« Communards, The (コミュナーズ) | トップページ | Company B (カンパニーB) »

2011年8月14日 (日)

Queen (クイーン)

 世界に先駆けて日本で人気の出たバンドとしては、JapanやCheap Trick等があるが、その最初がこのQueenだろうか。少女漫画的美形バンドというキャラがうけ、「ミュージックライフ」のプッシュもあったけれど、日本の女子の感性の鋭さが証明されたといえる。
 Queenの印象と言えば、ドラマチックでナルシスチックなフレディ・マーキュリーのハイトーン・ボーカル、自作のギターで甘く粘っこい音色を奏でるブライアン・メイのギター、そしてイコライザーかかりまくりの美しいコーラスワーク。最初はLed Zeppelinと比較されたが、Beatlesの影響が圧倒的だと思う。ドラムスのロジャー・テイラー、ベースのジョン・ディーコン(初期はディーコン・ジョンと誤記された)も含めて全員が曲を書けたのもBeatles的。詳しくは日本のウィキを見てね。
 3020以外は「Queen Greatest Hits Ⅰ&Ⅱ」に収録。

03010 Killer Queen (キラー・クイーン) 75年12位
 「♩がんばれタブチ♩」の空耳も懐かしいアメリカでの初ヒット。モエシャンドンだ、キャビアだ、マリーアントワネットだとフレディが描くデカダンな世界? フレディ節炸裂、ブライアンのギターもコーラスワークも、Queenの主たる構成要素は全てここにありますね。英国では2位。

03011 Bohemian Rhapsody (ボヘミアン・ラプソディ) 76年9位&92年2位
 Queenの、フレディの代表作と言えば、この曲なんだろうが、昔からどうも苦手。おそらく3曲を一緒にした組曲で、フレディが好きそうなオペラ風というかミュージカル風ではあるが、フレディ節という感じがしないんだな。何かAbbey RoadのB面(死語!)みたい。ローリングストーン誌のベスト500で163位、ゴールドディスク(ダウンロードでも)。ちなみに英国では75年に9週No.1、フレディの追悼盤として再度1位になっている。米国でも映画「ウェインズ・ワールド」に使われたこともあり、再ヒットしている。

03012 You’re My Best Friend (マイ・ベスト・フレンド) 76年16位
 ジョン・ディーコンの作品。Queenにしては軽めの作品、と思ったが、やっぱりフレディのボーカルとブライアンのギターが入ると、皆粘っこくなってしまうね。

03013 Somebody To Love (愛にすべてを) 76年13位
 フレディ節の真骨頂! イントロからラストまで、ロック芸人魂?炸裂。ブライアンのギターも炸裂。これが一番好きです。後にGeorge Michaelがフレディの追悼コンサートでQueenと共演した盤もヒットしている(こちらはGeorge Michaelの項で)。英国では2位。

03014 We Will Rock You/We Are The Champions (ウィ・ウィル・ロック・ユー/伝説のチャンピオン) 77年4位
 「We Will Rock You」はシングルカットされなかったのだが、アルバム「News Of The World」のA面(死語)の最初に続けて入っていたので、Airplayでは一緒にかかることが多かった。ブライアン作の「We Will Rock You」はドンドンチャッというリズムをバックにアカペラで唱われ、途中から入るギターが鮮烈な印象。「We Are The Champions」は典型的フレディーズ・ワールド。英国では2位。ローリングストーン誌のベスト500で330位、プラチナムディスク。

03015 Bicycle Race (バイシクル・レース) 78年24位
 裸の女が大勢自転車に跨がってた印象。相変わらずのフレディお得意の組曲仕立て。

03016 Fat Bottomed Girls (ファット・ボトムド・ガールズ) 78年24位
 「Bicycle Race」の両A面。ブライアン作の「お尻のでかい女たち」の歌。タイトル(歌詞)と曲調がどうも結びつかない。

03017 Crazy Little Thing Calld Love (愛という名の欲望) 80年1位
 突然のロカビリーが全米初のNo.1に。Queenとしては異色の曲だけど(ほぼElvis)、この人たちは何でもできるんだなあ。英国では2位。ゴールドディスク。

03018 Another One Bites The Dust (地獄へ道づれ) 80年1位
 ジョンが作った次作もNo.1に。明らかにChicに影響を受けたディスコ・チューン。ホントこの人達は何でもできるし、フレディは何でも歌えるなあ。プラチナムディスク。

03019 Under Pressure (アンダー・プレッシャー) 81年29位
 フレディとボウイのドラマチック&ナルシスチック共演。印象的なベースラインがVanilla Iceの「Ice Ice Baby」に使われたことはあまりにも有名。英国ではNo.1になったのに、アメリカでは低位にとどまる。何故? クレジットはQueen & David Bowie。

