« Kissoon, Mac And Katie (マック&ケイティ) | トップページ | King, Ben E. (ベン・E・キング) »

2011年4月24日 (日)

Monkees, The (モンキーズ)

 MonkeesはBeatlesに対抗してアメリカで作られたグループ。オーディションでメンバーを決め、テレビ番組とともにデビューさせるという当時としては画期的な戦略。作られたが故の批判もある訳だが、逆に関わっているスタッフはプロぞろいで、いい曲ばかり。日本のウィキによると、80年にモンキーズ・ブームが起きたらしいが、全然覚えてない。MonkeysでなくMonkeesにしてるところもBeatlesを踏襲していて芸が細かい。小学校低学年の時に同級生がMonkeesファンだったのを思い出したが、彼にはお兄さんもお姉さんもいないのに、すごいマセガキだったんだな。
 メンバーはDavy Jones(リードボーカル)、Micky Dolenz(ドラムス)、Mike Nesmith(ギター)、Peter Tork(ベース)。David Bowieは本名がDavy Jonesと同じDavid Jonesで、そのことを嫌がって芸名にしたとか。Stephen Stillsがメンバーに選ばれていたら、CSNはできていたのだろうか?
 2634以外のTop40ヒットが揃うのは2枚組の「I’m A Believer The Best Of The Monkees」。

02623 Last Train To Clarksville (恋の終列車) 66年1位
 デビュー・シングル。彼らの曲を多分一番多く作ったTommy Boyce & Bobby Hartの作品。「Paperback Writer」みたいではあるが。Monkeesのコンセプトを生み出したのは、プロデューサーのバート・シュナイダーとボブ・ラフェルソンで、「イージー・ライダー」「ファイブ・イージー・ビーセス」も生み出した人たち。ゴールドディスク。

02624 I’m A Believer (アイム・ア・ビリーヴァー(恋に生きよう)) 66年1位
 Neil Diamondの出世作。♩I'm a believer! I couldn't leave her♩って韻を踏むところが昔から好き。英国でもNo.1。ゴールドディスク。

02625 (I’m Not Your) Steppin’ Stone (ステッピンストーン) 66年20位
 「I’m A Believer」のB面。Boyce & Hart作だが、オリジナルはPaul Revere & The Raiders(「Kicks」とかに近いかも)。彼らにしてはちょっとヘヴィー。Sex Pistolsがカヴァーしてる。

02626 A Little Bit Me, A Little Bit You (恋はちょっぴり) 67年2位
 「I’m A Believer」が当たって、再びNeil Diamond。バックコーラスがいい。ゴールドディスク。

02627 The Girl I Knew Somewhere (どこかで知った娘) 67年39位
 2626のB面。最も音楽的才能のあったMike Nesmithの自作。音楽プロデューサーのドン・カーシュナー(ブリルビルディングの育ての親の一人。Archiesも彼の仕掛け)が勝手にB面を入れ替えたのに、Mikeが切れた話は日本のウィキを参照してください。

02628 Pleasant Valley Sunday (プレザント・バレー・サンディ) 67年3位
 2627でブリルビルディングなんて書いたけど、その代表格であるGerry Goffin & Carole Kingの作品。これは「Day Tripper」風かしらん。エンディングはサイケ! ゴールドディスク。

02629 Words (恋の合言葉) 67年11位
 2628のB面。彼らの曲は必ずゴールドディスクになっていて、B面も売れてるね。叙情性と曲の展開が、Beau Brummelsに近い世界だ。コーラスとかオルガンの使い方とか、彼らの中では最も60年代後半を感じさせるヒット曲。Boyce & Hart作。

02630 Daydream Believer (デイドリーム) 67年1位
 子供の頃はこの曲が一番好きだった(今もかな?)。最初にボソボソしゃべってるのは何だろうと思ったけなあ。後で知ったけれど、プロデューサーのチップ・ダグラスとデイヴィー・ジョーンズが曲番号とのことをしゃべってるのだった。元Kingston TrioのJohn Stewartの作品、Anne Murrayや忌野清志郎が後にカヴァー。オリコンでは4位まで行ってる。ゴールドディスク。

