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2012年9月の30件の記事

2012年9月30日 (日)

Steely Dan (スティーリー・ダン)

 このブログも4年以上続けていると、最近は思い入れのあるアーティストや曲を紹介することもあまりない。全てのヒット曲を紹介するという趣旨で始めたのだから、仕方ないが。でも、今日は久々に思い入れのあるアーティスト。LPは全部買ったのだけれど(80年までね)、デジタルで持ってなかったんで、紹介が遅れてしまった。
 67年にニューヨークでDonald FagenとWalter Beckerが出会ったことが発端。72年にロサンゼルスで6人組として出発するが、次第に彼ら2人(とプロデューサーのゲイリー・カッツ)がスタジオミュージシャンをとっかえひっかえ連れてきてレコーディングするプロジェクトに。後にDoobieに加入するJeff BaxterやMichael McDonald、TotoのJeff Porcaroもメンバーだったことがある。2000年には20年ぶりのアルバムを出し、現在も活動しているが、もう興味は湧かないなあ。01年ロックの殿堂入り。なお、バンド名がウイリアム・バロウズの「裸のランチ」に出てくるバイブレーターの名前から、というのは嘘らしい。
 全曲「The Very Best Of Steely Dan」(2枚組)に収録。

04220 Do It Again (ドゥ・イット・アゲイン) 72年6位
 デビュー・アルバム「Can’t Buy A Thrill」より記念すべき初ヒット。ラテン風味。最初から完成度高い。間奏のギター→キーボードが大好きだけれど、ここに既に後のSteely Danっぽさがあるね。

04221 Reeling In The Years (輝く季節) 73年11位
 イントロからギター全開のロックだけれど、Steely Danとしか言いようのないこのスタイルはやっぱしジャズから来てるのかなあ。

04222 Rikki Don’t Lose That Number (リキの電話番号) 74年4位
 私が初めて聴いたのはこれ。邦題が「さわやか革命」という訳のわからない3rd アルバム(原題のPretzel Logicも意味不明だが)より、彼ら最大のヒット。相変わらず不思議な、でも心地いいメロディ展開だ。マイケル・オマーティアン(Rhythm Heritage)のピアノがステキ。イントロはファンキージャズピアニスト、ホレス・シルヴァーの「Song for My Father」の流用である。

04223 Black Friday (ブラック・フライデー) 75年37位
 未だにこの曲だけはピンと来ない。4枚目の「Katy Lied」(嘘つきケイティ)もあまり聴かなかったしな。Top40には入らなかったけれど、5枚目の「The Royal Scam」(幻想の摩天楼)の「The Fez」(トルコ帽もないのに)は絶品。ほとんどインストだけど、♩トルコ帽なしでは俺はやらないよ♩と歌ってる(トルコ帽が何のことかはご想像ください)。

04224 Peg (ペグ) 78年11位
 Steely Danと言えば、やはり「彩(エイジャ)」。今は亡き山口小夜子さんの真っ黒なジャケが印象的だった。最初のシングル「Peg」の軽快でおしゃれでカッコいいこと。マイ・フェイバリット! バックボーカルはMichael McDonald。De La Soulが「Eye Know」でサンプリングしてたのもよかった。ところで、シングルヒット以外ではタイトルナンバーの「Aja」が出色の出来。当時はミュージシャンが誰かなんて全然知らずに聴いていたわけだが、スティーヴ・ガッドのドラムスに、ウェイン・ショーターのサックスだったのね。

04225 Deacon Blues (ディーコン・ブルース) 78年19位
 至福の音楽だあ。特にサビのとこが大好き。この曲から採ったんだろうけれど、Deacon blueなんてバンドもありました。

04226 FM (No Static At All) (FM) 78年22位
 これは「Aja」ではなくて、映画「FM」より。嫌いなわけないけど、「Aja」の曲に比べるとね。Timothy B. Schmitがバックボーカル。

04227 Josie (ジョージー) 78年26位
 「Aja」から3曲目。大好きだけれど、1曲ずつコメントするのは結構大変なことに気づいた。やっぱSteely Danは間奏が一番楽しめるかも。

04228 Hey Nineteen (ヘイ・ナインティーン) 80年10位
 活動中断前の最後のアルバム「Gaucho」より。「Aja」ほどの思い入れはないのだけれど、相変わらず完成度は高い。

04229 Time Out Of Mind (タイム・アウト・オブ・マインド) 81年22位
 「Gaucho」から最後のTop40ヒット。Dire StraitsのMark Knopflerがギターを弾いているが、彼が弾いた意味があるのかという目立たなさ。

2012年9月29日 (土)

Lynne, Gloria (グロリア・リン)

 31年ニューヨーク・ハーレム生まれの黒人女性ジャズシンガー。全然知らなかったのだけれど、アメリカでは結構有名な人みたい。何の解説にもなってなくてすみません。

04219 I Wish You Love (恋をしたいの) 64年28位
 43年にフランスのシャンソン歌手シャルル・トレネが作り、歌った曲「残されし恋には」がオリジナルのスタンダード・ナンバー。68年にはトリュフォーが「夜霧の恋人たち」の主題歌に使っている。歌詞はチェックしていないが、落ち葉が似合うような気がした。ちゃんとアルバム通して聴いたら良さそう。

2012年9月28日 (金)

Lyman, Arthur, Group (アーサー・ライマン・グループ)

 Arthur Lyman(1932-2002)はハワイのカウアイ島出身の、ビブラフォニスト、ギタリスト、ピアニスト、ドラマー。「The King of Lounge Music」と言われた人で、90年代にラウンジ・ミュージックがリバイバルになって、また脚光を浴びたらしい。最初はMartin Dennyの楽団にいたというから、どんな音かは想像がつくと思う(Exoticaとも言われた)。その後独立して、ライバル関係となるが、共演することもあったようだ。ハワイアン・ヴィレッジ(現在のヒルトン)等で演奏していたとのこと。

