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2012年1月の31件の記事

2012年1月31日 (火)

Bernstein, Elmer, And Orchestra (エルマー・バーンスティン楽団)

 映画音楽の巨匠。「十戒」「荒野の七人」「大脱走」などなど。「大脱走マーチ」は子供の頃から大好きだった。「モダン・ミリー」(67年)でアカデミー作曲賞を受賞している。「ゴースト・バスターズ」も彼の作品だ。22年ニューヨーク・マンハッタン生まれ。04年死去。

03535 “Main Title” From “The Man With The Golden Arm” (黄金の腕(メイン・タイトル)) 56年16位
 オットー・プレミンジャー監督、フランク・シナトラ主演の映画「黄金の腕」のテーマ曲。映画は麻薬患者を主人公にした、当時ハリウッドのタブーに挑戦した問題作で、(未見なので偉そーなことは書けないが)ソール・バスのタイトルバックは有名。そこでかかった曲だが、迫力があって実にカッコいい。但し、個人的にはカヴァーであるRichard Maltbyのスピーディーなヴァージョンが一番気に入っている。他にもDick Jacobs、McGuire Sistersのカヴァーもあり。ドラマーはシェリー・マン。

2012年1月30日 (月)

Bennett, Boyd, And His Rockets (ボイド・ベネット&ロケッツ)

 Boyd Bennett(1924-2002)はマッスルショールズ(アラバマ州)で生まれ、ナッシュビル(テネシー州)で育った白人ロカビリー・シンガーでドラマー。ロックンロールのパイオニアの1人。His Rocketsはボーカル+ギター×2+サックス+ベースの5人編成。Brian Setzerのルーツって感じだな。

03533 Seventeen (セヴンティーン) 55年5位
 ジス・イズ・ロカビリーッ! ご機嫌なナンバー。ホントStray Catsの世界だね。”The first rock & roll song created for teenage girls”だそうです。 Bennettの自作でボーカルはRocketsのJoe “Big Moe” Muzey(3534も)。Fontane SistersとRusty Draperのカヴァーもヒットしている。

03534 My Boy-Flat Top (マイ・ボーイ・フラット・トップ) 55年39位
 3533と続けてかけたら、曲が替わったのに気づかないほど同じ曲だな、これは。それでも全然かまわないけど。こっちは”Focused on teenage boys”。

2012年1月29日 (日)

Cole, Natalie (ナタリー・コール)

 好きなアーティストと言われて挙げることはないと思うが、いざ聴いてみると結構好きなシンガーだった。言わずと知れたジャズ界の大スターNat King Coleの遺した娘。50年ロスアンジェルス生まれ。初期のプロデュースは元Independentsのメンバー。

03521 This Will Be (ジス・ウィル・ビー) 75年6位
 R&Bっぽさとジャズっぽさが上手くブレンドされていて、実に心地いいダンサブルなナンバー。で、この手は日本のR&Bファンには無視されるんだよな(何て偏屈なんだろう)。でも、R&BチャートNo.1。グラミー賞で新人賞とR&B女性ボーカル賞を受賞。

03522 Inseparable (インセパラブル) 76年32位
 2曲目はバラード。地味だけれど、ジャジーでいいよ。ジャズは知らないけれど、ジャジーは好き。R&BチャートNo.1。

03523 Sophisticated Lady (She’s A Different Lady) (いきな女) 76年25位
 彼女にしてはずいぶんディスコっぽい。上手いし、ファンキー。好きですね。グラミーのR&B女性ボーカル賞を受賞。3曲連続でR&BチャートNo.1。日本では東京音楽祭でグランプリを獲った「ミスター・メロディ」がヒットしたけれど、アメリカでは不発。

03524 I’ve Got Love On My Mind (あなたへの想い) 77年5位
 再びバラード。かなりジャズボーカル寄りなんでしょうが、途中の展開とか大好きですね。ブラコンは嫌いとか言っておきながら、この辺もブラコンの走りなんでしょうか? R&Bチャート5週No.1、ゴールドディスク。

03525 Our Love (愛とともに) 78年10位
 これもバラードだけれど、3524と同様だんだん盛り上がってく展開がいいね。R&BチャートNo.1、ゴールドディスク。

03526 Someone That I Used To Love (思い出の中に) 80年21位
 Michael Masser作のバラード。一歩間違えるとCeline Dionだが、間違ってはいない。

03527 Jump Start (ジャンプ・スタート) 87年13位
 7年ぶりのTop40ヒット。空白期間は離婚やらドラッグ中毒やらのせいだったようですね。80年代っぽいダンサブルなナンバー。全然悪いとは思わないが、これが本領かと言うと。

03528 I Live For Your Love (アイ・リヴ・フォー・ユア・ラヴ) 87年13位
 こうやってちゃんとバラードを歌うのが一番いいねえ。

03529 Pink Cadillac (ピンク・キャデラック) 88年5位
 ダンス・チューンもカッコいいねえ。イントロのエンジン音も印象に残ってる。Bruce Springsteenのカヴァー(「Dancing In The Dark」のB面だった)。Springsteenのカヴァーというと同時期のPointer Sistersを思い出したりもする。12インチもよくかかってた覚えが。

03530 Miss You Like Crazy (ミス・ユー・ライク・クレイジー) 89年7位
 歌い上げバラード。これはパーラメントのCMだっけ? R&Bチャート、アダルト・コンテンポラリー・チャートNo.1。

03531 Wild Women Do (ワイルド・ウィメン・ドゥ) 90年34位
 映画「プリティ・ウーマン」より。ジュリア・ロバーツとリチャード・ギア! 懐かしいです。

03532 Unforgettable (アンフォーゲッタブル) 91年14位
 61年に父Nat King Coleが遺した録音(52年のヒット曲)と、娘Natalieがデュエット。企画の勝利だけれど、心にしみます。クレジットはNatalie Cole With Nat “King” Cole。グラミー賞レコード・オブ・ジ・イヤー受賞、ゴールドディスク。
 3年前には17年ぶりに「Still Unforgettable」が出た(聴いてませんが)。

2012年1月28日 (土)

Basie, Count (カウント・ベイシー)

