

05155 Nobody’s Fool (ノーバディーズ・フール) 88年8位

 最後まで映画。80年代サントラ野郎だったんだな。副題は「Theme from Caddyshack II」となっているので、5145の続編ということになる。アップテンポの方がバラードよりはいいかな。

2020年5月22日 (金)

Styles (スタイルズ)

 72年ニューヨーク生まれの男性ラッパー、David StylesStyles Pと呼ばれることもあるようだ。元The Loxのメンバー。

 

05141 Good Times (グッド・タイムス) 02年22位

 てっきりChicの「Good Times」絡みとか思ったら、関係なくて、Freda Payne76年の曲「I Get High」をサンプリングしている。好きなラップもたくさんあるのだけれど、これは理解できないわ。ごめんなさい。

https://www.youtube.com/watch?v=4fJZbBcDsRQ

2020年5月21日 (木)

Stryper (ストライパー)

 ロスアンジェルス出身のクリスチャン・メタル・バンド。クリスチャン・メタルって何だ? 歌詞がクリスチャンなのか? 聖書を投げるパフォーマンスが有名とか書かれているが。Sweet兄弟を中心とした4人組。

 

05140 Honestly (オネストリー) 87年23位

 メタルバンド十八番のパワーバラード。好きな人にはたまらないのだろうけれど…

https://www.youtube.com/watch?v=vyrU2YX7dK0

2020年5月20日 (水)

Storm, The (ストーム)

 Journeyの元メンバー3人(キーボード、ベース、ドラムス)にボーカルとギターが加わったロック・バンド。Steve PerryNeal SchonJonathan Cainといった私でも名前を知っているメンバー以外の人たちが作ったということ。SchonCainBad Englishを結成している。

 

05139 I’ve Got A Lot To Learn About Love (ラーン・アバウト・ラヴ) 92年26位

 Journeyの中心メンバーはいないけれど、Journeyだよな。しかし、同時期にNirvanaが出てきているわけで、こっちは選ばないなあ。

https://www.youtube.com/watch?v=8mOr3P1lvtE

2020年5月19日 (火)

Street People (ストリート・ピープル)

 「Escape」や「Him」の大ヒットで知られるRupert Holmesが結成していたスタジオ・グループ。正直全く知りませんでした。

 

05138 Jennifer Tomkins (ジェニファー・トムキンス) 70年36位

 バブルガム・サウンドなのだろうが、これは全くわからないなあ。YouTubeで聴いてたら、同じ曲をCuff Linksが演っていて、そちらの方がまだいいかな。Cuff Linksもスタジオグループで彼らのヒット曲「Tracy」のアレンジをRupert Holmesがやっているので、何かつながりがあるのだろう。

https://www.youtube.com/watch?v=e3htKBVO59A

2020年5月18日 (月)

Phillips, John (ジョン・フィリップス)

 John Phillips(1935-2001)は、昨日紹介したMamas & Papasのリーダーであり、ソングライターであり、モンタレーポップフェスティバルの仕掛け人でもあった。それに比べると、その後のソロ活動は? 私もほとんど知らなかったのだけれど、ドラッグのせいみたいだ。調べてみると、ウォーホールとのミュージカルとか、ボウイの映画「地球に落ちて来た男」の音楽とか、意外な関わりを見つけたり。

 

05137 Mississippi (ミシシッピ) 70年32位

 70年代に出たソロ・デビュー・アルバムより。なんかホンキートンクっぽい曲で、へえこんな曲も作るんだという感想。

https://www.youtube.com/watch?v=uU8TTLSh7gM

2020年5月17日 (日)

Mamas & The Papas, The (ママス・アンド・パパス)

 リアルタイムではないのだけれど、一番懐かしさを感じるのがこのグループ。子どもの頃から「夢のカリフォルニア」が大好きなせいかもしれない。あるいは私のロック体験の原点であるモンタレー・ポップ・フェスティバルに出てたからかも。

 Mama Cassのところでも書いたけれど、ずっと夫婦2組のグループだと勘違いしてたが、夫婦は1組でした。メンバーはJohn PhillipsMichelle PhillipsDenny DohertyCass Eliot。結成前はそれぞれLovinSpoonfulのメンバーやScot McKenzieとグループを結成していた。後にPhillips夫妻の娘はWilson Phillipsを結成とか、全部それぞれのアーティストのところで書いてたね。MichelleDennis Hopperは一時期夫婦だった。パンクだなあ。Mama Cass74年、John2001年、Denny2007年に亡くなり、存命はMichelleのみ(涙)

 1500円で多分駅で買った日本盤「夢のカリフォルニア」に全曲収録。

 

05128 California Dreamin’(夢のカリフォルニア) 66年4位

 パーフェクト! 自分にとって5本の指に入る名曲。ステレオだと、右から男声コーラス、左から女声コーラスが、掛け合いのように聴こえてくる。Dennyが力んで歌う2番が大好き。あと外せないのが、バド・シャンクのフルート。これ、アドリブの一発録りなんだよね。

夢のカリフォルニアというタイトルなのに、ちっとも楽しそうな曲じゃないなと子供心に思っていた。冬のニューヨークで「こんな冬の日は、カリフォルニアを夢に見る、LAにいられたらなあ」と歌っているからだね。New Yorks A Lonely Town」とかも近いかな。

ローリングストーン誌では89位。ゴールドディスク。

https://www.youtube.com/watch?v=dN3GbF9Bx6E

 

05129 Monday, Monday (マンデー・マンデー) 66年1位

 素敵なコーラス、サビも好き。でも、51284位で、こちらが31位は納得がいかない。どちらも1位になったデビュー盤「If You Can Believe Your Eyes and Ears」に収録。彼らのデビューシングル「Go Where You Wanna Go」も入ってるけど、ヒットせず(5th Dimensionの初ヒットに)。ゴールドディスク。