04218 Yellow Bird (イエロー・バード) 61年4位
 Martin Denny好きとしては、当然好み。”Quiet Village”と並ぶ名作です。また、ハワイに行きたいな〜。

2012年9月27日 (木)

Lundberg, Victor (ヴィクター・ランドバーグ)

 Victor Lundberg(1923-1990)はミシガン州生まれのラジオ局や広告会社のオーナーで、アナウンサーをしていた人。「An Open Letter To My Teenage Son」は語りのレコードとしては最も売れたらしい。

04217 An Open Letter To My Teenage Son (アン・オープン・レター・トゥ・マイ・ティーネイジ・サン) 67年10位
 全編台詞。ヒッピーの息子に向かって、理解を示しつつ?、愛国心を訴える保守的な内容。ベトナム戦争を支持している。SSgt Barry Sadlerの「The Ballad Of The Green Berets」なんてのもあったな。最高位10位でありながら、Hot100内には5週。これはおそらくNapoleon XIV「They’re Coming To Take Me Away, Ha-Haaa!」の3位、6週に並ぶ短さ。

2012年9月26日 (水)

Luke, Robin (ロビン・ルーク)

 「Susie Darlin’」の一発屋。42年ロサンゼルス生まれだから、ヒット当時16歳のロカビリー・シンガーでギタリスト。その後、音楽をあきらめ、何とマーケティングの教授になった。

04216 Susie Darlin’ (スージー・ダーリン) 58年5位
 当時Robin Lukeはホノルルに住んでいて、最初ハワイでヒットしたそうだ。そう言われると何かハワイっぽい雰囲気を漂わせていて、いいね。5歳の妹Susieについて歌っている。ゴールドディスク。

2012年9月25日 (火)

Sam The Sham And The Pharaohs (サム・ザ・シャムとザ・ファラオス)

 Sam The Shamは39年テキサス州ダラス生まれの本名Domingo Samudio。名前からわかるようにメキシコ系。Pharaohsは彼が率いる5人組で、名前の通りファラオ(古代エジプトの王様。中近東の王様風もあり)の格好をしている(Samだけが扮している写真と全員がその格好の写真があるな)。その時点でかなりノヴェルティ色が強いんだが、まあそうなんだろうな。Samが弾くハモンドオルガンをフィーチャーしたテックスメックス風。今聴くとチープな感じが結構パンク。
 全曲「The Best Of Sam The Sham & The Pharaohs」に収録。

04210 Wooly Bully (ウーリー・ブリー) 65年2位
 最高位2位でありながら、何と65年の年間チャートNo.1に輝いている。Hot100に18週は当時としてはかなり長いから、そのためだろう。曲の方はオルガンとかけ声とサックスが売りかな。チープだ(半分褒め言葉)。タイトルはSamの猫のことらしい。ゴールドディスク。

04211 Ju Ju Hand (ジュ・ジュ・ハンド) 65年26位
 4210と同一路線。こちらはハードではないけれど、Mitch Ryder & The Detroit Wheelsに近いものを感じる。

04212 Ring Dang Doo (リング・ダング・ドゥー) 65年33位
 まあ、みんな同じだな。

04213 Lil’ Red Riding Hood (赤ずきんちゃん) 66年2位
 もう1曲のNo.2ヒット(CashboxではNo.1)。ここでちょっと路線が変わる。狼の視点から赤ずきんちゃんのことを歌っている。最後、狼は(鳴き声が)山羊になったのか? どうもよくわからない。曲の方は「ワシントン広場の夜はふけて」みたいだ。ゴールドディスク。

04214 The Hair On My Chinny Chin Chin (あごひげおじさん) 66年22位
 4213の余韻か、まだワオ〜ンとか言ってる。と思って、歌詞を見たら、今度は「三匹の子豚」なのね(タイトルは「三匹の子豚」に出てくる台詞)。Samは自分のバンドがノヴェルティっぽく捉えられるのが不満だったらしいが、こんな歌歌ってたらそりゃ仕方ないだろうと思った。

04215 How Do You Catch A Girl (娘を摑まえる方法) 67年27位
 Samの声が初期のMick Jaggerみたいだなと思った。ちょっとブリティッシュっぽいね。邦題の娘は「おんなのこ」とふりがなが振ってあった。

2012年9月24日 (月)

Luscious Jackson (ルシャス・ジャクソン)

 昨日のLucy Pearlに続き、これも最高位36位かよ。何でいい曲がヒットしないんだろ。Luscious Jacksonは人名ではなく、というか元プロ・バスケットボール選手の名前で、4人組女性オルタナティブ・ロック・グループの名前。91年にニューヨーク・マンハッタンで結成。

04209 Naked Eyes (ネイキッド・アイズ) 97年36位
 60年代のガール・グループ風のメロディ(Jaynettsの「Sally, Go ‘Round The Roses」を思い出した)と脱力感を伴うローファイな感じのマッチングがなかなか心地よい。昨年再結成したとか。

2012年9月23日 (日)

Lucy Pearl (ルーシー・パール)

 昨日のLSGもR&Bスーパースターによるトリオだったが、今日もそうかな。元Tony! Toni! Tone!のRaphael Saadiq、元En VogueのDawn Robinson、元A Tribe Called QuestのAli Shaheed Muhammadによるトリオ。Tony! Toni! Tone!もEn Vogueも好きだったんで(どちらもFoster & McElroyがらみだな)、嫌いなわけなし。Dawn Robinsonの脱退で、出たアルバムは1枚のみ。

04208 Dance Tonight (ダンス・トゥナイト) 00年36位
 En Vogueっぽくて、Tony! Toni! Tone!っぽくて(すみません。A Tribe Called Questってあんまり聴いたことないんでよくわからない)、懐かしいような、新しいような、このメロウな感覚は大好き。「Love & Busketball」(ワン・オン・ワン ファイナル・ゲーム)という映画(スパイク・リーがプロデューサーらしい)より。2曲目のヒット「Don’t Mess With My Man」もカッコいい!