 何度も書いているように私はジャズには全く暗いのだが、そんな私でも知っているジャズ界の大物。そうした大物度とポップチャートの実績はちっとも比例しないことも多く、ロックエラのTop40ヒットは1曲のみ。但し、スウィングエラにはいくつもヒット曲があり、47年には「Open The Door, Richard!」がNo.1ヒットになっている。
 04年ニュージャージー州生まれのビッグバンド・リーダーであり、ピアニスト。84年死去。私がいい加減な紹介をしてもしょうがないので、ウィキにリンクしておきます。

03520 April In Paris (パリの四月(エイプリル・イン・パリ)) 56年28位
 グラミーで殿堂入りしている後期(ニュー・ベイシー)の代表作。元々は32年のミュージカル「Walk A Little Faster」の曲で、Freddy Martinで4位まで行くヒットになっている。ボーカル・ヴァージョンも含めてカヴァーは数多いが、最も有名なのがCount Basieのインストルメンタル・ヴァージョン。等と書いてみたものの、積極的に聴くかと言われれば、ウーン。

2012年1月27日 (金)

Bellus, Tony (トニー・ベルース)

 36年シカゴ生まれのポップ・シンガーでアコーディオン弾きだそうです。一発屋。

03519 Robbin’ The Cradle (ロビン・ザ・クレードル) 59年25位
 自作のカントリー調ロッカ・バラード? Conway Twittyとかに近いかな。アコーディオン弾きながら歌ってるんだよね。なかなかいい感じです。

2012年1月26日 (木)

Freeman, Ernie (アーニー・フリーマン)

 Ernie Freeman(1922-1981)はオハイオ州生まれの黒人ピアニストでプロデューサー。セッション・ミュージシャンとして、Frank Sinatra、Dean Martin、Sammy Davis Jr.、Connie Francis等のレコーディングに参加している他、Plattersの「The Great Pretender」でもピアノを弾いている。B.Bumble & The Stingersを結成したのも彼だったらしい。但し、ヒットした「Nut Rocker」には参加しておらず、彼がレコーディングに加わった「Nut Rocker」はJack B.Nimble And The Quicks名義で出され、最高位は115位。

03518 Raunchy (ラウンチー) 57年4位
 Bill Justisが作り、Billy Vaughnもカヴァーしたインスト・ナンバー。この3曲は同時期に皆ベスト10に入った。サックスがメインであまりピアノが目立つ曲ではない。ロックンロールのインストの名曲だとは思うが。R&BチャートNo.1。

2012年1月25日 (水)

Austin, Sil (シル・オースティン)

 Sil Austin(1929-2001)はフロリダ州生まれのR&Bテナー・サキソフォニスト。17歳の時にニューヨークのアポロ劇場で「Danny Boy」を演奏して優勝したのがプロデビューのきっかけ。Ella Fetzgeraldからはピンポンというあだ名で呼ばれていたそうだが、何故かは不明。

03517 Slow Walk (スロー・ウォーク) 56年17位
 全編にサックスをフィーチャーした自作のインスト・ナンバー。ハンドクラッピングに乗ったジャジーな演奏。ギターはMickey & SylviaのMickey Baker。

2012年1月24日 (火)

Arms, Russell (ラッセル・アームズ)

 過去50年のアメリカの全てのヒット曲を紹介すると決めた以上、50年代のヒット曲もこうして紹介しているわけだが、さすがにわからないものだらけ。20年カリフォルニア州生まれの男性シンガーで俳優。ということは現在91歳。52年から57年まで「Your Hit Parade」というテレビ番組のレギュラーだったそうだ。

03516 Cinco Rebles (Five Oaks) (5本の樫) 57年22位
 カリプソブームの頃のヒット曲の1つということかな? Les Paul & Mary Fordとの競作となっている。

2012年1月23日 (月)

Arden, Toni (トニー・アーデン)

 ニューヨーク・ブルックリン生まれの女性シンガー。ロック・エラのヒット曲は1曲のみだが、40年代からビッグバンドのシンガーとして活躍しており、49年には「I Can’t Dream, Can’t I?」が7位のヒットになっている。写真見るとずいぶんグラマラスな女性です。

03515 Padre (パドレ) 58年13位
 ラテンっぽい曲だが、58年にしても雰囲気がずいぶんクラシカル。翌年にElvis Presleyがカヴァーしている。演奏はJack Pleisオーケストラ。

2012年1月22日 (日)

Eagles (イーグルス)

 70年代のウエスト・コースト・ロックと言えば、EaglesとDoobieが両雄だった。私はどちらかと言えばEagles派だったかな?(Doobieも大好きですが)
 72年Linda Ronstadtのバックバンドとしてロスアンジェルスで結成。当時のメンバーはGlenn Frey(ギター)、Don Henley(ドラムス)、元PocoのRandy Meisner(ベース)、元Flying Burrito BrothersのBernie Leadon(ギター)。75年にDon Felder(ギター)が加入、更にカントリー志向のLeadonがJoe Walshに代わり、ロック志向が強まっていった。77年にはMeisnerに代わりTimothy B.Schmitが加入。82年に空中分解も、94年に再結成、98年ロックの殿堂入り。昨年の日本公演も素晴らしかったらしいが、関係者にEaglesは金の亡者と聞き、ちょっと気分が醒めた。ちなみに75年に出たグレイテスト・ヒッツは全米で2900万枚以上売れ、アメリカで史上最も売れたアルバムである。
 「The Very Best Of Eagles」に全曲収録。

03497 Take It Easy (テイク・イット・イージー) 72年12位
 Jackson BrowneとGlenn Freyが作ったデビュー曲がヒット、一躍スターダムに。この抜けた爽やかさがカントリー・ロックをメジャーにしたのでは。バンジョーはBernie Leadon、コーラスも美しい。

03498 Witchy Woman (魔女のささやき) 72年9位
 ファーストから2曲目。最初からカントリー・ロック一辺倒ではなく、「呪われた夜」へと続くロック志向があったことがわかる。

03499 Peaceful Easy Feeling (愛のやすらぎ) 73年22位
 ファーストから3曲目。当初の邦題はこれだった。Leadonがリードのカントリー調。

03500 Already Gone (過ぎた事) 74年32位
 3rdの「On The Border」より。「Take It Easy」に似てるけれど、ドライブ感あるギターはご機嫌。ちなみに2ndのタイトル・チューン「Desperado(ならず者)」は有名だけれど、シングルカットされていない。

