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2011年5月15日 (日)

Osmonds, The (オズモンズ)

 オズモンド・ファミリーと言えば、♩カルピスはママの味♩というカルピスのコマーシャルがかろうじて記憶に残っている。当時の日本では末弟のJimmyが一番人気があったらしい。ユタ州出身のオズモンド兄弟Alan、Wayne、Merrill、Jayがプロデビューしたのは62年(この上に2人の兄がいる)、翌年に当時6歳のDonnyが参加する(この下に紅一点のMarieとJimmyがいる)。60年代はテレビのAndy WilliamsショーやJerry Lewisショーの出演者として人気を博した。
 ヒットチャートに登場するのはMGMのトップMike Curbと契約した70年代。明らかにJackson 5の白人版。DonnyがMichaelの役回り。DonnyもMarieもソロとして成功したが、MichaelとJanetには比べるべくもない。
 「Osmondmania!」に全て収録。

02717 One Bad Apple (ワン・バッド・アップル) 71年1位
 Mike CurbがOsmonds売り出しのために白羽の矢を立てたのが、マッスルショールズのフェイムスタジオのオーナーRick Hall。彼がプロデュースし、George Jacksonが作ったこの曲は明らかにJackson 5を意識している。どころか、最初Jackson 5がレコーディングしたが、「ABC」を選んだらしい。確かによくできている。5週No.1のゴールドディスク。

02718 Double Lovin’ (ダブル・ラヴィン) 71年14位
 これもモロにJackson 5。やはりGeorge Jacksonが共作。「One Bad Apple」に比べるとキャッチーさで落ちる。

02719 Yo-Yo (ヨーヨー) 71年3位
 並行してリリースされていたDonnyのソロがオールディーズのバラードのカヴァー路線だったのに対して、Osmondsは(Jackson 5とは異なる)独自のポップ・ロック路線に。Joe South作で、Billy Joe Royalがオリジナル。ゴールドディスク。

02720 Down By The Lazy River (レイジー・リヴァー) 72年4位
 何故か家にシングルがあった。「Yo-Yo」に次ぐポップ・ロック路線。ここからは兄弟のオリジナル。ゴールドディスク。

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02721 Hold Her Tight (ハートでジャンプ) 72年14位
 イントロからZeppelinの「移民の歌」かと思ったぜ。ハード・ポップ・ロック路線。

02722 Crazy Horses (クレイジー・ホース) 72年14位
 「Hold Her Tight」と同じくハード・ポップ・ロック路線。結構カッコいいです。馬のいななきがおかしい。英国では2位。

02723 Goin’ Home (ゴーイン・ホーム) 73年36位
 ブギウギっぽい。Sweetとかに近いのかな。そう言えば、この頃から英国でもヒットを連発している。これは4位。

02724 Let Me In (レット・ミー・イン) 73年36位
 Osmondsとしては初のバラードのヒット曲。コンサートのフィナーレとかによさそう。英国では2位。

02725 Love Me For A Reason (愛ある世界を求めて) 74年10位
 「Let Me In」に続くバラード路線。オリジナルは(作曲も)Johnny Bristolで、なかなかいい感じのソウルバラードに仕上がっている。ボーイズバンドっぽいなと思ったら、20年後にBoyzoneがカヴァーしていた。英国では1位に輝いた。

02726 The Proud One (プラウド・ワン) 75年22位
 最後のTop40ヒットもバラード。これもボーイズバンドのカヴァーによさそう。作曲はBob GaudioとBob CreweのFour Seasonsコンビ。アダルトコンテンポラリー・チャートNo.1。Osmondsというとお子ちゃまグループみたいなイメージもあったんだが、通して聴くとハード・ポップ・ロックから軽いソウル・バラードまでレベルが高いなあと再認識した。

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音楽 70年代 Osmonds, The」カテゴリの記事

コメント

古きよきアメリカン・ホームドラマ路線のグループという感じだったけど、不思議と好きだった。

■Yo-Yo
結構いけるじゃないですか、っていう感じ。

■Crazy Horses
これまた、健全なアメリカ白人家族でありながら、ロック路線が意外に様になってるじゃないですか!

■Love Me For A Reason
バラードもあくまで健全。悪い意味じゃないよ。

■The Proud One
4 Seasonsのオリジナルよりいい出来。彼らでは一番好きかも。

DonnyやMarieはまた別項なんでしょうが、エンターテイナーとしてOsmondsの実力は侮れないと思っている。
Donnyのボーカル力だってもっと評価されていいんではないかな?

MichaelとJanetには比べるべくもない、等と思わず書いてしまいましたが、彼らの実力は私も十分に評価してます。
久しぶりにヒット曲を通して聴いて、レベルの高さに驚きました。

『The Proud One』のあとに出た『I Can't Live A Dream』も好きだったのですが、惜しいところでTop40に入らなかったんですね。

思い出したんですが、Osomondsと言えばカルピスのCMが懐かしいです。

ブログの最初に、カルピスって書いておいたのですが…。

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