2012年9月22日 (土)

LSG (LSG)

 Gerald Levert(元Levert)、Keith Sweat(New Jack Swing!)、Johnny Gill(元New Edition)というスーパースターによるR&Bトリオ。SweatがLevertにGillと一緒に演りたいんだけどと話を持ちかけたみたいだ。2枚アルバムを出したが、Levertが06年に亡くなり、自然消滅。

04207 My Body (マイ・ボディ) 97年4位
 バラード歌わせりゃ、みたいな3人だから、安心のR&Bバラード。王道過ぎてあまり食指は動かないのだが。R&Bチャート7週No.1、プラチナディスク。

2012年9月21日 (金)

Love And Rockets (ラブ&ロケッツ)

 イングランド出身のポップロック・トリオ。3人とも83年に解散したBauhausのメンバーで、というかBauhausからPeter Murphyが抜けただけか。Bauhausに比べるとやや明るい。

04206 So Alive (ソー・アライブ) 89年3位
 テクノ版T.Rexみたいだな(Bauhaus時代には「Telegram Sam」をカヴァーしてた)。効果音みたいな女声コーラスがいい。もちろん好きですが、アメリカで3位は信じられないな。クラブ系でウケたのかしらん? モダンロック・チャート5週No.1。

2012年9月20日 (木)

Lost Boyz (ロスト・ボーイズ)

 ニューヨーク・クイーンズ出身、Mr.CheeksがリードMCを務める 4人組ラップ・グループ。メンバーのFreekie Tahが99年、28歳の若さで射殺されてしまい、活動停止。Mr.Cheeksはソロに転向するが、最近は3人組で活動を再開。

04205 Renee (レネイ) 96年33位
 この淡々としたメロウな感じは結構好み。映画「Don’t Be A Menace」(ポップ・ガン)より、って全然知らないけれど、黒人のコメディ映画らしい。ゴールドディスク。

2012年9月19日 (水)

Loring, Gloria (グロリア・ローリング)

 男女のデュエットものは昔からあるけれど、81年の「Endless Love」以来?、勘弁して欲しいというのが多いんだよな。これもその一つだ。Gloria Loringは46年ニューヨーク・マンハッタン生まれのシンガーで女優。相方のCarl Andersonは45年ヴァージニア州生まれのシンガーで男優(04年死去)。

04204 Friends And Lovers (フレンズ・アンド・ラヴァーズ) 86年2位
 ドラマチック系デュエット。ホント、この手はウケるなあ。彼女自身が出演したテレビドラマ「Days Of Our Lives」で使われて有名になった。元々はJuice NewtonとEddie Rabbittのカントリー・ヴァージョンだったらしい(聴いたことないけど)。クレジットはGloria Loring & Carl Anderson。アダルト・コンテンポラリー・チャートNo.1。

2012年9月18日 (火)

Lorber, Jeff (ジェフ・ローバー)

 52年フィラデルフィア生まれのジャズ・フュージョンのキーボーディスト。フュージョン系は全く苦手なので、業界でどんな位置づけの人なのかも全然わからない。だれか教えて欲しい。ケニーGやデイブ・コーズは彼のグループ出身らしいが。

04203 Facts Of Love (ファクツ・オブ・ラヴ) 87年27位
 クレジットはJeff Lorber Featuring Karyn Whiteとなっていて、この後「The Way You Love Me」でブレイクするKaryn White(当時セッションシンガーだった)がボーカルをとっている。フュージョンだかどうだかはわからないが、これは当時一番売れ線だったダンスナンバーって感じだね。Karyn Whiteが売れてから出たら、ベスト10は固かったんじゃないかな。

2012年9月17日 (月)

Benton, Brook (ブルック・ベントン) 2/2(1961-1970)

 59年から65年のMercury時代が全盛期なのはわかるけれど、やっぱりBrook Bentonを初めて知った「Rainy Night In Georgia」がフェイバリットだなあ。ということで、昨日に引き続いて今日は61年以降を紹介。
 4200、4201を除いて「20 Greatest Hits」に収録されているが、昨日も書いたように別テイクかもしれない。

04190 Think Twice (もう一度考えて) 61年11位
 これもオーソドックスな三連のバラード、相変わらず低音の魅力ということで、1曲毎にコメントをつけるのはつらいものがあるな。もちろん嫌いというわけではありませんが。

04191 For My Baby (フォー・マイ・ベイビー) 61年28位
 ちょっとジャズっぽいナンバー。スウィングしてる。これも昨日書いたが、この手のストリングスは好き。

04192 The Boll Weevil Song (ザ・ボール・ウィーヴィル・ソング) 61年2位
 何とこの曲の2位が彼の最高位。ノヴェルティ・ソングのマークがついてる。Boll Weevilというのはワタミハナゾウムシという綿の実を食べる害虫で、その虫と農夫のやり取りというおかしな設定である。半分は台詞だから、ヒットの原因は詞の方にあるんだろうな。バックボーカルはThe Mike Stewart Singers。アダルト・コンテンポラリー・チャートNo.1。

04193 Frankie And Johnny (フランキー・アンド・ジョニー) 61年20位
 私の買ったベスト盤にはSam Cookeの作曲とあるのだが、20世紀初頭からある曲で、Sam CookeやElvis等多くの人が歌っている曲のようだ。ニューオーリンズっぽいピアノが素敵な陽気なナンバー。メロディから「Don’t Be Cruel」を思い出した。