03501 Best Of My Love (我が愛の至上) 74年1位
 私がEaglesを知ったのはこの曲。珠玉の名曲でしょう。温かさが溢れています。アダルト・コンテンポラリー・チャートNo.1。

03502 One Of These Nights (呪われた夜) 75年1位
 Eaglesの頂点はこのアルバム(曲)だと思う。ベースで始めるイントロ、間奏のギターソロ、コーラスワーク、すべてがパーフェクト。私の脳内では邦題は「狂おしい夜」と変換されています。

03503 Lyin’ Eyes (いつわりの瞳) 75年2位
 一転カントリー・タッチのほんわかしたナンバー。心温まると書きたいところだが、題名からして不倫の歌だよねえ。素晴らしい名曲であることには変わりないが。グラミー賞ポップ・ボーカル・グループ部門受賞。

03504 Take It To The Limit (テイク・イット・トゥ・ザ・リミット) 76年4位
 3502〜3504はアルバム「One Of These Nights」より。ハイトーンのボーカルはRandy Meisner。切なさ全開!

03505 New Kid In Town (ニュー・キッド・イン・タウン) 76年1位
 New Kid In Townは「新参者」って意味だと辞書で調べた覚えがある。アルバム「Hotel California」からのリードシングル。このゆったり感もEaglesの持ち味だったなあ。ゴールドディスク。

03506 Hotel California (ホテル・カリフォルニア) 77年1位
 「1969年から、そのスピリット(酒と精神を掛けている)はこのホテルにはもうありません。」「好きな時にチェックアウトはできますが、出て行くことは決してできません。」という歌詞があまりにも有名なナンバー。ラストのDon FelderとJoe Walshのツインギターはやっぱり圧巻。ローリングストーン誌のベスト500では49位、グラミー賞レコード・オブ・ジ・イヤー受賞。ゴールドディスク。

03507 Life In The Fast Lane (駆け足の人生) 77年11位
 EaglesにJoe Walshと聞いた時はえーっと思った。3506のギターとかはスゴいですが、Joe Walshがメインのこの曲とかは未だにピンと来ない。

03508 Please Come Home For Christmas (ふたりだけのクリスマス) 78年18位
 彼らのオリジナルではなく、61年にCharles Brownでスマッシュヒットしたクリスマスソング。これは彼らにとっては息抜きだったのかな?

03509 Heartache Tonight (ハートエイク・トゥナイト) 79年1位
 前作の大ヒットがとんでもないプレッシャーになったことは容易に想像できる。で、アルバム「The Long Run」を最後に解散してしまうわけだ。それでも、この曲はNo.1ヒットな訳だが。作者はBob Seger、J.D. Souther、Don Henley、Glenn Frey。グラミー賞ロック・ボーカル・グループ部門受賞、ゴールドディスク。

03510 The Long Run (ロング・ラン) 79年8位
 「Hotel California」以降のEaglesじゃなければ、まあ悪くないじゃないと言われたろうに。

03511 I Can’t Tell You Why (言い出せなくて) 80年8位
 「何故か言えない」は嘘の邦題。解散前のラストアルバムから3曲目。3曲目のリードボーカルはベーシストということで、Timothy B. Schmit。このアルバムでは断然この曲でしょ。映画「Inside Moves」(邦題「サンフランシスコ物語」)に使われた。

03512 Seven Bridges Road (セヴン・ブリッジズ・ロード) 81年21位
 最後のツアーの2枚組ライヴ盤より。ライヴに含まれている唯一の未発表曲だが、シングルカットするような曲だろうか?

03513 Get Over It (ゲット・オーヴァー・イット) 94年31位
 再結成と聞いても何の感慨もなかったので、コメントは特にないのだが。スタジオ録音の新曲は4曲で、残りはMTVのライヴというアルバム「Hell Freezes Over」より。このロックンロールはDon Henleyの趣味だな。あまり興味が持てず。

03514 Love Will Keep Us Alive (ラヴ・ウィル・キープ・アス・アライヴ) 95年22位(Airplay)
 「Hell Freezes Over」からもう1曲。Timothy B. Schmitがリードをとる優しいバラード。ちょっと単調。アダルト・コンテンポラリー・チャートNo.1。

2012年1月21日 (土)

Azar, Steve (スティーブ・エイザー)

 そもそも名前の呼び方がエイザーなのか、アザーなのかがわからない。64年ミシシッピー州生まれのカントリー・シンガー/ソングライター/ギタリスト。昨日のJessica Andrewsでも書いたけれど、2000年代のカントリーは、どカントリーでは全くなくて、オルタナっぽい音が多い。プログレッシブ・カントリーとかコンテンポラリー・カントリーとか言うこともあるみたい。

03496 I Don’t Have To Be Me (‘Til Monday) (アイ・ドント・ハフ・トゥ・ビー・ミー) 02年35位
 上にも書いたが、オルタナ・カントリーと呼びたい音。カントリー・チャートでは2位まで行くヒットに。

2012年1月20日 (金)

Andrews, Jessica (ジェシカ・アンドリュース)

 83年テネシー州生まれ。こんな言葉があるか知らないが、オルタナ系カントリー・シンガー。コンテストでDolly Partonの「I Always Love You」を歌って優勝、15歳でデビュー。この人もその後あまり聞かないが。

03495 Who I Am (フー・アイ・アム) 01年28位
 カントリーというよりも、上にも書いたようにオルタナ系女性シンガーの影響を強く感じる。と思ったんだけれど、この時はまだ17歳だからティーンアイドル目指してたのかな? カントリー・チャートNo.1。

2012年1月19日 (木)

Anderson, Sunshine (サンシャイン・アンダーソン)

 74年ノースキャロライナ州生まれの女性R&Bシンガー。Mary J. Blige以降を改めて実感する。1stアルバムの時のマネジャーはMacy Grayだったとか。その後どうしてるんでしょ?

