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2011年12月の31件の記事

2011年12月31日 (土)

Carey, Mariah (マライア・キャリー) 2/2(1997-2009)

 大晦日は昨日に引き続きマライア。離婚後のレコード会社移籍等で一時低迷していたけれど、2005年に完全復活。復活後は実にいい感じになっている。

03415 Honey (ハニー) 97年1位
 トミー・モトーラと別れて、5枚目「Butterfly」より。共作・プロデュースはSean Puffy Combs(Puff Daddy)。ちょうど同じ頃、Janetの「The Velvet Rope」が出たのだけれど、両方に通じる新しい感覚が好きでした。Treacherous 3の「The Body Rock」、Lighter Shade Of Brownの「Hey D.J.」をサンプリング。プラチナディスク。

03416 Butterfly (バタフライ) 97年16位(Airplay)
 こちらは従来からのバラード路線。書き忘れたけれど、この手をずっと手がけているのはWalter Afanasiefという人。3415のような新たな試みをしつつも、この曲のような手堅さも残すところがマーケティング?

03417 My All (マイ・オール) 98年1位
 これもWalter Afanasiefのバラード。但し、暗めなところが新境地? プラチナディスク。

03418 I Still Believe (アイ・スティル・ビリーヴ) 99年4位
 「#1’s」という初のベスト盤が出て(No.1ヒットだけでベストが作れるのがスゴい。実際にはそれ以外の曲も入っているが)、そこに入ってた新曲(「When You Believe」はWhitney Houstonの項で)。デビュー前にバックコーラスを務めたBrenda K. Starrのカヴァー。名曲。プラチナディスク。

03419 Heartbreaker (ハートブレイカー) 99年1位
 6枚目「Rainbow」からの先行シングルはJay-Zをフィーチャーした新感覚路線。Jay-Zのラップもカッコいいし、Mariahはどの曲でもうまいです。やっぱこっちの方を支持するね。Stacy Lattisawの「Attack Of The Name Game」をサンプリング。クレジットはMariah Carey (Featuring Jay-Z)。R&BチャートNo.1、ゴールドディスク。

03420 Thank God I Found You (サンク・ゴッド・アイ・ファウンド・ユー) 00年1位
 「Rainbow」からの2曲目はJam & Lewisが共作・プロデュースのバラード。Boys Ⅱ Men路線。クレジットはMariah With Joe & 98°ってことで、Joeと98 Degreesと共演。相変わらず豪華なゲスト陣。R&BチャートNo.1、ゴールドディスク。ここまでのヒット曲は全て「Greatest Hits」に収録。

03421 Crybaby (クライベイビー) 00年28位
 「Rainbow」から3曲目のクレジットはMariah Carey Featuring Snoop Dogg。Snoopっぽいシンセがバックで鳴ってるし、ラップもいいね。Guyの「Piece Of My Love」をサンプリング。

03422 Loverboy (ラヴァーボーイ) 01年2位
 映画「Glitter」から。これは持ってなかったんで、アマゾンで購入しました。Cameoをフィーチャーして「Candy」をサンプリング。R&BチャートNo.1、ゴールドディスク。

03423 It's Like That (イッツ・ライク・ザット) 05年16位
 映画「Glitter」がコケ、「charmbracelet」からはシングルヒットが出ず、Mariahも終わりかと思っていたら、アルバム「The Emancipation Of Mimi」で復活する(03年にはBusta Rhymesとの「I Know What You Want」がヒットしているが、それは彼の項で)。1stシングルのこの曲はラップがメチャカッコいい。Run-D.M.C.のサンプリング? 共作・プロデュースはJermaine Dupri。ダウンロードでゴールド。

03424 We Belong Together (ウィ・ビロング・トゥゲザー) 05年1位
 「One Sweet Day」に次ぐ14週No.1ということで、完全復活。従来は別々だったバラード路線とニューR&B路線が、ここでようやく一つになった感じがする。これもJermaine Dupriの共作・プロデュース(今まで書き忘れてたけれど、基本的にMariahは全ての曲で作曲・プロデュースに関わっている)。Bobby Womack「If You Think You’re Lonely Now」、The Deele「Two Occasions」をサンプリング。グラミー賞R&Bソング、R&B女性ボーカル受賞。R&Bチャート14週No.1、ダウンロードでプラチナ。

03425 Shake It Off (シェイク・イット・オフ) 05年2位
 2位を6週続けたが、1位になれなかったのは、自身(3424)のせい。バック・トラックが気に入っている。ダウンロードでゴールド。

03426 Don't Forget About Us (ドント・フォゲット・アバウト・アス) 05年1位
 3423〜3426は「The Emancipation Of Mimi」(3426はスペシャルエディションで追加)より。3425と同路線で、静かなバック・トラックに乗るMariahの歌声が心地いい。R&BチャートNo.1、ダウンロードでゴールド。

03427 Touch My Body (タッチ・マイ・ボディ) 08年1位
 アルバム「E=MC²」からの1stシングル。これも3425、3426の路線。肩の力が抜けているというか、ホント心地よくなったなあ。ダウンロードでプラチナ。

03428 Bye Bye (バイ・バイ) 08年19位
 これも「E=MC²」から。リラックス路線がすっかり定着して、お気に入り。バックで遠くから聴こえてくるような男性の掛け声もいいな。

03429 Obsessed (オブセスト) 09年9位
 現在のところ最新のTop40ヒット。アルバム「Memoirs Of An Imperfect Angel」より。バックの男性の♩オイ、オイ、オイ、オイ♩が大好き。3427と同じThe-Dream, Tricky Stewartのプロデュース。ダウンロードでプラチナ。

2011年12月30日 (金)

Carey, Mariah (マライア・キャリー) 1/2(1990-1996)

 No.1ヒットが最も多いのはBeatlesの20曲、2位がElvis PresleyとMariah Careyの18曲。No.1にいた週数が最も多いのはElvisで80週、2位がMariahの79週、3位がBeatlesの59週、最も長くNo.1にいたヒット曲の1位はMariahとBoys Ⅱ Menの「One Sweet Day」の16週、2位もMariahの「We Belong Together」の14週(他に5曲あり)。デビュー曲の「Vision Of Love」が気に入ってソッコーアルバムを買ったけれど、ここまでのスーパースターになるとは! 正直ここまで売れた理由はよくわからない。
 70年ニューヨーク州ロングアイランド生まれ。プロフィールは日本のウィキに詳しい。特に注記のないものは、2001年に出た「Greatest Hits」に収録。