04194 Revenge (冷たいデート) 61年15位
 次はDriftersっぽいナンバー。ちょっとラテン入っているというか。相変わらずほとんどの曲は自作(Clyde Otisとの共作)。

04195 Shadrack (シャドラック) 62年19位
 32年に発表されたクリスマスソング。Shadrackというのは旧約聖書に出てくる若者の名前で、女声コーラスをしたがえたゴスペル調。

04196 Lie To Me (たとえ嘘でも) 62年13位
 安心路線だけど、地味だなあ。

04197 Hotel Happiness (ホテル・ハピネス) 62年3位
 ギターと女声コーラスがフィーチャーされてて、ブルースっぽい感じがいいかも。

04198 I Got What I Wanted (アイ・ゴット・ホワット・アイ・ウォンテッド) 63年28位
 なかなかコメントしづらいが、こういうのが一番彼らしい曲なんだろうな。R&Bとカントリーの境というか。

04199 My True Confession (男の告白) 63年22位
 ちょっとカリプソ風味? 邦題がなんだかなあ。

04200 Two Tickets To Paradise (トゥー・チケッツ・トゥ・パラダイス) 63年32位
 割とホーンセクションがフィーチャーされていて、珍しく熱唱している。

04201 Going Going Gone (ゴーイン・ゴーイン・ゴーン) 64年35位
 この曲を最後にヒットが途切れてしまうのは何故だろう? タイトルの部分も含め、切々と歌っていて、なかなか気に入ったんだが。やっぱりBeatles前後で音楽の傾向が変わってしまったためか。

04202 Rainy Night In Georgia (雨のジョージア) 70年4位
 6年のブランクを経てカムバックを果たした大ヒット曲。低音の魅力爆発の不朽の名曲。さすらう男のバラードです。ハモニカもストリングスもいい。たまんねえなあ。そういえば、ジョージアって、「我が心のジョージア」とか「夜汽車よジョージアへ」とか「ジョージアの灯は消えて」とか、ご当地ソングの宝庫だね。曲は「Palk Salad Annie」のTony Joe White。クレイジーケンバンドでスモーキー・テツニが低音で歌っていたのも良かった。R&BチャートNo.1、ゴールドディスク。

2012年9月16日 (日)

Benton, Brook (ブルック・ベントン) 1/2(1959-1960)

 50年代末から60年代前半にかけて人気を誇ったR&Bシンガーでソングライター。何しろ、59年と60年だけで11曲のTop40ヒット(2曲はDinah Washingtonとのデュエット)がある。典型的なバラディアーで、バリトンの柔らかい歌声が売り。曲はカントリーっぽいというか、Plattersっぽくもあるな。31年サウスキャロライナ州生まれ。自分のヒットの前にソングライターとして売れ、Nat King Coleの「Looking Back」やClyde McPhatterの「A Lover’s Question」は彼の作品。88年死去。
 4182以外全曲、「20 Greatest Hits」に収録されているが、別テイクの疑いあり。そうならば、また集め直しだが。

04181 It’s Just A Matter Of Time (恋は気ながに) 59年3位
 自作(共作)の初ヒット。甘〜いソウル・バラード。実はこの手のストリングスが結構好きです。カヴァーも多い。R&Bチャート9週No.1、ゴールドディスク。

04182 Endlessly (エンドレスリー) 59年12位
 ちょっとテンポが上がっていい感じ。しかし、これはR&Bとは呼ばないわな。意外なことに、かなりの割合で日本盤のシングルが出ている。R&Bというよりポピュラー・ミュージックとして受容されていたんだろう。

04183 So Close (ソー・クローズ) 59年38位
 4182のB面。ブルースっぽいバラード。しっぶいなあ。ホントは「ソー・クロース」でしょうが、邦題はこうなってたみたいです。

04184 Thank You Pretty Baby (サンキュウ・プリティ・ベイビー) 59年16位
 ちょっと軽快になった。素敵な声で歌ってくれます。R&BチャートNo.1。

04185 So Many Ways (ソー・メニー・ウエイズ) 59年6位
 これまではずっと本人の共作だったが、これは他人の作品。Plattersを思わせるメロディ。ハートウォーミングな感じが持ち味にはまってる。R&BチャートNo.1。

04186 The Ties That Bind (ザ・タイズ・ザット・バインド) 60年37位
 この前に「Baby」、この後に私の大好きな「A Rockin’ Good Way」というDinah Washingtonとのデュエットがヒットしているのだけれど、それは彼女の項で。曲の方は安心路線。エンディングでちょっと熱唱しているのが意外。

04187 Kiddio (キディオ) 60年7位
 57年にTeddy Randazzoが最初にレコーディングした曲。アレンジが映画音楽みたいだな。R&Bチャート9週No.1。

04188 The Same One (ザ・セイム・ワン) 60年16位
 これも安心路線、というかちょっと新味に欠けるなあ。

04189 Fools Rush In (Where Angels Fear To Tread) (フールズ・ラッシュ・イン) 60年24位
 40年にGlenn Millerで3位まで行った曲。アップテンポなストリングスに乗って、小気味いいボーカルが聴ける。後にRicky Nelsonもヒットさせている。
 61年以降は明日紹介します。

2012年9月15日 (土)

Lighthouse (ライトハウス)

 「灯台」。ブラスロックと言えば、ChicagoBSTだが、一番カッコいいのはChaseだと思っている。でも、このLighthouseもなかなかカッコいいぞ。カナダのトロント出身の大勢(少なくとも10人以上、13人?)。ブラスセクションに加え、ストリングスセクションまであるため、大所帯になったみたい。68年結成、76年解散も、再結成し現在も活動している。大阪万博にカナダ代表としてきて演奏したらしい。

