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2012年10月の31件の記事

2012年10月31日 (水)

McGuinn, Clark & Hillman (マッギン・クラーク&ヒルマン)

 Byrds のオリジナル・メンバー、Roger McGuinnGene ClarkChris Hillmanによって77年に結成された。スーパー・グループなんだろうが、それにしてはチャートの成績はイマイチ。3枚のアルバムを残しているが、Clarkはデビュー盤だけで脱退した(とは言え、次のアルバムにも参加している)Clark94年に死去。

04299 Dont You Write Her Off (ドント・ユー・ライト・ハー・オフ) 7933

 リズムがあのBo Diddley 的なのがオモシロイ他は、フツーのポップなカントリー・ロックって感じ。でも、よく聴くとアレンジがディスコっぽい?のが不思議。

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2012年10月30日 (火)

McAnally, Mac (マック・マカナリー)

 57年アラバマ州生まれのシンガーソングライターでギタリスト。フォークの人だと思っていたら、08年にKenny Chesneyとのデュオで「Down The Road」をカントリー・チャートでNo.1にしている。いつの間にかカントリーの人に。Jimmy Buffettに曲を書いたり、彼のバックバンドで演ってたりもするみたい。

04298 Its A Crazy World (イッツ・ア・クレイジー・ワールド) 7737

 かろうじて曲名は覚えていた。デビューアルバムより。70年代前半のシンガーソングライターって感じ。これは褒めてるのね。70年代後半のAORっぽくないという意味で。Keith Carradineの「Im Easy」はこれの1年前か。

2012年10月29日 (月)

March, Little Peggy (リトル・ペギー・マーチ)

 60年代前半の女性ティーン・シンガーというとLittle Eva(ロコモーション)とこのLittle Peggy Marchが思い浮かぶ。48年ペンシルヴァニア州生まれだから、当時15歳。これはBrenda Leeを抜いてNo.1ヒットの最年少記録だった(同じ年に13歳のLittle Stevie Wonderに抜かれる)。本名はMargaret Battivioと言って、芸名は3月生まれから。145cmと小さかったので、Littleがついた。プロデュースはHugo & Luige 。華々しいデビューにもかかわらず、1年でヒットチャートからは消えてしまった。但し、ヨーロッパや日本ではその後も人気があり、しばらくはドイツに移住している。80年代には、ヨーロッパ各国でNo.1に輝いたAudrey Landersの「Manuel Goodbye」とJermaine Jackson & Pia Zadoraの「When The Rain Begins To Fall(恋の雨音)を共作した。

04295 I Will Follow Him (アイ・ウィル・フォロー・ヒム) 631

 オリジナルは「Chariot(愛のシャリオ)というフランスの曲で、Petula Clark がヒットさせている。作曲者はJ.W. StoleDel Romaだが、これは何とFranck Pourcel Paul Mauriat のことである。全然フランスの曲って感じはしない(もちろん英語で歌っているのだが)15歳とは思えない歌唱力。RBチャートNo.1

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04296 I Wish I Were A Princess (プリンセスではないけれど) 6332

 夢見る系ガール・ポップス。バックの男声コーラスは4295と同様。カルト映画「ヘアスプレー」で使われたことで知られる。

04297 Hello Heartache, Goodbye Love (さよなら!初恋) 6326

 前2作と比べるとちょっとバラードっぽい(変な表現だが)。それにしても、これが最後のTop40ヒットというのは何故だろう? やっぱりBeatles上陸で世界が変わってしまったせいなのか。

2012年10月28日 (日)

Main Ingredient, The (メイン・イングリーディエント)

 「Everybody Plays The Fool」と「Just Dont Want To Be Lonely」の2大名曲で知られるニューヨーク・ハーレム出身のRBボーカル・トリオ。64年にデビューするも売れず、リードシンガーが病気のためにCuba Goodingに交代した後に4292が大ヒットする。息子は「ザ・エージェント」(Jerry Maguire)96年にアカデミー助演男優賞を獲ったCuba Gooding Jr.