03494 Heard It All Before (ハード・イット・オール・ビフォー) 01年18位
 1st アルバム「Your Woman」より。かなりモロにMary J. Bligeだと思う。Mary J. Bligeファンとしては全然OKですが。男性ボーカルはMikey Dan。R&BチャートNo.1。

2012年1月18日 (水)

Alice Deejay (アリス・ディージェイ)

 何の脈絡もなく、突然2000年代へ。オランダは2 UnlimitedやVengaboysを筆頭にユーロダンスのグループがいろいろいるけれど、Alice Deejayもアムステルダム出身。Alice Deejayはプロデューサー2名、DJ2名、女性シンガー/ダンサー3名からなるテクノ・ダンス・グループの名前であると同時に、リードボーカルのJudyの名前でもあるようだ。

03493 Better Off Alone (ベター・オフ・アローン) 00年27位
 フツーのユーロダンスポップだね。♩Talk to me♩って歌うとこはEurythmicsの「Here Comes The Rain Again」からとったのだとか。英国では2位。

2012年1月17日 (火)

Frijid Pink (フリジド・ピンク)

 AnimalsのNo.1ヒットをカヴァーしたのがFrijid Pink。67年に結成されたデトロイト出身の4人組ロック・バンド(どの写真にも写っているのは4人だが、キーボードを含む5人とも書いてある)。当時のデトロイトと言えば、Motownを別にすれば、MC5とかStoogesとかがいたわけで、その系統なんでしょうね。

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03492 House Of The Rising Sun (朝日のあたる家) 70年7位
 いかにも70年って感じのギターの音だあ。ニューロック?(私は間に合っていませんが) Animalsと比べるのは酷だけど(オリジナルはアメリカ民謡)。英国でも4位。ゴールドディスク。

2012年1月16日 (月)

Baker, LaVern (ラヴァーン・ベイカー)

 アトランティックと言えば、Ray Charles、Drifters、Aretha Franklin、Wilson Pickett、(Staxを含めれば)Otis Redding、Sam & Dave等、50〜60年代のR&Bの躍進を支えたレーベルだけれど、50年代の女性シンガーとしてはRuth BrownとこのLaVern Bakerが双璧。強烈なボーカルとセクシーさが売りで、Elvisにとってもアイドルだったらしい。
 29年シカゴ生まれ。53年にアトランティックと契約。69年に病気で入院したのをきっかけにフィリピンに滞在、22年にわたり当地でクラブを経営し、人気を博した。91年ロックの殿堂入り。97年死去。

03485 Tweedlee Dee (トゥイードル・ディー) 55年14位
 ラテンっぽいノヴェルティR&B。泥臭いボーカルがいいです。Georgia Gibbsのカヴァーは2位まで行っている。白人のクリーンなヴァージョンの方が売れるのは当時のお約束。クレジットはLaVern Baker And The Gliders。

03486 I Can’t Love You Enough (アイ・キャント・ラヴ・ユー・イナッフ) 56年22位
 これもちょっとラテン風味だね。

03487 Jim Dandy (ジム・ダンディ) 56年17位
 この曲を知ったのは、Black Oak Arkansasのヴァージョン。軽快な(ボーカルは強烈な)ロックンロール・ナンバー。鈴木啓志氏は毒にも薬にもならないと書いていたけれど、楽しいよ。クレジットはLaVern Baker And The Gliders。「Jim Dandy Got Married」という続編も作られている。ローリングストーン誌のベスト500で343位、R&BチャートNo.1。ゴールドディスク?

03488 I Cried A Tear (君ゆえのなみだ) 58年6位
 一転三連のR&Bバラード。鈴木啓志氏はこちらを褒めていた。ゴールドディスク。

03489 I Waited Too Long (あなたを待ちわびて) 59年33位
 3488と同系統の三連のバラード。ちょっとポップスに振れていますが。何とNeil Sedaka作であった。

03490 Saved (セイヴド) 61年37位
 次はアップテンポなロックンロールだけれど、コーラスがゴスペルっぽい。The Bandがカヴァー集「Moondog Matinee」に収録している。Leiber and Stoller作。

03491 See See Rider (シー・シー・ライダー) 63年34位
 この曲はAnimalsのヴァージョンで知った。25年Ma Raineyの「See See Rider Blues」がオリジナル。この手が彼女の本領だった気がする。

2012年1月15日 (日)

Fitzgerald, Ella (エラ・フィッツジェラルド)

 Sarah Vaughan、Billy Holliday等と並ぶ女性ジャズ・ボーカリストの最高峰。と言われるが、何度か書いたようにジャズには全く暗いので、これ以上のコメントはやめておきます。1917年ヴァージニア州生まれ。13回のグラミー賞を受賞。ロックエラのTop40ヒットはたった1曲だが、36年から54年の間に49曲のヒット曲があり、「A-Tisket, A-Tasket」(38年)、「I’m Making Believe」「Into Each Life Some Rain Must Fall」(いずれも44年、Ink Spotsとの共演)はNo.1に輝いている。96年死去。

03484 Mack The Knife (マック・ザ・ナイフ) 60年27位
 Louis ArmstrongやBobby Darinでも有名な(どちらも歌詞に出てくる)「Mack The Knife」を西ベルリンで演った時のライヴ録音。演奏はPaul Smith Quartet。歌詞を途中で忘れて勝手な歌詞で歌ってるんだが、メチャいいです。途中でLouis Armstrongの真似もしてる。グラミー賞ポップ女性ボーカル賞受賞。

2012年1月14日 (土)

Foxx, Inez, With Charlie Foxx (イネス&チャーリー・フォックス)

 「愛のモッキンバード」と言えば、James TaylorとCarly Simon夫妻のデュエット曲だが、オリジナルを歌っていたのがInezとCharlieのFoxx兄妹。Inezは42年、Charlieは39年にノースキャロライナ州に生まれ、高校時代からデュオを組んで歌っていた。黒人所有の初のレーベル?Sue/Symbolを創業したJuggy Murray Jonesに見出されたのは、同じ黒人男女デュオIke & Tina Turnerと同じである。68年にデュオは解散、後に2人とも音楽界を引退、Charlieは98年に亡くなっている。

03483 Mockingbird (モッキンバード) 63年7位
 自作のノヴェルティ・ソング。♩モッ、イェー、イン、イェー、バー、イェー♩という歌い出しがキャッチー。後は何と言っても、InezのTina Turnerばりの迫力あるボーカル。脇役に徹してるお兄さんにも好感。

2012年1月13日 (金)

Flamingos, The (フラミンゴス)