03397 Vision Of Love (ヴィジョン・オブ・ラヴ) 90年1位
 彼女がバックコーラスを務めていたBrenda K. Starrが、後に結婚することになるCBSレコード社長トミー・モトーラにデモテープを渡したことから、シンデレラ・ストーリーが始まったわけですね。デビュー・アルバム「Mariah Carey」から1曲目。同じ頃Alannah Mylesの「Black Velvet」も好きだったんだけど、そちらはあっという間にいなくなってしまったなあ。グラミー賞ポップ女性ボーカル受賞。R&Bチャート、アダルト・コンテンポラリー・チャートNo.1、ゴールドディスク。

03398 Love Takes Time (ラヴ・テイクス・タイム) 90年1位
 デビュー・アルバムからは4曲連続でNo.1になるが、その2曲目。これが一番よくできてる。R&Bチャート、アダルト・コンテンポラリー・チャートNo.1、ゴールドディスク。

03399 Someday (サムデイ) 91年1位
 3曲連続No.1。初めてのダンス・チューン。私にとってMariahというと、いまだに20年前のこのアルバムの印象が強い。ゴールドディスク。

03400 I Don’t Wanna Cry (アイ・ドント・ウォナ・クライ) 91年1位
 4曲連続No.1。再びバラード。これはNarada Michael Waldenとの共作。スパニッシュ風? アダルト・コンテンポラリー・チャートNo.1。

03401 Emotions (エモーションズ) 91年1位
 同名の2ndアルバムから。5曲連続No.1。デビュー当時から7オクターブの歌声とか言われていて、それはデビューアルバムでも聴けたのだけれど、この曲はそこばかり強調したようなキンキンした歌で嫌い。ところで、このタイトルは「Best Of My Love」風な曲調と関連があるのだろうか? R&Bチャート、ゴールドディスク。

03402 Can’t Let Go (キャント・レット・ゴー) 91年2位
 ついに2位どまり。お得意のバラードだけれど、キャッチーさが1位に届かなかったのかなあ? アダルト・コンテンポラリー・チャートNo.1。

03403 Make It Happen (メイク・イット・ハップン) 92年5位
 3401とこの曲はC & C Music Factoryの2人が共作、プロデュースしている。あまり面白い曲だとは思えない。

03404 I’ll Be There (アイル・ビー・ゼア) 92年1位
 Jackson 5の大ヒットのカヴァー(同じ曲が別のアーティストで2度No.1になったケースは、Marvelettesのところで紹介してます)。「MTV Unplugged」(邦題:ヴィジョン・オブ・ライヴ)からのカットで、Trey Lorenzとデュエットしているライヴ盤。これもあまり面白くない。アダルト・コンテンポラリー・チャートNo.1。

03405 Dreamlover (ドリームラヴァー) 93年1位
 3枚目のオリジナル・アルバム「Music Box」から8週No.1の大ヒット。Janet Jacksonとかに近い?ライト感覚のR&Bが心地いいです。プラチナディスク。

03406 Hero (ヒーロー) 93年1位
 こういうバラードはCeline Dionと変わらんなあ。プラチナディスク。

03407 Without You (ウィズアウト・ユー) 94年3位
 もちろんNilssonのカヴァー(オリジナルはBadfinger)。こちらはNo.1にはなりませんでした。相変わらずカヴァーは面白くないなあ。
ゴールドディスク。

03408 Never Forget You (想い出にできない) 94年3位
 3407のフリップサイド。これは「Greatest Hits」に入ってなかったんで、アマゾンで中古を買った。Babyfaceが共作、プロデュース。Boys Ⅱ Men風。

03409 Anytime You Need A Friend (エニタイム・ユー・ニード・ア・フレンド) 94年12位
 3405から3409は「Music Box」からで、これが5曲目。堂々たるボーカル。コーラスも好きです。この後に「Endless Love」がヒットしているが、Luther Vandrossの項で。

03410 All I Want For Christmas Is You (恋人たちのクリスマス) 94年12位(Airplay) & 96年35位(Airplay) & 97年35位(Airplay)
 何故か当時クリスマス・アルバム(Merry Christmas)も買ってたんだよなあ。サンタ姿のマライアに惹かれたのだろうか? もはや定番曲。今年はJustin Bieberとデュエットしたプロモビデオが流れてましたね。

03411 Fantasy (ファンタジー) 95年1位
 4枚目のアルバム「Daydream」で新しいステップに入った感じ。Tom Tom Clubの「おしゃべり魔女」を全編にサンプリングしたヒップホップ・テイスト。8週No.1の大ヒット。R&Bチャート6週No.1、200万枚以上売ったプラチナディスク。

03412 One Sweet Day (ワン・スウィート・デイ) 95年1位
 3411の8週No.1もかすむ16週No.1はロック・エラ最高記録。C & C Music FactoryのDavid CallとDef LeppardのSteve Clarkに捧げられた曲らしい。正直な感想を言えば、MariahもBoys Ⅱ Menも売れ過ぎだろ! アダルト・コンテンポラリー・チャートでも13週No.1、アダルト・トップ40チャートNo.1、200万枚以上売ったプラチナディスク。

03413 Always Be My Baby (オールウェイズ・ビー・マイ・ベイビー) 96年1位
 3411〜3414は4thアルバムから。これはJermaine Dupriの共作・プロデュース。ポピュラー・ボーカル路線よりも、やっぱR&B路線がいいなあ。R&BチャートNo.1、プラチナディスク。

03414 Forever (フォーエヴァー) 96年9位(Airplay)
 三連だ。ちょっと地味だね。

2011年12月29日 (木)

Eruption (エラプション)

 Ann Peeblesの不思議な名曲「I Can’t Stand The Rain」をカヴァーしたテクノ・ファンク/ダンス・グループ。74年ジャマイカ生まれの6人によってロンドンで結成された。

03396 I Can’t Stand The Rain (アイ・キャント・スタンド・ザ・レイン) 78年18位
 オリジナルと聴き比べると、ずいぶんテンポが上がっていた。女性ボーカルPrecious Wilsonによる歌は、後のファンキーになったEurythmicsみたいで、かっこいい。まあ、そもそも元の曲がいいんだが。英国では5位まで行くヒットになった。この曲の後にNeil Sedakaの「恋の片道切符」をカヴァーして英国では9位。

2011年12月28日 (水)

Equals, The (イコールズ)

