ZZ Top (ZZトップ)
長いあごひげとサングラスがトレードマーク。69年にテキサス州で結成以来、メンバーチェンジのないスリーピース・ロック・バンド。真正ブギー・バンド、ブルース・バンドという印象だったので、こんなにポップ・チャートで売れるようになるとは意外だった。メンバーはBilly Gibbons(ギター)、Dusty Hill(ベース)、Frank Beard(ドラムス)。Gibbonsが結成前はサイケデリック・ロック・グループにいたというのは驚き。90年には「バック・トゥ・ザ・フューチャーPART3」に出演した(エンディングテーマも歌っている)。04年ロックの殿堂入り。
2枚組の「The Very Best Of ZZ Top」に全曲収録。
04696 Tush (タッシュ) 75年20位
This is ブギーって感じだね。実はこれが一番好き。片面がライヴだったアルバム「Fandango!」より。
04697 I Thank You (アイ・サンキュー) 80年34位
5年ぶりのヒットはSam & Daveのカヴァー。相変わらずの泥臭い音を聴かせてくれる。
04698 Gimme All Your Lovin (ギミ・オール・ユア・ラヴィン) 83年37位
大ヒットアルバム「Eliminator」より。随分売れ線っぽい音になった。
04699 Legs (レッグス) 84年8位
4698と同じ「Eliminator」から。シンセをフィーチャーしてTop10入り。私は初期の方が好きかも。ギターのリフに尽きるかな。
04700 Sleeping Bag (スリーピング・バッグ) 85年8位
4700〜4703は最大のヒットアルバム「Afterbuner」より。シンセ全開。メロディにEaglesというかDon Henleyとかを感じる。メインストリーム・ロック・チャートNo.1。
04701 Stages (ステージス) 86年21位
長距離トラッカーに支持されたバンドだが、アメリカの広大なハイウェイとかにホント合いそうな音だよね。全然泥臭くなくなってるけど。これもメインストリーム・ロック・チャートNo.1。
04702 Rough Boy (ラフ・ボーイ) 86年22位
珍しいバラードのヒット。ZZ Topでバラードを聴くことになるとは。
04703 Velcro Fly (ヴェルクロ・フライ) 86年35位
最後のTop40ヒット。正直ただのシンセ・ポップだよね。80年代はこういうの多かった。ZZ Topである必然性なし。その後、90年に出た「Back To The Future Ⅲ」の「Doubleback」は50位どまり。
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