 「瞳は君ゆえに」を知ったのはArt Garfunkelで。その後、Flamingosのヴァージョンを知ったが、ドゥーワップ史上に残る名曲の1つだろう。52年にシカゴで結成の6人組(5人組?)ドゥーワップ・グループ。同じ頃シカゴにはMoonglowsやDellsもいたわけで、ドゥーワップ黄金時代って感じだね。

03481 I Only Have Eyes For You (瞳は君ゆえに) 59年11位
 夢見る三連ドゥーワップ。♩チュバチュバ♩?のコーラスも素敵。彼らのオリジナルかと思ったら、34年に作られた曲であった(ミュージカル映画「Dames(邦題:泥酔夢)」の曲でBen Selvinで2位まで行った)。ローリングストーン誌のベスト500でも157位という意外な高評価。

03482 Nobody Loves Me Like You (ノーバディ・ラヴズ・ミー・ライク・ユー) 60年30位
 こちらは一転アップテンポだが、いい曲だなと思ったら、Sam Cookeの作品だった。うまく表現できないのだが、オーケストラの音も好き。

2012年1月12日 (木)

Fisher, Miss Toni (ミス・トニー・フィッシャー)

 Toni Fisher(1931-1999)はロスアンジェルス生まれの女性ポップ・シンガー。本名もわからないが、何故か芸名にMissがつく(他にこういう例はあるのだろうか? Mr. Acker Bilkなんて人はいたが)。

03479 The Big Hurt (心のいたで) 59年3位
 初めてフェイジング効果(同じ録音をタイミングをずらして重ねてかけることによる効果のこと)を用いた曲だそうだ。確かにエコーがかかったみたいな不思議な音ではある。作曲、プロデュースは旦那のWayne Shanklinで、Art & Dotty Toddの「Chanson D’Amour」を作った人。

03480 West Of The Wall (ウエスト・オブ・ザ・ウォール) 62年37位
 ベルリンの壁にインスパイアされて作られた曲(プロテスト・ソング?)。既に壁はないけれど、壁が出来たのはこの曲がヒットした前年の61年8月13日なんですね。知りませんでした。男声コーラスがクラシカルだなあ。こちらのクレジットはMissが取れて、ただのToni Fisher。

2012年1月11日 (水)

Ferguson, Johnny (ジョニー・ファーガソン)

 「Thunder Island」をヒットさせたJay Fergusonという人がいたが、今日紹介するのはそれとは全く関係のないJohnny Ferguson。37年ナッシュビル生まれのポップ・シンガー。50年代後半にはラジオのDJをやっていたらしい。それ以外のことは何もわかりません。

03478 Angela Jones (アンジェラ・ジョーンズ) 60年27位
 「Indian Reservation」や「Tobacco Road」を作ったJohn D. Loudermilk(Johnny Dee)の作品。牧歌的なメロディだなあ。同名の女優がいるみたいだが、この曲とは関係のない模様。英国ではMichael Coxのカヴァー(プロデュースはJoe Meek)が7位まで行くヒットになっている。

2012年1月10日 (火)

Feliciano, Jose (ホセ・フェリシアーノ)

 45年プエルトリコで生まれ、ニューヨークのスパニッシュ・ハーレムで育った盲目のギタリスト/シンガー。私が知ったのは「雨のささやき」(Rain) で、日本ではこの曲が一番ヒットしたのだと思う。ラテンの人、スパニッシュ・ギターの人というイメージがあるが、とにかくソウルフル。69年にグラミー賞の最優秀新人賞を受賞。

03476 Light My Fire (ハートに灯をつけて) 68年3位
 Doorsの「Light My Fire」はロック史上に残る名曲だと思うが、わずか1年後のこのカヴァーもひけをとらない名作。同じ曲でありながら、全く別の命が吹き込まれているのがスゴい。もしかすると、ホセ・フェリシアーノのヴァージョンの方を先に聴いたのかもしれない。ホントに子供の頃のことだけれど。グラミー賞ポップ男性ボーカルを受賞。

03477 Hi-Heel Sneakers (ハイヒール・スニーカーズ) 68年25位
 64年Tommy TuckerのR&Bヒットのカヴァー。上にも書いた通り、実にソウルフル。3476にも使われているけれど、フルートがステキ。

2012年1月 9日 (月)

Smith, Will (ウィル・スミス)

 今やアメリカを代表するドル箱男優の1人になってしまったが、元々はラッパーとしてDJ Jazzy Jeff & The Fresh Prince(←Will Smithのこと)で活躍していた。この頃から映画もあまり観なくなってしまったため(観たのは「メン・イン・ブラック」と「ハンコック」ぐらいかな。「インディペンデンス・デイ」も観てない)、どんな感じで大スターになったのかも覚えていない。68年フィラデルフィア生まれ。18歳の時にMITの推薦入学を蹴ったらしいから、頭いいんだ。まあ頭良さそうだけど。
 3474を除いて「Greatest Hits」に収録。

03469 Men In Black (メン・イン・ブラック) 97年1位(Airplay)
 Tommy Lee Jones(宇宙人ジョーンズ!)と共演した同名映画より。Patrice Rushenの「Forget Me Nots」をサンプリングしている。いわゆる大ネタ使いってヤツですか。グラミー賞ラップソロ部門受賞。英国でもNo.1。

03470 Gettin’ Jiggy Wit It (ゲッティン・ジギー・ウィト・イット) 98年1位
 3469〜3472が入っていた「Big Willie Style」はよく聴いた。これも大ネタ使いなんだろうが、軽快なラップは結構お気に入り。Sister Sledgeの「He’s The Greatest Dancer」、Bar-Kaysの「Sang And Dance」、Spoonie Geeの「Love Rap」をサンプリング。グラミー賞ラップソロ部門受賞。ゴールドディスク。

03471 Just The Two Of Us (ジャスト・ザ・ツー・オブ・アス) 98年20位
 Glover Washington Jr.の大ヒットの(サンプリングではなく)カヴァーなのかな? DJ Jazzy Jeff & The Fresh Prince時代の「Ring My Bell」とかもそうなんだろうが。