 「Electric Avenue」をヒットさせたEddy Grantがいたことで知られる5人組ロック・バンド。65年ロンドンで高校の友人(黒人3人+白人2人)により結成。ポップ、R&B、スカ等を融合させたグループらしいが、よく知らない。Clashが彼らの「Police On My Back」をカヴァーしている。

03395 Baby, Come Back(ベイビー・カム・バック) 68年32位
 シンプルなリフが印象に残るロックンロール? R&Bっぽくもあり、バブルガムっぽくもあり、何と形容したらいいのか。英国ではNo.1に輝いている。

2011年12月27日 (火)

Echoes, The (エコーズ)

 ニューヨーク・ブルックリン出身の白人ティーンエイジャーによるボーカル・トリオ。「Baby Blue」の一発屋。

03394 Baby Blue (ベビー・ブルー) 61年12位
 アコースティック・ギターをバックに、夢見る系のコーラス。珠玉の名曲。独立系のレーベルだろうに、日本盤も出てるんだ。スゴいね。Badfingerのヒット曲とはもちろん同名異曲。

2011年12月26日 (月)

Dyson, Ronnie (ロニー・ダイソン)

 Ronnie Dyson(1950-1990)は、60年代A&Mポップスを思わせる爽やかな曲をヒットさせたR&Bシンガー。50年ワシントンDCに生まれ、ニューヨーク・ブルックリンに育つ。ブロードウェイ・ミュージカル「ヘアー」や映画「Putney Swope」(日本未公開)に出演している。「Aquarius」の最初のところを歌っていたらしい。

03392 (If You Let Me Make Love To You Then) Why Can’t I Touch You? (ホワイ・キャント・アイ・タッチ・ユー?) 70年8位
 オフブロードウェイ・ミュージカル「Salvation」より。この手の雨上がりの朝みたいな?爽やかで軽快なソウル・チューンは好みです。

03393 One Man Band (Plays All Alone) (ワン・マン・バンド) 73年28位
 3392と甲乙付けがたい爽やかナンバー。サビもキャッチー。ドラムブレイクが多くのヒップホップ・アーティストにサンプリングされているらしいです。プロデュースはThom Bell。

2011年12月25日 (日)

Dr. Dre (ドクター・ドレー)

 Dr.つながりということで、今日はDr. Dre。ラップは歌詞がわからないから、サウンドで評価するしかないのだが、1人だけ好きなラッパーを挙げろと言われれば(ラッパーとしての魅力というよりもアーティストとしての音づくりという意味では)、多分この人。シンセのメロウなメロディにラップのかぶさるかっこよさと言ったらハンパなかった。ヒップホップ、R&Bに与えた影響もスゴいはず。Snoop Dogg、2Pac、Blackstreet、Eminem、50 Cent等を見出し、あるいは飛躍させた張本人。
 65年カリフォルニア州コンプトン生まれ、本名Andre Young。World Class Wreckin’、N.W.A.を経て、92年デス・ロウ・レコード、96年アフターマス・エンターテインメント設立。詳しいプロフィールは日本のウィキ参照。

03384 Nuthin’ But A “G” Thang (ナッシン・バット・ア・ジー・サング) 93年2位
 ジス・イズ・Gファンク! このシンセの音と、♩like this and like that and like this…♩ってラップが大好きだった。当時福生に住んでいる友人がブラザーで一番人気のあるのはこれだって言ってたっけなあ。Leon Haywoodの「I Want’a Do Something Freaky To You」をサンプリング。クレジットはDr. Dre (Featuring Snoop Doggy Dogg)。R&BチャートNo.1、プラチナディスク。

03385 Dre Day (ファック・ウィズ・ドレー・デイ) 93年8位
 デビューアルバム「The Chronic」(マリファナの名前)から2曲目のヒット。正確なタイトルは、「F**k Wit Dre Day (And Everybody’s Celebratin’)」。相変わらずマザーファッカーのオンパレードだが、♩Bow wow wow…♩のとこがカッコいい。クレジットは3384と同様。ゴールドディスク。

03386 Let Me Ride (レット・ミー・ライド) 93年34位
 ビアーッチ! 「The Chronic」から3曲目。スペシャル・ゲストGeorge Clinton、女性ボーカルVal Young、Parliamentの「Mothership Connection」をサンプリング。ブレイクするとこが好き。

03387 Keep Their Heads Ringin’ (キープ・ゼア・ヘッズ・リンギン) 95年10位
 N.W.A.で一緒に演っていたIce Cubeの主演映画「Friday」より。不穏なサウンドと女声コーラスが相変わらずフィーチャーされていて、カッコいい。

03388 Forgot About Dre (フォーゴット・アバウト・ドレー) 00年25位
 久々のアルバム「2001」より。クレジットはDr. Dre Featuring Eminem。ひたすら鳴っているポツポツした音と、Eminemのラップが心地よいです。

03389 The Next Episode (ザ・ネクスト・エピソード) 00年23位
 「2001」から2曲目。これもポツポツしたリフに尽きる。クレジットはDr. Dre Featuring Snoop Dogg、バックボーカルはKurupt。

03390 Kush (クッシュ) 10年34位
 ニューアルバム「Detox」のリードシングルというふれこみだったが、アルバムは出る出ると言われて未だに出ない。クレジットはDr. Dre Featuring Snoop Dogg And Akon。

03391 I Need A Doctor (アイ・ニード・ア・ドクター) 11年4位
 まだヒット曲は出ると思うが、現在最新のヒット。これも幻のアルバム「Detox」から? 女性ボーカルはSkylar Grey、ラップはEminem。Eminemが入ると、Dr. DreではなくEminemの曲になるな。クレジットはDr. Dre Featuring Eminem And Skylar Grey。

2011年12月24日 (土)

Dr. John (ドクター・ジョン)

 いろんなところで遭遇する割にはちゃんと聴いたことがない。私のようなチャート・マニアにとっては一発屋なもんで。40年ニューオーリンズ生まれ、スワンプロックを代表するミュージシャン。指を撃たれてギタリストからピアニストに転向って話からヤバそう。デビューアルバムの「グリ・グリ」は本人の意図とは無関係にLSDキメたサイケとして聴かれたらしい。Dr. Johnというのは19世紀のブードゥー教の司祭の名前で、そのキャラを演じている。詳しい紹介をみつけたので、リンクしておく。