04292 Everybody Plays The Fool (エヴリバディ・プレイズ・ザ・フール) 723

 失恋して死のうとさえ言う友に、誰でもバカな真似はするのさと、明るく励ます歌。ソウルファン的にはどういう評価か知らないが、ポップで実にいい曲。リードボーカルの声もステキ。ゴールドディスク。

04293 Just Dont Want To Be Lonely (ひとりにしないで) 7410

 4292と同一路線。そう言えば、どちらもしゃべりから入っている点が共通してるな。Stylistics まで甘くならないでとどまっているところがいいです(Stylisticsの甘さも好きなのですが)。ギターのリフも好き。こちらもゴールドディスク。

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04294 Happiness Is Just Around The Bend (ハピネス・イズ・ジャスト・アラウンド・ザ・ベンド) 7435

 42924293とは打って変わって、テンプスの向こうを張ったノーマン・ホイットフィールド風ファンク? 実に達者にこなしてて、カッコいいのだけれど、前の2曲がよすぎるからなあ。

2012年10月27日 (土)

Mashmakhan (マッシュマッカーン)

 マンゴ・ジェリーの「イン・ザ・サマータイム」やクリスティの「イエローリバー」とかと一緒にオムニバスに入ってたイメージがある。彼らのデビュー曲「霧の中の二人」は何とオリコンでもNo.1になっている。ちなみにその時(71111)2位はショッキング・ブルーの「悲しき鉄道員」、3位はジェリー・ウォレスの「男の世界」で、ベスト3を独占した。

 69年カナダのケベック州で結成の4人組ロックバンド。メンバーが出会ったのは60年で、デビューまで10年かかったみたいだ。本来はジャズっぽいプログレッシブロックを志向していたが(他の曲を聴いたことないけど)、ポップな4291がヒットしてしまい、多分バンドの寿命を縮めた。71年には解散。ドラマーは後にApril Wineに参加。

04291 As The Years Go By (霧の中の二人) 7031

 これは日本人ウケするメロディだよね。時代は全然違うけれど、メロディから日本でよく売れたヨーロッパ発のディスコものを思い出してしまった。ベースはオルガンを全面にフィーチャーしたサイケなニューロックって感じだが、メロディがあまりにバブルガムというか歌謡曲というか。日本では40万枚売れたそうだ。あと、伝説のGFR の後楽園コンサートで前座を務めたとか。

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2012年10月26日 (金)

McKennitt, Loreena (ロリーナ・マッケニット)

 57年カナダ生まれのアダルト・オルタナティブ・シンガー、ニューエイジ系。ケルティック・ハープとアコーディオンの奏者でもある。何か魔女っぽい印象。

04290 The Mummers Dance (ザ・ママーズ・ダンス) 9818

 「嵐が丘」の舞台のような北国の荒野の情景が目に見えてくる音楽。「嵐が丘」つながりではないけれど、Kate Bush を思い出しました。

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2012年10月25日 (木)

MC Brains (M.C.ブレインズ)

 75年オハイオ州生まれの男性ラッパーで、本名James Davis。妙に平凡な名前だな。New Edition Bell Biv Devoe Michael Bivinsに見出され、モータウンからデビュー。

04289 Oochie Coochie (ウーチー・クーチー) 9221

 ♩ウーチークーチーラララ♩、とってもポップ。コアなラップファンからはいかにも無視されそうだけど。キンキン言ってるバックトラックも好き。何に似てるのかなあ。Digital Underground とか? ゴールドディスク。

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2012年10月24日 (水)

Martinez, Nancy (ナンシー・マルチネス)

 記憶にないなあ。60年カナダのケベック州生まれのディスコ・シンガーで女優。

04288 For Tonight (フォー・トゥナイト) 8632

 これはMiami Sound Machineだな。ラテン・フリースタイルって奴か。間奏の展開とか、結構凝ってるけど。

2012年10月23日 (火)

Martin, Marilyn (マリリン・マーティン)

  Phil Collinsとデュエットした、映画「ホワイトナイツ」の主題歌「Separate Lives」がNo.1に輝いた女性シンガー。54年テネシー州生まれで、ケンタッキー州育ち。この曲がヒットするまでは無名のセッション・シンガーで、Joe WalshStevie Nicks等のバック・コーラスを担当しており、Kenny LogginsNo.1ヒット「Footloose」にも参加している。

04287 Night Moves (ナイト・ムーブス) 8628

 デュエットの一発屋には終わらず、ソロ・デビュー・アルバムからTop40ヒットを出した。Pat Benatar みたいな曲で、歌い方。他の曲は知らないけれど、バラード志向というよりロック志向だったのかな。

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2012年10月22日 (月)

Electric Light Orchestra (エレクトリック・ライト・オーケストラ) 2/2(1979-1986)

 20曲を超える場合は2日に分けて紹介することにしている。ELO19曲だけど(Olivia Newton-John との「Xanadu」を入れれば20)昨日と今日に分けることにした。4281以外は、「The Very Best Of Electric Light Orchestra」と「同Volume 2」に全て収録。

