Stephen StillsとNeil Youngがいたことで知られるスーパーグループ。他のメンバーはRichie Furay、Bruce Palmer(後にJim Messinaに交替。FurayとMessinaはPocoを結成)、Dewey Martin。CSN&Yのところでも書いたけれど、やや苦手なジャンル。音が嫌いな訳ではなく、有名な割に何故かちゃんと聴かずに来てしまったという意味で。渋滞に巻き込まれたStephen Stillsが霊柩車を運転していたNeil Youngとロスで再会したのが、グループ発足のきっかけだったというのは驚き。自己主張の強い2人の対立により、66年から68年の2年しか持たなかったが、StillsはCSNに再びYoungを呼ぶことになる。日本のウィキが割と詳しいです。
03226 For What It’s Worth (Stop, Hey What’s That Sound) (フォー・ホワット) 67年7位
サンセット通りで起きた若者と警察の衝突事件を題材にしたStillsの作品。メロディもキャッチーだし、Neil Youngのギターが不思議な雰囲気を醸し出している。
Dorsey Burnette(1932-1979)は、Johnny Burnetteの兄であり、Billy Burnetteの父であり、Rocky Burnetteの伯父にあたるロカビリー・シンガー/ソングライター/ギタリスト。テネシー州メンフィス生まれ。50年代にはJohnny等とThe Rock And Roll Trioを結成していた。
03225 (There Was A) Tall Oak Tree (ゼア・ワズ・ア・トール・オーク・ツリー) 60年23位
Ricky Nelsonのために書いたが、断られて、自分でレコーディングした曲らしい。カントリー調でRicky Nelsonっぽい曲だね。
03221 Take Five (テイク・ファイヴ) 61年25位
「Take Five」は4分の5拍子という意味と、5分の休憩をしようという意味(演奏時間が5分台)を掛けているんだそうです。この曲を収録したアルバム「Time Out」もアルバムチャート2位まで行ってるし、多分ジャズとしては異例の大ヒットだったんでしょうね。ジャズのことは何も分からないけれど、単純にカッコいいです。
03212 Hot In The City (ホット・イン・ザ・シティ) 82年23位
タイトルだけでなく、「Hot Child In The City」に似ているのでは? 最初のTop40ヒットはスローでポップ。何故か87年にもう1回ヒットしている。
03213 White Wedding (ホワイト・ウェディング) 83年36位
こちらはリイシュー盤がヒット(最初のリリースは82年)。もっと能天気な印象があったんだが、これは明らかに第2次ブリティッシュインヴェイジョンの音だね。ちょっと影のあるシンセポップ。
03214 Eyes Without A Face (アイズ) 84年4位
有名な「Rebel Yell」(反逆のアイドル)は最高位46位どまり、次に同名の2ndアルバムからシングルカットされたこの曲がヒット。実に第2次ブリティッシュインヴェイジョン的なシンセポップ・バラード。この手は好きだったなあ。Eurythmicsと同じ頃だね。
03215 Flesh For Fantasy (フレッシュ・フォー・ファンタジー) 84年29位
これも2ndに収録。ミドルテンポのシンセポップ系。掛け声?が懐かしい感じ。
03216 To Be A Lover (トゥ・ビー・ア・ラヴァー) 86年6位
オリジナルは、William BellのStaxの69年のスマッシュヒット「I Forgot To Be Your Lover」。妙に渋いカヴァーだな。もっとメタルっぽい人ってイメージがあったんだが、全然違った。これは80年代版ロックンロール?