03383 Right Place Wrong Time (ライト・プレイス・ロング・タイム) 73年9位
 ファンキー! 独特のグルーヴを感じるけど、ちょうど同じ頃ヒットを飛ばしていたBilly Prestonに近いものを感じる。プロデュースはアラン・トゥーサン、バックはMeters。

2011年12月23日 (金)

Drusky, Roy (ロイ・ドラスキー)

 Roy Drusky(1930-2004)はジョージア州アトランタ生まれのカントリー・シンガーでギタリスト。カントリー・ミュージックのPerry Comoと呼ばれたらしい。40曲以上のカントリー・ヒットがある。

03382 Three Hearts In A Tangle (スリー・ハーツ・イン・ア・タングル) 61年35位
 ほんわかしたカントリーだなあ。Perry Comoかどうかは知らないが、魅力的なボーカルを聴かせてくれる。

2011年12月22日 (木)

Dozier, Lamont (ラモント・ドジャー)

 60年代モータウンの最強ヒット・メーカーHolland=Dozier=Hollandの1人。代表作を挙げるのは不可能なほど多いが、Supremes、Four Topsの主だったところは皆彼らの作品。68年に独立し、インビクタス/ホットワックスを設立してからも、Honey ConeFreda PayneCharimen Of The Board等を手がけている。41年デトロイト生まれ。元々歌手な訳だが、ソングライター/プロデューサーとして大成功した後も、歌手活動にこだわり、最初のTop40ヒットが「Trying To Hold On To My Woman」だった。

03380 Trying To Hold On To My Woman (俺の女) 74年15位
 モータウン等でのポップで明解な曲づくりとは全然違うけど、この70年代前半っぽい(「Me & Mrs. Jones」とかにも通じる)バラードも好きだな。それにしても、何て邦題!

03381 Fish Ain’t Bitin’ (フィッシュ・エイント・バイティン) 74年26位
 魚が釣れない? こちらはミッドテンポ。モータウンとは遠いけれど、インビクタス/ホットワックスには近いかな。大好きというわけではないが、妙に耳に残る音。

2011年12月21日 (水)

Duke, Patty (パティ・デューク)

 今まで歌手Patty Dukeと映画「奇跡の人」のヘレン・ケラー役の女優Patty Duke(62年アカデミー助演女優賞受賞)が同一人物だと知らなかった。それぞれは大昔から知っていたというのに…。なんてことを書いても反応する人はどこにもいないだろうなあ。
 46年ニューヨーク州生まれの本職はあくまでも女優(テレビでもPatty Duke Showというのが有名らしいが、それはよく知らない)。ヒット曲を出したときは19歳だし、いかにも女優の余技って感じなんだが、この手のポップスにはめっぽう弱いんで。正直2曲とも好きです。

03378 Don’t Just Stand There (やさしくしてね) 65年8位
 デビュー・シングルで最大のヒット。三連の美メロに台詞入り。絵に描いたようなアイドル・ポップス? 終わり方も時代がかっているな。何故かイタリアっぽさを感じる。

03379 Say Something Funny (珍しいでしょう?) 65年22位
 こっちもアイドル・ポップスだけど、60年代だねえ。どちらも邦題があるってことは、日本でも結構人気あったんだろうなあ。当時のことは私には全くわかりませんが。

2011年12月20日 (火)

Douglas, Mike (マイク・ダグラス)

 Mike Douglas(1925-2006)は、シカゴ生まれのテレビ番組の司会者。61年から80年まで司会を務め、全盛期の67年には200を超える局にネットされ、600万人近い主婦が見ていたという。その頃作られたのが唯一のTop40ヒットである「The Men In My Little Girl”s Life」だが、元々は歌手であり、Kay Kyserの46年のNo.1ヒット「Ole Buttermilk Sky」(映画「インディアン渓谷(Canyon Passage)より)ではリードボーカルを担当している。

03377 The Men In My Little Girl's Life (ザ・メン・イン・マイ・リトル・ガールズ・ライフ) 66年6位
 私がiTunesからダウンロードしたヴァージョンはメロウなバラードものなのだが、Joel WhitburnのTop Pop Singlesではスポークン・レコードとなっており、YouTubeでは台詞が中心の曲である。後者がヒットしたヴァージョンなんであろう。困ったもんだ。台詞は娘の成長を父が回顧する内容である。

2011年12月19日 (月)

Martino, Al (アル・マルティーノ)

 Al Martinoというと、ミニシナトラってイメージかな。同じイタリア系だし、「ゴッドファーザー」に歌手役で出演したけれど、モデルはシナトラだろうし。要はよく知らないってことだが。最大のヒットは52年のNo.1ヒット「Here In My Heart」(英国ではNew Musical Expressが出来て最初のNo.1で、9週連続)で、ロックエラではない。何故か60年代になってヒットチャートに復活(50年代後半はギャングの干渉で活動できなかったらしい)、70年代にまた復活している。1927年フィラデルフィア生まれ、2009年死去。
 「Capitol Collectors Series Al Martino」に全曲収録。

03366 I Love You Because (アイ・ラブ・ユー・ビコーズ) 63年3位
 さすがに52年の「ヒア・イン・マイ・ハート」は熱唱過ぎて今聴くと辛いものがあるが、メジャーカムバック作のこの曲には大仰さは全くない。オリジナルは50年のLeon Payneのカントリー・ヒット。アダルト・コンテンポラリー・チャートNo.1。

03367 Painted, Tainted Rose (嘆きの紅バラ) 63年15位
 カントリー風味のバラード。安心して聴けます。Engelbert Humperdinckとかに近い。

03368 Living A Lie (リビング・ア・ライ) 63年22位
 3367と同一路線。というか、ほとんど続編。

03369 I Love You More And More Every Day (アイ・ラブ・ユー・モア・アンド・モア・ エブリー・デイ) 64年9位
 引き続き同一路線。これはまたEngelbert Humperdinckっぽいなあ。

03370 Tears And Roses (ティアーズ・アンド・ローゼズ) 64年20位
 これも同一路線ではあるが、女声コーラスの付け方とか、かなりクラシック。Beatles米国上陸の年にこういう曲もヒットしていたんだな。

03371 Always Together (オールウェイズ・トゥゲザー) 64年33位
 スタンダードっぽい感じの曲だけど、3367、3368と同じ作者(J.Sawyer、P.De Angelis)だから、そんなことはないのかな。

03372 Spanish Eyes (スパニッシュ・アイズ) 65年15位
 60年代のAl Martinoを代表する曲。Bert Kaempfert等の作品(原題はMoon Over Naples)。こういう感じのラテンっぽい、ちょっと哀愁入ったメロディを朗々と歌う方が本領のような気がする。「ゴッドファーザー」出演後の73年に英国では再リリースされ、5位まで行くヒットとなった。何故か私が買ったCDには2度ほど録り直しのテイクが入っていた。アダルト・コンテンポラリー・チャートNo.1。