04179 One Fine Morning (ある晴れた朝) 71年24位
 これは圧倒的にカッコいいブラスロック。ファンキー! ギターのカッティングや間奏のエレクトロニックピアノがいい。ボーカルも迫力あるし。カナダでは2位。

04180 Sunny Days (サニー・デイズ) 72年34位
 ホンキートンクっぽいピアノで始まる、これはまた趣きが違っていいね。

2012年9月14日 (金)

Love (ラヴ)

 65年Arthur Leeを中心に結成された5人組?サイケデリック・フォーク・ロック・バンド。日本ではほとんど話題にならないが、英米では妙に評価が高い。Loveというバンド名はストレートすぎるが、元々はGrass Rootsだったとか(もちろん同名のグループがいたので改名)。ジミヘンで有名な「Hey Joe」を演っていたり、3rd アルバム「Forever Changes」はローリングストーン誌のベストアルバム500で何と40位だったり。更にそれに入っている「Alone Again Or」は同じくベストソング500の436位。今度聴いてみようかな。

04178 7 And 7 Is (セブン・アンド・セブン・イズ) 66年33位
 2nd アルバム「Da Capo」より、唯一のTop40ヒット。60年代後半の音。性急なサイケデリック・ロックって感じかな。プロデューサーはポール・ロスチャイルド、エンジニアはブルース・ボトニックで、つまりDoorsのコンビ。これ1曲では何とも評価ができないんで、他も聴いてみよう。と書いてYouTubeのLiveを聴いたら、これは明らかにパンクであった。

2012年9月13日 (木)

Long, Shorty (ショーティ・ロング)

 40年アラバマ州生まれのR&Bシンガーでソングライター。Shortyというのはもちろん本名ではなく、150cmそこそこだったため。59年にデトロイトに移り、62年レコードデビュー。69年ボートの事故のため、29歳で亡くなっている。Mitch Ryder & The Detroit Wheelsで後に大ヒットする「Devil With The Blue Dress On」の作者である。

04177 Here Comes The Judge (ヒア・カムズ・ザ・ジャッジ) 68年8位
 モータウン傘下のソウル・レコードからノヴェルティ・レコードとして出ている。当時のコントをネタにしたキワモノらしいが、これがファンキーで出色の出来。後半のパーカッション?も面白い。

2012年9月12日 (水)

Little Milton (リトル・ミルトン)

 Millie Jacksonのところにも書いたけれど、何故か1度だけ他大学の友人の下宿に行った時に聴かせてもらったのが、このLittle Miltonのレコードだった。Little Milton(1934-2005)はミシシッピー州生まれのブルース・シンガーでギタリスト。本名James Milton Campbell。Top40ヒットは1曲だけれど、R&Bチャートには29曲がチャートイン。Chess、Stax、Malaco等のレーベルを渡り歩いた巨人。

04176 We’re Gonna Make It (ウィア・ゴナ・メイク・イット) 65年25位
 チェス傘下のチェッカーから出ているが、シカゴ・ソウルっぽいな。Impressionsとか。R&BチャートNo.1。

2012年9月11日 (火)

Lindisfarne (リンディスファーン)

 68年イングランド・ニューキャッスルで結成の5人組フォーク・ロック・グループ。ほとんど聴いたことがないので、コメントはできないが、Fairport Conventionと並ぶブリティッシュ・フォーク・ロックの大物ってイメージ。バンド名は島の名前。

04175 Run For Home (ラン・フォー・ホーム) 78年33位
 突然1曲だけアメリカでヒットした。でも、これは全然本領じゃないよね? 70年代後半のフツーのアメリカの曲にしか聴こえないもの。まあ、英国らしさもほのかにあるけど。なんて書いたら、英国でも10位まで行ってた。ちなみに、彼らの最大のヒットは72年「Meet Me On The Corner」(英国で5位)と「Lady Eleanore」(同3位)。

2012年9月10日 (月)

Lil’ Romeo (リル・ロメオ)

 Lil’ RomeoとはMaster Pの長男Percy Romeo Millerのこと。89年ニューオーリンズ生まれだから、「My Baby」のヒット当時はまだ11歳というラッパー。

04174 My Baby (マイ・ベイビー) 01年3位
 基本的にはJackson 5の「I Want You Back」。元の曲がいいし、とっても楽しーです。R&BチャートNo.1。

2012年9月 9日 (日)

Francis, Connie (コニー・フランシス) 2/2(1961-1964)

 昨日に引き続き、61年以降を紹介。Top40ヒット35曲は女性アーティストでは、Madonna、Aretha Franklin、Mariah Careyに次いで4番目に多い。それほどの大スターだったってことだね。
 4157以外は全て昨日と同様、「Connie Francis Gold」に収録。

04156 Where The Boys Are (ボーイ・ハント) 61年4位
 Connieが初出演した同名映画の主題歌。映画はビーチを舞台にしたロマンチックな青春コメディの走り。曲はNeil SedakaとHoward Greenfield(昨日書き忘れたが、コンビの最初のヒットが彼女の「Stupid Cupid」だった)。いかにも夢見る青春映画の主題歌って感じのバラード。名曲。ゴールドディスク。

04157 No One (ノー・ワン) 61年34位
 4156のB面。こちらも甘いバラード。控えめなコーラスもいい。

04158 Breakin’ In A Brand New Broken Heart (ブロークン・ハート) 61年7位
 「Everybody’s Somebody’s Fool」「My Heart Has A Mind Of Its Own」というNo.1ヒットのコンビ(Howard GreenfieldとJack Keller)の作品。再度No.1を狙ったのか? カントリーっぽいバラード。お得意の一人二重唱。

04159 Together (あなたと二人で) 61年6位
 28年Paul WhitemanのNo.1ヒットがオリジナル。台詞入りのクラシカルなバラード。日本ではB面(最高位72位)の「Too Many Rules」(大人になりたい)の方が日本語盤も出てヒットした。アダルト・コンテンポラリー・チャートNo.1、ゴールドディスク。