 

05130 I Saw Her Again (アイ・ソー・ハー・アゲイン) 66年5位

 Mamas & Papasと並んで私の愛するAssociationを思わせる、めくるめくコーラス。途中♪I saw herって、間違って歌い始めちゃうようなとこがあるんだけど? レーベルは私の大好きなDunhillで、ハル・ブレイン、ジョー・オズボーンがリズムセクションを務めている。

 

05131 Look Through My Window (窓辺に恋を) 66年24位

 Top10入りを逃す。メロディが少し弱いかな。プロデュースは全ての曲がLou Adler

 

05132 Words Of Love (愛の言葉) 66年5位

 ママ・キャスがリードボーカルのちょっとクラシカル?な曲。やっぱり、迫力あるなあ。

 

05133 Dedicated To the One I Love (愛する君に) 67年2位

 シュレルズのカヴァー。オリジナルの3位を超えて、2位までいってる。カヴァーのシングルは初めて(今までの曲は皆Johnの単独か共作)。珍しくMichelleのリード。

 

05134 Creeque Alley (クリーク・アレー) 67年5位

 Creeque Alleyは、メンバーがバージン諸島で暮らしていた時の道の名前で、自伝的作品。交流のあったミュージシャンの名前がいろいろ出てくる。この曲にもフルートのソロが出てくるけど、これはバド・シャンクじゃないよね?

 

05135 Twelve Thirty (Young Girls Are Coming To The Canyon) (朝日をもとめて) 67年20位

 この曲が実質的にはラストアルバムからのカットだから、全盛期は2年足らずだったことになる。

 

05136 Glad To Be Unhappy (悲しみを幸せに) 67年26位

 1936年のRodgers & Hartのミュージカル「On Your Toes」の曲。わずか140秒台。

この後、「Dream A Little Dream Of Me」がヒットするが、Mama Cassの項で紹介済み。明日はもう1人のソロヒット。

2020年5月16日 (土)

Miller, Steve, Band (スティーヴ・ミラー・バンド)

 No.1ヒット3曲を持つビッグネームだが、日本で人気のあったことって、あるのかなあ? 66年にスティーヴ・ミラーがサンフランシスコに移り、スティーヴ・ミラー・ブルース・バンドを作ったのが発端、70年代にポップな路線に転換、大成功を収める。ギターでボーカルのスティーヴ・ミラー以外のメンバーはかなり入れ替わっている。高校、大学が一緒だったボズ・スキャッグスが一時在籍していたことは有名な話。

 5126以外は全て「Ultimate Hits」に収録(5126も私は持っていないが、デラックス盤には収録されている)。

 

05119 The Joker (ジョーカー) 73年1位

 何と8枚目の同名アルバムからの初のヒットがNo.1に(最初にチャート入りしたシングルは68年の「Living In The U.S.A.」の94位)。音が変わって売れたという例では、Fleetwood Macと双璧か? 味のあるいい曲だが、1位は驚き。ホワーンっていうスライドギターが耳に残る。いつの間にかフェイドアウトしていくのも不思議。ゴールドディスク。

 

05120 Take The Money And Run (テイク・ザ・マネー・アンド・ラン) 76年11位

 「金盗って逃げろ!」 彼らの曲では、一番好きかな。ドラムとコーラスで始まり、ハンドクラッピングも軽快。後半のギターも好き。

https://www.youtube.com/watch?v=6MneA9pgLVw

 

05121 Rock’n Me (ロックン・ミー) 76年1位

 2曲目のNo.1は、「ビルボード・ナンバー1ヒット」という本によれば、ブリティッシュ・ロック・フェスティバルのために書かれた曲らしい。フェスティバルの共演者がPink Floydって、意味のわからない組み合わせだ。曲の方は、これこそアメリカン・ロックって感じの軽快な曲。これは売れるわな。

 

05122 Fly Like An Eagle (フライ・ライク・アン・イーグル) 77年2位

 51205122はアルバム「Fly Like An Eagle(鷲の爪)」(最高位3位)からで、タイトルチューン。シンセによるスペイシーなアレンジが印象的。しかし、何だか捉えどころのない人ではある。96年にはSealのカヴァーもTop10入り。ゴールドディスク。

 

05123 Jet Airliner (ジェット・エアライナー) 77年8位

 イントロのリフが印象的。相変わらず軽快なアメリカン・ロックンロール。51235125は大ヒットアルバム「鷲の爪」の続編?「Book Of Dream(ペガサスの祈り)」(最高位2位)より。邦題はジャケットから来てるんでしょうが、印象に残ってる。

 

05124 Jungle Love (ジャングル・ラヴ) 77年23位

 最近紹介したThe Timeとはもちろん同名異曲。いきなりシンセのSEから始まるけど、相変わらずわかりやすいポップで軽快なロック。意外なことに自作ではなく、バンドのメンバー2人の作(彼のヒット曲はほとんど自作)。思ったより順位伸びず。

 

05125 Swingtown (スイングタウン) 77年17位

 路線は変わっていないが、ちょっとパワーダウンしてるかなあ。

 

05126 Heart Like A Wheel (ハートは燃えている) 81年24位

 4年ぶりのTop40ヒットは、アルバムも含めて不発に。基本路線は変わっていないのにね。ベースラインが目立って、ちょっとオールディーズっぽいノリ。

 

05127 Abracadabra (アブラカダブラ) 82年1位

 アーティストパワーに陰りが出てきたと思ったら、まさかのNo.1で最後のTop40ヒット。この年、39歳! 元々彼はシンセとか使ってたわけだが、テクノ版スティーヴ・ミラーみたいな独特の曲だ。彼の曲は正統派のアメリカンロックがベースにありながらも、必ずジョークというか遊びがあるというか。ゴールドディスク。

2020年5月15日 (金)

Stewart, David A. (デイヴ・スチュワート)