03373 Think I’ll Go Somewhere And Cry Myself To Sleep (シンク・アイル・ゴー・サムホエア・アンド・クライ・マイセルフ・トゥ・スリープ) 66年30位
 再びカントリー・テイストに。Bill Andersonの作品。

03374 Mary In The Morning (マリー・イン・ザ・モーニング) 67年27位
 次はフォークっぽい感じ。確かElvisがOn Stageかなんかで演っていた曲じゃないかな? Johnny Cymbal等の作品。アダルト・コンテンポラリー・チャートNo.1。

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03375 To The Door Of The Sun (Alle Porte Del Sole) (太陽のとびら) 75年17位
 74、75年というのは何故か往年のシンガーのカムバックが相次いだ年で、Paul AnkaとかNeil Sedakaとかが久しぶりにヒットを飛ばしたが、Al Martinoもそうかな? 曲は73年の大晦日から74年の元日にかけて行われたローマテレビフェスティバルの「カンツォニッシマ」でジリオラ・チンクエッティが歌って優勝した曲のカヴァー。結構好きな曲で、シングルも持ってました。イタリア語のサビで曲調が一転するところが面白い。

03376 Volare(ヴォラーレ) 75年33位
 最後のTop40ヒットはイタリア人Domenico Modugnoの大ヒットのカヴァー。当然Al Martinoの歌声にはピッタリだが、有名曲のディスコヴァージョンにはちょっと抵抗が(Venusとかもあったよな)。

2011年12月18日 (日)

Electric Prunes, The (エレクトリック・プルーンズ)

 This is ガレージ・サイケ! 多くの人が指摘しているように、Stonesの影響が顕著。実際、「Aftermath」等を手がけたエンジニアDave Hassingerが関わっている。65年ロスアンジェルスで結成の5人組。私がこのグループを初めて知ったのは、「Kyrie Eleison」が「イージーライダー」のサントラにも入っていたからだが、その頃にはオリジナルメンバーは誰もいなかったらしい? Kenny Logginsもグループに在籍していたことがあるとか。

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03364 I Had Too Much To Dream (Last Night) (今夜は眠れない) 67年11位
 サイケな装飾の割には、メロディは至ってポップ。Blues Maggosとかに近いかな。

03365 Get Me To The World On Time (チャンスを逃がすな) 67年27位
 これはかなりStones。一応サイケではあるが。「19回目の神経衰弱」みたい。リズムはおなじみのBo Diddley風だね。

2011年12月17日 (土)

Donnie & The Dreamers (ダニー&ザ・ドリーマーズ)

 ニューヨーク・ブロンクス出身のイタリア系アメリカ人4人によるドゥーワップ・グループ。それくらいのことしか、わかりませぬ。

03363 Count Every Star (カウント・エヴリ・スター) 61年35位
 50年Ray Anthony(ボーカルはDick Noel)の4位まで行ったヒットのカヴァー。夢見る系のいい曲ですね。62年Linda Scottのヴァージョン(星を数えて)は41位どまり。

2011年12月16日 (金)

Dixiebelles, The (ディキシーベルズ)

 サキソフォン・プレイヤーBill Justisがプロデュースした、メンフィス出身の黒人女性ボーカル・トリオ。ラグタイムっぽいピアノがステキだが、弾いているのは曲も書いたJerry Smith。

03361 (Down At) Papa Joe’s (パパ・ジョーズ) 63年9位
 Bill Justisがラグタイム、R&B、カントリー、ポップスを混ぜた女性ボーカル・グループというアイデアを思いついて結成した。但し、このレコードで歌っているのは全員白人のAnita Kerr Singersで、黒人女性3人はツアー用に集められたらしい。それはともかく、ニューオーリンズっぽい雰囲気が楽しい。

03362 Southtown, U.S.A. (サウスタウンU.S.A.) 64年15位
 3361と同じ路線。3361以上にピアノがフィーチャーされてる。これはアルバム聴いてみたいなあ。

2011年12月15日 (木)

Dirksen, Senator Everett McKinley (エヴァレット・マッキンリー・ダークセン)

 Senatorというのはアメリカの上院議員だよな。で、調べたら日本のウィキにありました。公民権法を提案した有名な政治家らしい(1896年イリノイ州生まれで、69年に死去)。ウィキによれば、「ダークセンは美声で有名であり、朗々とよく響くバスの声での演説等を記録したレコードを4枚残している。」そうだ。Senator Bobby(こちらはコメディアン)のレコードにも参加している。

03360 Gallant Men (ギャラント・メン) 67年29位
 その1枚がこれだが、台詞はCBSのニュース・コメンテーターCharles Osgoodという人が書いている。何を喋っているかは不明(って調べればわかるだろうけど)。演奏はJohn Cacavasのオーケストラ。グラミー賞の最優秀朗読賞を受賞。

2011年12月14日 (水)

Dino, Desi & Billy (ディノ、デジ&ビリー)

 Dean Martinの息子のDino、Lucille BallとDesi Arnazの息子のDesi、そのクラスメートのBillがロスアンジェルスで結成したトリオ。当時全員まだローティーン。親の七光りか、バックはHal BlaineやらLeon Russellやら実力派セッションメンバーが務めてる。Dinoは20歳でオリビア・ハッセーと結婚するが離婚(その後布施明と再婚するわけだ)、87年に戦闘機の事故(彼はパイロットだった)で35歳の若さで亡くなった。Billは後にBeach Boysと仕事をしている。

03358 I’m A Fool (アイム・ア・フール) 65年17位
 Gary Lewis & The Playboysとかに近い音かな。そちらはJerry Lewisの息子で、Dean Martinとは底抜けコンビで有名だったわけだが。それはともかく、毒にも薬にもならないが、楽しいポップス。というよりリフは「Game Of Love」か? 何故か「Nuggets」シリーズのCDに入っていた。オルガンとかはちょっとサイケ?

