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2010年12月31日 (金)

Lennon, John (ジョン・レノン)

 今年は生誕70年、没後30年ということで、ジョンで締めくくります。一般的な解説をしてもしょうがないので、それはウィキに任せて、以下私のジョン遍歴を。
 ジョンについて覚えている最初は、明星の歌本に載っていた「女は世界の奴隷か」。ヒットはしなかったけれど、ワイルドなサックスとかカッコよかったよね。
 その後、赤盤青盤でBeatlesの洗礼を受ける。当時ビートルズの誰が好きかと聴くと、周りは全員ジョンと答えたと思う(1人だけジョージ・ファンがいた)。
 初めて買ったアルバムは多分後追いの「イマジン」。ジョンがピアノを弾いているポスターが入っていた。リアルタイムで買った最初は「心の壁、愛の橋」。
 10代の頃は1枚のLPを買うのにものすごく悩んだけれど、逆に新しいLPを買うためには平気でビートルズもジョンも売ってしまっていた。それでも手放さなかったのが「イマジン」と「ロックンロール」。
 夏休みに軽井沢に行くような友人は、「ジョンを見たよ」って騒いでたっけ。今考えると主夫時代のことだね。
 ジョンが撃たれたと聴いたのは大学のサークルの部室だったような気がする。ジョンと同時代を生きていたのは、わずか8年間だったことになる。

02294 Give Peace A Chance (平和を我等に) 69年14位
 JohnのTop40ヒットは13曲。思い入れのある曲との重なり度は半分くらいかなあ。特に「ジョンの魂」の曲は1つも含まれていないし。この曲と2296、2297はみんなコーラスをフィーチャーしたロックンロールという点で共通なんだが、正直ピンと来ない。モントリオールのホテルの寝室で録音され(ベッドイン)、コーラスにはその場にいた人が大勢参加している。その中にはPetula Clarkもいたらしい。この曲と2295のクレジットはPlastic Ono Band。

02295 Cold Turkey (冷たい七面鳥/コールド・ターキー) 69年30位
 「Cold Turkey」は麻薬の禁断症状のこと。後半は怖すぎ。ギターはClapton。Beatlesで録音しようとしたが、残りの3人に拒絶されたとか、この曲が売れなかったせいで、MBE勲章を返還したとか、いろんなエピソードあり。

02296 Instant Karma (We All Shine On) (インスタント・カーマ) 70年3位
 作詞作曲した夜に録音し、10日後に英国でシングル発売されたというエピソードは驚き。プロデュースはPhil Spector。ギターはGeorge、キーボードはBilly Preston。ゴールドディスク。

02297 Power To The People (人々に勇気を/パワー・トゥ・ザ・ピープル) 71年11位
 「Instant Karma」と同じに聴こえる。スペクター・サウンドにゴスペル風コーラス。ボビー・キーズのサックスは好きだけど。クレジットはJohn Lennon/Plastic Ono Band; Yoko Ono/Plastic Ono Band。

02298 Imagine (イマジン) 71年3位
 これが1位になってないというのも驚きだ(Cashboxでは1位になったんじゃないかな)。英国では何故か75年にリリース、80年の再リリース時に1位になった。あまりに回数を聴き過ぎたので、感性が麻痺して、正直善し悪しが分からなくなっている。ローリング・ストーン誌の500グレイテスト・ソングでは堂々の3位。クレジットはJohn Lennon Plastic Ono Band。
 この後発売された名曲「Happy Xmas (War Is Over)」はリリースのタイミングを間違えたとかで、チャートインせず。何故か「Starting Over」と印象がかぶる。