04277 Shine A Little Love (シャイン・ラブ) 798

 正直ELOにはどんどん興味を失っていった。ELO節に変わりはないのだけれど、叙情性とか、きめ細かさに替わって、疾走感というか、がさつさばかり目立つようになったから。松田聖子の「青い珊瑚礁」のイントロは多分この曲が元。

04278 Dont Bring Me Down (ドント・ブリング・ミー・ダウン) 794

 彼ら最大のヒット曲。18位に初登場してきて随分勢いがあったのを覚えてる。あからさまにBeatlesだって気づいたのはこの曲だった(随分遅いけれど)。ゴールドディスク。ピンクレディの「DO YOUR BEST」は多分この曲。

04279 Confusion (コンフュージョン) 7937

 不発に終わったけれど、ELOらしい曲だな。それにしても、ホントコーラスの付け方はワンパターン。

04280 Last Train To London (ロンドン行き最終列車) 8039

 何かHeatwaveみたいだ。ディスコを意識したのかな。

04281 Im Alive (アイム・アライヴ) 8016

 この曲と4282Olivia Newton-Johnと共演した「Xanadu(Oliviaの項で紹介)は映画「Xanadu」より。サントラはA面がOliviaB面がELOという構成。何故かこの曲だけはBest2枚に収録されておらず、仕方なくサントラを買った。で、曲の方はワンパターン化が極度に進んでいるように思う。ゴールドディスク。

04282 All Over The World (オール・オーバー・ザ・ワールド) 8013

 「Xanadu」から3曲目。世の中的にはこの辺が頂点なのかな。日本でも「ザナドゥ」って随分売れたよね(映画は当たらなかった)

04283 Hold On Tight (ホールド・オン・タイト) 8110

 相も変わらずのELO節だが、ピアノをフィーチャーしたロックンロール・タイプの曲。何故か途中フランス語で歌ってるね。

04284 Twilight (トワイライト) 8138

 他と同じすぎて書くことないや。4283から4285はクレジットが単にELOになっている。

04285 Rock N Roll Is King (ロックンロール・イズ・キング) 8319

 彼らの最初のヒットはChuck Berryの「ベートーヴェンをぶっ飛ばせ」だったわけで(Top40には入らなかったが)、その辺がジェフ・リンの原点なんだろう(Beatlesのカヴァーの方か)

04286 Calling America (コーリング・アメリカ) 8618

 3年ぶりで最後のTop40ヒット。それにしてもジェフ・リンという人はパターンが確立されている人だな。最後まで変わらなかった。

2012年10月21日 (日)

Electric Light Orchestra (エレクトリック・ライト・オーケストラ) 1/2(1975-1978)

  名前からプログレ・バンドなんだろうと思っていたので、4268Top40で聴いて、思いのほかポップなんで驚いた覚えがある。あそこまであからさまにBeatlesなのに気づいたのはずっと後のことだが。70年にバーミンガムで、元Moveのロイ・ウッド(ロン・ウッドじゃないよ)とジェフ・リンを中心に結成。その後ロイ・ウッドが脱退(Wizardを結成)してからは、ジェフ・リンのワンマンバンドの印象。日本のウィキが詳しいので、リンクしておく。

 今日紹介する曲は「The Very Best Of Electric Light Orchestra」と「同Volume 2」に全て収録されている。

04268 Cant Get It Out Of My Head (見果てぬ想い) 759

 叙情的なメロディが当時は好みだった。今聴くとBeatlesだけれど、全然気がついてなかったなあ。アルバム「エルドラド」より。

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04269 Evil Woman (イーヴィル・ウーマン) 7510

 この辺からヒット街道まっしぐらってことになるのかな。わかりやすすぎるけれど、この曲のストリングスのアレンジは結構好き。

04270 Strange Magic (ストレンジ・マジック(不思議な魔術)) 7614

 この頃のELOは叙情的だし、素朴さがあったんで好き。

04271 Livin Thing (オーロラの救世主) 7613

 こんな邦題だったっけ? ストリングスのアレンジもコーラスもわかりやすくていいなあ。

04272 Do Ya (ドゥ・ヤ) 7724

 72年に前身のThe Moveでスマッシュヒットした曲のいわばセルフカヴァー。何かBTO みたいだな。

04273 Telephone Line (テレフォン・ライン) 777

 サビがMott The Hoople の「すべての若き野郎ども」(Bowieの曲)みたいだとずーっと思ってる。結構大作志向。ジェフ・リンが音楽を担当した映画「Joyride(メラニー・グリフィスが出演してて、日本では「セクシー・ジョイライド」の邦題でビデオ化)に使われていたのは全く知らなかった。ゴールドディスク。