 Eurythmicsは大好きだったんだけど、90年に解散後の(再結成もしてるが)Dave Stewartのことは全くフォローしてこなかった。いろんな人のプロデュースをしてたよね。52年生まれ。Bananaramaと結婚したが、離婚。

 

05118 Lily Was Here (リリィ・ワズ・ヒア) 91年11位

 キャンディ・ダルファーはこの曲でメジャーになったのか。知らなかった。女性サックスプレーヤーってカッコいいなあ。オランダのミステリー映画「Lily Was Here」の曲。どんな映画かは全く知らない。日本未公開みたいだが、観られるのかなあ。キャンディ・ダルファーって、オランダ人だったんだ。曲の方はデイヴ・スチュワートの静かなギターとキャンディ・ダルファーのサックスの掛け合いで進む、素敵なインストです。オランダでは1位。

https://www.youtube.com/watch?v=3SfSQ3lQmJw

2020年5月14日 (木)

Steinman, Jim (ジム・スタインマン)

 ジム・スタインマンと言えば、ミートローフ。どの曲も同じで、曲が長く、曲名も長い。ドラマチックで、キャラが立っているとも言えるが。

 1947年ブルックリン生まれのソングライターでプロデューサー。Meat Loafの一連のヒット曲、Bonnie Tylerの名曲「愛のかげり」、映画「ストリート・オブ・ファイヤー」(ダイアン・レイン、なつかし〜)の「今夜は青春」(ヤヌスの鏡!)、Air Supplyの「Making Love Out Of Nothing At All」、Celine Dionの「It's All Coming Back to Me Now」等、ヒット曲多数。

 

05117 Rock And Roll Dreams Come Through (ロックンロール・ドリーム) 81年32位

 Meat Loafと演りたかったけれど、彼はリタイア中で(Meat Loaf94年にカヴァーして最高位13位)、自分で演った曲(彼のファーストアルバム「Bad For Good」収録)。ホントにピアノ、コーラス、盛り上げ方、どれも同じなのがスゴいなあ。それで、全部ヒットしちゃう。ボーカルはRory Doddという人で、「愛のかげり」でもBonnie Tylerと一緒に歌ってる。ボーカルが弱いんで、盛り上がりに欠けるのが致命的。セイントフォーによるカヴァーあり。

 WikiRock And Roll Dreams Come Trueと書いてあるけれど、Come Throughが正解です。確かにDreamsと来ればフツーCome Trueだよね。

https://www.youtube.com/watch?v=3qqhc9Id-Os

「今夜は青春」

https://www.youtube.com/watch?v=6eln48BCELk

2020年5月13日 (水)

Starz (スターズ)

 この前紹介したRex Smithのお兄さんMichael Lee Smithがリードボーカルのニューヨーク出身5人組ハードロックバンド。全く意外なことにLooking Glassの残党が結成したバンド。この意外さは、American BreedRufusClassics IVAtlanta Rhythm Sectionに匹敵するな。元々はFallen Angelsというバンド名だった。

 

05116 Cherry Baby (チェリー・ベイビー) 77年33位

 ポップで能天気なハードロック。嫌いじゃない。日本でも結構売れたんじゃなかったっけ?

https://www.youtube.com/watch?v=lIAS9mygJi8

2020年5月12日 (火)

Starpoint (スターポイント)

 メリーランド州出身、紅一点のリードボーカルRenee Diggs4人のPhillips兄弟を含む6人組ソウル・グループ。あんまり覚えていないのだが。紅一点という意味ではMidnight Starと似てるな。

 

05115 Object Of My Desire (オブジェクト・オブ・マイ・ディザイア) 85年25位

 80年代半ばのテクノ・ファンク。女声リードボーカルの迫力に尽きるかな。

https://www.youtube.com/watch?v=TPAaWPcKoYI

2020年5月11日 (月)

Strawberry Alarm Clock (ストロベリー・アラーム・クロック)

 No.1ヒットがあるけれど、こんなグループを覚えている人はいるのだろうか? 私はリアルタイムではないけれど。ロスアンジェルスで結成の6人組サイケデリックロック・グループ。イチゴの目覚まし時計というグループ名がいかにもサイケ。ギタリストのEd KingLynyrd Skynyrdへ。

 

05113 Incense And Peppermints (インセンス・アンド・ペパーミンツ) 67年1位

 「ビルボード・ナンバー1ヒット」という本によれば、バンドのメンバーが作ったメロディを基にJohn CarterTim Gilbertが作った曲。John Carterというのは、「Beach Baby」のFirst Classのと思ったら、別人。でも、Tina Turnerのヒット曲「Private Dancer」のプロデューサーだった。バンドの面々はこの曲にあまり乗り気ではなく、歌っているのもバンドのボーカルではなく友人らしい。と、ごちゃごちゃ書いたが、サイケでポップで全編オルガンが鳴り、Associationみたいなコーラス付きで結構好きな曲。ゴールドディスク。

https://www.youtube.com/watch?v=4rw1_FNdy-Y

 

05114 Tomorrow (トゥモロウ) 68年23位

 5113はファースト、この曲はセカンドからだが、サードアルバムはソフトロックの傑作らしい。勝手にバブルガムっぽいイメージを持っていたのだが、サイケなソフトロックって感じかな。

2020年5月10日 (日)

Flack, Roberta (ロバータ・フラック)

 黒人女性でありながら、R&Bアーティストというより、ポップスの人と捉えられることが多い。私のようなポップスファンにとっては、どうでもいいことだが。何と言っても3曲のNo.1ヒットを持ち、どれもが名曲なのだから、大絶賛である。

 1939年ノースキャロライナ州生まれ。ハワード大学でピアノと声楽を学んだ才媛で、教師やナイトクラブでのピアノ演奏をしていた時に、ジャズ界の大物レス・マッキャンに見出された。ベスト盤はたくさん出ているが、1枚でTop40ヒット全部は揃いません。