04160 (He’s My) Dreamboat (夢のボート) 61年14位
 男声コーラスで始まる。これもカントリー・タッチだ。John Loudermilkの曲。サックスがワンポイントの間奏もいい。

04161 When The Boy In Your Arms (Is The Boy In Your Heart) (恋のワルツ) 61年10位
 英国で3位になったCliff Richardの映画主題歌のカヴァーで、そっちのタイトルは「When The Girl In Your Arms (Is The Girl In Your Heart)」。GirlをBoyに置き換えてるわけね。4161〜4163の演奏はDon Costaオーケストラ。

04162 Baby’s First Christmas (ファースト・クリスマス) 62年26位
 4161のB面で出たクリスマス・ソング。赤ちゃんの初めてのクリスマスって、ホントほのぼの。

04163 Don’t Break The Heart That Loves You (泣かせないでね) 62年1位
 3曲目のNo.1。これもカントリー調だけど、一人二重唱(他の曲でもよくやってるが)が実にいい雰囲気。これも台詞入り。日本でも大人気と書いたけれど、アメリカと日本ではヒットする曲の傾向が違っていて、日本ではアップテンポの曲が独自にヒットしてたみたい。アダルト・コンテンポラリー・チャートNo.1。

04164 Second Hand Love (セコ・ハン・ラヴ) 62年7位
 邦題はまんまなんだけれど、なんだかなあ。セコハンなんて既に死語だけれど、当時はどうだったのよ。これも4163と同路線の、カントリー調しっとりバラード。

04165 Vacation (ヴァケイション) 62年9位
 ♩V-A-C-A-T-I-O-N♩、日本でも有名な陽気なポップスの名曲。アメリカでは意外にも9位どまりで、向こうではバラードの方がウケたんだな。日本では弘田三枝子等のカヴァー盤もヒット(当時を知ってるわけではないけど)。

04166 I Was Such A Fool (To Fall In Love With You) (お馬鹿さんの私) 62年24位
 バラードだけど、ちょっと熱唱してるとこが好き。

04167 I’m Gonna’ Be Warm This Winter (想い出の冬休み) 63年18位
 夏休みの次は冬休み。こちらもアップテンポで可愛い感じ。やはり弘田三枝子のカヴァーがヒット。コニー自身の日本語ヴァージョンもある(少なくとも4156、4157、4162、4163、4165、4168、4169、4171にもあり)。

04168 Follow The Boys (渚のデイト) 63年17位
 Connieが主演した同名映画の主題歌。本人は演技はアマチュアと思っていたらしいが。曲の方は何か「ボーイハント」に似てるように思う。映画主題歌らしく最後はずいぶんドラマティック。

04169 If My Pillow Could Talk (悲しきゴスペル) 63年23位
 ピアノを前面にフィーチャーしたR&Bっぽい彼女としては異色のナンバー。でもよく聴くと、メロディは「ヴァケイション」みたいだけど。ちょっと迷走の感あり。

04170 Drownin’ My Sorrows (虹を呼ぶレッド・リヴァー) 63年36位
 有名な曲だよねと思ったら、フォークソング「Red River Valley」をアレンジした曲だった。

04171 Your Other Love (ユア・アザー・ラヴ) 63年28位
 彼女にしてはちょっと新しいタイプのポップスで、いい曲なんだけど、アーティストとしての人気にかげりが出ていたためか、あまりヒットせず。

04172 Blue Winter (ブルー・ウィンター) 64年24位
 ここで元に戻った感じ。安心して聴ける。

04173 Be Anything (But Be Mine) (ビー・エニシング) 64年25位
 最後のTop40ヒット。悪くないんだけど、もうBeatlesが上陸してたわけで。52年Eddy Howardの7位まで行った曲がオリジナル。

2012年9月 8日 (土)

Francis, Connie (コニー・フランシス) 1/2(1958-1960)

 ♩V-A-C-A-T-I-O-N! 夏休み♩、コニー・フランシスと言えば日本でも沢山カヴァーされた「ヴァケーション」が有名。それ以外のことはほとんど知らないのだが、No.1ヒット3曲、TOP40ヒット35曲という大スター。38年ニュージャージー州生まれだから、これらのヒット曲は19歳から25歳の間(58年から64年)にすべて出されたということだ。日本でもほとんどのシングルが出ている上、日本語ヴァージョンも結構あったり、日本人によるカヴァーも多く、かなり人気があったのだろう。今日は60年まで、明日は61年から
 今日紹介する曲はすべて「Connie Francis Gold」(2枚組)に収録。

04139 Who’s Sorry Now (フーズ・ソリー・ナウ) 58年4位
 11歳でプロになり、MGMと契約したのも55年(16歳)というから、ヒットが出るまでずいぶんかかっている。この曲がヒットしなかったら、歌手をやめるつもりだったらしいから、ホントに起死回生のヒット。23年Isham Jonesで3位まで行ったヒット曲のリバイバル。家で彼女がよく歌っていた曲らしい。実にいい歌声を聴かせてくれるロッカバラードだ。後にMarie Osmondもカヴァー。ゴールドディスク。

04140 I’m Sorry I Made You Cry (泣かせてごめんね) 58年36位
 18年Henry BurrのNo.1ヒットのリバイバル。最高位をみると、いきなり大スターって訳ではなかったんだな。前曲と似すぎているのが敗因か。悪くはないが。

04141 Stupid Cupid (間抜けなキューピッド) 58年14位
 アップテンポなキュート路線に変更。曲はNeil Sedaka。実に楽しいオールディーズ。手拍子もコーラスもサックスも効果音?もステキ。

04142 Fallin’ (フォーリン) 58年30位
 もう1回Neil Sedakaで来たが、不発。ブルースっぽい感じが彼女の個性に合ってなかったのかな(Ann-Margretの「I Just Don’t Understand」を思い出した)。でも、結構カッコいい。

