03315 Evil Woman Don’t Play Your Games With Me (エヴィル・ウーマン) 69年19位
オーソドックスなブルースロックで、シングルとしては地味すぎないかと思った。後にBlack Sabbathがカヴァーしている。メンバーがブラスを入れたアレンジに抵抗したらしいが、曲を聴いてもどこにブラスが入ってるか、わからないぞ。私がiTunesでダウンロードしたのはシングルヒットしたヴァージョンではないのかも。YouTube聴いたらブラス入ってました。やっぱりヴァージョン違うんだな。
私の好きなイントロBEST 3の1曲「Too Late To Turn Back Now」を歌っていたのが、Cornelius Brothers & Sister Rose。グループ名からすると、女性は1人だけのはずだが、何故かジャケには2人写っている。で、調べてみたらメンバーはEddieとCarterのCornelius兄弟に姉妹のRoseだが、後からもう1人の姉妹Billy Joeが加わったということみたいだ。71年フロリダ州で結成。ソウルファンに支持されるようなグループではないけれど、「Too Late To Turn Back Now」1曲で私は満足です。
03297 Treat Her Like A Lady (イカした彼女) 71年3位
コール&レスポンスのコーラスが楽しいポップ・ソウル。ゴールドディスク。
03298 Too Late To Turn Back Now (涙のハート・ブレーカー) 72年2位
FENで、多分Wolfman Jackで聴いたのが最初じゃないかな。それ以来ずっと大好きな曲。しばらくアーティスト名も曲名もわからなかった覚えがある。ストリングスのアレンジ、意外な展開のサビも好き。邦題は76年にベスト盤が出たときのタイトルで(他の曲も)、ヒット当時は原題だったはず。だいたいこの邦題は誤訳だし(「Never My Love」や「Tainted Love」と同様)。CashboxではNo.1、ゴールドディスク。
03299 Don’t Ever Be Lonely (A Poor Little Fool Like Me) (俺のようなお馬鹿さん) 72年23位
「Too Late To Turn Back Now」の2匹目のどじょう感が強い。
03300 I’m Never Gonna Be Alone Anymore (淋しいのはいやだ) 73年37位
これはもはや3匹目のどじょう狙いだな。「Too Late To Turn Back Now」がヒットし過ぎて、グループの寿命を縮めてしまったかも。
03293 The Happy Organ (ハッピー・オルガン) 59年1位
前面にオルガンをフィーチャーしたインスト・ナンバー。オルガンはジャズでは使われていたが、それまでロックやR&Bではほとんど使われていなかったんだそうだ。No.1はちょっと出来過ぎの感じもするが。サーフィン・ミュージックとかに通じるものを感じる。
40年デトロイト生まれ、モータウンのセッション・ギタリストとして(Funk Brothersの一員)、Temptationsのサイケ路線やEdwin Starの「War」に参加している。Freda Payneの「Band Of Gold」やDramaticsの「In The Rain」(あのギターか!)にも。Gallery(何故?)のプロデュースやC.J.& Co.も手がけている。結構サンプリングに使われているらしいが、その辺はあまり詳しくないんで。
60年代後半のソフトロック・グループというと、このClassics IVを思い出す。日本人ウケしそうな哀愁入ったメロディとちょっとハスキーなDennis Yostのボーカルが売り。嫌いなわけがありません。65年フロリダ州で結成。グループ名とは違ってメンバーは5人いたみたいなんだが。全然関係ないけれど、日本にはハプニングス・フォーというのがいたね。
3288以外は「10 Best Series: The Classics IV Greatest Hits」に収録。
白人でありながら、「リズム&ブルースのゴッドファーザー」と呼ばれたマルチタレント(肩書きがあり過ぎて、とても書ききれない)。と言うのも彼が発案、実現した「ロックン・ロール・キャラバン・オブ・スターズ」からEtta JamesやHank BallardやEsther PhilipsやJackie Wilson等が成功したからである。
21年カリフォルニア州生まれ。46年に「Harlem Nocturne」の初ヒットを飛ばすが、何故かチャートには登場せず。50年代初期には3曲をR&BチャートでNo.1にしているが、これもポップ・チャートには出てこない。黒人と白人の聴くものがはっきり分かれていた時代だったということだ。唯一のヒット曲「Willie And The Hand Jive」はBo Diddleyの模倣と言われるが、本人の主張によれば、そうではなく52年Red Saundersのヒット曲「Hambone」がルーツらしい。94年にロックの殿堂入り。