02631 Valleri (すてきなバレリ) 68年3位
 ギターがグループサウンズみたいだなあ。日本でウケそう。実際、これもオリコン4位。Boyce & Hartの作品。ゴールドディスク。

02632 Tapioca Tundra (タピオカ・ツンドラ) 68年34位
 2631のB面で、Nesmith作。ちょっとカントリーっぽいアップテンポなロックチューン。2630〜2632が入っている5枚目のアルバム「小鳥と蜂とモンキーズ」のジャケットは可愛いです。

02633 D.W. Washburn (D・W・ウォッシュバーン) 68年19位
 最後のTop40ヒットは、Lovin’ Spoonful風のジャグ・バンド・スタイル。違った、最後ではなかった。Leiber & Stollerの作品で、Coastersも当時リリースしている。ここで紹介できていない曲では、「灰色の影」が好きでしたね。

02634 That Was Then, This Is Now (ザット・ワズ・ゼン、ジス・イズ・ナウ) 86年20位
 MTVで「ザ・モンキーズ・ショー」が再放送されて、アメリカでもモンキーズ・ブームが起きて、リリースされた。オリジナルメンバーで参加しているのは、Micky DolenzとPeter Torkのみ。
 「The Definitive Monkees」に収録。

« Kissoon, Mac And Katie (マック&ケイティ) | トップページ | King, Ben E. (ベン・E・キング) »

音楽 60年代 Monkees, The」カテゴリの記事

コメント

あのテレビ番組はよく見てました。
私はMikeが好きだったな。長沢純の声が合ってると思ってた。というかみんなもう、日本語吹き替えの声でインプットされてます。番組冒頭の「僕ピーター」とか。
しかし考えてみればアイドルDavyの声は「うっかり八兵衛」なんだよな。

曲も結構好きだった。
『Theme』とか『Last Train To Clarksville』とか『Valleri』とか。
たぶん当時はザ・タイガースはじめGSが結構よくカバーしていたので、そういう影響もあったかもしれません。
『I’m A Believer』は盛り上がりそうで盛り上がらない欲求不満感があったし『Daydream Believer』はちょっと甘くてどうかなぁ、という感じ。いや、もちろん今では名曲だと思うけど。

80年の日本でのブームは、
1.全米でのアンマレーのカバーがヒット。
2.日本ではその派生でオリジナルがラジオでかかりだす(DJ八木誠氏)。
3.12chで番組放映でブーム。
というような感じだったと思います。

テレビの吹替えはスリーファンキーズのお二人の他に、鈴木ヤスシ氏(ジェニジェニのカバーで有名な)も参加されていましたね。

かてぶしさん、こんばんは。
タイガースのテーマはモンキーズのテーマでしたね。
全然気づかなかったけれど、タイガース(トラ)というグループ名そのものがモンキーズ(サル)から来てるんでしょうか?

masa itohさん、こんばんは。
CMで「デイドリーム・ビリーヴァー」が使われたこともブームに一役買ったとウィキには書いてありました。
全然覚えていませんが。

訃報
音楽評論家 DJ 八木誠氏 2011/6/5逝去
TBSラジオ 文化放送 ラジオ関東などで
洋楽チャート番組を沢山、担当されていましたね。
公開録音を見に行ったこともありました。
ご冥福をお祈りいたします。 

masa itohさん、お久しぶりです。
八木誠さん、亡くなられていたんですか!
彼の番組はずいぶん聴いた覚えがあります。
合掌

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: Monkees, The (モンキーズ):

« Kissoon, Mac And Katie (マック&ケイティ) | トップページ | King, Ben E. (ベン・E・キング) »

無料ブログはココログ
2019年10月
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31    

カテゴリー

最近のトラックバック