02299 Mind Games (マインド・ゲームス) 73年18位
 あまり評判の良くないアルバム「ヌートピア宣言」だけど、これはいい曲。イントロで決まりじゃないでしょうか? アレンジも素晴らしい(というか、アレンジで持ってる?)。

02300 Whatever Gets You Thru The Night (真夜中を突っ走れ) 74年1位
 ジョンはNo.1ヒットを出すのが、ビートルズのメンバーでは最後になってしまった(George:70年12月、Paul:71年9月、Ringo:73年11月)。しかし、初のNo.1のかっこよさはハンパない。いきなり始まるボビー・キーズのサックス、エルトン・ジョンのバックコーラスとピアノ、つんのめる疾走感。Eltonと「この曲が1位になったら僕のコンサートに出る」約束をしていたために(ジョンは1位になるとは思っていなかったらしいが)、74年11月ジョンの飛び入り出演が実現することになる。これがジョン最後のリアル・ライブとなった。クレジットはJohn Lennon With The Plastic Ono Nuclear Band。

02301 #9 Dream (夢の夢) 75年9位
 「心の壁、愛の橋」から2300に続いて2曲目。まさに夢の中にいるような曲。ずーっと息継ぎしているような曲という印象があったけど、そんなことはないか。エコーのかかった「♩アーパワカワポセポサ♩」が不思議。囁いているのは当時の恋人メイ・パン。13位から突然Top40圏外に落ちてしまったんだよな。

02302 Stand By Me (スタンド・バイ・ミー) 75年20位
 この「Stand By Me」は絶品でしょ。名人芸。後、「ロックンロール」でめちゃ好きだったのはBuddy Hollyの「Peggy Sue」。

02303 (Just Like) Starting Over (スターティング・オーヴァー) 80年1位
 「ダブル・ファンタジー」を出さなかったら、撃たれなかったんだろうなあとこの曲を聴くたびに思ってしまう。今聴くとドゥーワップの影響とかが濃厚な、実にクラシカルなナンバーだ。いくつかのメロディをつなぎあわせたような不思議な展開だし。Dolly Partonの「Starting Over Again」の影響も? いろいろ書きましたが、愛すべき名曲です。英国でも1位。ゴールドディスク。

02304 Woman (ウーマン) 81年2位
 「ダブル・ファンタジー」から2曲目。思い入れもあるだろうけど、どこから聴いても名曲。ジョンによるコーラスのダビングが美しい。英国ではNo.1。ゴールドディスク。

02305 Watching The Wheels (ウォッチング・ザ・ホイールズ) 81年10位
 「ダブル・ファンタジー」から3曲目。名曲3連発って感じだね。Yokoの曲と交互に入ってるんで、アルバムとしてはあまり聴かなかったけど。

02306 Nobody Told Me (ノーバディ・トールド・ミー) 84年5位
 死後にリリースされた未発表作品集「ミルク・アンド・ハニー」より。録音されたのは「ダブル・ファンタジー」と同時期。Ringoのために書かれた曲らしいが、言われてみればそんな感じ。陽気でコミカルな曲調。

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コメント

いずれまたどこかでコメントすることもあるかもしれないが、実は私はBeatlesにはほとんど思い入れがない。
もちろん楽しんで聴く曲はいろいろあるが、自ら好んでよく聴いた曲は『I Am The Walrus』『Get Back』『Here Comes The Sun』『Let It Be』など数曲に過ぎない。
Love & Peace とかウッドストックとかのムーブメントも全く無縁だったので、Johnをちゃんと聴いたのはごく晩年のことだと思う。
好みもはっきりしていて、彼のロックンロールは、好きでやってることはとてもよく伝わるのだけどあまりピンとこない。
私が絶品だと思うのは『Love』の系譜の曲ですね。

■Give Peace A Chance
ということで、
>みんなコーラスをフィーチャーしたロックンロールという点で共通なんだが、正直ピンと来ない。
に同感です。
嫌いではないが。

■Cold Turkey
これは『Love』の系譜ではないが、大好きな曲。
そうか、『Mother』も似たテイストかな。あの曲もかなり尾を引くよね。

■Imagine
>あまりに回数を聴き過ぎたので、感性が麻痺して、正直善し悪しが分からなくなっている。
確かに、いろんな人がカバーしてたりもして、ちょっと手垢がつきすぎた気はするけど、間違いなく名曲だと思う。
安っぽいカバーもある中、RC Successionの「カバーズ」に入ってるバージョンは、訳詩もアレンジも絶品ですよね?