04274 Turn To Stone (ターン・トゥ・ストーン) 7713

 ELOっていつから円盤をシンボルに使い出したのかわからないが、それが似合うような疾走感が出てくるようになって、つまらなくなった気がする。この辺はその走りかなあ。それにしても、ELOって最高位10何位ってのが多い。

04275 Sweet Talkin Woman (スウィート・トーキン・ウーマン) 7817

 相変わらずのELO節だなあ。ハイトーンのコーラスも彼らには欠かせない。

04276 Mr. Blue Sky (ミスター・ブルー・スカイ) 7835

 アレンジとか、かなりBeatlesだ。79年以降は明日紹介。

2012年10月20日 (土)

Marley, Ziggy, And The Melody Makers (ジギー・マーリー&ザ・メロディ・メイカーズ)

  Bob Marleyには何故かTop40ヒットがないが(76年「Roots, Rock,Reggae」が51)、子どもたちがTop40ヒットを出した。長男Ziggy(68年ジャマイカ・キングストン生まれ)を中心に弟Stephen、姉SharonCedellaMelody Makersのメンバー。Bobはよく聴いたけれど(75年のライブはヘビーローテーションだった)、子どもたちの音楽はよく知らない。そんなのばっかしで、すみません。

04267 Tomorrow People (トゥモロウ・ピープル) 8839

 悪いわけないです、ハイ。どこかのビーチでのんびりしたいなあ。最高位39位は低すぎ。

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2012年10月19日 (金)

Manson, Marilyn (マリリン・マンソン)

  聴いたことがない。知っているのはマリリン・モンローと女優シャロン・テート(ロマン・ポランスキー監督の妻)を殺害したチャールズ・マンソンから名前を採ったことと、反キリストとかで物議をかもしていたことくらいで、今回初めて4266を聴いた。

 本名Brian Warner69年オハイオ州生まれ。リーダーの名前とバンドの名前が同じところはAlice Cooper と共通。そう言えば、演劇的なところやグロいところはAlice Cooperに似てるのかな、と知らないのに書いてみる。それにしても、アルバムは軒並みベスト10入りしているから、随分人気あるんだなあ。

04266 mOBSCENE (モブシーン) 035(Sales)

 1位初登場のアルバム「The Golden Age Of Grotesque」より。結構想像通りのメタルだった。Metallica的というか、Alice Cooper的というか。もっと若い時に出会っていれば、はまっていたかも。映像や演出でフリークスっぽさを出しているPVは出色の出来。

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2012年10月18日 (木)

Mangione, Chuck (チャック・マンジョーネ)

  40年ニューヨーク州生まれのフリューゲルホーン奏者。60年代はMaynard FergusonArt Blakeyといったビッグネームと演っていた(当時はトランぺッター)。私はとにかくフュージョン系というだけでパスなのだけれど、当時はアルバムも含めて随分売れてたよなあ。

04264 Feels So Good (フィール・ソー・グッド) 784

 当時はフュージョンじゃなくて、クロスオーヴァーって言ってたような気がする。イージーリスニングとしては悪くない。アダルト・コンテンポラリー・チャートNo.1

04265 Give It All You Got (ギブ・イット・オール・ユー・ガット) 8018

 80年の冬季オリンピックのABCテレビのテーマ曲として書かれた曲。こっちの方がかっこいいかも。これもアダルト・コンテンポラリー・チャートNo.1

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2012年10月17日 (水)

Mandrell, Barbara (バーバラ・マンドレル)

  48年テキサス州に生まれ、カリフォルニア州で育った女性カントリー・シンガー。55曲のカントリー・ヒットがあり、内6曲がNo.1になっている。その1曲が4263。自身のテレビショーも持っていた。

04263 (If Loving You Is Wrong) I Dont Want To Be Right (アイ・ドント・ウォント・トゥ・ビー・ライト) 7931

 72年にLuther Ingram でヒットしたあまりにも有名な不倫ソング。これをカントリーでカヴァーしたわけね。カントリーって感じもしないけれど。オリジナルと比べると、何か軽く聴こえるなあ。英語がわからないと、ホントのところはわからないが。ちなみにBarbara MandrellShirley Brown の「Woman To Woman」もカヴァーしていて、そっちも不倫ソングだ。カントリー・チャートNo.1

2012年10月16日 (火)

Mad Cobra (マッド・コブラ)