03217 Don’t Need A Gun (ドント・ニード・ア・ガン) 87年37位
何かとらえどころのないシンセロック。
03219 Mony Mony “Live” (モニー・モニー) 87年1位
Tommy James & The Shondellsのバブルガム・ヒットをカヴァー。元々は81年にスマッシュヒットした曲のライヴ・ヴァージョン。ところで、前週には同じTommy James & The Shondellsの「I Think We’re Alone Now」がTiffanyでNo.1になっているから、2曲連続同じアーティストのカヴァーが1位になったことになる。能天気さはこの曲の印象だったんだな。むしろこっちが例外。
03220 Cradle Of Love (クレイドル・オブ・ラヴ) 90年2位
オールディーズっぽさ×ニューウェイブっぽさという彼らしいナンバー。映画「フォード・フェアレーンの冒険」に使われた。メインストリーム・ロック・チャートNo.1、ゴールドディスク。
何故かこの曲が最後のTop40ヒットになってしまった。オリバー・ストーン監督の「ドアーズ」でJim Morrisonを演じるはずが、バイクで事故ってしまったのが、いけなかったのか(映画には別の役で出てる。「L.A. Woman」のカヴァーも小ヒット)。
03209 Right On The Tip Of My Tongue (ライト・オン・ザ・ティップ・オブ・マイ・タン) 71年23位
これはStylisticsみたいなスイート・ソウルものって感じ。Brendaのボーカルが男性のファルセットに聴こえる。Van McCoyが共作、プロデュースしている。同じVan McCoyのPresidentsとかにも近い世界。
Motley Crueもカヴァーした、もはやハードロックのスタンダード「Smonkin’ In The Boy’s Room」で知られる3人組。69年結成、ミシガン州出身。リーダーのCub KodaのステージアクションはJ.Geils BandのPeter WolfやAlice Cooperにも影響を与えたらしい。
03206 Smonkin’ In The Boy’s Room (隠れ煙草) 73年3位
邦題は本当に「隠れ煙草」でよかったのかな? まあ、そういう歌だが。実にご機嫌なブギー・ナンバー。Motley Crueのカヴァーのせいだろうが、メタルのルーツみたいな感じもする。ゴールドディスク。
03207 Kings Of The Party (キングス・オブ・ザ・パーティ) 74年31位
ストレートなロックンロール。ある意味こっちの方が彼らの本領かもしれないな。この前にGary Glitterの「I’m The Leader Of The Gang」をカヴァーしていて、最高位48位。
ディスコ系キーボーディスト/プロデューサーとして当時はなかなかいい線行ってたんではないか。53年イリノイ州生まれ、後にマイアミに移る。K.C. & The Sunshine Bandで有名なTKレーベルからデビュー。Madonnaの「Material Girl」を共作している。
03204 Do Ya Wanna Get Funky With Me (ファンキー・ウィズ・ミー) 77年18位
元々趣味で作った宅録。ディスコの12インチ盤としては初のミリオンに輝いたらしいが、Joel Whitburnにはその記述はないな。バックボーカルはWildflower。
03205 Dance With Me (ダンス・ウィズ・ミー) 78年8位
日本でもウケたディスコ・チューン。バックで歌っているのは、Betty Wright(クレジットもPeter Brown With Betty Wright)。ところで、「Dance With Me」という曲は古くはDrifters、その後RufusとかOrleansとか、Debelah Morganとか112とか沢山あるね。
懐かしいディスコ・チューン「I Love The Nightlife」の一発屋。53年ノースキャロライナ州生まれの女性ディスコ・シンガー。
03203 I Love The Nightlife (Disco ‘Round) (夜のアリシア/恋のナイトライフ) 78年5位
これはディスコの名曲。♩Disco Round♩の後のワァ〜イェ〜ってとこの歌い方がひどく印象に残ってる。元々の邦題は「夜のアリシア」、映画「ドラキュラ都へ行く」に使われて、「恋のナイトライフ」と改題されたはず。「ドラキュラ都へ行く」の原題が「Love At First Bite」ってのも洒落てるね。ゴールドディスク。
The Bandを知ったのは多分映画「イージー・ライダー」で使われた「The Weight」(サントラではSmithに差し替えられている)。次は友人から借りた「南十字星」(Northern Lights-Southern Cross)、これは一時ずいぶん聴いた。それなのに、「ミュージック・フロム・ビッグ・ピンク」や「ザ・バンド」、「ラスト・ワルツ」に出会ったのはずっと後のこと。当時はやっぱりUKの方に興味が行ってたんだろうな。それからシングルヒットとはほとんど無縁であったこともあって、あまり接点がなかった。この渋さは子供にはピンと来なかったのかもしれない。
メンバーはRobbie Roberstson(ギター)、Levon Helm(ドラムス)、Rick Danco(ベース)、Richard Manuel、Garth Hudson(キーボード)の5人。南部男のHelm以外はカナダ人。元々はロカビリー・シンガーのRonnie Hawkinsのバック・バンドHawksとして活動を始め、続いてロックに転向したBob Dylanのバック・バンドとなる。The Band(何故このスゴい名前になったんだろう?)としての初アルバムは68年の「Music From Big Pink」。76年11月の「The Last Waltz」のコンサートで解散(その後何度か再結成)。