■Mind Games
>これはいい曲。イントロで決まりじゃないでしょうか? アレンジも素晴らしい(というか、アレンジで持ってる?)。
珍しくだいぶ印象が違うな。
仰々しく始めちゃったけどテーマがひとつだけでいかようにも展開できなくなって苦労してる感じでちとつらい。
実際、すぐに飽きたし。

■Whatever Gets You Thru The Night
こういう曲の感じは、私にとっては今ひとつJohnの本領でない感じがするのだけど、確かに決まってる。
ちょっとEltonのテンションに引っ張られ過ぎな感じもあるけど(この頃のEltonはイケイケですなぁ。Neil Sedakaの『Bad Blood』とかも、そこまで突っ走るか、って感じ)。

■#9 Dream
同時代で聴いて一撃でノックアウトされたのがこの曲。
たまらんですわ。
このあとしばらく仲間内の同人ミニコミみたいなやつに「#9 Dream」ってタイトルつけたりしてた。
いや、昔三鷹駅前にあった「第九茶房」っていう喫茶店で集まったりしてたのに無理やりひっかけたんだけど。
>囁いているのは当時の恋人メイ・パン。
ありゃ、ずっとヨーコだと思ってた。で、Wikiを見たら
>メイ・パンであるという説が一般的であったが、ヨーコは「自分である」と主張し、メイ・パンとの間で泥仕合となっている。
って書いてありますね。
「ジョ~ン……」っていう囁き(逆回転してるとこもあったよね)も絶妙のタイミングだと思う。

■Stand By Me
>この「Stand By Me」は絶品でしょ。名人芸。後、「ロックンロール」でめちゃ好きだったのはBuddy Hollyの「Peggy Sue」。
確かに「名人芸」だとは思うが、私としてはやっぱりピンとこないタイプの曲。
『Peggy Sue』は名曲ですね。Beach Boysのカバーも好きです。

■(Just Like) Starting Over
>ドゥーワップの影響とかが濃厚な、実にクラシカルなナンバーだ。
そうそう、スタンダードみたいな感じ。
で、やっぱり私にはピンとこない。
いや、全く嫌いではないのだけど。

■Woman
そうです、この曲こそ私にとってのジョンのベスト・ソング。
泣けますなぁ。

いやぁ、長々と失礼しました。
SAKURAMさん、今年も毎日毎日お疲れ様でした。
また来年も楽しみにしています。よろしく!

かてぶしさん、こんにちは。
Johnについては、「Love」系もロックンロール系も甲乙つけがたいというのが正直なところです。
Beatles時代だけど、「Twist & Shout」のボーカルなんかを聴くと、John=ロックンローラーだと痛感するし。
「Mind Games」は評価が低すぎるように思ったので、ほめてみました。
ヒット曲以外で一番好きなのは、「Working Class Hero」かな?
来年もよろしくお願いします。

あけましておめでとうございます

いつもながらコメントにDelayがあって申し訳ありませんが今年もよろしくお願いします

John Lennon リアルタイムはMind Games
小6か中1の時で、きれいな曲だなあと思ったけど、単調だなとも思い、そのイメージがいまだに変わっていません

そして真夜中を突っ走れは、自分がTop40を聞き始めたときにめちゃくちゃ好きだった曲

この頃は、ポールのジュニアズ・ファームとかリンゴのYou Are Sixteenだの、ジョージのダーク・ホースだのビートルズを知らない私が、ビートルズ体験を後追いで出来てとても楽しかったです

Starting Over 文句無く大好きです
当時も今も
Woman、Watching The Wheelsも好き

Imaginは、自分からは聞かないけど、
何かのきっかけで流れるとやはり名曲だと思います

LOVE、Party Is OverはTop40に入らなかったんですね…

chanparaさん、あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。
「Mind Games」はあまり評判よくないですね。
確かにメロディは単調で、アレンジで持たせてると思います。
「Love」は日本ではLettermenのヴァージョンがヒットして有名でしたが、アメリカでは多分シングルカットされていません(英国では死後にシングルになっています)。
大好きな曲です。
ごめんなさい。「Party Is Over」ってどの曲でしたっけ?

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