  68年ジャマイカ・キングストン生まれのレゲエ・ラッパー。本名Ewart Everton Brown90年代に人気のあったダンスホールDJの一人。

04262 Flex (フレックス) 9213

 レゲエはそれなりに聴いているのだけれど、これはあんましピンと来ないかなあ。もっとノリのいいのか、逆に叙情的なのが好きだから。当時は随分売れたみたいだけれど。Temptationsの「Just My Imagination」を使ってる。ゴールドディスク。

2012年10月15日 (月)

Marlowe, Marion (マリオン・マーロウ)

  Marion Marlowe(1929-2012)はミズーリ州生まれの女性シンガーで女優。50年から55年にはテレビの「Arthur Godfrey And His Friends」に出演していた。

04261 The Man In The Raincoat (レインコートを着た男) 5514

 Everly Brothers Chordettes で知られるCadenceから出たシングルで、演奏はレーベルの創設者であるArchie Bleyerのオーケストラ。Julie London の「Cry Me A River」とかにも通じるムーディな感じがいいなあ。

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2012年10月14日 (日)

Grass Roots, The (グラス・ルーツ)

  Mamas & The PapasSteppenwolfThree Dog Night、子どもの頃は何故かダンヒル・レーベルに好きなアーティストが多かった。ダンヒルは64年にプロデューサーのルー・アドラー等によって設立され、75年まで素敵なポップス、ロックを沢山遺してくれた。その代表格であるGrass Rootsはもちろん大好き。64年ロサンゼルスで結成の4人組(後に5人組)。元々はプロデューサー/ソングライターのP.F. SloanSteve Barriによる架空のグループだったが、ツアーのためにスカウトされたというパターン。

 「All Time Greatest Hits」に全曲収録。

04247 Where Were You When I Needed You (冷たい太陽) 6628

 SloanBarriによる典型的なフォーク・ロック。Barry McGuire みたいだ。元々はSloanが歌っていたボーカルだけを差し替えた曲。

04248 Lets Live For Today (今日を生きよう) 678

 オリジナルはRokesという英国のバンドがイタリアでヒットさせた名曲(サンレモ音楽祭入賞曲)Drifters のところで「I Count The Tears」とそっくりと書いたけれど、有名な話だったみたい。印象的なサビで決まりだね。昔から思うんだけれど、♩今日を生きよう。明日のこと気にかけず♩と歌っている割には、ちっとも元気が出ない曲だ。日本ではテンプターズがカヴァー。

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04249 Things I Should Have Said (言えばよかった!) 6723

 これもSloan & Barri 60年代だなあ。Concrete & Clayとかを思い出した。

04250 Midnight Confessions (真夜中の誓い) 685

 Sloanがソロになるため、ダンヒルをやめてしまい、Steve Barriの天下に。ブラスをフィーチャーしたモータウンっぽいバブルガム・ミュージック? 彼ら最大のヒットに。ゴールドディスク。

04251 Bella Linda (いとしのベラ・リンダ) 6928

 オリジナルは再びイタリアで、ルチオ・バッティスティという人の曲。メジャーなサビと、全く異なるマイナーのブリッジ。こういう曲の作り方って、イタリアによくある気がする。サビ以外は大好きなんだが。

04252 The River Is Wide (ザ・リヴァー・イズ・ワイド) 6931

 67年にForumというポップ・フォーク・グループがマイナー・ヒット(45)させた曲がオリジナル。これはあまりピンと来ないなあ。

04253 Id Wait A Million Years (100万年の想い) 6915

 イントロが「太陽に吠えろ」じゃないか。って、向こうがパクったのか。4257も作っているGary Zekley(Yellow Balloonのプロデューサー)が共作。

04254 Heaven Knows (神に願いを) 6924

 Donna Summerとはもちろん何の関係もない。彼らの曲はだいたい好きなはずなんだが、これもピンと来ない。

04255 Baby Hold On (ベイビー・ホールド・オン) 7035

 これもダメだと思ったら、4254と同じ作者。威勢はいいんだけれど、メロディがキャッチーじゃない。ところで、この年に日本では「ペイン(恋の傷跡)」という曲がシングルカットされているんだが、そのB面の「パーリー・スペンサーの日々」は名曲です。

04256 Temptation Eyes (燃ゆる瞳) 7115

 これも同じ作者だ。Harvey PriceDan Walsh。調べてみたら、Austin Roberts Arkadeというバンドを演っていた人たちみたいだ。

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04257 Sooner Or Later (恋はすばやく) 719