03199 Up On Cripple Creek (クリプル・クリーク) 69年25位
通称ブラウン・アルバムと呼ばれる2nd「The Band」に収録。いぶし銀。他にはない音だなあ。途中ヨーデルみたいに歌うのが面白い。
03200 Don’t Do It (ドント・ドゥ・イット) 72年34位
71年の大晦日のニューヨークでのコンサートの模様を収録したライヴ・アルバム「Rock Of Ages」のA面1曲目。オリジナルはMarvin Gayeの64年のヒット曲「Baby Don’t You Do It」だけど、完全にThe Bandの音になっている。
で、マイ・フェイバリットは何と言っても、ステイプルズと共演した「ザ・ウェイト」(すぐに削除されそうだけれど、一応リンクしておく)。
2000年前後のボーイバンド・ブームの多分頂点に立っていたグループ。しばらくイギリスのグループだと思っていたが、これは先にヨーロッパで人気が出たことから来る勘違いで、フロリダ出身の5人組(93年結成)。
特に好きなワケでもなかったが、英国のコンピレーション「Now That’s What I Call Music」を買い続けていたら、自然と全部揃ってしまっていた(3188以外)。最近は日本でも大ヒットした「グレイテスト・ヒッツ- チャプター・ワン」が我が家でよくかかっている。詳しくは日本のウィキを参照。
03186 Quit Playing Games (With My Heart) (クィット・プレイング・ゲームズ) 97年2位
前年にはヨーロッパで大ヒットしていたナンバー(英国では2位)。この曲のヒットでアメリカでもトップグループ入り。人畜無害。嫌いじゃないですが。プラチナディスク。
03187 As Long As You Love Me (君が僕を愛するかぎり) 97年4位(Airplay)
彼らの場合何故かアメリカではシングルカットされていないヒット曲が多くて、これもそう。曲はよくできてる。英国では3位。
03183 Open The Door To Your Heart (オープン・ザ・ドア・トゥ・ユア・ハート) 66年27位
デビューシングル。デトロイトでありながら、サザンソウルっぽい感じ。これはいいですね。プロデュースはDramaticsやDells等も手がけたDon Davis。R&Bチャートでは2位まで行く大ヒットになっている。
03181 My Cup Runneth Over (わが心あふるる) 67年8位
オフブロードウェイのミュージカル「I Do, I Do」の曲のカヴァー。この年代にしてはちょっとクラシカルな感じのワルツ。いい曲だとは思うけど。タイトルは旧約聖書からとられてるんで、そういう曲なんであろう。作詞はTom Jones! アレンジはPerry Botkin Jr.。それにしても、ずいぶん太い声だなあ。アダルトコンテンポラリー・チャートNo.1。
03182 Who Will Answer? (わが心の祈り) 67年19位
次の曲もハレルヤから始まってるんで、こちらも宗教的な曲だと思う。途中で終わったかと思ったら、また始まる構成。どちらの曲にも邦題があって、日本盤が出たようだが、驚き。
ショーン・コネリー時代の007はリアルタイムではないが、子供の頃は大好きだった。世界的にも大ヒットしたけれど、映画の主題歌は必ずヒットした訳でもない。TOP40に入ったのは、Tom Jonesの「サンダーボール」と今日紹介するShirley Bassyだけだ。その後はPaul McCartney & The Wings、Carly Simon、Sheena Easton、Duran Duran等、結構ヒットしてるけどね。
Shirley Bassy は、37年ウェールズのカーディフ生まれの女性R&Bシンガー。とにかく迫力あるボーカルというイメージ。英国を代表する女性シンガーなのに、何故かアメリカでのヒットは「Goldfinger」のみ。ちなみに英国では「As I Love You」(59年)、「Reach For The Stars/Climb Ev’ry Mountain」(61年)の2曲のNo.1を始め、ヒット曲は沢山ある(最初のヒットは「Banana Boat song」)。
03178 Goldfinger (ゴールドフィンガー) 65年8位
007の第3作のテーマ曲。もちろん映画は観てるんですが、ちっとも思い出せません。後に入手したチラシはちょっと貴重かも。曲の方はThis is 007って感じ。ゴ〜〜ジャス! 第4作がTom Jonesってのもわかるね。演奏はもちろん(私が子供の時にLPまで買った)John Barryオーケストラ。
03172 Whole Lotta Love (胸いっぱいの愛を) 69年4位
ⅡのA面1曲目ですね。一番ツェッペリンらしいナンバーかな。イントロのギターのリフから鮮烈。途中の展開もスリリング。アルバムとしても一番聴いたと思う。B面の1曲目「Heartbreaker」から間髪入れずに「Living Loving Made」につながるところも好きだった。ローリングストーン誌のベスト500では75位。ゴールドディスク。
ところで、このブログではローリングストーン誌のランキングを以前から紹介してきたが、昨年改訂版のランキングが発表されていました。結構入れ替わりもあるみたいですが、今更訂正するのもめんどくさいので、元々の順位を載せ続けます。
03173 Immigrant Song (移民の歌) 70年16位