03472 Miami (マイアミ) 98年17位
 Whispersの「And The Beat Goes On」をサンプリング。Will Smithらしく実にポップ。PVも印象に残ってる。

03473 Wild Wild West (ワイルド・ワイルド・ウエスト) 99年1位
 Kevin Klineと共演した同名映画の主題歌。イントロはいきなりStevie Wonderの「I Wish」。他にKool Moe Deeの「Wild, Wild West」もサンプリング。歌詞がわからないから何とも言えないが、1位になるほどか? 同名異曲のNo.1あり。ゴールドディスク。クレジットはWill Smith Featuring Dru Hill And Kool Moe Dee。

03474 Will 2K (ウィル・2K) 99年25位
 Clashの「Rock The Casbah」をまんまサンプリング。これが彼の芸風だからなあ。クレジットはWill Smith (Featuring K-Ci)。

03475 Switch (スウィッチ) 05年7位
 相変わらず軽快でポップなラップを聴かせてくれる。ダウンロードでゴールドディスク。

2012年1月 8日 (日)

Fardon, Don (ドン・ファードン)

 RaidersでNo.1になった「Indian Reservation」を先にカヴァーしていたのが、イングランドのコヴェントリー出身のDon Fardon(43年生まれ)。元はSorrowsというグループのリードボーカルだった。

03468 (The Lament Of The Cherokee) Indian Reservation (嘆きのインディアン) 68年20位
 John D. Loudermilkが63年に作ったチェロキー・インディアンへの挽歌。Raidersのヴァージョンよりテンポが速く、これはこれでいい味を出している。間奏のギターがEagels(Hotel California)みたいだ。英国では70年に3位まで行くヒットになった。と書いてYouTubeを検索したら、テンポが遅い。iTunesからダウンロードしたヴァージョンは新録か?

2012年1月 7日 (土)

Faith, Percy, And His Orchestra (パーシー・フェイス)

 Percy Faith(1908-1976)はカナダ・トロント生まれのオーケストラ指揮者。40年にアメリカに移住した。パーシー・フェイスと言えば何と言っても「夏の日の恋」だが、ロックエラ以前にも「Delicado」(52年)、「Song From “Moulin Rouge”」(53年、ムーランルージュの歌。こちらも映画のテーマ曲で10週No.1)の2曲のNo.1ヒットを持っている。

03466 The Theme From “A Summer Place” (夏の日の恋) 60年1位
 映画音楽としてはあまりにも有名な曲。これはいつまでも後世に残る出来だと思う。それにしては、トロイ・ドナヒュー、サンドラ・ディー(一時ボビー・ダーリンと結婚)が主演した映画「避暑地の出来事」の方は後世に残ったとは言いがたい。9週No.1も当時としては驚異的なヒットと言える(今やヒットチャートはインフレを起こして10週以上No.1もざらだが)。作曲は3回アカデミー作曲賞を受賞したマックス・スタイナー。グラミー賞レコード・オブ・ジ・イヤー受賞、ゴールドディスク。

03467 Theme For Young Lovers (若い恋人たちのテーマ) 60年35位
 こちらは自作だが、映画のテーマ曲ではないようだ。相変わらず流麗なストリングスを聴かせてくれるステキなイージー・リスニング。

2012年1月 6日 (金)

Fairchild, Barbara (バーバラ・フェアチャイルド)

 50年アーカンソー州生まれの女性カントリー・シンガーでソングライター。30曲がカントリー・チャートにチャートインしているが、Top40ヒットは1曲のみ。

03465 Teddy Bear Song (テディ・ベア・ソング) 73年32位
 「私がテディ・ベアだったら、あなたに恋することも、傷つくこともなかったのに」と歌ってる、多分。フツーのほんわかしたカントリー・ソング。でも、カントリー・チャートではNo.1。

2012年1月 5日 (木)

Fabric, Bent, And His Piano (ベント・ファブリック)

 24年デンマークのコペンハーゲン生まれのピアニスト。元々はジャズ畑の人。5年前に(既に80歳を超えていたが)ボーカルをフィーチャーした「jukebox」というアルバムが話題になった。

03464 Alley Cat (アレイ・キャット) 62年7位
 62年はインストルメンタルの当たり年だったようで、Mr. Acker Bilkの「白い渚のブルース」、Kenny Ballの「モスコーの夜はふけて」(2位)、Herb Alpert & The Tifuana Brassの初ヒット「悲しき闘牛」(6位)等がヒットした。この曲もその1つ。デンマーク語の原題は「Omkring et Flygel」(Around The Pianoの意味)。ハッピーなピアノ曲。何故か全くわからないが、グラミー賞のロックンロールレコード賞を受賞している。ゴールドディスク。

2012年1月 4日 (水)

Essex, The (エセックス)

 坂本九の「Sukiyaki」の次にNo.1になったのが、Essexの「Easier Said Than Done」。ということで、何となく私の中ではセットになっている。もちろんリアルタイムではないですが。ノースカロライナ州のキャンプ・ルジューン海兵隊基地で62年に結成された5人組R&Bボーカル・グループ。最初のメンバー2人が出会ったのは沖縄の基地だったらしい。女性ボーカルAnita Humesがフィーチャーされているが、彼女も含め全員が兵役中であった。64年解散。

03462 Easier Said Than Done (内気な17才) 63年1位
 タイトルは「言うは易く行うは難し」って諺だよね? リズミカルなガールズ・ポップスって感じ。作曲者も海兵隊の人で、テレタイプの音にインスパイアされたとか。R&BチャートNo.1。

03463 A Walkin’ Miracle (幸せの足音) 63年12位
 二匹目のどじょう。3462にそっくりだけど、こちらもポップでいい曲。クレジットはThe Essex Featuring Anita Humes。

2012年1月 3日 (火)

Emerson, Lake & Palmer (エマーソン・レイク&パーマー)

 同世代にはプログレ・ファンが多いはずだが、私はからきしダメ。私の好きな音楽はR&Bがベースにあるか、メロディがポップな曲だし、そもそもクラシックの素養がないので。単純に曲が長いと飽きてしまうというのもある。思い入れのあるプログレはKing Crimsonくらいかな。そもそもプログレをシングルヒットで語るというのも無理があるのだが、このブログの場合仕方ない。今日はプログレ四天王初登場ということで、ELP。
 元NiceのKeith Emerson(キーボード)、元King CrimsonのGreg Lake(ボーカル、ベース、ギター)、元Crazy World Of Arthur Brown、Atomic RoosterのCarl Palmer(ドラムス、Asiaにも参加)が70年に英国で結成したスーパー・グループ。私のELP体験はムソルグスキーの「展覧会の絵」と、ヤングミュージックショーでキース・エマーソンがキーボードにナイフを突き立てていたのを観たくらいなんで、ほとんど語る資格ありません。で、例によって日本のウィキを紹介してお茶を濁す。