 

05103 You’ve Got A Friend (きみの友だち) 71年29位

 初ヒットは、その後何度も共演するダニー・ハサウェイとのデュエット。調べたら、同じ大学の出身だった。曲はもちろんCarole King作、James Taylorでヒットした名曲のカヴァー。と、書いたがCarole KingTapestry)、James Taylor、そしてこの盤は71年のほとんど同じ時期に出ている。ジャンル不明感がいい。クレジットは、Roberta Flack & Donny Hathaway

 

05104 The First Time Ever I Saw Your Face (愛は面影の中に) 72年1位

 6週連続No.172年の年間チャート1位である。この曲を初めて聴いたのは多分、私が大好きなクリント・イーストウッド監督(40本全部観てる!)のデビュー作である「恐怖のメロディ(Play Misty For Me)」。サスペンス映画なのに、インターバルみたいなシーンがあって、そこで流れるんである。元々は69年の彼女のデビュー盤に入っていた曲で、クリント・イーストウッドが気に入って映画で使ったためにヒットしたと知ったのは後のことであった。更にオリジナルは57年の英国発のフォークソングだったことにもびっくり。名曲だけど、地味〜な曲で、映画で使われたからと言って、6No.1のヒットになったというのは意外。

グラミー賞のレコード・オブ・ジ・イヤーとソング・オブ・ジ・イヤーを受賞。アダルトコンテンポラリーチャートでも6No.1、ゴールドディスク。

 

05105 Where Is The Love (恋人は何処に) 72年5位

 5103と同じアルバム「Roberta Flack & Donny Hathaway」より。2人のデュエットではこの曲が1番好き。ダニーの声があったかくていいなあ。元々は5th Dimensionのために書かれたらしいが、それも合ってそう。クレジットは、Roberta Flack & Donny Hathaway

R&Bチャート、アダルトコンテンポラリーチャートNo.1、ゴールドディスク。

 

05106 Killing Me Softly With His Song (やさしく歌って) 73年1位

Img_0025  日本では、ネスカフェのCMソングのイメージ。名曲。殺される歌を歌っていたのが(殺されるじゃなくて、うっとりさせられると訳すのだろうが)、Don McLeanだと知って驚いた。5No.1Fugeesのカヴァーもいいです。画像は76年のカップリング・シングル。

5104と同様、グラミー賞レコード・オブ・ジ・イヤーとソング・オブ・ジ・イヤー、更にはベスト・トップ・ボーカル女性部門を受賞。ゴールドディスク。

 

05107 Jesse (我が心のジェシ) 73年30位

 この曲も大好き。もしかして一番好きかも。なんて寂しい曲なんだろう。この曲のヒットで、Janis Ianが再び注目されたらしいけど、Janis IanAt Seventeen!)も寂しくていいなあ。

https://www.youtube.com/watch?v=xPoZRJP1ZH8

 

05108 Feel Like Makin’Love (愛のためいき) 74年1位

 マイ・フェイバリット。この曲の独特のリズムというかノリというかが大好きです(音楽的素養がないのでうまく表現できないのだが)。ソウルでジャズでおしゃれでファンクで。私がほんとに好きなロバータはここまで。

R&Bチャート、アダルトコンテンポラリーチャートNo.1、ゴールドディスク。

https://www.youtube.com/watch?v=ySlLq9t2qgc

 

05109 The Closer I Get To You (私の気持ち) 78年2位

 ちょっと久しぶりのヒット。Donny Hathawayとのバラードだが、彼は翌年(報道によれば)自殺してしまう。そう思うと、悲しくなる。Donny HathawayTop40ヒットは全部Robertaとのデュエットなので、別に紹介することはないのだけれど、この人の声は好き。

クレジットはRoberta Flack with Donny HathawayR&BチャートNo.1、ゴールドディスク。

 

05110 If Ever I See You Again (いつかあなたと) 78年24位

 同名の映画(邦題「わが心のジェニファー」)からだが、どんな映画かは全く知らない。作曲はJoseph (Joe) Brooksだが、「You Light Up My Life(恋するデビー)」を作った人で、言われてみればとても似てる。もう少し調べたら、「わが心のジェニファー」も「You Light Up My Life(マイ・ソング)」も彼が監督で、前者は主演も彼だった。結構知らないことだらけだなあ。アダルトコンテンポラリーチャートNo.1

 

05111 Making Love (メイキング・ラヴ) 82年13位

 これも同名の映画から。これはバカラックやキャロル・ベイヤー・セイガーの曲だった。あまりピンとこないなあ。

83年にPeabo Brysonとの「Tonight, I Celebrate My Love」があるが、それは彼の項で。

 

05112 Set The Night To Music (ナイト・トゥ・ミュージック) 91年6位

 何と8年ぶりの最後のTop40ヒットは、偶然にも昨日紹介したStarshipがオリジナル。クレジットはRoberta Flack with Maxi PriestStarshipRobertaMaxi Priestという組み合わせがよくわからん。曲はDiane Warrenで、6位は出来過ぎだな。

2020年5月 9日 (土)

Jefferson Airplane / Jefferson Starship / Starship (ジェファーソン・エアプレイン/ジェファーソン・スターシップ/スターシップ)

 60年代のJefferson Airplane70年代のJefferson Starship80年代のStarshipと名前と姿を変えながら、生き残った稀有なグループ。音は全く変わったけれど、オリジナルメンバーは結構残っているのも不思議だ。主要メンバーはGrace Slick(女性ボーカル)、Marty Balin(男性ボーカル)、Paul Kantner(ボーカル、ギター)、Jorma Kaukonen(ギター)等。

 何と言ってもサイケデリックロックの雄としての60年代、産業ロックの雄?としての80年代が有名だが、私が一番好きだったのは地味目の70年代。Jefferson Starshipの「Miracles」にはハマりました。96年ロックの殿堂入り。