 これはシングル持ってた。ジャケットに「これぞヤンキー・ロック!!」って書いてあるんだけど、どういう定義なんだろう。ブラスをフィーチャーしたブルー・アイド・ソウル。Four Topsみたい? シングルのライナーは故八木誠氏。何か、彼にはダンヒルのイメージあるなあ。

04258 Two Divided By Love (恋は二人のハーモニー) 7116

 グラス・ルーツで初めて知ったのは、多分この曲。ヒットメーカー、デニス・ランバート&ブライアン・ポッター作(「天使の兵隊」「恋のかけひき」)。やっぱ、このくらいキャッチーじゃないとね。

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04259 Glory Bound (グローリー・バウンド) 7234

 これもHarvey PriceDan Walsh等の共作。彼らが一番多く作っていたんだ。私とは全く相性が合わない。

04260 The Runway (涙の滑走路) 7239

 最後のTop40ヒットは、ランバート&ポッター。にしては? ブラスを強調した、かなりRB色の強いナンバーだけど、これは彼らの本領じゃないと思う。

2012年10月13日 (土)

Markham, Pigmeat (ピッグミート・マーカム)

  先日Shorty Long の「Here Comes The Judge」を紹介したばかりだが、こちらがいわば「オリジナル」だった。Pigmeat Markham(1904-1981)はノースカロライナ州生まれの黒人コメディアン。ファンキーな裁判官キャラが持ちネタの一つで、それがこの曲の元になっているようだ。68-69年には「Laugh-In」というテレビ番組に出演しており、そこでもそのキャラを演じていたらしい。

04246 Here Comes The Judge (ヒア・カムズ・ザ・ジャッジ) 6819

 Shorty Longの方はカヴァーということのようだが、向こうの方がTop40入りは早く、ライターもアーティスト本人も含め全く違っている。ベースは一緒だけれど、歌詞は全然別にしたということだな。そう考えると、ラップの先駆と言えそうだ。こちらのヴァージョンも実にファンキー!

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2012年10月12日 (金)

Marchan, Bobby (ボビー・マーチャン)

  Bobby Marchan(1930-1999)はオハイオ州生まれのRBシンガー。Huey Piano Smith & The Clownsでリード・シンガーを務めており、59年に独立。4245もノヴェルティ・ソングだが、元々は女装してコメディを演じる劇団を主宰していた。

04245 Theres Something On Your Mind, Pt. 2 (ゼアーズ・サムシング・オン・ユア・マインド) 6031

 ほとんど台詞。何をしゃべっているのかと歌詞を見たら、自分の恋人と親友を撃ち殺してしまう話なんだが、これは私には理解不能だな。歌の部分はいい感じだけれど。何故かB面はPt. 1RBチャートNo.1

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2012年10月11日 (木)

Marcels, The (マーセルズ)

  59年ペンシルヴァニア州で結成された5人組ドゥーワップ・グループ。当初は珍しいことに、黒人3人、白人2人の混成グループだったが、当時の環境の中では難しく、白人は黒人2人に入れ替わっている。スタンダード・ナンバー「Blue Moon」をアップテンポのドゥーワップでカヴァーするというアイデアがウケたわけだが、ノヴェルティっぽい楽しさに溢れてる。

04243 Blue Moon (ブルー・ムーン) 611

 この曲を初めて知ったのは多分Elvisで、Cowboy Junkiesのヴァージョンも大好きだった。元々はミュージカルで知られるRodgers & Hartが作った曲で、35年にGlen GrayNo.1になっている。歌い出しの歌詞を引用すると、

Bom ba ba bom ba bom ba bom bom ba ba bom ba ba bom ba ba dang a dang dang

Ba ba ding a dong ding Blue moon moon blue moon dip di dip di dip

 これはスゴいラディカルなアレンジだったと思うし、楽しいけれど、元の曲が好きなだけに、ちょっと複雑な気分になる。英国でもNo.1RBチャートNo.1ヒット。

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04244 Heartaches (心の傷あと) 617

 47Ted WeemsNo.1ヒットを、4243と全く同じ手法でカヴァーしている。シャネルズ(ラッツ&スター)はルーツはこの辺なのかなあと思った。

2012年10月10日 (水)

Marathons (マラソンズ)

 ArveeレーベルがOlympics のニューシングルを録音しようとしたが、彼らがツアーに出ていたため、Chess/CheckerレーベルのVibrationsに録音させて、Marathons名義でリリースしたのが「Peanut Butter」。これがヒットしたため、訴訟になり、ChessArgoレーベルから再録盤を出した。Marathonsはその後もシングルを出しているが、それはVibrationsではない。ややこしいことに、VibrationsJayhawks名義で「Stranded In The Jungle」のヒットも出しているので、3つの名前でTop40ヒットを持つ。