03461 From The Beginning (フロム・ザ・ビギニング) 72年39位
 唯一のTop40ヒット。ELPの曲といえば、キース・エマーソン主導のクラシック・オリエンテッドな大作とグレック・レイクによるアコースティック・ナンバーだが、これは後者。この手はKing Crimsonにもあったし、十分守備範囲内。「Lucky Man」なんてのもあったな。ちなみに英国では77年に「Fanfare For The Common Man」(庶民のファンファーレ)が2位、75年にはGreg Lakeのソロ「I Believe In Father Christmas」が同じく2位まで上がっている。

2012年1月 2日 (月)

Prince (プリンス) 2/2(1988-1999)

 元旦の前編に続き、Prince後編です。世の中的な人気は前編でしょうが、後編にもお気に入りが沢山。

03446 Alphabet St. (アルファベット・ストリート) 88年8位
 アルバム「Lovesexy」から。曲を飛ばしたり、シャッフルさせたりできないように、CD全体で1曲になっていたのは、このアルバムだっけな。来日コンサートにも行った覚えが。ラップがフィーチャーされている他、相変わらず前衛的な展開。

03447 Batdance (バットダンス) 89年1位
 このアヴァンギャルドな展開はNo.1ヒットとは思えない。有名な♩ノーキョーギューニュー♩の連呼も何と歌っているのか、不明。映画の方は(私は好きだけど)暗くて、日本ではウケないだろうなと思った。ジョーカー役のジャック・ニコルソンがスゴい。R&BチャートNo.1、プラチナディスク。

03448 Partyman (パーティマン) 89年18位
 3447〜3449は「バットマン」のサントラからだが、「The Hits / The B-Sides」には収録されていない。「Batdance」の強烈さに比べると、印象が希薄だな。でも、ゴールドディスクなんだ。アメリカでは映画当たったからなあ。

03449 The Arms Of Orion (アームズ・オブ・オライオン) 89年36位
 いかにもサントラにありがちな安直な?デュエット・ソング。クレジットはPrince With Sheena Eastonで、「U Got The Look」と違って、こちらはクレジットされてます。

03450 Thieves In The Temple (シーヴス・イン・ザ・テンプル) 90年6位
 全然そういう認識なかったけれど、「Graffiti Bridge」も映画のサントラなんだな。サントラにはPrinceファミリーのTimeを始め、George Clinton、Tevin Campbell、Mavis Staplesがフィーチャーされている。曲はイントロで期待させる割には地味。R&BチャートNo.1、ゴールドディスク。

03451 Get Off (ゲット・オフ) 91年21位
 ホログラムのジャケットのアルバム「Diamonds And Pearls」より。この曲からクレジットはPrince And The New Power Generationに。何かエキゾチック。PVはことごとくエロイ。ゴールドディスク。

03452 Cream (クリーム) 91年1位
 Princeの5曲目(で最後)のNo.1ヒット。地味にいいメロウなファンク。ゴールドディスク。

03453 Diamonds And Pearls (ダイアモンズ・アンド・パールズ) 91年3位
 「Diamonds And Pearls」から3曲目。ロージー・ゲインズとのデュエット曲。この辺は割と落ち着いてしまった感じがして、あまり興味が持てない。次の過激さに比べると。R&BチャートNo.1。

03454 Money Don’t Matter 2 Night (マネー・ドント・マター・トゥナイト) 92年23位
 これも「Diamonds And Pearls」だった。プリンスの哀愁ナンバー。

03455 My Name Is Prince (マイ・ネーム・イズ・プリンス) 92年36位
 タイトルが読めないアルバム(通称Love Symbol)より。どファンキー! この過激さを求めていたんだよ。でも売れなかった。更に売れなかった「Sexy M.F.」はもっと好き(放送禁止語がタイトルじゃ売れる訳ないかっ)。

03456 7 (7) 92年7位
 「Love Symbol」から唯一のTop40ヒット。最高位7位はBillboardのシャレでしょう。この頃のPrinceはファンクじゃなくてバラードの方が売れるようになってたんだね。Lowell Fulsomの「Tramp」をサンプリング。ゴールドディスク。この後にリリースされたベスト・アルバム「The Hits / The B-Sides」に収録されていた新曲「Peach」は名曲(シングルカットされたがこれも売れず)。

03457 The Most Beautiful Girl In The World (ザ・モスト・ビューティフル・ガール・イン・ザ・ワールド) 94年3位
 アーティスト名は読めないシンボルとなり、The Artist Formerly Known As Prince(かつてプリンスと呼ばれたアーティスト)等と表記されるようになる。ワーナーとのトラブルとかあったのだろうが、天才のやることはよくわからん。しかし、曲の方はひどくわかりやすい美メロ。ゴールドディスク。

03458 Letitgo (レットイットゴー) 94年31位
 アルバム「Come」からだが、Prince(1958-1993)とクレジットされていて、「プリンスは死んだ」ってことなんだろう。こういうレイドバックした?ファンクもいいです。

03459 I Hate U(アイ・ヘイト・ユー) 95年12位
 再びクレジットは読めないシンボル。じっくりバラードが歌いたかったのかしらん。

03460 Betcha By Golly Wow! (ゴーリー・ワウ) 96年31位(Airplay)
 私にとってはアルバムが出れば必ず買う数少ないアーティストだったPrinceだが、この曲の入った3枚組「Emancipation」は買わずじまいだった。そのせいで、Princeがコンプリートせず、紹介できなかったのだが、アマゾンで中古盤を買いました。シングルヒット的にはPrinceは終わった人のように感じるが、2000年代に出したアルバム4枚は皆Top3入りしているし、人気は根強い。何しろ曲のストックが何百曲あるらしいし。
 今のところ最後のTop40ヒット(正確には1999年の「1999」の再ヒットが最後)はStylisticsのカヴァー。「Emancipation」ではDelfonicsの「La La Means I Love You」も演ってるし、歌心に目覚めたのかな。

