« David & Jonathan (デイヴィッド&ジョナサン) | トップページ | Darin, Bobby (ボビー・ダーリン) 2/2(1961-1967) »

2011年12月 4日 (日)

Darin, Bobby (ボビー・ダーリン) 1/2(1958-1960)

 子供の頃から心臓に持病を持っていたBobby Darinは30歳まで生きられないと思っていて、25歳までに神話になると言っていたそうである。実際に「Mack The Knife」の大ヒットで神話になったのは23歳の時、亡くなったのは37歳だった。
 36年ニューヨーク・ブロンクス生まれ。ロックンローラーだったり、スタンダード・ナンバーのシンガーだったり、フォーク・ロックを歌ったりと、多様な顔を持ち、逆に私にとっては焦点が絞れない感じもする。俳優としても活躍、アカデミー助演男優賞(ニューマンという男)にノミネートされたことがある。
 全曲Rhinoの「The Hit Singles Collection」に収録。

03319 Splish Splash (スプリッシュ・スプラッシュ) 58年3位
 初ヒットは自作。Splish Splashというのはお風呂でチャプチャプする音のことで、出だしには効果音も入っている。ちょっとノヴェルティっぽい感じ。R&BチャートNo.1、ゴールドディスク。

03320 Early In The Morning (アーリー・イン・ザ・モーニング) 58年24位
 これは共作。相変わらずテンポのいいロックンロールを聴かせてくれる。クレジットは何故かThe Rinky-Dinks。

03321 Queen Of The Hop (クィーン・オブ・ザ・ホップ) 58年9位
 ロックンロール路線。こういった路線を続けるつもりがなかったことは、後に「Mack The Knife」でわかるのだが。この頃彼はブルーアイド・ソウル・マンと呼ばれていたそうだ。ゴールドディスク。

03322 Plain Jane (やさしいジェーン) 59年38位
 「Save The Last Dance For Me」「A Teenage In Love」等で知られるDoc PomusとMort Shumanの作品。サビがキャッチーでなかなか楽しい。

03323 Dream Lover (ドリーム・ラバー) 59年2位
 私が最初にBobby Darinを知ったのは多分この曲。Del Shannonとかに通じる、ステキなロッカバラード。自作。ゴールドディスク。

03324 Mack The Knife (匕首マッキー(マック・ザ・ナイフ)) 59年1位
 9週No.1の大ヒット。オリジナルは28年のブレヒトとワイルの戯曲「三文オペラ」で、アメリカでは56年に「Moritat」の題名でインストの競作盤がDick Hyman等によって出されている。この時の唯一のボーカル・ヴァージョンがLouis Armstrongの「Mack The Knife」で、Bobby Darinはこれに触発されて自分のレパートリーに加えたいと望んでいたそうだ。アルバムに収録したのは本人の希望だが、シングルカットはレコード会社Atcoの独断で、思いもかけぬヒットになった。堂々たる名曲。それにしても「匕首マッキー」(あいくちって読みます。念のため)の邦題と曲調が全然結びつかないなあ。
 グラミー賞最優秀新人賞、最優秀レコード賞受賞。ローリングストーン誌のベスト500では251位。ゴールドディスク。

03325 Beyond The Sea (海の彼方に) 60年6位
 大成功した「Mack The Knife」路線。オリジナルはフランスの45年の曲「La Mer」で、48年にBenny Goodmanがアメリカに紹介した。当時のことは知る由もないが、あっという間にラスヴェガスのナイトクラブが似合うクルーナーになってしまっている。

03326 Clementine (いとしのクレメンタイン) 60年21位
 19世紀のフォークソング「Oh, My Darling Clementine」。私にとってこの曲は西部劇「荒野の決闘」の印象が強いのだが、同じ曲とは思えないスイングしているアレンジです。

03327 Won’t You Come Home Bill Bailey (ビル・ベイリー) 60年19位
 この頃は昔の曲をアレンジするのに凝ってたんだな。1902年Arthur CollinsのNo.1ヒット。自身のアレンジだけど、これはカッコいいです。

03328 Artificial Flowers (アーティフィシャル・フラワーズ) 60年20位
 Eileen Rodgers主演のミュージカル「Tenderloin」より。ビッグバンド路線まっしぐら、目指せシナトラ!
 更に変貌する60年代は明日紹介

« David & Jonathan (デイヴィッド&ジョナサン) | トップページ | Darin, Bobby (ボビー・ダーリン) 2/2(1961-1967) »

音楽 50年代 Darin, Bobby」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: Darin, Bobby (ボビー・ダーリン) 1/2(1958-1960):

« David & Jonathan (デイヴィッド&ジョナサン) | トップページ | Darin, Bobby (ボビー・ダーリン) 2/2(1961-1967) »

無料ブログはココログ
2020年9月
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30      

カテゴリー

最近のトラックバック