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2011年9月26日 (月)

Dr. Hook (ドクター・フック)

 元々Dr. Hook And The Medicine Showの名前で活動していた彼らは、毒のある曲ばかり演る連中だったのに、いつの間にか毒にも薬にもならない(は言い過ぎかもしれないが)AORばかり演るグループになってしまったという印象がある。
 68年ニュージャージー州で、Ray Sawyer(レイ・ソーヤーという名前がレオ・セイヤーみたいだと思ってた)を中心に結成の7人組。Rayは自動車事故のためにアイパッチをしており、ピーターパンのキャプテンフックからの連想でDr. Hookと呼ばれるようになった。
 全曲「Dr. Hook Greatest Hooks」に収録。

03141 Sylvia’s Mother (シルビアズ・マザー) 72年5位
 女の子の家に電話をかけると、お父さんやお母さんが出てきて苦労したという昔話を、最初からケータイがあった今の若者に話すことがある。で、この曲も、結婚のために旅立つシルビアに電話をかけて、さよならを言おうとするんだが、お母さんが彼女を電話に出してくれない。そこに「あと3分話すには40セント入れて下さい」という交換手の声が挟まれるという、泣ける名曲。そう言えば、Bon Joviもカヴァーしてます。ゴールドディスク。

03142 The Cover Of “Rolling Stone” (憧れのローリング・ストーン) 73年6位
 有名なアメリカのロック雑誌「Rolling Stone」の表紙を飾りたいと夢を語る曲。歌の中では死んでから表紙になるのだが、彼らはこの曲がヒットして、その夢を実現させた。一瞬のギターソロが可笑しい(クレイジーキャッツにもこういうのあったよね)。こちらは沢田研二がカヴァーしてます。ゴールドディスク。

03143 Only Sixteen (あの娘はたったの16才) 76年6位
 久々のヒットはほのぼの路線。もちろんオリジナルはSam Cooke。エンディングが好きだった。この曲以降のクレジットはMedicine Show が取れてDr. Hookに。ゴールドディスク。

03144 A Little Bit More (もうチョットだけ) 76年11位
 70年代半ばの音だなあ。カントリー風味のやさしいバラード。これが70年代後半になっていくと、どんどんAOR化していくんだよな。ところで、Dr. Hookというと日本で人気があったというイメージはないんだが、何故かどの曲にも邦題がついている。

03145 Sharing The Night Together (めぐり逢う夜) 78年6位
 この辺でヒットのコツをつかんでしまった感がある。ほのぼのしてるのはいいんだけどさ。ゴールドディスク。

03146 When You’re In Love With A Beautiful Woman (すてきな娘に出会ったら) 79年6位
 Dr. Hook meets Disco(George McCrae?)みたいな曲だな。よくできてます。これもゴールドディスク。

03147 Better Love Next Time (愛がいっぱい) 79年12位
 みんな同じに聴こえるけれど、みんなよくできてるなあ。70年代後半のこの手はちょっと抵抗あるんだが。

03148 Sexy Eyes (セクシー・アイズ) 80年5位
 AOR化とか、最後は悪口書くつもりだったんだけど、いつまで経ってもいいじゃない。この曲は何故か私が一時ハマっていたクレイジーケンバンドのアレンジを思い出した。ホント良質なポップスだわ。前言撤回。これまたゴールドディスク。

03149 Girls Can Get It (愛しのガール) 80年34位
 これはちょっとキャッチーさに欠けるかな。

03150 Baby Makes Her Blue Jeans Talk (ブルー・ジーンズ・エンジェル) 82年25位
 最後のTop40ヒット。ほのぼの路線になっても、Dr. Hookならではという個性のあるグループだった。しかし、このルックスでは残念ながら日本ではウケないだろう。

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音楽 70年代 Dr. Hook」カテゴリの記事

コメント

タモリのラジオにゲストで出てきたことがある。当時のタモリも、アイパッチを付けていたので、その関連で共演したのでしょうね。全米TOP40でもラジオ関東のスタジオに来たことがあった。わざわざ日本に来てくれた 「いい人」の印象が今でもある。

こんなにたくさんヒットがあったんだ。

■Only Sixteen
もともとこの手の声質は苦手で、この曲あたりだとまだカントリーテイストが強い感じで、ちょっと縁遠いイメージなんだが、ぎりぎりのところでそれなりに好きだった。

■A Little Bit More
AOR臭がプンプンしてきそうだが、これもギリギリで好きなパターンだった。

■When You're In Love With A Beautiful Woman
>George McCrae?
モロにそういう感じでしたね。

masa itohさん、こんばんは。
タモリのゲストにドクター・フックですか。
いつ頃の話ですか?
何の話をしたんだろう?

かてぶしさん、沢山コメントありがとうございます。
ドクター・フックはAORだから嫌いという線にギリギリ落ちないって感じですよね。

検索したら、ラジオ関東のゲストが1980年2月9日と出てきた。他にテレビ番組でタモリとアイパッチの交換をしたとの記述もあるが、私はテレビで見た記憶は無い。タモリも、Dr.Hookも毒がぬけてきた頃。お話の内容は、はっきりしないが、ラジオで二人が盛り上がっていた。

masa itohさん、こんばんは。
80年ですか。かなりプロモーションに力を入れてたんですね。
でも、日本では売れないよね。

こんにちは。Dr. Hookの"Sexy Eyes"は、私にとっての青春のバイブルの1ページです。この曲が流行った頃、私はアメリカで中学校に通っていて、いろいろな淡い想い出が蘇ってきます。間奏のギターソロの切なさといい、名曲ですよね。

Tomyさん、こんばんは。
おっしゃる通り、「Sexy Eyes」は名曲ですね。
Dr. Hookの曲は皆よく出来てると思います。
日本では全く人気ありませんでしたが。
また是非コメントくださいね。

こんにちは。
私も昔、「三時のあなた」に出てきて歌ったかれらに「いい人」を感じて、すっかり好きになりました。
もうちょっとだけ なんて邦題が素敵なぁ。

sugiさん、はじめまして。
ドクターフックが「三時のあなた」に出演していたとは、全く知りませんでした。
森光子とかと話をしたのかしらん?
ターゲットが合っていないような気が。
でも、sugiさんがそれでファンになったということは、プロモーションの効果はあったわけですね。

へえぇぇ Dr. Hook って毒のある曲バンドだったのですか~ 私は Only Sixteen から入ったので「ほのぼのバンド」のイメージしかありません ほんわかで大好きです 日本で売れなかったのですね それなのに邦題はなかなか良いものばかりですよね あの娘は“たったの”16才 とか すてきな娘に出会ったら とか..... なぜかベスト盤 持ってるんですよね(^^;

Mandy4号さん、「Sylvia's Mother」は是非歌詞も含めてお楽しみください。

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