« Electric Prunes, The (エレクトリック・プルーンズ) | トップページ | Douglas, Mike (マイク・ダグラス) »

2011年12月19日 (月)

Martino, Al (アル・マルティーノ)

 Al Martinoというと、ミニシナトラってイメージかな。同じイタリア系だし、「ゴッドファーザー」に歌手役で出演したけれど、モデルはシナトラだろうし。要はよく知らないってことだが。最大のヒットは52年のNo.1ヒット「Here In My Heart」(英国ではNew Musical Expressが出来て最初のNo.1で、9週連続)で、ロックエラではない。何故か60年代になってヒットチャートに復活(50年代後半はギャングの干渉で活動できなかったらしい)、70年代にまた復活している。1927年フィラデルフィア生まれ、2009年死去。
 「Capitol Collectors Series Al Martino」に全曲収録。

03366 I Love You Because (アイ・ラブ・ユー・ビコーズ) 63年3位
 さすがに52年の「ヒア・イン・マイ・ハート」は熱唱過ぎて今聴くと辛いものがあるが、メジャーカムバック作のこの曲には大仰さは全くない。オリジナルは50年のLeon Payneのカントリー・ヒット。アダルト・コンテンポラリー・チャートNo.1。

03367 Painted, Tainted Rose (嘆きの紅バラ) 63年15位
 カントリー風味のバラード。安心して聴けます。Engelbert Humperdinckとかに近い。

03368 Living A Lie (リビング・ア・ライ) 63年22位
 3367と同一路線。というか、ほとんど続編。

03369 I Love You More And More Every Day (アイ・ラブ・ユー・モア・アンド・モア・ エブリー・デイ) 64年9位
 引き続き同一路線。これはまたEngelbert Humperdinckっぽいなあ。

03370 Tears And Roses (ティアーズ・アンド・ローゼズ) 64年20位
 これも同一路線ではあるが、女声コーラスの付け方とか、かなりクラシック。Beatles米国上陸の年にこういう曲もヒットしていたんだな。

03371 Always Together (オールウェイズ・トゥゲザー) 64年33位
 スタンダードっぽい感じの曲だけど、3367、3368と同じ作者(J.Sawyer、P.De Angelis)だから、そんなことはないのかな。

03372 Spanish Eyes (スパニッシュ・アイズ) 65年15位
 60年代のAl Martinoを代表する曲。Bert Kaempfert等の作品(原題はMoon Over Naples)。こういう感じのラテンっぽい、ちょっと哀愁入ったメロディを朗々と歌う方が本領のような気がする。「ゴッドファーザー」出演後の73年に英国では再リリースされ、5位まで行くヒットとなった。何故か私が買ったCDには2度ほど録り直しのテイクが入っていた。アダルト・コンテンポラリー・チャートNo.1。

03373 Think I’ll Go Somewhere And Cry Myself To Sleep (シンク・アイル・ゴー・サムホエア・アンド・クライ・マイセルフ・トゥ・スリープ) 66年30位
 再びカントリー・テイストに。Bill Andersonの作品。

03374 Mary In The Morning (マリー・イン・ザ・モーニング) 67年27位
 次はフォークっぽい感じ。確かElvisがOn Stageかなんかで演っていた曲じゃないかな? Johnny Cymbal等の作品。アダルト・コンテンポラリー・チャートNo.1。

Dsc_00301

03375 To The Door Of The Sun (Alle Porte Del Sole) (太陽のとびら) 75年17位
 74、75年というのは何故か往年のシンガーのカムバックが相次いだ年で、Paul AnkaとかNeil Sedakaとかが久しぶりにヒットを飛ばしたが、Al Martinoもそうかな? 曲は73年の大晦日から74年の元日にかけて行われたローマテレビフェスティバルの「カンツォニッシマ」でジリオラ・チンクエッティが歌って優勝した曲のカヴァー。結構好きな曲で、シングルも持ってました。イタリア語のサビで曲調が一転するところが面白い。

03376 Volare(ヴォラーレ) 75年33位
 最後のTop40ヒットはイタリア人Domenico Modugnoの大ヒットのカヴァー。当然Al Martinoの歌声にはピッタリだが、有名曲のディスコヴァージョンにはちょっと抵抗が(Venusとかもあったよな)。

« Electric Prunes, The (エレクトリック・プルーンズ) | トップページ | Douglas, Mike (マイク・ダグラス) »

音楽 60年代 Martino, Al」カテゴリの記事

コメント

私のリアルタイムはもろ
To The Door Of The Sun!
シングルは持ってないけど自分もかなり好きでした。そういえばボラーレもありましたね!
でもこんなの覚えてるのってやっぱ全米トップ40恐るべしです。

chanparaさん、こんばんは。
この頃の曲はホントに全曲覚えてますね。
今の百倍くらいの感受性と記憶力があった?
「太陽のとびら」は今聴いてもいいなあ。

■To The Door Of The Sun (Alle Porte Del Sole)
どちらかというと私も好きだったけど、ただ最後に「To The Door Of The Sun...」という歌詞が出てきてずっこけたのを覚えている。
そこは「アーレポルテーデルソーレ」であり「ヨーポルタートィスィエンマメー」だろう、というわけで。
とくに当時は「Seasons In The Sun」のイメージが強くて余計脱力した。
原曲がいかにもGigliola Cinquettiにハマリ過ぎなのも、イタリア語の強い印象から逃れられない理由だろうか。

「Spanish Eyes」は70年代にも、FENから流れていたと思います。ドラマチックに歌い上げる情熱的なラブソング。当時、横溢する南欧風エキゾチシズムになぜか魅了されたのでした。それから、エルビスの「Mary In The Morning」は他の歌手の中でも(グレン・キャンベルetc)秀逸ですよね。さらに、彼のイタリア民謡アレンジシリーズの「It's Now Or Never」「Surrender」などは、完璧にカンツォーネ色を脱して、とても普遍的にクールに仕上がっていると思いますよ。

かてぶしさん、「太陽のとびら」で盛り上がってるところに強引に割り込んでしまって、ドーモ、スンマセン。

かてぶしさん。
アメリカでは基本的に英語以外の歌はヒットしませんからね。
「太陽のとびら」は結構イタリア語で頑張っている方じゃないですか?

タベタさん、こんばんは。
Al Martinoはそれほど聴いたことないのですが、「Spanish Eyes」は彼らしい曲だと思います。
Elvisの「Mary In The Morning」をYouTubeで聴きましたが、いいですねえ。

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/519177/53455679

この記事へのトラックバック一覧です: Martino, Al (アル・マルティーノ) :

« Electric Prunes, The (エレクトリック・プルーンズ) | トップページ | Douglas, Mike (マイク・ダグラス) »

無料ブログはココログ
2017年8月
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31    

カテゴリー

最近のトラックバック