04242 Peanut Butter (ピーナッツ・バター) 6120

 更にややこしいことには、この曲はOlympicsの「Hully Gully(60年最高位72)という曲の歌詞を変えただけらしい。ピーナッツ・バターが好きだとだけ歌っている、いかにも色物。歌はワイルド。

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2012年10月 9日 (火)

Mann, Gloria (グロリア・マン)

 フィラデルフィア生まれの女性ポップ・ロックンロール・シンガー。息子のBob RosenbergはWill To Powerのリーダーだそうだ。生年も含めてこれ以外の情報はなし。

04240 Earth Angel (Will You Be Mine) (アース・エンジェル) 55年18位
 Penguinsであまりにも有名なドゥーワップ・バラード(Crew-Cutsのヴァージョンの方がヒットしたけれど)のカヴァー。Penguinsと比べちゃいけないけれど、やっぱいい曲だよな。演奏が歌謡曲っぽいのが好き。

04241 Teen Age Prayer (ティーン・エイジ・プレア) 55年19位
 ドゥーワップではないけれど、4240と同系統の曲に仕上がっている。Rachel Sweetがカヴァーしてるんだそうだ。演奏はSid Bassオーケストラ。

2012年10月 8日 (月)

Mann, Barry (バリー・マン)

 主に妻のCynthia Weilと組んで、Barry & GreenwichやGoffin & King等と同様、ヒット曲を数多く生み出したブリルビルディング系のソングライターとして有名。思いつくまま挙げれば、Righteous Brothersの「ソール・アンド・インスピレーション」「フラれた気持ち」、Eydie Gormeの「恋はボサ・ノバ」、Paul Revere & The Raidersの「キックス」「ハングリー」、Animalsの「朝日のない街」、Driftersの「オン・ブロードウェイ」、Linda Ronstadtのデュエット曲「アメリカ物語」(グラミー賞受賞)「ドント・ノウ・マッチ」。まだまだあるはずだが。楽譜は書けないし、読めないとあったが、本当か? 39年ニューヨーク・ブルックリン生まれ。

04239 Who Put The Bomp (In The Bomp, Bomp, Bomp) (シビレさせたのは誰) 61年7位
 彼自身としては唯一のTop40ヒットは、彼とGerry Goffin作のノヴェルティ・ソング。Marcelsの「Blue Moon」やEdselsの「Rama Lama Ding Dong」といったドゥーワップ・ソングの意味のないコーラスをパロディにしている。

2012年10月 7日 (日)

Lymon, Frankie, And The Teenagers (フランキー・ライモン&ザ・ティーンエイジャーズ)

 「Why Do Fools Fall In Love」と言えば、81年にDiana Rossがヒットさせたのが印象に残っている。Frankie Lymonによるオリジナルのヒットから25年後のことだけれど、かまち潤氏が書いているように、2人の歳の差は2歳しか離れていない。Lymonは当時13歳(42年ニューヨーク・ブロンクス生まれ)で、DianaがSupremesで大活躍中の68年に25歳でドラッグのために亡くなった。若くしてスターになって破滅した典型的なケースみたいだ。
 グループは10代の5人による黒人ドゥーワップ・グループ。最年少のLymonがリード・ボーカルを務めた。Jackson 5の先駆ってことかな? 93年ロックの殿堂入り。

04236 Why Do Fools Fall In Love (恋は曲者) 56年6位
 LymonとプロデューサーのGeorge Goldnerのオリジナル(但し異説もあり)でデビュー・ヒット。Lymonの伸びるボーイ・ソプラノが圧倒的。当時としてはかなり革新的な曲だ。当時Gale Storm、Diamonds等も競作盤を出している。ローリングストーン誌のベスト500では307位。クレジットはThe Teenagers Featuring Frankie Lymon。英国ではNo.1。R&Bチャート5週No.1、ゴールドディスク。

04237 I Want You To Be My Girl (アイ・ウォント・ユー・トゥ・ビー・マイ・ガール) 56年13位
 4236ほどのキャッチーさはないけれど、相変わらずLymonのボーカルは絶好調。間奏のサックスも好み。

04238 Goody Goody (グッディ・グッディ) 57年20位
 36年ベニー・グッドマンによるNo.1ヒットのカヴァー。14歳とは思えない歌唱力だ。元の曲もいいのだろうけれど、文句なしにいい。声変わりとともに人気が衰退というのは致し方ないところだが、悲しい。3曲の演奏は全てJimmy Wrightオーケストラ。

