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2012年1月22日 (日)

Eagles (イーグルス)

 70年代のウエスト・コースト・ロックと言えば、EaglesとDoobieが両雄だった。私はどちらかと言えばEagles派だったかな?(Doobieも大好きですが)
 72年Linda Ronstadtのバックバンドとしてロスアンジェルスで結成。当時のメンバーはGlenn Frey(ギター)、Don Henley(ドラムス)、元PocoのRandy Meisner(ベース)、元Flying Burrito BrothersのBernie Leadon(ギター)。75年にDon Felder(ギター)が加入、更にカントリー志向のLeadonがJoe Walshに代わり、ロック志向が強まっていった。77年にはMeisnerに代わりTimothy B.Schmitが加入。82年に空中分解も、94年に再結成、98年ロックの殿堂入り。昨年の日本公演も素晴らしかったらしいが、関係者にEaglesは金の亡者と聞き、ちょっと気分が醒めた。ちなみに75年に出たグレイテスト・ヒッツは全米で2900万枚以上売れ、アメリカで史上最も売れたアルバムである。
 「The Very Best Of Eagles」に全曲収録。

03497 Take It Easy (テイク・イット・イージー) 72年12位
 Jackson BrowneとGlenn Freyが作ったデビュー曲がヒット、一躍スターダムに。この抜けた爽やかさがカントリー・ロックをメジャーにしたのでは。バンジョーはBernie Leadon、コーラスも美しい。

03498 Witchy Woman (魔女のささやき) 72年9位
 ファーストから2曲目。最初からカントリー・ロック一辺倒ではなく、「呪われた夜」へと続くロック志向があったことがわかる。

03499 Peaceful Easy Feeling (愛のやすらぎ) 73年22位
 ファーストから3曲目。当初の邦題はこれだった。Leadonがリードのカントリー調。

03500 Already Gone (過ぎた事) 74年32位
 3rdの「On The Border」より。「Take It Easy」に似てるけれど、ドライブ感あるギターはご機嫌。ちなみに2ndのタイトル・チューン「Desperado(ならず者)」は有名だけれど、シングルカットされていない。

03501 Best Of My Love (我が愛の至上) 74年1位
 私がEaglesを知ったのはこの曲。珠玉の名曲でしょう。温かさが溢れています。アダルト・コンテンポラリー・チャートNo.1。

03502 One Of These Nights (呪われた夜) 75年1位
 Eaglesの頂点はこのアルバム(曲)だと思う。ベースで始めるイントロ、間奏のギターソロ、コーラスワーク、すべてがパーフェクト。私の脳内では邦題は「狂おしい夜」と変換されています。

03503 Lyin’ Eyes (いつわりの瞳) 75年2位
 一転カントリー・タッチのほんわかしたナンバー。心温まると書きたいところだが、題名からして不倫の歌だよねえ。素晴らしい名曲であることには変わりないが。グラミー賞ポップ・ボーカル・グループ部門受賞。

03504 Take It To The Limit (テイク・イット・トゥ・ザ・リミット) 76年4位
 3502〜3504はアルバム「One Of These Nights」より。ハイトーンのボーカルはRandy Meisner。切なさ全開!

03505 New Kid In Town (ニュー・キッド・イン・タウン) 76年1位
 New Kid In Townは「新参者」って意味だと辞書で調べた覚えがある。アルバム「Hotel California」からのリードシングル。このゆったり感もEaglesの持ち味だったなあ。ゴールドディスク。

03506 Hotel California (ホテル・カリフォルニア) 77年1位
 「1969年から、そのスピリット(酒と精神を掛けている)はこのホテルにはもうありません。」「好きな時にチェックアウトはできますが、出て行くことは決してできません。」という歌詞があまりにも有名なナンバー。ラストのDon FelderとJoe Walshのツインギターはやっぱり圧巻。ローリングストーン誌のベスト500では49位、グラミー賞レコード・オブ・ジ・イヤー受賞。ゴールドディスク。

03507 Life In The Fast Lane (駆け足の人生) 77年11位
 EaglesにJoe Walshと聞いた時はえーっと思った。3506のギターとかはスゴいですが、Joe Walshがメインのこの曲とかは未だにピンと来ない。

03508 Please Come Home For Christmas (ふたりだけのクリスマス) 78年18位
 彼らのオリジナルではなく、61年にCharles Brownでスマッシュヒットしたクリスマスソング。これは彼らにとっては息抜きだったのかな?

03509 Heartache Tonight (ハートエイク・トゥナイト) 79年1位
 前作の大ヒットがとんでもないプレッシャーになったことは容易に想像できる。で、アルバム「The Long Run」を最後に解散してしまうわけだ。それでも、この曲はNo.1ヒットな訳だが。作者はBob Seger、J.D. Souther、Don Henley、Glenn Frey。グラミー賞ロック・ボーカル・グループ部門受賞、ゴールドディスク。

03510 The Long Run (ロング・ラン) 79年8位
 「Hotel California」以降のEaglesじゃなければ、まあ悪くないじゃないと言われたろうに。

03511 I Can’t Tell You Why (言い出せなくて) 80年8位
 「何故か言えない」は嘘の邦題。解散前のラストアルバムから3曲目。3曲目のリードボーカルはベーシストということで、Timothy B. Schmit。このアルバムでは断然この曲でしょ。映画「Inside Moves」(邦題「サンフランシスコ物語」)に使われた。

