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2013年7月 6日 (土)

Simon, Paul (ポール・サイモン)

 説明するまでもないが、Simon & GarfunkelのSimon。41年ニュージャージー州に生まれ、ニューヨーク・クイーンズで育ち、11歳でArt Garfunkelと出会い、ハイスクールでTom & Jerryを結成する。63年にSimon & Garfunkelとしてスタートするが売れず、思いがけず「The Sound Of Silence」が大ヒットした話は前に書いた通り。72年にソロ・デビュー。ソロになってからは、レゲエだったりアフリカ音楽だったり、多様なワールド・ミュージックを取り入れて独自の世界を繰り広げたという印象が強い。2001年ロックの殿堂入り。例によって日本のウィキにリンクしておきます。
 私は持っていないけれど、4959以外は「The Essential」に収録されている。

04949 Mother And Child Reunion (母と子の絆) 72年4位
 ソロとしての初ヒット。この時点でジャマイカに行ってレゲエを演っているというのはやっぱりスゴいよね。日本でも売れた。

04950 Me And Julio Down By The Schoolyard (ぼくとフリオと校庭で) 72年22位
 これも日本で売れたね。初ソロアルバムからの2曲目はラテン風味。それにしても「僕と不良と校庭で」ともじったのは大したもんだな。

04951 Kodachrome (僕のコダクローム) 73年2位
 これもいい曲だよね。アレンジの素晴らしいこと。特に後半でテンポが上がるところが好き。コダックのフィルムの商品名そのままのタイトルというのもスゴいな。

04952 Loves Me Like A Rock (ママはご機嫌/母からの愛のように) 73年2位
 4951〜4953はマッスルショールズで録音したアルバム「ひとりごと」より。ゴスペル風味の素敵なポップスで、ゴスペル・グループDixie Hummingbirdsがバックで歌っている。歌詞ではニクソン大統領(ウォーターゲート事件)を皮肉っている。クレジットはPaul Simon (with The Dixie Hummingbirds)。アダルト・コンテンポラリー・チャートNo.1、ゴールドディスク。

04953 American Tune (アメリカの歌) 74年35位
 隠れた名曲だけれど、意外にもあまりヒットしてないんだな。歌詞があまりにリアルだったせいかしらん? 是非どこかで歌詞(訳詞)を読んでみて下さい。バッハのマタイ受難曲のコラール「血潮したたる主の御頭」のメロディを使っている。

04954 Gone At Last (哀しみにさようなら) 75年23位
 ゴスペルのリンクでPaul SimonとPhoebe Snowがファイトしているイメージが昔からある。それほどエキサイティング。ピアノもすげえなあ。マイ・フェイバリット! クレジットは、Paul Simon/Phoebe Snow and The Jessy Dixon Singers。

04955 50 Ways To Leave Your Lover (恋人と別れる50の方法) 76年1位
 これが唯一のNo.1ヒットってのも不思議だ。地味なのに。確か10位から突然ランクアップして驚いた記憶がある。歌詞はいろんな意味にとれて、よくわからない。後は何と言っても、スティーブ・ガッドのドラミングに尽きるな。バック・ボーカルにPatti Austin、Phoebe Snow、Valerie Simpson。アダルト・コンテンポラリー・チャートNo.1、ゴールドディスク。

04956 Still Crazy After All These Years (時の流れに) 76年40位
 4954、4955も収録している(S&Gの「My Little Town」も)アルバムのタイトル曲。4955が1位で、この曲が40位というのはちょっと納得できないなあ。エレピの音がやさしいナンバー。途中の漂う感じやサックスが入ってくるところもいい。

04957 Slip Slidin’ Away (スリップ・スライディン・アウェイ) 77年5位
 相変わらずのPaul Simon節。やさしすぎて、ひっかかりがないかも。ポコッは好き。バック・ボーカルはOak Ridge Boys。ゴールドディスク。この後に「Wonderful World」がヒットするが、それはArt Garfunkelの項で。

04958 Late In The Evening (追憶の夜) 80年6位
 久々ラテン風味のアップテンポなナンバー。ブラスセクションをフィーチャーしたアレンジもすてき。「Graceland」の先駆けっぽい感じもある。

04959 One-Trick Pony (ワン・トリック・ポニー) 80年40位
 今まで書き忘れてたけれど、Paul Simonからはスゴくニューヨークを感じる。この曲も都会的。4958とこの曲はSimonが出演した映画「One-Trick Pony」より。

04960 You Can Call Me Al (コール・ミー・アル) 87年23位
 グラミー賞でアルバム・オブ・ジ・イヤーを獲り、南アフリカがらみで非難も浴びた「Graceland」より。本当に完成度の高いハッピーな世界。最後のTop 40ヒットに。
 明日は相棒の紹介だよ。

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音楽 70年代 Simon, Paul」カテゴリの記事

コメント

Simon & Garfunkelでは、Art Garfunkelが歌唱力担当、Paulはセンス担当、というふうに思っていたけど、ソロだとあの頼りない声もなかなかいい味だったりする。
何度か書いているが、もともとフォーク系が苦手な私としては最初の頃はあまり思い入れもなかったのだが、『Gone At Last』は文句なくカッコよかったし、その後の『50 Ways To Leave Your Lover』『Still Crazy After All These Years』の連発には圧倒された。

■Still Crazy After All These Years
>4955が1位で、この曲が40位というのはちょっと納得できないなあ。
ちょっと地味めとはいえ、全く同感です。
邦題がよく似てる『愛の流れに』ともども、あまりにチャートの評価が低くて驚いた曲として強く印象に残っている。

名曲ぞろいのS&Gに比べると、Paul Simonのソロはなんて思いながら聴き直してみると、あまりの完成度の高さに改めて驚かされました。
心温まったり、洒落ていたり、ご機嫌だったり、曲の表情はさまざまですが。
まごうことなき天才ですね、この人は。

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