 5095以外は、「The Essential Jefferson Airplane / Jefferson Starship / Starship」に収録。

 

05086 Somebody To Love (あなただけを) 67年5位

 Jefferson Airplane65年サンフランシスコで結成されたが、その前身でGrace Slickが在籍していたThe Great Societyのオリジナルで、作曲は義弟のDarby Slickである。同じGraceのボーカルだが、もうちょっとのんびりしたフォーク調で、それはそれで心地よい。それと比べると、テンポは上がり、Grace のボーカルの迫力がはるかに増している。もはやロックのスタンダードの1曲だね。ローリングストーン誌のベスト500では274位。

https://www.youtube.com/watch?v=ceJQoKl2-F8

 

05087 White Rabbit (ホワイト・ラビット) 67年8位

 5086と同じセカンドアルバム「シュールリアリスティック・ピロー」より。

ローリングストーン誌のベスト500では478位。Grace Slick作で(やはり元はThe Great Societyの曲)、「不思議の国のアリス」をモチーフにしたドラッグソング。5086のような明快さはなく、シングルヒットするような曲とは思えないのだが、ベスト10入り。

 Jefferson Airplaneはモンタレー、ウッドストック、オルタモント、いずれにも出演し、フラワームーブメント等、時代の象徴として人気を維持していたのだが、Top40ヒットは生まれず、次はJefferson Starship74年にGracePaulがバンド名を変えた)としてのヒットとなる。

 

05088 Miracles (ミラクルズ) 75年3位

 マイ・フェイバリット! 彼ら唯一のNo.1アルバム「Red Octopus」からのシングル。何か捉えどころのない展開で、特にアルバムバージョンは7分近いのだけれど、間奏もなく揺らぎ続けるのが心地いい。75年に復帰したMarty Balin作で彼がボーカルを取っている。彼の場合、ソロだと甘くなりすぎだけれど、いいバランスじゃないかなあ。

https://www.youtube.com/watch?v=7m8izf-oXY4

 

05089 With Your Love (ウィズ・ユア・ラブ) 76年12位

 5088の続編的。Marty Balin等の共作で彼のボーカル。同じっちゃ同じだけど、好きなものはしょうがない。アルバム「Spitfire」のドラゴンのジャケットも印象に残ってるな。

 

05090 Count On Me (カウント・オン・ミー) 78年8位

 これもMarty節で続々編的ではあるのだけれど、作曲はJesse Barish。この人はMartinのソロ「ハート悲しく」を作った人だな。Martinのボーカルもいいけど、コーラスも素敵です。

 

05091 Runaway (ランナウェイ) 78年12位

 5090と同じアルバム「Earth」より。同一路線でちょっと甘ったるいけれど、Bメロでアクセントがついてていいんじゃないかな。私が好きなJefferson Starshipはここまで。

 

05092 Jane (ジェーン) 79年14位

 突然音は産業ロックへ? GraceMartyが脱退、Micky ThomasElvin Bishop Groupeで「愛に狂って」を歌っていた)が加入したのだ。音はForeignerみたいだ。突然Bメロがレゲエ調なのが不思議。

 

05093 Find Your Way Back (ファインド・ユア・ウェイ・バック) 81年29位

 5092の路線でまっしぐら。Micky Thomasのハイトーンボイスといい、既にStarshipだね。欠けていたのはキャッチーなメロディとGraceのボーカルだけか。

 

05094 Be My Lady (ビー・マイ・レディ) 82年28位

 Grace Slickが復帰。Mickyとのツインボーカルに。産業ロックにまっしぐらかと思ったら、微妙に逆戻りしていて、かえって中途半端かな。

 

05095 Winds Of Change (奇蹟の風) 83年38位

 5094と同じアルバムより、タイトルチューン。久々にGrace節が聴ける曲。中途半端さは5094と共通だが、ギターがかなり前面に。

 

05096 No Way Out (ノー・ウェイ・アウト) 84年23位

 Jefferson Starship最後のヒット。もうStarshipの音。曲はStarship時代のプロデューサーPeter Wolfだし(J.Geils Bandのリードボーカルとは別人です)。繰り返しになるが、欠けているのはキャッチーなメロディだけ。メインストリームロックチャートNo.1。メインストリームロックって、何だ?

 冒頭にオリジナルメンバーは結構残っている等と書いたけれど、Paul Kantnerがやめたので、残ったのはGrace Slickだけでした。で、Paulが訴えたんで、Jeffersonが使えなくなり、バンド名はStarshipになるのであった。

 

05097 We Built This City (シスコはロック・シティ) 85年1位

 彼ら初のNo.1ヒット。産業ロックとか書いたけれど、嫌いなわけではない。♪僕らがロックンロールでこの街(サンフランシスコ)を作った♪というのがどんなニュアンスなのか、よくわからないけれど、とにかく勢いがあって好き。DJ(ラジオの)が実況で入ってくるのも面白い。メインストリームロックチャートNo.1、ゴールドディスク。

 

05098 Sara (セーラ) 86年1位

 マイ・フェイバリット。まさか2曲続けてNo.1とは。この曲の次にNo.1になったHeartの「These Dreams」も大好きだが、曲調が似てる上に、Cメロ?の意外な展開が気に入っている。そう言えば、「These Dreams」は5097と作者(Bernie TaupinMartin Page)が同じだ。ところで、リードボーカルのMickey Thomasの奥さんの名前はSaraである。アダルトコンテンポラリーチャートNo.1

https://www.youtube.com/watch?v=32ScTb6_KHg

 

05099 Tomorrow Doesn’t Matter Tonight (トゥモロー・ダズント・マター・トゥナイト) 86年26位

 50975099は新生Starshipの初アルバム「Knee Deep in the Hoopla」より。このタイトルは5097の中でも歌われているんだけど、どういう意味なんだろう? で、この曲は全然キャッチーじゃない。