03359 Not The Lovin’ Kind (ノット・ザ・ラヴィン・カインド) 65年25位
 こちらはちょっとフォークロックっぽいオリジナル。彼らの場合、ほとんどカヴァーだったようだが。

2011年12月13日 (火)

Dickens, “Little” Jimmy (リトル・ジミー・ディケンズ)

 20年ウエスト・ヴァージニア州生まれ、ノヴェルティソングで有名なカントリーシンガーでギタリストだそうだ。身長4フィート11インチというから150cm足らず。写真で見ると、妙にテンガロンハットとギターが大きく見える。

03357 May The Bird Of Paradise Fly Up Your Nose (メイ・ザ・バード・オブ・パラダイス・フライ・アップ・ユア・ノーズ) 65年15位
 いかにもノヴェルティって感じの、どカントリー。歌詞がわからないと魅力半減だろうが、こういうギターの音色は楽しいね。カントリー・チャートNo.1。

2011年12月12日 (月)

Osborne, Jeffrey (ジェフリー・オズボーン)

 ブラコン系はあまり興味ないし、ヒット曲が多い割には皆最高位が30位前後だし、ということで、印象が薄かった。歌がうまいのは確かだが。48年ロードアイランド州生まれ。L.T.D.にドラマーとして参加、リードボーカルに抜擢される。80年ソロシンガーとして独立。
 全曲「20th Century Masters: The Best Of Jeffrey Osborne」に収録。

03350 I Really Don’t Need No Light (アイ・レアリー・ドント・ニード・ノー・ライト) 82年39位
 ミッドテンポのソウル・チューン。手堅いです。

03351 On The Wings Of Love (愛の翼) 82年29位
 かろうじてこの曲だけ覚えていた。いかにもブラコンって感じのバラードだなあ。

03352 Don’t You Get So Mad (ドント・ユー・ゲット・ソー・マッド) 83年25位
 3350と同様のミッドテンポ。1曲ずつコメントをするのは私にはとても無理です。

03353 Stay With Me Tonight (ステイ・ウィズ・ミー・トゥナイト) 83年30位
 これもミッドテンポだが、キーボードがアクセントになっていてちょっと面白いかな。ギターはQueenのブライアン・メイらしい。ここまでのプロデュースはGeorge Duke(3355も)。

03354 The Last Time I Made Love (愛のラストシーン) 84年40位
 女性ボーカルとのデュエット・ナンバー。フツー。クレジットはJoyce Kennedy & Jeffrey Osborne。

03355 The Borderlines (恋のボーダーライン) 85年38位
 タイトルからMadonnaを連想したんだが、80年代っぽいバックだなあ。地味ですっかり忘れていたが、「We Are The World」にも参加しているんだよね。

03356 You Should Be Mine (The Woo Woo Song) (ユー・シュッド・ビー・マイン) 86年13位
 ♩Can You Woo Woo Woo?♩ってのが耳に残る。プロデュースはRichard Perry。この後に「Love Power」がヒットしているが、それはDionne Warwickの項で。

2011年12月11日 (日)

Delaney & Bonnie (デラニー&ボニー)

 Eric ClaptonがBlind Faithのオープニング・アクトを務めたDelaney & Bonnieに魅せられて、彼らのツアーに参加し、そのメンバーとDerek & The Dominosを結成したのは有名な話。Delaney & Bonnie & FriendsのフレンズにはClapton以外にもLeon Russell、Rita Coolidge、Dave Mason、Duane Allman、George Harrison、King Curtis等そうそうたるメンバーがいる。Delaney BramlettとBonnieは67年に結婚した白人の夫婦デュオ。彼らの何がそれほどのミュージシャンを惹き付けたのだろう? 私の知識ではうまく伝えることが出来ないのだけれど、アメリカの音楽の一番ステキな部分がここにあるんだろうなとは思う。R&B、ブルース、カントリー、フォーク…、それらのミックスした世界。ちなみに彼らの最初のレコーディングはStaxである。72年に2人は離婚、グループも解散している。Delaneyは08年に死去。日本のウィキが簡潔に彼らのプロフィールをまとめているので、リンクしとく。

03348 Never Ending Song Of Love (愛の歌は永遠に) 71年13位
 私は多分New Seekersのカヴァーでこの曲を知ったんだと思う。とてもステキなフォークソングです。クレジットはDelaney & Bonnie & Friends。

03349 Only You Know And I Know (オンリー・ユー・ノウ・アンド・アイ・ノウ) 71年20位
 オリジナルはDave Mason。これはメチャカッコいいです。私が持っているのはライヴ・ヴァージョンですが、実際にヒットしたのは多分その後に出たスタジオ・ヴァージョン。

2011年12月10日 (土)

Dekker, Desmond, & The Aces (デスモンド・デッカー)

 Desmond Dekker(1941-2006)はジャマイカが生んだスカ/ロックステディ/レゲエの大スター。国内ではNo.1ヒットを連発し、英国でも「Israelites」をNo.1に送り込んだ。ちゃんと調べたわけではないが、英米で初めて大ヒットしたレゲエの曲ということになるのだろうか。私は一時スカ/ロックステディにハマりまくっていたのだが、スタジオワンが中心だったので、Desmond Dekkerはあまり聴いていない(若い時に彼はスタジオワンを落ちている)。ちなみにBeatlesの「Ob La Di Ob La Da」に出て来るDesmondは彼の名前をとったらしい。Acesはバックコーラス2人組。

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03347 Israelites (イスラエルちゃん) 69年9位
 何故かシングルを持っていた。それにしてもこの邦題は何なのか! 曲の内容はジャマイカの苦しい生活を旧約聖書のイスラエル人に譬えているというのに。ライナーにも、R&Bにカリプソ・タッチを加えたとしか書かれていなくて、ロックステディやレゲエという文字はない(日本発売されただけでもスゴいが)。ロックステディにはもっといい曲があるとは思うが、この人のボーカルは大好き。

2011年12月 9日 (金)

Detroit Emeralds (デトロイト・エメラルズ)

 アーカンソー州出身のTilmon4兄弟が結成したR&Bボーカル・グループ。後に兄弟のうち2人と友人James Mitchell(後にFloatersを結成)のトリオ編成となった。

03345 You Want It, You Got It (ユー・ウォント・イット・ユー・ガット・イット) 72年36位
 デトロイトだけど、モータウンというよりもSpinnersっぽいかな? でも、Spinnersも元はモータウンか。と訳のわからないことを書いてますが、ふわふわした感じが独特。