03281 Willie And The Hand Jive (手拍子ロック) 58年9位
独特のリズム(Shave and a haircutって言うらしいが、何故?)が印象的なナンバー。74年にはEric Claptonのカヴァーもヒット。
Tom Clay(1929-1995)は、バカラックの(Jackie DeShannonが歌った)「What The World Needs Now Is Love」、Dionが歌った「Abraham, Martin And John」をバックに語ったレコードをヒットさせた、ラジオのディスクジョッキー。ニューヨーク生まれで、主にデトロイトで活動し、当時はロスアンジェルスのラジオ局KGBSに在籍していた。彼のアルバムは聴いたことはないけれど、子どもの絵がジャケットになっていて、ベトナム反戦等のテーマを、当時のヒット曲のインストに載せて語っている。
03277 What The World Needs Now Is Love/Abraham, Martin And John (ホワット・ザ・ワールド・ニーズ・ナウ・イズ・ラヴ/アブラハム・マーティン・アンド・ジョン) 71年8位
「What The World Needs Now Is Love」「Abraham, Martin And John」をバックに、ケネディ大統領やロバート・ケネディ、キング牧師の暗殺のニュースや、子どもとの会話(Tomが人種差別や偏見を知っているかと聞くと、子どもが知らないと答える)をコラージュした社会派シングル。自分の番組で流したのをBerry Gordyが聴いたのがきっかけで、モータウンから発売になり、大ヒットを記録した。Paul Hardcastleの14年前のことだ。コーラスはBlackberriesというグループ。
03264 Love In ‘C’ Minor – Pt.1 (ラヴ・イン・Cマイナー) 77年36位
私が持っているのは、Pt.1と2を合わせた8 分以上のヴァージョンだけど、最初に「Delicious!」みたいなおしゃべりが入ってる。曲はフツーのディスコ・オーケストラものって感じだな。YouTubeでドラム叩いてるお兄ちゃんがCerroneさんですね。
67年ニューヨーク・ブルックリンで結成された5人組ロックバンド。唯一のヒット曲「Good Old Rock ‘N Roll」からSha Na Naみたいなバンドかと思ったら、カントリー・ロックのバンドだったらしい。実際、ベーシストのRoy MichaelsはBuffalo Springfield結成前のStephen StillsやRichie Furayと一緒に演っていた。よくわからないバンド名だなあ。
03262 Good Old Rock ‘N Roll (グッド・オールド・ロックンロール) 69年21位
キャロルがカヴァーしているロックンロール・メドレー。曲は「Sweet Little Sixteen」→「Long Tall Sally」→「Chantilly Lace」→「Whole Lotta Shakin’ Goin On」→「Blue Suede Shoes」→「Party Doll」。半年後にDave Clark Fiveがカヴァーして、英国で7位まで行くヒットになった。ところで、驚いたのはこの曲の入った1stアルバムをプロデュースしたのが、友人のJimi Hendrixだったこと!
03251 Back In The U.S.A. (バック・イン・USA) 78年16位
これと3252はアルバム「Living In The U.S.A.」収録。ホットパンツにローラースケートというジャケットを見て、イメチェン?と思った記憶がある。曲はChuck Berry。カッコいいけど、これはLindaに合っていたのかな? このアルバムからは「Just One Look」やCostelloの「Alison」もシングルカットされた(Top40には入らず)。
03253 How Do I Make You (お願いだから) 80年10位
3253、3254はアルバム「Mad Love」(激愛)から。ロックンロール・クイーンって感じ。今聴くとPat Benatarの先取りか?
03254 Hurt So Bad (涙がいっぱい) 80年8位
しっとりバラードのカヴァーも忘れてませんということで、Little Anthony & The Imperialsのこれも超名曲だねえ。間奏とかのギターもいい。言うことなし!