 

05100 Nothing’s Gonna Stop Us Now (愛はとまらない) 87年1位

 まさかの3曲めのNo.1は映画「マネキン」の曲。デュエットとして、Grace SlickMicky Thomasが選ばれたということらしい。Grace48歳で女性シンガーのNo.1としては最年長(後にCher52歳に破られる)。もはやAOR。私の苦手なヒットメーカーDiane Warrenの初のNo.1である。石川秀美の「素敵な勇気」はこの曲のパクリ。アダルトコンテンポラリーチャートNo.1、ゴールドディスク。

 

05101 It’s Not Over (‘Til It’s Over) (イッツ・ノット・オーヴァー) 87年9位

 いつの間にか他人の曲をMicky Thomasが歌う産業ロックバンドになってしまった。この曲がTop10に入ってたんだ。

 

05102 It’s Not Enough (イッツ・ノット・イナフ) 89年12位

 ついにGraceも辞めて、最後のTop40ヒット。Starshipの残骸は言い過ぎか。

 Paul Kantner2016年に、Marty Balin2018年に亡くなってしまいました。R.I.P.

2020年5月 8日 (金)

Day, Morris (モーリス・デイ)

 昨日紹介したThe Timeのリードボーカル。1956年ミネアポリス生まれ。The Timeの「Jungle Love」「Jerk-Out」、ソロの「Fishnet」、どのMVでもチャラいキャラクターを演じている。

 

05085 Fishnet (フィッシュネット) 88年23位

 この時期はThe Timeが解散していて、Morris Dayのソロとしてのヒット。Jam & Lewisと共作しいていて、PVでも一緒に演っている。Princeの名前はないが、基本的に音も世界も同じ。R&BチャートNo.1

https://www.youtube.com/watch?v=qX1o-os-TMs

2020年5月 7日 (木)

Time, The (タイム)

 プリンス・ファミリー最大の大物。とにかくメンバーがスゴかった。その後Janet Jacksonでも一世を風靡したプロデューサー・コンビのJam(キーボード)& Lewis(ベース)、Princeの幼馴染のリードボーカルMorris DayJerome Benton(パーカッション)、Jesse Johnson(ギター)、Jellybean Johnson(ドラムス)、Monte Moir(キーボード)。と書いたけど、50825083の収録されているアルバム「Ice Cream Castle」(当時買った)の時点で、Jam & LewisMonte Moirはいなくて、メンバーが入れ替わってるようだ。その辺の経緯はWikiに書いてあった。

 

05082 Jungle Love (ジャングル・ラヴ) 85年20位

 マイ・フェイバリット! ♪オピヨピヨ♪って聴こえる掛け声が耳に残るご機嫌なファンクチューン。MVでのMorris Dayのジゴロっぷり、途中でステージの上で鏡に向かって髪をとかすところとか、くだらなくて大好き。

https://www.youtube.com/watch?v=N2FPQvwhSDY

 

05083 The Bird (ザ・バード) 85年36位

 5082に続いてPrinceの映画「パープルレイン」で使われた曲。いまだに観たことないですが。5082の痛快さに比べると、地味だな。

 

05084 Jerk-Out (ジャーク・アウト) 90年9位

 オリジナルメンバーによる再結成第1弾(しかないが)「パンデモニアム」(こっちも買った)より、彼ら最大のヒット。元々はPrince81年に吹き込んだ曲らしい。切れ味バツグン、と同時にMorris Dayのチャラさも全開。R&BチャートNo.1、ゴールドディスク。

 ところで、このアルバムには「ドナルド・トランプ」ってバラードが入ってて、当時不動産王だったドナルド・トランプの黒人版になるとか歌ってる。

2020年5月 6日 (水)

Sporty Thievz (スポーティ・シーヴズ)

 ニューヨーク・ブルックリン出身のラップトリオ。90年代で私が一番好きだったTLC(まだ紹介できていない)のNo.1ヒット「No Scrubs」のパロディをヒットさせた一発屋だが、全然知らなかった。

 

05081 No Pigeons (ノー・ピジョンズ) 99年12位

 TLCの「No Scrubs」は、ダメな男をこき下ろした歌だが、そのアンサーソングだか、パロディだか、替え歌? 鳩ってのが、女性への悪口なのかな? ま、英語はわからないので、これくらいにしておきます。ゴールドディスク。

https://www.youtube.com/watch?v=GVrCtKhC1uk

 

 ついでに、TLCの「No Scrubs」も。

https://www.youtube.com/watch?v=FrLequ6dUdM

2020年5月 5日 (火)

Squeeze (スクィーズ)

 ロンドン出身のニューウェイブ・ポップロックバンド。一時期Paul Carrackex. AceMike + The Mechanics)が在籍していたことも。パワーポップとか言われたこともあったけど、キャッチーな曲ばかり。アメリカでのヒットは87年と88年の2曲だが、英国では79年に2曲(「Cool For Cats」「Up The Junction」)が2位になっていて、人気のあった時期が違うのか? で、なぜかその内の1枚を持っていたんで(なぜ買ったのか、全く記憶にないのだが)、画像アップしとく。

Img_0024

05079 Hourglass (アワーグラス) 87年15位

 この曲は好きだったなあ。サビもキャッチーでご機嫌です。マグリットがモチーフ?のMVも面白かった。

https://www.youtube.com/watch?v=7sa1TgAeZlQ

 

05080 853-5937 (恋の留守番電話853-5937) 88年32位

 電話番号がタイトルの曲というと、Tommy Tutoneの「867-5309/Jenny」とか、Wilson Pickettの「634-5789 (Soulsville, U.S.A.)」とか、ありました。5079と同じアルバム「Babylon And On」より。メロディはそれほどキャッチーではないな。

2020年5月 4日 (月)

