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2013年2月17日 (日)

Spinners (スピナーズ)

 何かフィラデルフィアのグループのイメージがあるけど、デトロイト・スピナーズ(UKでの呼称)って言うくらいだから、デトロイト出身。結成は何と54年!Harvey Fuquaに見出されたドゥーワップ・グループ時代から、リード・ボーカルはBobby Smith、G.C. Cameron、Philippe Wynne、John Edwardsと入れ替わっているが、私が聴いていたのはもちろん全盛期のPhilippe Wynneの時代。72年にアトランティックに移籍して、Thom Bellの下でフィリー・サウンドを演っていた時。
 アトランティックに移籍した4618以降の曲は全てRHINOの「The Detroit Spinners The Ultimate Collection」に収録。

04615 That’s What Girls Are Made For (ザッツ・ホワット・ガールズ・アー・メイド・フォー) 61年27位
 これはさすがに全然Spinnersじゃないね、ドゥーワップだもの。しかも、ドゥーワップ好きの私なのに、あまりピンと来ないなあ。リードボーカルはMoonglowsのHarvey Fuquaと言われていたが、Bobby Smithだそうだ。

04616 I’ll Always Love You (アイル・オールウェイズ・ラヴ・ユー) 65年35位
 Harvey Fuquaのレーベルがモータウンに買収されて、モータウンのアーティストになる。確かにモータウンらしいダンサーだな。あまり特徴はないけど。これもリードは甘あいBobby Smith。

04617 It’s A Shame (イッツ・ア・シェイム) 70年14位
 モータウンにちっとも力を入れてもらえなかった彼らがモータウンに残した傑作。作曲・プロデュースはStevie Wonderって、最近まで知らなかった。確かに言われてみれば、どう聴いてもStevieだが。リードボーカルは力強いG.C. Cameron。後半の盛り上がりはいいね。

04618 I’ll Be Around (いつもあなたと) 72年3位
 アトランティックに移籍、リードボーカルPhilippe Wynne、プロデュースThom Bellでの初ヒット。まあSpinnersと言えば、フツーここから。この甘さと軽快さが彼らの持ち味。調べたら、リードボーカルはBobby Smithでした。95年にこの曲をバックにRappin’ 4-Tayがラップを乗せた「I’ll Be Around 」がTop40入りしている。R&Bチャート5週No.1、ゴールドディスク。

04619 Could It Be I’m Falling In Love (フィラデルフィアより愛をこめて) 73年4位
 Spinnersの代表曲。今聞くと何か恥ずかしい邦題だが。♩with you♩がいいなあ(あと、that’s funnyも)。これもリードはBobby Smithだった。R&BチャートNo.1、ゴールドディスク。

04620 One Of A Kind (Love Affair) (たわむれの愛) 73年11位
 怒濤のR&Bチャート3曲連続No.1。相変わらず甘くて軽快。ここからリードはPhilippe Wynneに(とは言っても、Bobby Smithがリードの曲もあり)。ゴールドディスク。

04621 Ghetto Child (ゲットー・チャイルド) 73年29位
 心地いいなあ。変拍子のサビが妙に耳に残る。4618〜4621はアトランティックでのデビュー盤「Spinners」に収録。今考えると、すごいアルバムだ。

04622 Mighty Love – Pt.1 (マイティ・ラヴ) 74年20位
 この頃の彼らの曲としては今ひとつピンと来ない、何故か。R&BチャートNo.1。

04623 I’m Coming Home (アイム・カミング・ホーム) 74年18位
 当時の彼らとしては珍しいノリのいい曲。この後、Dionne Warwickと共演したNo.1ヒット「Then Came You」があるが、それは彼女の項で。

04624 Love Don’t Love Nobody – Pt.Ⅰ (ラヴ・ドント・ラヴ・ノーバディ) 74年15位
 ピアノをフィーチャーしたバラードはあまりSpinnersっぽくない。

04625 Living A Little, Laughing A Little (リヴィング・ア・リトル・ラフィング・ア・リトル) 75年37位
 地味だなあ。今気づいたけれど、フィリーソウルの寿命が尽きようとしていたってことか。Stylisticsもアメリカでは74年を最後にヒットから遠ざかってしまったし。

04626 “They Just Can’t Stop It” The (Games People Play) (ゲームズ・ピープル・プレイ) 75年5位
 Spinners起死回生の一発。確か、最初「Games People Play」ってタイトルだったのに、途中から副題になってしまった。当時あんまり好きでもなかったんだけど、今聴くと、女性ボーカルや低音ボーカルとの掛け合いといい、コーラスといい、素敵な曲だなあ。ほんわかします。R&BチャートNo.1、ゴールドディスク。

04627 Love Or Leave (愛の迷い) 76年36位
 あまり印象にない。シンセが変だし、ストリングスをもっとうまく使って欲しい。

04628 The Rubberband Man (ラバーバンド・マン) 76年2位
 ディスコ路線。当時はあまりいいと思わなかったが、最近はPhilippe Wynneのボーカルやコーラスがクセになって、結構好き。R&BチャートNo.1、ゴールドディスク。

04629 Working My Way Back To You/Forgive Me, Girl (ワーキング) 80年2位
 Philippe Wynneが77年に脱退、リードボーカルがJohn Edwardsに代わっての初めてのTop40ヒット。オリジナルはFour Seasons。「Forgive Me, Girl」とのメドレーだが、こちらはプロデュースも手がけているMichael Zager、って「チャンタでいこう!」じゃないか。ディスコものだけど、なかなか軽快でいい感じ。英国ではNo.1になっている。ゴールドディスク。

04630 Cupid/I’ve Loved You For A Long Time (キューピッド) 80年4位
 4629と同一路線で、Sam Cookeのあまりにも有名な曲を、Michael Zagerがメドレーに仕立てたディスコもの。二匹目のどじょうはいたわけだが、これが最後のTop40ヒットに。

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音楽 60年代 Spinners」カテゴリの記事

コメント

消える前のコメントで『“They Just Can’t Stop It” The (Games People Play)』と『The Rubberband Man』はモノすごい曲だ、的なことを書いた気がする。

改めてこの2曲を聴いたり見たりしているが、リードボーカルが違うんだね。
どっちも凄腕だけど。

私も最近になって、「They Just Can’t Stop It」と「The Rubberband Man」の2曲が素晴らしいのに気づいた口です(実にスリリング! ヒットした当時はあまりピンと来ていなかったのですが)。
おっしゃる通り、前者はBobby Smith、後者はPhilippe Wynneがリードをとっています。

守備範囲外なんですがこれも「(自分が)いい曲はいい=好きっ」 なのでThe Rubberband Manは愛聴しております\(^o^)/ スピナーズはこれ1曲のみ(^^;

上にも書きましたが、「They Just Can’t Stop It」と「The Rubberband Man」は当時はそれほど好きではなかったのですが、後になって素晴らしい曲だと気付きました。

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