04143 My Happiness (マイ・ハピネス) 58年2位
 バラードに戻って大成功。48年Jon & Sandra SteeleのNo.1ヒットだが、Pied Pipers、Ella Fitzgerald等の競作となっている。ゴールドディスク。

04144 If I Didn’t Care (イフ・アイ・ディドント・ケア) 59年22位
 39年Ink SpotsのNo.2ヒットがオリジナル。これは名曲。彼女にも合っているし、もう少しヒットしてもよさそう。男の声が入るのはどうだか。

04145 Lipstick On Your Collar (カラーに口紅) 59年5位
 バラードもいいけど、この手のアップテンポも彼女の本領だな。イントロのギターと女声コーラスがお茶目。This is アメリカン・オールディーズ!

04146 Frankie (フランキー) 59年9位
 4145のB面でこっちはオーソドックスな三連のバラード。再びNeil Sedakaの作曲。FrankieはFrankie Avalonのことらしい。台詞入り。

04147 You’re Gonna Miss Me (捨てちゃいや) 59年34位
 「Sea Of Love」とか「Since I Don’t Have You」とかと同系統の私好みのバラード。オーケストラのアレンジもつぼにはまる。この最高位は全く納得できない。何故?

04148 Among My Souvenirs (想い出のなかに) 59年7位
 やっぱりスタンダードを演ろうということになったのか? 28年Paul WhitemanのNo.1ヒット。安心して聴けるいい曲。彼女らしいね。ゴールドディスク。

04149 God Bless America (ゴッド・ブレス・アメリカ) 59年36位
 4149のB面。Irving Berlinが書き、39年にKate Smithで有名になった曲である。曲の愛国的な内容はともかく、結構感動的である。4144〜4149の演奏はRay Ellisオーケストラ。

04150 Mama (ママ) 60年8位
 41年に書かれたイタリアの曲で46年に英詩がつけられた。確かにイタリアンだ。そういえば、Connie Francisはイタリア系で、本名はConcetta Rosa Maria Franconeroという。ゴールドディスク。

04151 Teddy (いとしのテディ) 60年17位
 4150のB面で、Paul Ankaの作曲。言われてみれば、Paul Ankaっぽいな。熱唱型ロッカバラード。

04152 Everybody’s Somebody’s Fool (恋にはヨワイ) 60年1位
 ついに初のNo.1。カントリー・タッチだけれど、売れるだけのことはある。メロディがキャッチー。Howard Greenfieldが珍しくNeil Sedakaと組まずに(Jack Kellerと組んで)書いている。ゴールドディスク。

04153 Jealous Of You (Tango Della Gelosia) (あなたがにくい) 60年19位
 4152のB面。珍しくイタリア語で歌ってる(最後は英語)。昔のイタリアの歌はいいなあ。原題を訳すと「嫉妬のタンゴ」。

04154 My Heart Has A Mind Of Its Own (私の心/マイ・ハート) 60年1位
 2曲連続No.1。これは女性歌手としては初めてのことだった。作曲は4152と同じチーム。これもカントリー調。私は4152の方が好きだけど。一人で二重唱が耳に残る。

04155 Many Tears Ago (涙を捨てて) 60年7位
 口笛で始まる軽快なナンバー。Guy Mitchellの「Singing The Blues」に似すぎてる気もする。ゴールドディスク。

2012年9月 7日 (金)

London, Julie (ジュリー・ロンドン)

 Julie London(1926-2000)はカリフォルニア州生まれのシンガーで女優。「Cry Me A River」の一発屋だけれど、ホントカッコいい曲だ。声も顔もクール。日本のウィキは情報は少ないけれど、リンクしておく。

04138 Cry Me A River (クライ・ミー・ア・リヴァー) 55年9位
 ギターとウッドベースの伴奏で歌われる「恨み節」。いろんな人が歌ったスタンダードだけれど(Joe CockerのヴァージョンはTop40入り)、オリジナルのこれが一番いいなあ。ジェーン・マンスフィールド主演のロックンロール・コメディ「女はそれを我慢できない」でも使われた(主題歌はLittle Richard、彼女自身も出演している)。ゴールドディスク。

2012年9月 6日 (木)

Lewis, Jerry (ジェリー・ルイス)

 Jerry Lee Lewisではなくて、Jerry Lewis。Dean Martinと組んで映画「底抜け」シリーズに出演したことでも知られるコメディアン/俳優で、Eddie Murphy主演の「ナッティプロフェッサー」は彼が監督主演した「底抜け大学教授」(63年。Dean Martinとのコンビは既に解消していた)のリメイク。Gary Lewis & The PlayboysのGaryは息子。25年ニュージャージー州生まれ。

04137 Rock-A-Bye Your Baby With A Dixie Melody (ロッカバイ・ユア・ベイビー・ウィズ・ア・ディキシー・メロディ) 56年10位
 「Rock-A-Bye Baby」というのは、当時の主演映画「底抜け楽じゃないデス」の原題なので(これもJerry Lewisのみの出演)、その主題歌なのかな? クラシカルなミュージカル風で堂々と歌ってる(コメディアンの余技って感じではない。昔の人はそれが当たり前か?)。と思ったら、最初のトーキー映画に主演したことで有名な歌手/俳優のAl Jolson(顔を黒塗りにしていた)の1918年No.1ヒットであった。演奏はBuddy Bregmanオーケストラ。ゴールドディスク。

2012年9月 5日 (水)

Leonetti, Tommy (トミー・レオネッティ)

 Tommy Leonetti(1929-1979)はニュージャージー州生まれの男性ポップシンガーでソングライター。57年から58年にはテレビの「Your Hit Parade」に出ていた。Top40ヒットは1曲のみだが、映画や芝居に結構曲を書いていたみたいだ。