Spin Doctors (スピン・ドクターズ)

 ニューヨーク出身の4人組オルタナティブ・ロックバンド。「Two Princes」は爽やかなギターポップって感じで印象に残っている。

 

05077 Little Miss Can’t Be Wrong (リトル・ミス・キャント・ビー・ロング) 92年17位

 アルバムチャートで3位まで行ったデビューアルバム「Pocket Full of Kryptonite」から1曲目。「Two Princes」は覚えていたけれど、こちらは忘れてた。キャッチーさで劣るから、最高位は妥当かな。

 

05078 Two Princes (トゥー・プリンセス) 93年7位

 同じアルバムから2曲目。この手の爽やかなポップロックって、90年代前半に他にもあったよね。名前を思い出せないけど。あと、Steve Miller Band近いものも感じた。Bestを入手したので、近々紹介する予定。

https://www.youtube.com/watch?v=wsdy_rct6uo

2020年5月 3日 (日)

Brandy (ブランディ)

 90年代後半にヒット曲を連発していた女性R&Bシンガー。79年生まれだから、最初のヒットの時は15歳だったのか。ちょっとビックリ。ビヨンセも16歳でデビューだし、みな早熟だなあ。Ray Jは弟。2006年に人身事故を起こしてしまい、その後パワーダウンしてしまったようだ。

5066、5076以外は「The Best Of Brandy」に収録。

 

05064 I Wanna Be Down (アイ・ワナ・ビー・ダウン) 94年6位

 デビューシングル。Bestに収録されているのは、Queen Latifah等のラップの入ったリミックス・ヴァージョンだった。淡々とした曲なんで、このくらいアクセントがあった方がいいようにも思う。R&BチャートNo.1、ゴールドディスク。

 

05065 Baby (ベイビー) 95年4位

 メロディもキャッチーだし、ファンキーで、こちらの方が断然好み。R&BチャートNo.1、プラチナディスク。

 

05066 Best Friend (ベスト・フレンド) 95年34位

 50645067はデビューアルバム「Brandy」より。これはちょっと平板かな。

 

05067 Brokenhearted (ブロークンハーテッド) 95年9位

 初のバラード。当時の彼氏だったか、Boyz MenWanya Morrisとのデュエット。ゴールドディスク。

 

05068 Sittin’Up In My Room (シティン・アップ・イン・マイ・ルーム) 96年2位

 Whitneyが主演した映画「Waiting To Exxhale」より。映画は観なかったけど、サントラは買ったな。Whitney3曲(1位、8位、26)に加え、Toni Braxton1位)、Mary J. Blige2位)もヒットした。他にArethaChakaTLCとかも入ってるし、Brandyもその1人なんだからスゴイな。サントラは全てBabyfaceの作曲・プロデュース。Babyfaceはあまり好みではないが、手堅い出来。これは売れるわ。プラチナディスク。

 

05069 Missing You (ミッシング・ユー) 96年25位

 次も映画がらみ。「Set It Off」という映画(よく知らない)から。クレジットは、Brandy, Tamia, Gladys Knight & Chaka Khan。メンバーが豪華な割にあまりピンと来ない。

 

05070 The Boy Is Mine (ザ・ボーイ・イズ・マイン) 98年1位

 Monicaとのデュエットで、13No.1の超大ヒット。PaulMichaelの「The Girl Is Mine」のアンサーソングという解説もあるが、2人で1人を取り合うというシチュエーションは全く同じ。Rodney JerkinsDallas Austinという大物がプロデュース。BrandyMonicaの双方のアルバムに収録された(Monicaの方はアルバムのタイトルが同名)。MVでは最後男がBrandyの部屋を選んだけれど、そこにはMonicaもいたというオチがおかしい。ところで、いい曲だとは思うけれど、13週? でも、それ言ったら、Boys Menなんて、13週、14週、16週だし、「Macarena」も14週だもんな。90年代はNo.1のインフレ状態でした。

グラミー賞のR&Bボーカルデュオ受賞、R&BチャートNo.1(8)、プラチナディスク(200万枚以上)

https://www.youtube.com/watch?v=qSIOp_K5GMw

 

05071 Have You Ever? (ハヴ・ユー・エヴァー?) 98年1位

 余勢をかって、これもNo.1。苦手なDiane WarrenDavid Fosterだよ。人畜無害。

 

05072 Almost Doesn’t Count (オールモスト・ダズント・カウント) 99年16位

 50705072はセカンドアルバム「Never Say Never」より。3曲の中ではこれが一番好みかな。ただし、シングルカットはされていない。

 

05073 What About Us? (ホワット・アバウト・アス?) 02年7位

 この呪術的な感じは当時の流行りだね。これもRodney Jerkinsが関わっている。

 

05074 Full Moon (フル・ムーン) 02年18位

 同名のサードアルバムより(5073も)。MVを観るとずいぶん大人っぽくなっているよね。この時妊娠してたんだっけ?

 

05075 Talk About Our Love (トーク・アバウト・アワ・ラヴ) 04年36位

 Brandyではこの曲が一番好き。Kanye Westのプロデュースで彼のラップも聞ける。クレジットはBrandy Feat. Kanye West

https://www.youtube.com/watch?v=vIpgFWgNYjQ

 

05076 Right Here (Departed) (ライト・ヒア(ディパーテッド)) 08年34位

 AtlanticからEpicに移ってのヒット。これもRodney Jerkins。以前なら確実にTop10に入ったであろう出来なのにな。

2020年5月 2日 (土)

Richie, Lionel (ライオネル・リッチー)

 正直この人は天敵と思っていて、7年前のCommodoresの紹介の時もボロクソ書いたのだけれど、歳とると人間丸くなるというか、感受性が鈍くなるというか、まあいいんじゃないかと思う部分もある。