03255 I Can’t Let Go (アイ・キャント・レット・ゴー) 80年31位
コーラスをダビングしているところが、妙に好きなのです。
03256 Get Closer (ゲット・クローサー) 82年29位
ロック路線の継続なんだが、この辺からちょっと勢いに翳りが。
03257 I Knew You When (さよならのページ) 83年37位
スローなロックバラードって感じで、これは結構好きです。
03258 Somewhere Out There (アメリカ物語(サムホエア・アウト・ゼア)) 87年2位
路線変更したLindaはNelson Riddleとスタンダードを演った後、この曲が4年ぶりのTop40ヒットになる。アニメ映画「アメリカ物語」の主題歌で、James Ingramとのデュエット。正直この手は私の好みではないのだが、ホント歌上手い人なのがわかる。クレジットはLinda Ronstadt And James Ingram。グラミー賞Song Of The Year受賞。ゴールドディスク。
03240 Different Drum (悲しきロック・ビート) 67年13位
最初のヒットは何と67年で、Stone Poneysとしてのナンバー。愛すべきフォーックロック。Stone Poneysは彼女とギターとキーボードの3人編成。元MonkeesのMichael Nesmithの作品。
03241 Long Long Time (ロング・ロング・タイム) 70年25位
ソロとしての初ヒット。この頃のLindaは子豚ちゃんみたい。既に色っぽい声を聴かせてくれる。次のヒットまで間があるけれど、Neil Youngのレコーディングとかに参加している。
03242 You’re No Good (悪いあなた) 75年1位
Lindaを一躍スターダムに押し上げた大ヒット。私にとっても思い出深いです。何かミステリアスな雰囲気に彼女のボーカルが合ってる。ギターはAndrew Gold。オリジナルは63年のDee Dee Warwickだが、Betty EverettやSwinging Blue Jeansのヴァージョンがヒットチャートに登場している。
03243 When Will I Be Loved (いつになったら愛されるのかしら) 75年2位
3242と同じアルバム「Heart Like A Wheel」収録。オリジナルはEverly Brothersのカントリー・ロック。Buddy Hollyのカヴァー「It Doesn’t Matter Anymore」と両面ヒットと記憶していたのだが、そちらの最高位は47位だった。カントリーチャートNo.1。
03244 Heat Wave (ヒート・ウェイヴ) 75年5位
彼女の場合、ひたすらカヴァーな訳だが、次はMartha & The Vandellasの大ヒット。シャウト気味のボーカルとアレンジがマッチしていて、なかなかいい感じに仕上がっている。これもNeil Youngの「Love Is A Rose」との両面ヒットだと思っていたが、最高位63位。これと3245はアルバム「Prisoner In Disguise」より。
03245 Tracks Of My Tears (ひとすじの涙) 76年25位
Lindaには沢山の名曲を教えてもらった。これはSmokey Robinson & The Miraclesの超名曲。3244に続くモータウンのカヴァー。歌詞の素晴らしさはピーター・バラカン「魂(ソウル)のゆくえ」にもある通り。
03246 That’ll Be The Day (ザットル・ビー・ザ・デイ) 76年11位
結構Lindaのカヴァーが多いのがBuddy Holly(Crickets)。これは57年のNo.1ヒット。アルバム「Hasten Down The Wind」(風にさらわれた恋)より。
03247 Blue Bayou (ブルー・バイユー) 77年3位
何を演らせてもいいけれど、これは絶品だな。Roy Orbisonのスローナンバーをしっとりとカヴァーしてます。プラチナディスク。
03248 It’s So Easy (イッツ・ソー・イージー) 77年5位
3247と同じアルバム(明日紹介する3249、3250も)「Simple Dreams」(夢はひとつだけ)に収録。再びBuddy Holly(Crickets)のカヴァー。「何を演らせても」と上に書いたばかりだが、アップテンポもいいです。
Dennis “Terry Cashman” MinogueとThomas “Tommy West” Picardoによるポップ・デュオ。Dunhillレコードのソングライティングチーム(2人にGene Pistilliが加わる)として、またJim Croceのプロデューサーとしても有名。Spanky & Our Gangの名曲「Sunday Will Never Be The Same」、Henry Grossの「Shannon」、Dean Friedmanの「Ariel」は彼らの作品。
03236 Medicine Man (Part Ⅰ) (メディスン・マン) 69年22位
この曲はBuchanan Brothersの名前でリリースされている。フォークロックなんだろうが、何かバブルガムっぽい。
03237 American City Suite (アメリカン・シティ組曲) 72年27位
ニューヨークの衰退を歌った7分を超える組曲。歌われるのは、「Sweet City Song」「All Around The Town」「A Friend Is Dying」の3曲。歌詞がわからないので、面白み半減なんだろうな。メロディも今イチキャッチーじゃないし。最後は「MacArthur Park」風に盛り上げるが。
Wilson Pickettで有名な「ダンス天国」をカヴァーしている。Wilson Pickettのオリジナルのように錯覚していたが、Chris Kennerがオリジナル(で、Cannibal And The HeadhuntersのカヴァーはWilson Pickettの1年前だった)。イーストLA出身の4人組で、初めて全米ヒットを飛ばしたメキシコ系アメリカンのバンドの1つらしい。
03235 Land Of 1000 Dances (ダンス天国) 65年30位
Wilson Pickettの印象が強烈な曲だが、こちらは何かガレージロック風の雑然とした感じがいい。
Claude Kingの「Wolverton Mountain」のアンサー・ソングを歌った一発屋。38年フロリダ州出身。ヒットした曲はカントリー調だが、ポップス、ロックンロールからジャズまで何でも歌う人だったみたいで、Wanda Jacksonとかに近いみたい。アラン・フリードの出た映画「Go Johnny Go」とかにも出演している。
03233 (I’m The Girl From) Wolverton Mountain (ウォーバトン・マウンテンの娘) 62年38位
アンサー・ソングというか、替え歌? のんびりしたカントリー・ポップ。「(I’m The Girl On) Wolverton Mountain」のタイトルでプレスされた盤もあったらしい。
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