03346 Baby Let Me Take You (In My Arms) (ベイビー・レット・ミー・テイク・ユー) 72年24位
 このリフは何かにサンプリングされてなかったっけ?と思って調べたら、De La Soulの「Say No Go」だった。今ひとつとらえどころがないけれど、軽快さが身上かな。

2011年12月 8日 (木)

Dino, Paul (ポール・ディノ)

 ますます超マイナーなブログになってしまっているが、今日も誰も知らないであろうアーティスト。私も70年代以降ならば大体知っているのだけれど、60年代前半はちょっとお手上げ状態。35年フィラデルフィア出身のポップシンガー、TV音楽番組「American Bandstand」のレギュラーだったJustine Carrelliと一時結婚していたこと以外は何もわからない。

03344 Ginnie Bell (ジニー・ベル) 61年38位
 Johnny Otisのところでも紹介したBo Diddley風のリズム。女声コーラスとの掛け合いで♩La La La…♩って歌うところがリズミカルでいい。

2011年12月 7日 (水)

Demensions, The (デメンションズ)

 映画「オズの魔法使い」(39年)でジュディ・ガーランドが歌った「Over The Rainbow」をカヴァーした一発屋。ニューヨーク・ブロンクス出身の女性1名を含む4人組ポップ・ボーカル・グループ。その後、「Zing! Went The Strings Of My Heart」や「As Time Goes By」や「You’ll Never Know」等のスタンダードのカヴァーばかりやったが、いずれもヒットしなかった。

03343 Over The Rainbow (虹の彼方に) 60年16位
 Dion & The Belmontsの「Where Or When」(いつかどこかで・37年)やSkylinersの「Pennies From Heaven」(36年)等、昔のスタンダードを夢見るように歌うリメイクが流行っている中で、この曲も企画されたらしい。要は元の曲がいいんだけれど、珠玉ですねえ。同じ頃の「Angel Baby」なんかも思い出した。演奏はIrv Spiceのオーケストラ。

2011年12月 6日 (火)

Cymbal, Johnny (ジョニー・シンバル)

 Johnny Cymbal(1945-1993)はスコットランド出身、カナダのオンタリオ州、その後オハイオ州で育ったポップ・シンガー。Al Martinoのヒット曲「Mary In The Morning」(Elvisも歌っていた)は彼の作品。Partridge FamilyやGene Pitney等にも曲を書いている。

03341 Mr. Bass Man (ミスター・ベースマン) 63年16位
 ドゥーワップ調ノヴェルティ・ソング。低音で歌う種族を讃えた歌だとか。彼とバスのRonnie Brightの掛け合いが楽しい。自作。

03342 Cinnamon (シナモン) 68年11位
 3341以降ヒットの出なかったJohnny CymbalがDerek名義でヒットさせた自作のバブルガム・ソング。どこかで聴いたリフだなあ。Derekというのは彼の兄弟の名前で、ツアーに出たのは兄弟のバンドらしい。

2011年12月 5日 (月)

Darin, Bobby (ボビー・ダーリン) 2/2(1961-1967)

 ロックンローラー、ブルーアイドソウルマンとして出発したBobby Darin(昨日紹介)は、「Mack The Knife」の大ヒットを機にシナトラ路線へ転向。その後更に変貌を遂げることになる。
 3330、3337以外は昨日と同様、Rhinoの「The Hit Singles Collection」に収録。

03329 Lazy River (レイジー・リバー) 61年14位
 32年Hoagy Carmichaelのヒット曲のカヴァー。これがビッグバンド路線最後のヒットとなる。

03330 Nature Boy (ネーチャー・ボーイ) 61年40位
 48年Nat King ColeのNo.1ヒットのカヴァー。何かエキゾチックな曲ですねえ。

03331 You Must Have Been A Beautiful Baby (ビューティフル・ベビー) 61年5位
 次は38年Bing CrosbyのNo.1ヒット。これはチャーミングな曲だな。ロックンロールの一種なのかな。若返ってきました。

03332 Irresistible You (イレジスタブル・ユー) 62年15位
 ポップなダンスチューン。Shirelles等で知られるLuther Dixon等の作品。

03333 Multiplication (恋の掛け算) 62年30位
 3332のB面。Bobby DarinとSandra Dee(この映画で2人は知り合い、結婚)が出演した映画「Come September(九月になれば)」の主題歌。洒落た感じではあるが、あまり好みではない。久しぶりの自作。

03334 What’d I Say (Part 1) (ホワッド・アイ・セイ) 62年24位
 もちろんRay Charlesのカヴァー。

03335 Things (初恋の並木路) 62年3位
 カントリーっぽい自作の名曲。メロディは多分めちゃめちゃ有名だと思うが、歌手や曲名と結びついていなかった。

03336 If A Man Answers (イフ・ア・マン・アンサーズ) 62年32位
 デビュー以来のAtcoからCapitolに移っての初ヒット。Bobby DarinとSandra Deeが主演した同名映画(邦題「電話に御用心」)の主題歌。ちょっとキャッチーさに欠けるかなあ。

03337 You’re The Reason I’m Living (君のための僕) 63年3位
 これも自作だけど、完全にカントリーだぞ。この変貌ぶりは何だ!

03338 18 Yellow Roses (別れのイエロー・ローズ) 63年10位
 引き続き自作。メキシコ風味のカントリー? アレンジがJack Nitzscheだ。

03339 If I Were A Carpenter (この小さな願い) 66年8位
 シンガーソングライターのTim Hardinが書いた名曲。カヴァーが多い曲だけど、最初にヒットさせたのがBobby Darin。これまた、以前のBobbyとは結びつかない曲だけれど、この頃はロバート・ケネティを支持していたらしいから納得。

03340 Lovin’ You (ラヴィン・ユー) 67年32位
 最後のTop40ヒットは何とJohn Sebastian作。ラグタイム調で楽しいなあ。音楽の変遷を追いかけるだけでもすごいんだが、彼の伝記映画があるそうです。レンタルできたら、ぜひ観たい。

2011年12月 4日 (日)

Darin, Bobby (ボビー・ダーリン) 1/2(1958-1960)

 子供の頃から心臓に持病を持っていたBobby Darinは30歳まで生きられないと思っていて、25歳までに神話になると言っていたそうである。実際に「Mack The Knife」の大ヒットで神話になったのは23歳の時、亡くなったのは37歳だった。
 36年ニューヨーク・ブロンクス生まれ。ロックンローラーだったり、スタンダード・ナンバーのシンガーだったり、フォーク・ロックを歌ったりと、多様な顔を持ち、逆に私にとっては焦点が絞れない感じもする。俳優としても活躍、アカデミー助演男優賞(ニューマンという男)にノミネートされたことがある。
 全曲Rhinoの「The Hit Singles Collection」に収録。