2012年10月 6日 (土)

Maharis, George (ジョージ・マハリス)

 テレビドラマ「ルート66」に主演していたことで有名な男優。28年ニューヨーク・クイーンズ生まれ。「ルート66」の主題歌も歌っているけれど、この曲はNat King Coleで有名で、StonesがデビューアルバムのA面1曲目に入れた曲でもある。

04235 Teach Me Tonight (今夜教えて) 62年25位
 歌手としてもラスベガスで定期的に公演を行ったそうだけど、ポピュラー歌手としてなかなかいい雰囲気を出している。熱唱するわけではなく、淡々と歌っているのだけれどね。

2012年10月 5日 (金)

Madigan, Betty (ベティ・マディガン)

 30年(?)ワシントンDC生まれの白人女性アダルト・コンテンポラリー・シンガーで女優。54年には「Joey」が12位まで行くヒットになっている。

04234 Dance, Everyone, Dance (ダンス・エヴリワン・ダンス) 58年31位
 イスラエルの民謡「ハヴァ・ナギラ」(ヘブライ語で「歓喜せよ」という意味)の英語でのカヴァー。ユダヤ人の結婚式や成人式とかで演奏される曲らしい。哀調帯びたフォーク・ダンスって感じだな。演奏はDick Jacobsオーケストラ。

2012年10月 4日 (木)

MacRae, Gordon (ゴードン・マクレー)

 Gordon MacRae(1921-1986)はミュージカル映画「オクラホマ!」(55年)や「回転木馬」(56年)の主演等で知られるバリトン歌手。ニュージャージー州生まれ。40年代後半にはJo Staffordとのデュエット曲を多く吹き込んでおり、49年には「My Darling, My Darling」がNo.1に輝いている。

04233 The Secret (ザ・シークレット) 58年18位
 カリプソ調の明るいメロディに、甘〜いボーカル。クラシカルだなあ。演奏はVan Alexanderオーケストラ。

2012年10月 3日 (水)

MacKenzie, Gisele (ジゼル・マッケンジー)

 Gisele MacKenzie(1927-2003)はカナダ生まれのポップ・シンガーで女優。53年から57年にはテレビの「Your Hit Parade」のレギュラーだったそうだ。

04232 Hard To Get (ハード・トゥ・ゲット) 55年4位
 なかなか優雅でいい曲です。NBCテレビのドラマシリーズ「Justice」(55年5月12日)で彼女によって紹介されたとのこと。

2012年10月 2日 (火)

Mabley, Moms (マムズ・メイブリー)

 Jackie Moms Mabley(1894-1975)はノースカロライナ州生まれの黒人女性コメディアン。芸名のJackie Mableyは彼女の最初のボーイフレンドの名前。60年代にはアメリカで最も成功した女性スタンダップコメディアン(毒舌漫談芸人?)だったらしい。1910年代から活動していたが、有名になったのは61年にステージを録音したLPが売れ出してから(13枚がチャート入り)。ということは、おばあちゃんになってから有名になったということだね。67年に初のテレビ出演、69年に初の(唯一の)シングルヒット、74年に初の本格的映画出演(主演)って、スゴいね。前半生の悲惨さは筆舌に尽くしがたいが、ここには書きません。

04231 Abraham, Martin & John (エイブラハム・マーティン&ジョン) 69年35位
 75歳でのTop40ヒットは最高齢記録らしい。Dionでヒットした、エイブラハム・リンカーン、マーティン・ルーサー・キング・ジュニア、ジョン&ロバート・ケネディに捧げた曲のカヴァー。全然コメディレコードではなく、おばあさんが歌っている歌なんだが、何だか妙に味がある。

2012年10月 1日 (月)

Fagen, Donald (ドナルド・フェイゲン)

 48年ニュージャージー州生まれ。Steely Danが活動を休止し、82年にDonald Fagenはソロアルバム「The Nightfly」を出した。Steely Danファンとしては、もちろん嫌いではなかったが、Steely Danとソロってどこが違ったんだろうね?

04230 I.G.Y. (What A Beautiful World) (I.G.Y.) 82年26位
 I.G.Y.というのはInternational Geophysical Year(国際地球観測年)のことで、57年7月から58年12月まで実施された。当時明るい未来が来ると言われていたけれど、どうだったんだろうと、25年後に歌っている。曲の方は快適だけれどクセのあるSteely Danの世界。ところで、南極の昭和基地というのは国際地球観測年に日本が参加した時に作ったものだそうです。

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