04136 Free (フリー) 56年23位
 軽快なピアノで始まって、いきなりコーラスなんで、ボーカルグループの曲かと思った。実にクラシカルだけど、気持ちのいい曲だ。演奏はNeal Heftiオーケストラ(コーラスも)。

2012年9月 4日 (火)

Lawrence, Eddie (エディ・ローレンス)

 19年にニューヨーク・ブルックリンに生まれたコメディアン、作家 (現在93歳のはず)。モノロジストという説明もあって、これは一人で詩の朗読や独白を観衆の前でドラマティックに演る人で、要はピン芸人のこと? 「The Old Philosopher」で当てて有名になったようだ。The Old Philosopherを主人公にいろんな曲を演っているみたい。

04135 The Old Philosopher (オールド・フィロソファー) 56年34位
 この手のコメディ・レコードだかノヴェルティ・レコードというのは何とも評価ができなくて困る。Old Philosopherがひどい目に合っている人に向かって語りかけていて、途中に勇ましい音楽が挟まる、そこで人を元気づけるという構成のようだが。音楽パートを演っているのはThe Sentimental Fourで、BGMは「Beautiful Dreamer」という曲。

2012年9月 3日 (月)

Leapy Lee (リーピー・リー)

 ロンドン五輪の閉会式にモンティパイソンのエリック・アイドルが出てきてくれたのはとてもうれしかったが、モンティパイソンのどこかにこのLeapy Leeの話が出てきたはず。全部見直せばわかるだろうけれど。で、この人についての私の知識はそれだけ。今回調べてみたら、39年イングランド生まれの男性シンガーで俳優でコメディアン、本名はGraham Pulleyblank。昔からKinksのRay Daviesと友達だったらしい。

04134 Little Arrows (リトル・アロー) 68年16位
 何とAlbert Hammondと Mike Hazlewoodの曲(Holliesの「安らぎの世界へ」もこのコンビ)。英国では「Hey Jude」に阻まれて最高位2位だが、18カ国でNo.1になったらしい。キューピッドの愛の矢のことを歌っているカントリー・タッチのポップ・ソング。先入観があるんだろうけれど、何か英国的なノヴェルティっぽさを感じるなあ。

2012年9月 2日 (日)

Jones, Jack (ジャック・ジョーンズ)

 この人はほとんどノーマークだったが、60年代のアダルト・コンテンポラリー・シンガーとしてはトップクラスの1人だったようだ(ラスベガスのエンターテイナー系?)。写真を見ると、いかにも二枚目って感じ。38年ロサンゼルス生まれのポップシンガーで、母が女優のIrene Hervey、父が男優でシンガーのAllan Jonesという芸能一家。AllanはJackが生まれた年に「The Donkey Serenade」を8位のヒットにしている。60年代後半には「007ダイヤモンドは永遠に」でボンドガールになったJell St. Johnと結婚していた。Top40には入っていないが、62年に「Lollipops And Roses」でグラミー賞ポップ男性ボーカル、63年に「Call Me Irresponsible」(映画「パパは王様」より)でオスカーのベスト・ソングを獲っている他、映画の主題歌はいろいろ演っている。
 「Jack Jones Greatest Hits」に全曲収録。

04129 Wives And Lovers (素晴らしき恋人たち) 63年14位
 一聴してバート・バカラック(&ハル・デイヴィッド)の曲だね。彼の曲としてはフツーの出来だけど。ジャネット・リー主演の同名映画にインスパイアされたらしい。この曲でも、グラミー賞ポップ男性ボーカル受賞。

04130 Dear Heart (ディア・ハート) 64年30位
 次はHenry Manciniって、豪華だな。カントリー風味のイージー・リスニングって感じ。グレン・フォード主演の同名映画(ラブロマンス)の主題歌。Andy Williamsもヒットさせてる。

04131 The Race Is On (ザ・レース・イズ・オン) 65年15位
 これは更にカントリー・タッチだ。アダルト・コンテンポラリー・チャートNo.1。

04132 The Impossible Dream (The Quest) (見果てぬ夢) 66年35位
 ミュージカル「ラ・マンチャの男」の曲だね。2001年には彼自身がドン・キホーテを演じて全米公演をやったそうだ。72年にはピーター・オトゥール、ソフィア・ローレンで映画化された。アダルト・コンテンポラリー・チャートNo.1。

04133 Lady (レイディ) 67年39位
 4132に続き、ドラマチック路線。Bert Kaempfertが共作。アダルト・コンテンポラリー・チャートNo.1。

2012年9月 1日 (土)

Lewis, Bobby (ボビー・ルイス)

 昔から「Tossin’ And Turnin’」は、同じ頃のNo.1ヒットだとJimmy Soulの「If You Wanna Be Happy」とかと並んで大好きな曲。パワフルで陽気なロックンロール・テイストのR&B。あまり日本では人気ないようだが。
 Bobby Lewisは33年(25年、27年説もあり)インディアナポリス生まれ、デトロイト育ちのR&Bシンガーでソングライター。Jackie Wilsonに誘われてニューヨークへ、Beltoneと契約し、大ヒットを出した。何故かあっという間に消えてしまうのだが。

04127 Tossin’ And Turnin’ (トッシン・アンド・ターニング) 61年1位
 7週No.1の大ヒット。一晩中眠れないって歌。コーラスもサックスも実にご機嫌なR&Bです。元FirefliesのRitchie AdamsとBeltoneのオーナーJoe Reneの共作。R&Bチャート10週No.1。

04128 One Track Mind (ワン・トラック・マインド) 61年9位
 4127と同タイプの曲だけど、こっちもガチャガチャしてていいね! Bobby Lewis自身とJoe Reneの共作。演奏は2曲ともJoe Reneオーケストラ。

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