« Kon Kan (コンカン) | トップページ | Mathis, Johnny (ジョニー・マティス) 2/2(1959-1982) »

2012年8月 5日 (日)

Mathis, Johnny (ジョニー・マティス) 1/2(1957-1958)

 黒人だけれども、R&B系ではなく、スタンダード系?のシンガー。78年に突然「Too Much Too Little Too Late」が1位になって初めて聴いたのだけれど、その前も後もほとんど縁のない人だった。しかし、実は大スターで、特にアルバムの売れ方がスゴい。58年に出た「Johnny’s Greatest Hits」はチャートに490週いて、これはPink Floydの「狂気」(Dark Side Of The Moon)に抜かれるまで最高記録だった(こちらは741週!)。また、Joel Whitburnによれば、92年時点でアルバム・アーティストの4位である(Elvis、Sinatra、Beatlesに次ぐ)。
 35年テキサス州に生まれ、サンフランシスコで育ち、56年にニューヨークへ。元々はジャズ・スタイルのシンガーだったが、Mitch Millerの指導でポップ・バラードに転向した。
 明日紹介する後半も含めて、全曲「Misty The Best of Johnny Mathis」に収録。

04054 Wonderful! Wonderful! (ワンダフル・ワンダフル) 57年14位
 Hot100に39週チャートインというのは、あのPaul Davis「I Go Crazy」の40週に抜かれるまで最長記録だった(今ではこの程度はザラだけれどね)。曲の方はほんわかした独特の魅力のある曲で、ロングヒットもうなずけるところ。63年にはTymesがカヴァーしてベスト10入り。

04055 It’s Not For Me To Say (お見あてちがい) 57年5位
 ピアノをバックに甘い歌声を聞かせてくれるバラード。4054とほぼ同じ頃どちらも20週以上Top40に入っているが、スゴい人気だったんだろうなあ。邦題は意味不明。エレノア・パーカー(「探偵物語」「サウンド・オブ・ミュージック」の)主演の映画「Lizzie」より。ゴールドディスク。

04056 Chances Are (恋のチャンス) 57年1位
 これも4055と同タイプのピアノをバックに甘いバラード。やはり20週以上Top40入り。Top100では5位だけれど、ジョッキー・チャートでNo.1。次のNo.1は何と21年後のこと。ゴールドディスク。

04057 The Twelfth Of Never (いついつまでも) 57年9位
 4056のB面。73年にDonny Osmondがカヴァーしている。それで聴いたことがあるんだな、この曲は。調べたら、元々は英国の民謡らしく、確かにそんな感じのメロディだ。

04058 Wild Is The Wind (荒野をわたる風) 57年22位
 アンソニー・クイン主演の同名映画の主題歌(って感じでは全くないが。邦題は「野生の息吹き」)ということだけれど、ちょっと歌い上げ過ぎかな? ここまで来るとちょっとキツい。それにしても1年で5曲のヒットは大したものだ。

04059 No Love (But Your Love) (ノー・ラヴ) 58年21位
 4058のB面。A面と同様、かなり歌い上げ系。この曲まではすべて(4058を除く)Ray Conniffオーケストラの演奏。

04060 Come To Me (カム・トゥ・ミー) 58年22位
 58年はTop40が6曲! 最初の頃の軽いタッチのバラードは影を潜め、完全に大仰路線だ。同名のテレビ番組(57年12月に放送された特別番組?)より。この曲から最後まで(+4058も)はRay Ellisオーケストラの演奏。

04061 All The Time (オール・ザ・タイム) 58年21位
 ブロードウェイ・ミュージカル「Oh Captain!」より。歌い上げ路線は続くが、このメロディは美しくて好き。ミュージカルっぽい曲だね。

04062 Teacher, Teacher (先生に首ったけ) 58年21位
 4061のB面。A面以上にモロミュージカルって感じのハッピー・チューン。ミュージカルの曲かは知らないけれど。

04063 A Certain Smile (ある微笑) 58年14位
 フランソワーズ・サガン原作、ジョーン・フォンテーン主演の同名映画の主題歌。歌い上げ系ではないのはいいんだが、メロディがどうもキャッチーでなくてピンと来ない。英国では4位。

04064 Call Me (コール・ミー) 58年21位
 4063と同様ポップスとしてはメロディにキャッチーさが欠けるのがなあ。歌のうまさは絶品だが。

« Kon Kan (コンカン) | トップページ | Mathis, Johnny (ジョニー・マティス) 2/2(1959-1982) »

音楽 50年代 Mathis, Johnny」カテゴリの記事

コメント

熊本でパンク・ヘビメタ大好きのラジオリスナーをやっているナイトセイバーといいます。ピンク・フロイドの歴史、前に図書館で調べていました(笑)。ちなみに最もアーティストはビリー・アイドルです。粗暴でスタイリッシュな見た目、声、筋肉、相棒の天才ギタリストのスティーヴ・スティーヴンス…全てが好きです。私はビリー・アイドルに憧れてこの3年、ひたすら筋肉を鍛えました…。チャーリー・シーンの86年のカーアクション映画「処刑ライダー」で♪モウモウモウ!と初めて聴いて衝撃を受けました。地元のギタリストやDJに知り合いが多いのですが、ビリー・アイドルやガンズの所にメッセージ書いたので読んでください!

ナイトセイバーさん、はじめまして。
パンク・ヘビメタ好きですか? 私もどっちも好きです。
というか、何でも好きなんですが。
いろんなアーティストに書き込んでいただいたんで、そちらでもお返事しますね。
これからも遊びにきて下さい。

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: Mathis, Johnny (ジョニー・マティス) 1/2(1957-1958):

« Kon Kan (コンカン) | トップページ | Mathis, Johnny (ジョニー・マティス) 2/2(1959-1982) »

無料ブログはココログ
2019年9月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30          

カテゴリー

最近のトラックバック