これはⅢのA面1曲目。これもわかりやすいギターのリフとシャウトで、3172と同じ路線。ブロディの入場テーマ。
03174 Black Dog (ブラック・ドッグ) 72年15位
ⅣのA面1曲目(正確にはアルバムタイトルないですが)。ツェッペリンと言えばこの曲だな。って、そんなのが多いが。リフとボーカルの繰り返しが心地いい。メロディはFleetwood Macの「Oh Well」がベース。ローリングストーンでは294位。このアルバムもⅡと同じくらいよく聴いたが、「天国への階段」はあまりにも有名ですね(ローリングストーンでは31位!)。
03175 D’yer Mak’er (ディジャ・メイク・ハー) 73年20位
Jamaica! 5枚目の「聖なる館」も好きだったなあ。でも、この曲はA面1曲目ではない(A-1は「The Song Remains The Same」)。オールディーズ風レゲエ調で、シングル向けとも思えないが、私は好きでした。Rosie & The Originalsの項も見てね。
03176 Trampled Under Foot (トランプルド・アンダー・フット) 75年38位
6枚目「フィジカル・グラフィティ」より。Zeppelin流ファンク。カッコいい! 「Superstition」みたい。
03177 Fool In The Rain (フール・イン・ザ・レイン) 80年21位
80年にボンゾが亡くなり、ツェッペリンは解散。4人の誰が欠けてもツェッペリンではないからね。最後のオリジナルアルバム「In Though The Out Door」より。しかし、既にこの時私はツェッペリンには何の関心もなかった。77年のパンク→ニューウェイブ以降、そちらの人間になってしまったからである。ツェッペリンって旧来のロックのスーパースターの象徴みたいな人たちだったからね。
曲の感想を書き忘れてた。途中はサンバだし、不思議な曲だよね。ツェッペリンが続いていたら、いろんな曲を演り続けたんだろうなあ。
Ringo Starrの「Only You」も脱力感溢れるカヴァーだが、同じPlattersの「Smoke Gets In Your Eyes」をカヴァーしたこのヴァージョンもね。実態はイングランドのプロデューサーJohnny ArtheyとPhil Swernによるスタジオ・グループ。
03170 Smoke Gets In Your Eyes (煙が目にしみる) 72年27位
上にプラターズと書きましたが、彼らのオリジナルではなくて、元々は34年Paul WhitemanのNo.1ヒット。私はこの曲(スタンダード・ナンバー)もレゲエも大好きなんで、興味は惹かれるんだが、どっちから見ても中途半端な印象は否めないなあ。
03167 Little Green Bag (リトル・グリーン・バッグ) 70年21位
ちょっと不思議な構成の曲で、割と静かに始まるんだが、途中からいきなりTom Jonesになってしまう。どう考えても2つの曲を一緒にしたんだろう。Tom Jones部分は好き。でも、本人聴いた方がいいか。映画ファンには「レザボア・ドッグス」のテーマとして有名。
ハリー・ベラフォンテと言えば、「バナナ・ボート」。野茂英雄が大リーグに行った時、テーマソングはRay Charlesの「旅立てジャック」だと伝えられたが、さすがに♩no more, no more♩じゃ、まずいということだったのか、その後「バナナ・ボート」に差し替えられた(うろ覚えですが)。
27年ニューヨーク生まれのジャマイカ系。カリプソ・ブームの立役者(King Of Calypso)。映画俳優でもあり、大昔にテレビで地球最後の日みたいな映画に出ていたのを観たことがある(調べたら、「SF地球全滅(The World, the Flesh, and the Devil)」というタイトルの未公開映画だった)。それから、社会活動家としても有名で、ユニセフの大使をやったり、U.S.A. for Africaの言い出しっぺでもあるんだよね。
2枚組の「The Best Of Harry Belafonte」に全曲収録。
03162 Mama Look At Bubu (ママ・ルック・ア・ブーブー) 57年11位
オリジナルはLord Melodyのノヴェルティソング。一時「ジャマイカ・ビフォー・スカ」とか、中村とうようさんのオーディブックのCDとかをよく聴いたけれど、この曲が一番そういう世界(ひどく曖昧な説明だが)に近い、素朴さがあるように思う。
03164 Island In The Sun (日の当たる島) 57年30位
3163と両A面で、本人も出演した同名映画の主題歌。架空の西インド諸島の島を舞台にした、ジェームズ・メイソン、ジョーン・フォンテーンも出ている映画みたいだけど、未見(双葉十三郎氏の「ぼくの採点表」によると失敗作)。3162〜3164はBob Carmanオーケストラ。
40年テキサス州ヒューストン生まれの男性R&Bシンガー。Jewelというのは女の子が欲しかった母親が女の子のために考えていた名前をそのままつけられたとか。「The Birds And The Bees」の一発屋だが、以前はEddie Cochranとレコーディングをしていたらしい。
03158 The Birds And The Bees (ザ・バーズ・アンド・ザ・ビーズ) 65年3位
The Birds And The Beesとは性教育の基礎知識という意味だそうで、しかも曲を書いたのは12才の少年というのは本当なんだろうか? 確かに子供向けって感じのポップなR&Bソングではあるが。
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