03319 Splish Splash (スプリッシュ・スプラッシュ) 58年3位
 初ヒットは自作。Splish Splashというのはお風呂でチャプチャプする音のことで、出だしには効果音も入っている。ちょっとノヴェルティっぽい感じ。R&BチャートNo.1、ゴールドディスク。

03320 Early In The Morning (アーリー・イン・ザ・モーニング) 58年24位
 これは共作。相変わらずテンポのいいロックンロールを聴かせてくれる。クレジットは何故かThe Rinky-Dinks。

03321 Queen Of The Hop (クィーン・オブ・ザ・ホップ) 58年9位
 ロックンロール路線。こういった路線を続けるつもりがなかったことは、後に「Mack The Knife」でわかるのだが。この頃彼はブルーアイド・ソウル・マンと呼ばれていたそうだ。ゴールドディスク。

03322 Plain Jane (やさしいジェーン) 59年38位
 「Save The Last Dance For Me」「A Teenage In Love」等で知られるDoc PomusとMort Shumanの作品。サビがキャッチーでなかなか楽しい。

03323 Dream Lover (ドリーム・ラバー) 59年2位
 私が最初にBobby Darinを知ったのは多分この曲。Del Shannonとかに通じる、ステキなロッカバラード。自作。ゴールドディスク。

03324 Mack The Knife (匕首マッキー(マック・ザ・ナイフ)) 59年1位
 9週No.1の大ヒット。オリジナルは28年のブレヒトとワイルの戯曲「三文オペラ」で、アメリカでは56年に「Moritat」の題名でインストの競作盤がDick Hyman等によって出されている。この時の唯一のボーカル・ヴァージョンがLouis Armstrongの「Mack The Knife」で、Bobby Darinはこれに触発されて自分のレパートリーに加えたいと望んでいたそうだ。アルバムに収録したのは本人の希望だが、シングルカットはレコード会社Atcoの独断で、思いもかけぬヒットになった。堂々たる名曲。それにしても「匕首マッキー」(あいくちって読みます。念のため)の邦題と曲調が全然結びつかないなあ。
 グラミー賞最優秀新人賞、最優秀レコード賞受賞。ローリングストーン誌のベスト500では251位。ゴールドディスク。

03325 Beyond The Sea (海の彼方に) 60年6位
 大成功した「Mack The Knife」路線。オリジナルはフランスの45年の曲「La Mer」で、48年にBenny Goodmanがアメリカに紹介した。当時のことは知る由もないが、あっという間にラスヴェガスのナイトクラブが似合うクルーナーになってしまっている。

03326 Clementine (いとしのクレメンタイン) 60年21位
 19世紀のフォークソング「Oh, My Darling Clementine」。私にとってこの曲は西部劇「荒野の決闘」の印象が強いのだが、同じ曲とは思えないスイングしているアレンジです。

03327 Won’t You Come Home Bill Bailey (ビル・ベイリー) 60年19位
 この頃は昔の曲をアレンジするのに凝ってたんだな。1902年Arthur CollinsのNo.1ヒット。自身のアレンジだけど、これはカッコいいです。

03328 Artificial Flowers (アーティフィシャル・フラワーズ) 60年20位
 Eileen Rodgers主演のミュージカル「Tenderloin」より。ビッグバンド路線まっしぐら、目指せシナトラ!
 更に変貌する60年代は明日紹介

2011年12月 3日 (土)

David & Jonathan (デイヴィッド&ジョナサン)

 DavidはRoger Greenaway、JonathanはRoger Cook、2人はイングランドのブリストル出身のデュオで、ソングライティング・チームとして成功を収めた人達。 主なヒット曲だけでも、Fortunesの「ゴット・ユア・トラブル」「雨のフィーリング」、New Seekersの「愛するハーモニー」、Holliesの「喪服の女」、Whistling Jack Smithの「口笛天国」、Carol Douglasの「恋の診断書」等がある。2人は後にWhite Plainsをプロデュースし(ここにTony Burrowsというセッション・ボーカリストも関わってくる)、GreenawayはPipkins、CookはBlue Minkというグループを結成している。「Michelle」はあのBeatlesの「ミッシェル」のカヴァー。George Martinが彼らのデモを聴いて、レコーディングを奨めたらしい。

03318 Michelle (ミッシェル) 66年18位
 Beatlesのカヴァーのヒット曲というのは沢山あるが、彼らがシングルにしなかった曲だと、Sergio Mendes & Brasil ‘66の「The Fool On The Hill」とか、Silkieの「You’ve Got To Hide Your Love Away」とかがあった。この「Michelle」もその1つ。オリジナルをさんざん聴いた耳で聴くと、やっぱり何か違和感がある。コーラスが粘っこすぎるというか。ちなみに同時期にOverlandersがカヴァーした「Michelle」は英国でNo.1になっている(David & Jonathanは11位)。

2011年12月 2日 (金)

Dartells, The (ダーテルズ)

 カリフォルニア出身、62年に10代の若者達によって結成された、サックス2名、オルガンを含む6人組ロックンロール・バンド。唯一のTop40ヒット「Hot Pastrami」はパンクでいいよ!

03317 Hot Pastrami (ホット・パストラミ) 63年11位
 オルガンを前面にフィーチャーした、ほとんどインストと言っていいR&Bナンバーは、Nat Kendrick And The Swansの「Do The Mashed Potatoes」がオリジナル。Nat KendrickはJames Brownのバックバンドのドラマーで、Swansというのは要はJB’sのこと。道理でファンキー。ひたすら繰り返しの2分が心地い〜。

2011年12月 1日 (木)

Dante & The Evergreens (ダンテ&エヴァーグリーンズ)

 DanteことDonald Drowty率いる4人組ポップ・グループ。59年にカリフォルニア州のサンタモニカカレッジで結成、Jan & DeanのDeanに見出される。

03316 Alley-Oop (アーリー・ウープ) 60年15位
 Hollywood ArgylesのNo.1ヒットの競作盤。向こうが1位でこっちが何故15位なのか、わからないほど、区別がつかない。と思っていたら、CashboxではDante & The Evergreensのヴァージョンが1位になったらしい。

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