 49年アラバマ州生まれ、Commodoresのリードシンガーを経て、81年にソロとして独立。好き嫌いはともかく、デュエットの「Endless Love」を除いても、独立後12曲連続でTop10入り、作った曲が78年から8年連続No.1Kenny Rogersの「Lady」を含む)なのだから、80年代を代表するシンガーであり、ソングライターだったことは間違いない。We Are The Worldも彼とMichaelの共作だしね。50515061以外は「The Definitive Collection」に収録。

 

05049 Truly (トゥルーリー(愛と測りあえるほどに)) 82年1位

この曲の前に、今でもこれだけは勘弁という「Endless Love」(後は「Three Times A Lady」もダメ)がヒットしているのだが、それはDiana Rossの項で紹介します。

いきなりのNo.1である。で、いきなり前言を翻すと、こういう曲が一番苦手なんである。甘ったるくて、盛り上げて。すみません。アダルトコンテンポラリーチャートNo.1、ゴールドディスク。

 

05050 You Are (ユー・アー) 83年4位

 ♪You are the sun. You are the rain.♪っていうサビはキャッチーでいいのでは? アダルトコンテンポラリーチャートNo.1

 

05051 My Love (マイ・ラヴ) 83年5位

 歌い手としても作曲家としても彼はバラードが本領なのだろうけど、そのバラードがどうしても受け付けないんだよなあ。50495051はソロ1枚目「Lionel Richie」より。アダルトコンテンポラリーチャートNo.1

 

05052 All Night Long (All Night) (オール・ナイト・ロング) 83年1位

 今回聴き直して、一番許せたのがこの曲。バラードはキツイけど、アップテンポだし、カリブ風味も気持ちいい。翌年のロス五輪の閉会式で歌われている。4週連続No.1R&Bチャート、アダルトコンテンポラリーチャートでもNo.1、ゴールドディスク。

https://www.youtube.com/watch?v=nqAvFx3NxUM

 

05053 Running With The Night (ラニング・ウィズ・ザ・ナイト) 83年7位

 50525056はセカンドアルバム「Can't Slow Down」(グラミー賞アルバム・オブ・ジ・イヤー受賞)より。2曲続けてバラードでない曲をカットしてきたけど、こっちはピンとこない。

 

05054 Hello (ハロー(出逢いの扉)) 84年1位

 本領のバラードでNo.1。思ったよりアレルギーが出ないのはなぜだろう? PVはちょっと有名かも。英国で唯一のNo.1ヒット(6!)、R&Bチャート、アダルトコンテンポラリーチャートNo.1、ゴールドディスク。

 

05055 Stuck On You (スタック・オン・ユー) 84年3位

 これはジャンル的にはカントリーってことになっているらしい。アダルトコンテンポラリーチャートNo.1

 

05056 Penny Lover (ペニー・ラヴァー) 84年8位

 これは苦手です。って、何の解説にもなっていないが。アダルトコンテンポラリーチャートNo.1

 

05057 Say You, Say Me (セイ・ユー、セイ・ミー) 85年1位

 当時新宿御苑にあった昆というショーパブにたまに行くことがあって、そこでこの曲が流れて♪Say you, say me♪と歌い出すと、ステージ上の人が背中を見せ、それが西武ライオンズのユニフォームだったというシーンを思い出した。ただ、それだけだが。

 バラードの中では、これもまあ許せる方。しかし、途中で突然アップテンポになるのは何なんだろう? 映画「ホワイトナイツ/白夜」からPhil Collinsの「Separate Lives」に次いでNo.1 4週)になった。R&Bチャート、アダルトコンテンポラリーチャートNo.1、ゴールドディスク。

https://www.youtube.com/watch?v=PxIF9e0465E

 

05058 Dancing On The Ceiling (ダンシン・オン・ザ・シーリング) 86年2位

 50575061を含むサードアルバムのタイトル曲。アップテンポだけど、メロディがイマイチキャッチーじゃなくて、面白くないなあ。

 

05059 Love Will Conquer All (愛に抱かれて) 86年9位

 なぜかこの曲だけ日本語の邦題がついている。歌はうまいとは思うけど。アダルトコンテンポラリーチャートNo.1

 

05060 Ballerina Girl (バレリーナ・ガール) 87年7位

 このバラードもキツいなあ。アダルトコンテンポラリーチャートNo.1

 

05061 Se La (セラ) 87年20位

 ついにTop10入りを逃す。アルバムから5枚目のシングルカットだしね。でも、セカンドアルバムからも5曲切ってたなあ。レゲエがベースになっている彼らしからぬナンバーで、面白いとは思う。

 

05062 Do It To Me (ドゥ・イット・トゥ・ミー) 92年21位

 なぜか10年間オリジナルアルバムは出ず、この曲はベスト盤に収録されていた新曲。R&BチャートNo.1

 

05063 Don’t Wanna Lose You (ドント・ワナ・ルーズ・ユー) 96年39位

 モータウンを離れてマーキュリーからのこの曲が最後のTop40ヒット。Commodores時代に戻ったような曲ではある。

2020年5月 1日 (金)

Soup Dragons, The (スープ・ドラゴンズ)

 スコットランド出身のロック・ダンス・フュージョン・バンド(とJoel Whitburnには書いてあった)。80年代までのブリティッシュは大好物なのだが、90年代からは全く興味を失ったので、ちょうど微妙なところで、このバンドのこともよく覚えていない。Happy MondaysとかJesus Jonesとか出てきた頃のバンドと、大雑把に括られているだけ。英国での彼ら最大のヒットはStonesの「Im Free」(米国では「ひとりぼっちの世界」のB)のカヴァーだった(最高位5位)。

 

05048 Divine Thing (ディヴァイン・シング) 92年35位

 当時のダンスっぽいロックの1曲ではあるが、なんかグラムロックの90s版って感じもするな。

https://www.youtube.com/watch?v=M3TIncTTL4k

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