03020 Body Language (ボディ・ランゲージ) 82年11位
 「Another One Bites The Dust」のヒットを受けたファンク・チューンということなのだろうが、あまりピンと来ませんでした。フレディ作。

03021 Radio Ga-Ga (ラジオGAGA) 84年16位
 最後のTop40入り(Bohemian Rhapsodyの再ヒットは除いて)はロジャー作。何かQueenはこの後人気がなくなったような気がしていたのだが、英国ではヒット曲を量産し続けていたんですね。「フラッシュゴードン」の影響か、何かB級SFのテーマ曲みたい。まあ何を演らしてもQueenはQueenですが。ご存知Lady Ga Gaの元ネタ? 英国では2位。
 91年11月24日フレディ・マーキュリーがAIDSのため死去。前日にスポークスマンにより病気が公表されたばかりで、ショックな出来事だった。しかし、あれだけ濃い〜人も他にいないよなあ。

« Communards, The (コミュナーズ) | トップページ | Company B (カンパニーB) »

音楽 70年代 Queen」カテゴリの記事

コメント

ずっと嫌いなバンドだったのだけど。
最初に「こんなのロックじゃない」と思ってしまって(初期の『Keep Yourself Alive』とかはシンプルで悪くないと感じていたが)どうしてもその印象が抜けなかった気がする。
ロックの枠を取っ払って考えれば、それなりに達者で多彩なヒットを連発した才能は評価せざるを得ないのだろうか。

■Killer Queen
すぐ飽きた。
そうそう、Freddie Mercuryの声も好きじゃないのだけど、決定的なのはBrian Mayのあのギターの音色を受け付けないのだということを、この曲を思い浮かべて思い出した。

■Bohemian Rhapsody
まあ名曲なんだろうけど、「どや」感が嫌味かな。

■You're My Best Friend
典型的な日本市場向け大甘ソング?

■Somebody To Love
例外的に好きでした。
たぶんここまでやるともはやパロディ感すら醸し出しているからだろう。

■We Will Rock You/We Are The Champions
■Crazy Little Thing Called Love
■Another One Bites The Dust
このへん、次々に「多彩なヒットを連発した」し、それぞれみんなよくできてるとは思うんだが、改めて振り返ると今さらベスト盤で聴きたい感じでもないんだよなぁ。
ま、要するに苦手ってことか。

■Under Pressure
>アメリカでは低位にとどまる。何故?
駄作だからじゃないんですか?
私的には75位ぐらいまでで消える曲って感じ。
この頃はBowieもどうしちゃったんだろ、と思ってた。

■Radio Ga-Ga
これは嫌いではなかった。しつこくないのがいい。

パンク→ニューウェイブ→第2次ブリティッシュインヴェイジョンが好きな私にとって、ゴージャスで過剰なQueenは当時興味の対象外でした。
私もロックではないくらい思っていたのですが、今回久しぶりに聴いて、完成度の高さに改めて感心しました。
というか、もっと言えばフレディ・マーキュリーという人の過剰さにやられたというか。
フレディ節という視点からすると、「Somebody To Love」がダントツで、次が「Killer Queen」だなあと。
「Under Pressure」はフレディ節とボウイ節の相乗効果を狙ったのかもしれないけれど、確かにうまく行ってない。

当時「MUSIC LIFE」誌を買うと、後ろの方に「HE SAID, SHE SAID」という読者の投稿ページがあって、そこではいつもフレディがみんなにいじられていましたね。やれ生まれがアフリカだとか(差別ではなく)、出っ歯だとか、他の3人の美形とは違うキャラが面白がられていた様子。出っ歯といえば、ワタシの出っ歯の後輩がフレディ役をつとめるコピーバンド、グイーンも元気に活動しております。年に2回位ライブがありますけど、その卓越した演奏力とフレディ波多江のお笑いキャラで毎回すごく盛り上がります。「バイシクルレース」では客席の女性たちがチリリーンと一斉にベルを鳴らすんですよ。

フレディ波多江さんとグイーン、YouTubeで観ましたが、これはすごいや。
後輩ということは、もしやR社の後輩ということでしょうか?

そうです。R社です。先日、横浜で開催された楽器フェアに行きましたが、そこでは真面目にお仕事していました。ふだんはフツーのサラリーマンですが、グイーンで豹変するのです。12月3日(土)に渋谷O-EASTでライブがあります。お時間があればぜひ!

お初でコメントさせていただきます!膨大なデータベースなので、なんとなくまずは知っているバンドのクイーンから入りました。

恥ずかしながら洋楽はまったく詳しくなく、「Somebody To Love」は今日初めて知ってYouTubeで見たのですが、本当にボーカルのとしての幅広さといいますか、音域や表現の広さや深さが出ていて感動しました。

たまにカラオケで歌いますが、いつも息継ぎとビブラートに苦しみます。。。

陳腐なコメントですみません、、知らないアーティストもこちらで発掘できるのが楽しみです!

sawabekoさん、コメントありがとうございます。
クイーン(フレディ・マーキュリー)歌いこなせたら、そりゃスゴいわ!
歌いこなして下さいネッ!

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: Queen (クイーン):

« Communards, The (コミュナーズ) | トップページ | Company B (カンパニーB) »

無料ブログはココログ
2019年12月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31        

カテゴリー

最近のトラックバック