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2012年2月27日 (月)

Green, Al (アル・グリーン)

 この人の70年代前半の売れ方は尋常じゃなかった(ビミョーにリアルタイムではない)。子供の頃はファルセットとバックのサウンドがどれも同じに聴こえて、ちっとも興味が湧かなかったけれど、今聴くとジワジワ良さがわかってきた。サザン・ソウルっぽさとフィラデルフィアっぽさが絶妙にマッチしているように思う(活動の拠点となったハイ・レコードはメンフィスだが、育ったのは北部のミシガン州)。
 46年アーカンソー州出身。子供の頃からゴスペルを歌う。69年にハイ・レコードのWillie Mitchellと知り合い、快進撃が始まる。セックスシンボル的な人気があったようだが、その後牧師となり、ゴスペルの道へ。74年にガールフレンドに襲われる事件(シャワー中に沸騰したオートミールをかけられ火傷、その後彼女は自殺)がきっかけとも言われる。90年代後半には再びソウル界にカムバックした。
 3609、3616以外は「Love & Happiness The Very Best Of Al Green」に収録。

03605 Tired Of Being Alone (悲しきひとり暮らし) 71年11位
 この最初のヒット曲にAl Green的要素は全て詰まってるって感じ。甘く包まれるような不思議な世界。邦題がちょっと可笑しい。ローリングストーン誌のベスト500で293位、ゴールドディスク。

03606 Let’s Stay Together (レッツ・ステイ・トゥゲザー) 71年1位
 最大のヒット。やっぱり一番いいねえ。タイトなバックのサウンドと唯一無二のファルセットが実に気持ちいい。ローリングストーン誌で60位、R&Bチャート9週No.1、ゴールドディスク。

03607 Look What You Done For Me (いらだつ想い) 72年4位
 サビのところのホーンセクションのリフが好き。そこまで溜めに溜めてるって感じの展開。ゴールドディスク。

03608 I’m Still In Love With You (愛のさけび) 72年3位
 細かく聴けば聴く程良くなるアル・グリーンズ・ワールド。R&BチャートNo.1、ゴールドディスク。

03609 You Ought To Be With Me (愛の束縛) 72年3位
 1曲ずつのニュアンスを説明する語彙が私にはないのだが、これもステキなアル・グリーンの世界。書き忘れてたけど、実に気持ちいいドラムはBooker T & The MG’sのAl Jackson Jr.。R&BチャートNo.1、ゴールドディスク。

03610 Call Me (Come Back Home) (コール・ミー) 73年10位
 ちょっと甘さが加わったかな。サビのコーラス前後の展開が実にスリリング。ゴールドディスク。

03611 Here I Am (Come And Take Me) (ヒア・アイ・アム) 73年10位
 彼にしてはちょっとパワフル。それにしても、ここまで7曲連続ゴールドディスクってのはスゴいな。

03612 Livin’ For You (リヴィン・フォー・ユー) 73年19位
 3611と同じくちょっとパワフル路線。R&BチャートNo.1。

03613 Let’s Get Married (レッツ・ゲット・マリッド) 74年32位
 わかりやすさに欠けたせいか、彼にしては小ヒットに終わる。展開は面白いのだが。

03614 Sha-La-La (Makes You Happy) (シャ・ラ・ラ) 74年7位
 一転キャッチーなソフト・ソウル。ギッ、ギッていう音が好き。ゴールドディスク。同じアルバムにTalking Headsがカヴァーした名曲「Take Me To The River」も入ってる。

03615 L-O-V-E (Love) (L-O-V-E) 75年13位
 元の路線に戻った感じがするね。R&BチャートNo.1。

03616 Full Of Fire (フル・オブ・ファイア) 75年28位
 ボーカルは同じなんだけれど、リズムがせっかちなのがピンと来ないなあ。R&BチャートNo.1。

03617 Keep Me Cryin’ (キープ・ミー・クライン) 76年37位
 最後のTop40ヒット(実際には88年にAnnie Lennoxとのデュエット・ナンバーがBest10入りしているのだが、それは彼女の項で)。この違和感はディスコのせいだな。

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コメント

私のリアルは シャララから

中学生の私にとっては最初聞いたとき、ヤワな曲だなあというイメージしかなく、でも分かりやすいタイトルとメロディはずっと頭に残りました。

この曲を好き、それもめっちゃくちゃに好きと思うようになったのは30歳を過ぎた頃からか、、
今も本当に好きです(実のないコメントご容赦ください)

chanparaさん、こんばんは。
Al Greenにはコメントしていただけると思ってました!
ホントに「Sha-La-La」がお好きなんですね。
私がAl Greenをいいなあと思うようになったのは、ごく最近ですね。
ホントに心地いい!

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