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2011年7月10日 (日)

Kool & The Gang (クール&ザ・ギャング) 1/2(1973-1981)

 私にとって前半拍手、後半ブーイングの代表格がChicagoとKool & The Gangである。70年代ファンクはIsley BrothersOhio PlayersとKool & The Gangがベストと思っている。それだけに彼らの華麗な転身は残念なのだが、今になてみると生き残りのためには致し方なかったなと。実際転身は大成功したわけだし。
 結成は古く、64年。ニュージャージー州出身のRobert(彼の愛称がKool)とRonaldのBell兄弟が中心メンバーの8人組。兄弟の父親は元ボクサーで、Thelonious Monkと友達だったとか。ジャズをベースとするファンクで、初期はほとんどインストばかり演っていた。まさにストリートファンクって感じ。

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02902 Funky Stuff (ファンキー・スタッフ) 73年29位
 不朽の名盤「Wild And Peaceful」より不滅のファンクチューン。ホイッスルや♩ダリダリダ♩って掛け声が楽しい。これ以上にカッコいいのが、アルバムに続いて入っている「More Funky Stuff」。その単調さはたまりません。

02903 Jungle Boogie (ジャングル・ブギー) 74年10位
 「Wild And Peaceful」から2曲目。Kool & The Gangと言えばJungle Boogieと来る代表曲。ホーンセクションがカッコいいのに加え、ギターのカッティングも好き。野太い掛け声もいいし、何と言ってもエンディングが絶妙。ゴールドディスク。

02904 Hollywood Swinging (ハリウッド・スウィンギン) 74年6位
 「Wild And Peaceful」から3曲目。破竹の勢い。♩Hey, Hey, Hey♩で始まり、途中一服ついてからの展開がカッコいい。R&BチャートNo.1、ゴールドディスク。

02905 Higher Plane (ハイヤー・プレイン) 74年37位
 相変わらずのKool & The Gang節。なかなかこれもカッコいいんだが、やや地味なのがシングル向きではないかな。彼らはやたらいろいろベストが出ているが、この曲はあまり入ってません。Rhinoの「Soul Hits Of The ‘70’s, Vol.17」に収録。R&BチャートNo.1。

02906 Spirit Of The Boogie (ファンク魂) 75年35位
 まさにファンク魂! 単調なリフと唸り声。もしかしてこの曲が1番カッコいいかもしれない。R&BチャートNo.1。

02907 Summer Madness (サマー・マッドネス) 75年35位
「Spirit Of The Boogie」のB面は一転メロウなインストナンバー。ホントうだるような暑さを思わせる、隠れた名曲。「狂」つながりじゃないけど、何故かクレイジーケンバンドを思い出す。
しかし、その後彼らは思うようにレコードが売れず(「Opne Sesami」なんてのもあったのになあ)、それが転身につながるのであった。

02908 Ladies Night (レディース・ナイト) 79年8位
 リードシンガーJames “J.T.” Taylorが加入して、一気にソフィスティケート路線へ。この辺はまだ許せるんだが。プロデュースはDeodato。R&BチャートNo.1、ゴールドディスク。

02909 Too Hot (トゥー・ホット) 80年5位
 J.T.の甘い声が心地よく響き、間奏のサックスも流麗。あの猥雑さは一体どこへ。今ならそんなに悪くないじゃないと客観的に言うこともできるが、当時は…。ゴールドディスク。

02910 Celebration (セレブレーション) 80年1位
 これがKool & The Gangなのか(涙)。元々上手い人たちだから余裕でこなしているけど。唯一のNo.1ヒット。R&Bチャート5週No.1、プラチナムディスク。

02911 Jones Vs. Jones (ジョーンズ vs ジョーンズ) 81年39位
 せめてアップテンポなナンバーならば、まだしも。This is ブラコン。残念としか言いようがない。

02912 Take My Heart (You Can Have It If You Want It) (テイク・マイ・ハート) 81年17位
 お洒落ならお洒落に徹してくれ。ちょっと中途半端。それでも、R&BチャートNo.1。

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音楽 70年代 Kool & The Gang」カテゴリの記事

コメント

■Jungle Boogie
■Spirit Of The Boogie
■Summer Madness
私はこの3曲です(もちろん後期はおよびじゃない)!
中でもイチ押しは『Spirit Of The Boogie』。
『Jungle Boogie』もそうだけど、単調でユルくて下手なコーラスと、えげつなく野太い合いの手(って言うのか!?)の対比が絶妙!
とくに「HeeHaw!」(と綴っていいものやら)にはノックアウトされます。
私としては、初代ウルトラマンの「ダァーッ!」とともに20世紀が生んだ最高の叫び声(!?)だと思っています。

かてぶしさん、こんばんは。
■Jungle Boogie
■Spirit Of The Boogie
■Summer Madness
私もこの3曲は大好きです。

『Spirit Of The Boogie』のYouTubeのライブ映像を見ていて気づいたこと。

【1】あの野太い声の主は、なんとなく『Love Machine』で「Oohhhh, Yeah!」を担当している人みたいな腹がでかめなオッサンだと想像していたのに、フェロモン出しまくりのセクシーなイケメン(?)だった!

【2】ライブの速いテンポで単調なリズムを聞いていたら、なんだ、KC & The Sunshine Bandじゃないか! (←この話、どこかで書いた気がするけど)

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