Lymon, Frankie, And The Teenagers (フランキー・ライモン&ザ・ティーンエイジャーズ)
「Why Do Fools Fall In Love」と言えば、81年にDiana Rossがヒットさせたのが印象に残っている。Frankie Lymonによるオリジナルのヒットから25年後のことだけれど、かまち潤氏が書いているように、2人の歳の差は2歳しか離れていない。Lymonは当時13歳(42年ニューヨーク・ブロンクス生まれ)で、DianaがSupremesで大活躍中の68年に25歳でドラッグのために亡くなった。若くしてスターになって破滅した典型的なケースみたいだ。
グループは10代の5人による黒人ドゥーワップ・グループ。最年少のLymonがリード・ボーカルを務めた。Jackson 5の先駆ってことかな? 93年ロックの殿堂入り。
04236 Why Do Fools Fall In Love (恋は曲者) 56年6位
LymonとプロデューサーのGeorge Goldnerのオリジナル(但し異説もあり)でデビュー・ヒット。Lymonの伸びるボーイ・ソプラノが圧倒的。当時としてはかなり革新的な曲だ。当時Gale Storm、Diamonds等も競作盤を出している。ローリングストーン誌のベスト500では307位。クレジットはThe Teenagers Featuring Frankie Lymon。英国ではNo.1。R&Bチャート5週No.1、ゴールドディスク。
04237 I Want You To Be My Girl (アイ・ウォント・ユー・トゥ・ビー・マイ・ガール) 56年13位
4236ほどのキャッチーさはないけれど、相変わらずLymonのボーカルは絶好調。間奏のサックスも好み。
04238 Goody Goody (グッディ・グッディ) 57年20位
36年ベニー・グッドマンによるNo.1ヒットのカヴァー。14歳とは思えない歌唱力だ。元の曲もいいのだろうけれど、文句なしにいい。声変わりとともに人気が衰退というのは致し方ないところだが、悲しい。3曲の演奏は全てJimmy Wrightオーケストラ。
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