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2012年4月 8日 (日)

Humperdinck, Engelbert (エンゲルベルト・フンパーディンク)

 Tom JonesやEngelbert Humperdinckというと、ラスベガスで歌ってるエンターテイナーというイメージがあって、ロック少年にとっては縁遠い存在だったのだけれども、聴くといい曲が沢山あるんだよね。そう言えば、ちょうど同じ頃(76〜77年)にこの2人は久々のヒット曲(「Say You’ll Still Until Tomorrow」「After The Lovin’」)を出したこともあって、何となくセットで思い出す。実際Tom JonesのマネジャーGordon Millsと65年に出会ったことが、メジャーになるきっかけだったようだし。
 Tom Jones(40年生まれ)の方が年上かと思ったら、Humperdinckの方が上でした。36年にインドで生まれ、英国で育つ。本名がArnold Dorseyって、全然違う。Engelbert Humperdinckといういかめしい芸名はドイツのオペラの作曲家の名前なんだね。全然知らなかった。もしかして常識? ニックネームは「キング・オブ・ロマンス」!
 全曲最近出た「The Best Of Engelbert Humperdinck :Spanish Eyes」に収録。このCDにバスローブを着て朝食を食べている写真が載っているんだけど、まさにそんなイメージの人だな。

03718 Release Me (And Let Me Love Again) (リリース・ミー) 67年4位
 Jimmy Heapで54年にヒットしたカントリー・クラシックスをカヴァー。本国では6週No.1、56週チャートイン(多分今でも最高記録)した大ヒット。堂々たるスタンダードって感じ。

03719 There Goes My Everything (淋しき足音) 67年20位
 3718と同一路線(これもカントリーのスタンダード)。英国では2位。

03720 The Last Waltz (ラスト・ワルツ) 67年25位
 昔からこの曲は大好き。特にイントロをちょっと裏切る歌いだしが。「Mr. Bojangles」も好きだし、もしかして私は4分の3拍子好きなのかな? 世界的にヒットしたが、英国では2曲目のNo.1(5週)、フランスではMireille Mathieu(1位)とPetula Clark(2位)の仏語盤がヒットしたりもしている。Les ReedとBarry Masonの作。

03721 Am I That Easy To Forget (忘れじの面影) 68年18位
 オリジナルはCarl Belewの59年のカントリー・ヒット。ちゃんとどの曲にも邦題があるのがいいねえ。英国では3位。アダルト・コンテンポラリー・チャートNo.1。

03722 A Man Without Love (Quando M’innamoro) (愛の花咲くとき) 68年19位
 サンレモ音楽祭で、アンナ・イデンティチとサンドパイパーズによって歌われたカンツォーネに英語の歌詞をつけた曲。こういう唐突なサビの盛り上がりはイタリアに多い気がする。フンパーディンクにぴったしだね。英国では2位。

03723 Les Bicyclettes De Belsize (地平線のかなたに) 68年31位
 「Last Waltz」と同じLes ReedとBarry Masonが作ったワルツ。同名の短編ミュージカル映画のテーマ曲。60年代万歳!と叫びたくなる。英国では5位。

03724 I’m A Better Man (ベターマン) 69年38位
 バカラックとハル・デイヴィッドの作品。言われてみれば、確かにバカラック。彼にしては並の出来だけれど。

03725 Winter World Of Love (白銀の世界) 70年16位
 Les ReedとBarry Masonで3度目。ワルツではないです。キャッチーさが今ひとつだな。

03726 After The Lovin’ (アフター・ザ・ラヴィン) 76年8位
 久々の、そして最後のTop40ヒット。EPICに移籍しての第1弾。カントリー・タッチのバラードを気持ち良さそうに歌ってます。アダルト・コンテンポラリー・チャートNo.1、ゴールドディスク。

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音楽 60年代 Humperdinck, Engelbert」カテゴリの記事

コメント

出てきましたね、エンゲルベルト・フンパーディンク私の大好きな歌手の一人です。SAKURAMさんはロック少年なんて書かれていますが、この頃の私はいわゆるポピュラー音楽、ポップスばかり聴いていました、ビートルズも聴きましたが。「ラスト・ワルツ」 もちろんシングル盤を買いました。でも25位なんですね、以外でした。イギリスのNew Mysical Express誌では1位にランクされたりしているんですけどね。でも好い曲がいっぱいですね、「太陽のあたる場所」、「太陽は燃えている」全部いいですね、「リリース・ミー」とか「白銀の世界」も好きな曲です。「白銀の世界」は69年に書かれたナンバーなんですね、もっと前からNHKの積雪情報(昔はこんなのがありました)のバックに流れていたような気がしたのですが。トム・ジョーンズの「ラブ・ミー・トゥナイト」(原曲はカンツォーネ)なんかもありましたが、やはりフンパーディンクとかディーン・マーチンの「誰かが誰かを恋してる」の方が私はいいですね。いまもIPodに入れてよく聴いています。

COUNTRY BOYさんがおっしゃるように、「ラスト・ワルツ」は英国ではNo.1の大ヒットですが、米国ではそれほどヒットはしていないようです。日本では有名な「太陽は燃えている」や「太陽のあたる場所」も英米ではヒットしていませんね。

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