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2012年2月19日 (日)

Guess Who, The (ゲス・フー)

 Guess Whoというと、No.1ヒットの「American Woman」の印象が強いが、結構叙情的な曲が多くて、誰もそんなこと言わないけれど、ソフトロックって言ってもいいくらい。63年カナダで結成。カナダのバンドなんか売れないということで、Guess Who(だあれだ?)の名で「Shakin’ All Over」のカヴァーを出したらヒットしちゃって、そのままの名前で通したってことですね。本当のバンド名はChad Allan & The Expressionsだった。Chad Allanは初期のリーダー。全盛期のメンバーは、Randy Bachman(ギター)、Jim Kale(ベース)、Garry Peterson(ドラムス)、Burton Cummings(ボーカル、キーボード)。70年にRandy Bachmanは脱退し、Bachman-Turner Overdriveを結成。

03581 Shakin’ All Over (シェイキン・オール・オーヴァー) 65年22位
 60年にJohnny Kidd & The Piratesが英国でNo.1を獲得した曲。Whoで有名な曲だけど、アメリカではこのGuess Whoのヴァージョンしかヒットしていないのが不思議。ギターのリフに尽きますね。クレジットは正確にはGuess Who?

03582 These Eyes (ジーズ・アイズ) 69年6位
 4年ぶりのヒット。曲はRandy BachmanとBurton Cummings。ストリングスも配した美メロのバラード。これはソフトロックでしょう? Jr. Walker & The All Starsのカヴァーあり。ゴールドディスク。

03583 Laughing (ラーフィン) 69年10位
 3582と同路線。Randy BachmanとBurton Cummingsが10分で書いたとか。ゴールドディスク。

03584 Undun (アンダン) 69年22位
 3583のB面。ボサ風? Randy Bachman作だけど、ここから「ボサノバNo.1」につながるのか?

03585 No Time (ノー・タイム) 70年5位
 この曲も叙情的なメロディ。ギターもいいです。

03586 American Woman (アメリカン・ウーマン) 70年1位
 Randy Bachmanのギター・リフがあまりに有名。アメリカ女を題材にアメリカを非難した歌だよねえ? ♩I don’t need your war machines. I don’t need your ghetto scenes.♩って歌ってるものねえ。ホワイトハウスで彼らが演奏した時に、ニクソン夫人がこの曲はやめてと言ったらしい。アルバム・ヴァージョンだとイントロにアコースティック・パートがあります。Lenny Kravitzがカヴァー。ゴールドディスク。

03587 No Sugar Tonight (ノー・シュガー・トゥナイト) 70年1位
 3586のB面。Randy Bachmanはこの曲までなんだが、この曲はあまりピンと来ない。アルバムでは、「New Mother Nature」とのメドレーで収録されている。

03588 Hand Me Down World (世界をわが手に) 70年17位
 Randy Bachman脱退後、初のヒット。風体から男臭いイメージがあるけれど、曲は全然違うよね。これなんかBeatles風だし。

03589 Share The Land (シェアー・ザ・ランド) 70年10位
 Guess Whoお得意の叙情路線。Burton Cummingsの世界なんだろうけれど、Randy Bachmanにもそういった志向はあるし、二人の共作はどんな分担だったんだろう?

03590 Albert Flasher (アルバート・フラッシャー) 71年29位
 Burton Cummingsの作品だけれど、Paul McCartneyワールド全開。

03591 Rain Dance (レイン・ダンス) 71年19位
 Burton Cummingsはピアニストだから、ピアノがフィーチャーされているのは当然なんだが、何かとらえどころがないなあ。当時はどういうウケ方してたんだろう?

03592 Star Baby (スター・ベイビー) 74年39位
 3年ぶりのヒットはパワー・ポップって感じ。「American Woman」からはずいぶん遠くに来ている。

03593 Clap For The Wolfman (ウルフマンに拍手) 74年6位
 FEN(当時)で聴いたWolfman Jackは私の受験勉強の友だった。と、どこかにも書いたと思うけれど、その彼の台詞をフィーチャーしたノヴェルティ・ソング。音はUKっぽい洒落を感じる。

03594 Dancin’ Fool (ダンシン・フール) 74年28位
 最後のTop40ヒット。軽快で気持ちいいロックンロール。

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コメント

BTO好きだった私としては、当然『American Woman』も大好きでしたが。
>結構叙情的な曲が多くて、誰もそんなこと言わないけれど、ソフトロックって言ってもいいくらい。
Randy Bachmanの見た目の無骨さと不器用さが邪魔してるが、Burton Cummingsはセンスを感じるし何より歌が上手い。
『Clap For The Wolfman』もシャレてるし、最晩年のアルバム「Power In The Music」のタイトル曲のジャジーな垢抜け感にも一時ハマりました。

かてぶしさん、こんばんは。
カナダの木こりみたいで、無骨なハードロックというイメージは全然間違いですよね。
おっしゃる通り、いろんなところにセンスを感じます。

■American Woman
>アルバム・ヴァージョンだとイントロにアコースティック・パートがあります。
Art Garfunkelのコメントで「『Traveling Boy』について調べていたら、あの印象的なイントロはアルバムバージョンだけで、シングルバージョンにはなかった、という衝撃的な記述が見つかりました」って書いたけど、こっちは昔から知っていました。
いきなり「ジャッジャッジャカジャカジャンジャンジャ〜ン」のリフで始まるのもカッコいいけど、アコースティックギター+Burton Cummingsのハミングからあのリフへ、っていうところに、彼らのセンスを感じます。

かてぶしさん、こんばんは。
「American Woman」のアコースティックなイントロは、ある意味Guess Whoらしいと思います。

HANG ON TO YOUR LIFEは確かビルボード30位台まで上がったと思いますがハードロックなリフが好きでした

まーちゃんさん、はじめまして。
Hang on to Your Lifeは、調べたら最高位43位で、惜しくもTop40入りを逃したみたいです。私が持っているBest盤にも入ってましたが、Guess Whoらしい良い曲ですね。
これからもよろしくお願いします!

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