03512 Seven Bridges Road (セヴン・ブリッジズ・ロード) 81年21位
 最後のツアーの2枚組ライヴ盤より。ライヴに含まれている唯一の未発表曲だが、シングルカットするような曲だろうか?

03513 Get Over It (ゲット・オーヴァー・イット) 94年31位
 再結成と聞いても何の感慨もなかったので、コメントは特にないのだが。スタジオ録音の新曲は4曲で、残りはMTVのライヴというアルバム「Hell Freezes Over」より。このロックンロールはDon Henleyの趣味だな。あまり興味が持てず。

03514 Love Will Keep Us Alive (ラヴ・ウィル・キープ・アス・アライヴ) 95年22位(Airplay)
 「Hell Freezes Over」からもう1曲。Timothy B. Schmitがリードをとる優しいバラード。ちょっと単調。アダルト・コンテンポラリー・チャートNo.1。

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音楽 70年代 Eagles」カテゴリの記事

コメント

>70年代のウエスト・コースト・ロックと言えば、EaglesとDoobieが両雄だった。私はどちらかと言えばEagles派だったかな?(Doobieも大好きですが)
断然ブリティッシュロック派だった(と勝手に思い込んでいた)私は、ウエスト・コースト・サウンドって好きじゃないなぁと思っていたのだけど、後にそういう呪縛を外してみると、意外にもDoobieは実に達者でいいバンドだと思うようになった。
Eaglesもうまいが、どこかしらあざとさのようなものが感じられて、常にマイナスイメージを伴って聴いていた気がする。
サウンド的にはカントリーテイストが目立つとちょっと勘弁、という感じ。
あと、どうもGlenn Freyがメインだとダメみたい(彼がソロになってからの曲はほぼ受け付けない)。

■Take It Easy
ということで、こういうカントリーテイストのものは最初から「ああ、そう」って感じで……。
私の中ではなぜかOliviaの『Let Me Be There』が思い出されてしまう曲。

■Best Of My Love
>珠玉の名曲でしょう。温かさが溢れています。
これは全く同感です。
彼らの曲の中では飛び抜けて好き(でも一番ではない)。

■Lyin' Eyes
>素晴らしい名曲であることには変わりないが。
いやぁー、そこは全然同意できないなぁ。
ワウフラが目立つ作りになってることもあって最初から嫌いだった。
やっぱりカントリーはダメです。

■New Kid In Town
私にとって、彼らのベストは断然この曲(Glenn Freyだけど)!
『Hotel California』からこの曲を最初に持ってきたのを知って「さすがアメリカ! やっぱりいいものはいい、そうこなくっちゃ!」と感動した(ってのは大げさだけど)鮮烈な記憶がある。
余裕綽々だけどゆるみが一切なく、最後の盛り上げ方としつこくない引き際も見事じゃないですか?

■Hotel California
日本では絶対売れるよね、でもアメリカだと3位止まりだよね、と思っていたが、アメリカでも散々売れてしまった。
いや、悪い曲ではないけど。
>ラストのDon FelderとJoe Walshのツインギターはやっぱり圧巻。
その通りだと思うけど、私的にはそこはあまりツボではないんで。

■I Can't Tell You Why
>このアルバムでは断然この曲でしょ。
同感です。
当初は『Best Of My Love』よりもいい、と思うぐらいハマった。

※申し訳ない! さっき間違ってこのコメントを
http://50years.cocolog-nifty.com/blog/2008/07/50years_in_mipo_08d5.html
の方に送信してしまいました!

さっきから何度か『I Can't Tell You Why』を口ずさもうとするのだが、なぜか『Can We Still Be Friends』(Todd Rundgren)になってしまう。

かてぶしさん、こんにちは。
私もEaglesに対してはいろいろな思いがあります。
カントリー・ロックにカテゴライズはされるのでしょうが、デビュー盤からしてロンドンでの録音ですし、かなり作られた音ではあります。
彼らのソロはほとんどダメなんで、それでは一体Eaglesの音は誰が作っていたんだろうと思うこともある。
Can We Still Be Friends? 確かに似てるかも。

イーグルスは好きです
昨年、初めて彼らのLiveを見てから余計好きになりました

一番好きな曲は皆さん同様 Best Of My Love
次は皆さんと違って Lyin' Eyes, その次は当時自分が最初に聞いた衝撃度からいって One Of These Nightsかなあ

意外だったのは、最新アルバム Long Road Out Of EdenからTop40ヒット出なかったんですか?素晴らしいんですけどねえ(って自分もライブ見るために昨年はじめて聞いたのですが)

chanparaさん、こんばんは。
私は「Lyin' Eyes」好きですよ(3番目かな?)。
チャートマニアとしては、「Long Road Out Of Eden」について調べてみましたが、「How Long」が最高位101位!でした。

Eagles 一杯言いたいことはあります 私のベスト150曲中 ベスト10に入るのが One Of These Nights と Best Of My Love です 邦題も完璧! 「狂おしい夜」 完全同意です One Of These Nights に比べたら Hotel Californiaなんか しっしっ です~ Best Of My Love はBee GeesのFanny (Be Tender With My Love) と双璧をなす ベストオブマイラブソング です 年初にグレンフライの訃報を聞いた時には本当にがっくりしました.... 

Eaglesの趣味は合いますね。「我が愛の至上」と「呪われた夜」は不動の2トップです!

やっぱり『New Kid In Town』好きは少数派ですか……。

かてぶしさん、お久しぶりです。わずか4名の意見ですから、少数派などと言わずに。私も「New Kid in Town」は好きですよ。

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