2012年1月 1日 (日)

Prince (プリンス) 1/2(1979-1987)

 あけましておめでとうございます。このブログも1日も休むことなく、足掛け5年目を迎えました。今年も遊びにきて下さいませ。m(_ _)m

 2012年はPrinceでスタートだーっ! Princeというのは1人でPrinceというカテゴリー(ジャンル)だと思っている。そのくらい、他にはない音。それから、私は独断で70年代半ばにはメロディの時代は終わり、その後リズムの時代に入ったと思っているのだけれど、それを創った1人ではないか。58年ミネアポリス生まれ。この年には同じリズムの時代の創世者であるMichael Jackson、Madonnaも生まれている。殿下なんて呼ばれたりもするが、Princeは本名(Prince Roger Nelson。ちなみにMadonnaも本名ですね)。例によって、詳しいプロフィールは日本のウィキにまかせて、以下いい加減なコメント。
 特に注記のない曲は、93年に出た「The Hits / The B-Sides」に収録。

03430 I Wanna Be Your Lover (ウォナ・ビー・ユア・ラヴァー) 79年11位
 1人であらゆる楽器を演奏するマルチ・ミュージシャンとか紹介されていたのを覚えているけれど、その後のブレイクは私には見抜けませんでした。Princeというと性愛という言葉を連想するのだが、最初からそのイメージだったなあ。R&BチャートNo.1、ゴールドディスク。

03431 Little Red Corvette (リトル・レッド・コルヴェット) 83年6位
 2枚組アルバム「1999」より。ファンになったのは(スター街道を走り始めたのも)この曲から。80年代はMichael vs Princeの時代だったという印象があるけれど、私はPrince派だった。MichaelがBeatlesなら、PrinceはStonesだからね(って、Michaelのアルバムも全部買ってたが)。ローリングストーン誌のベスト500では108位。

03432 **1999** (1999) 83年12位 & 99年40位
 世紀末のパーティーだ。まさにプリンス・ワールド。この曲は82年には最高位44位にとどまり、3431のヒットの後にリイシューされて、ヒットした(1999年1月にも洒落で?ヒットしてます)。ローリングストーン誌212位。

03433 Delirious (デリリアス) 83年8位
 「1999」から3曲目。Prince版ロックンロールだよね。シンセのリフも印象的。

03434 When Doves Cry (ビートに抱かれて) 84年1位
 この曲を聴いたときの衝撃といったらなかった! どうしたらこんな曲が作れるのだろうか? ベースのない、不思議なリズム。相変わらずPVはエッチ。ローリングストーン誌では52位、年間チャートNo.1(5週No.1)、R&Bチャート8週No.1、プラチナディスク。

03435 Let’s Go Crazy (レッツ・ゴー・クレイジー) 84年1位
 この曲ほど血湧き肉踊るイントロはない! 2曲連続のNo.1、飛ぶ鳥落とすカリスマ状態。R&BチャートNo.1、ゴールドディスク。なお、この曲以降、クレジットはPrince And The Revolutionとなっている。

03436 Purple Rain (パープル・レイン) 84年2位
 映画のサントラ・アルバムである「Purple Rain」(未だに観たことがない)は24週No.1(歴代6位、「Saturday Night Fever」とタイ)、グラミー賞サウンドトラックアルバム・グループロックボーカルの両部門、アカデミー賞歌曲・編曲賞を受賞。この曲自体はコンサートの最後でいかにも盛り上がりそうなバラードって感じ。ローリングストーン誌143位。ゴールドディスク。

03437 I Would Die 4 U (ダイ・フォー・ユー) 84年8位
 4(=for)、U(=you)ってプリンス用語が登場。Iはeye(のマーク)、後は何があったっけ?

03438 Take Me With U (テイク・ミー・ウィズ・ユー) 85年25位
 3434〜3438は「Purple Rain」収録で、この曲のみ「The Hits / The B-Sides」には入っていない。女性ボーカルはApollonia。PrinceはWendy & Lisaとか、周りに女性を侍らせる?のが好きでした。

03439 Raspberry Beret (ラズベリー・ベレー) 85年2位
 アメリカだけで1300万枚を売ったお化けアルバム「Purple Rain」の後、どうするのだろうと思っていたら、出てきたアルバム「Around The World In A Day」は60年代テイストの強いポップなものだった。設立したレーベルもPaisley Parkだし。この曲はPVのハンドクラッピングが印象に残っている。

03440 Pop Life (ポップ・ライフ) 85年7位
 「Around The World In A Day」から2曲目。お花畑のプリンスワールド。ドラムはPrinceファミリーの一員Sheila E.。

03441 Kiss (KISS) 86年1位
 この曲を聴くと、ついTom JonesとThe Art Of Noiseの方を思い出してしまうが。全編ファルセットのボーカルとギターのカッティングが異常にカッコいい革新的ダンス・チューン。ローリングストーン誌461位。グラミー賞R&Bボーカル・グループ受賞。R&BチャートNo.1、ゴールドディスク。

03442 Mountains (マウンテンズ) 86年23位
 3441と3442は映画「Under The Cherry Moon」のサントラ「Parade」より。この曲は「Parade」からiPodに入れた。映画はひどく評判が悪かった(これも観ていない)。

03443 Sign ‘O’ The Times (サイン・オブ・ザ・タイムス) 87年3位
 同名のアルバム(Oの表記はピースマーク)から。また、Princeにしかできない革新的ナンバー。強いて言えば「Rock On」みたい? この曲からクレジットはPrinceに戻る。ローリングストーン誌299位。R&BチャートNo.1。

03444 U Got The Look (ユー・ガット・ザ・ルック) 87年2位
 ちゃんと売れて、かつひどく革新的なこの頃のPrinceは無敵。未来から来た音楽って感じだった。文句なしにカッコいい。バック・ボーカルはSheena Easton。

03445 I Could Never Take The Place Of Your Man (プレイス・オブ・ユア・マン) 87年10位
 アルバム「Sign ‘O’ The Times」から3曲目。この後、海賊版がバカ売れした幻のアルバム「Black Album」(94年に発売)を経て、更に過激な後編へ

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