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2010年11月14日 (日)

White, Barry (バリー・ホワイト)

 70年代に一世を風靡したのが、このBarry White。オーケストラをバックに低〜い声で歌うというか囁くピロートーク的芸風。鈴木啓志氏が東のヴァン・マッコイ、西のバリー・ホワイトと書いていたが、確かにそんな感じ。60年代の音楽業界で実力を蓄え、ノーザンソウルの影響を強く受け、70年代にイージーリスニング・ディスコ(なんて言葉はないけど)で花開いたところまで一緒。
 44年テキサス州で生まれ、ロスアンジェルスで育つ。11歳の時にJesse Belvinの「Goodnight My Love」でピアノを弾いていることは最近知った。Bob & Earlの「Harlem Shuffle」のアレンジとか、5th Dimensionの前身Versatilesとかに関わってもいたらしい。69年女性3人組のLove Unlimitedを結成(その1人と結婚)、そのバックを務めたのが「愛のテーマ」のLove Unlimited Orchestra。03年死去。

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02191 I’m Gonna Love You Just A Little More Baby (つのりゆく愛) 73年3位
 基本的にどの曲も同じ。タイトルが妙に長いのも共通してる。聴いてて思ったのは、多分Isaac Hayesの影響。Shaftとかに似てるもの。R&BチャートNo.1、ゴールドディスク。

02192 I’ve Got So Much To Give (アイヴ・ゴット・ソー・マッチ・トゥ・ギヴ) 73年32位
 デビューアルバムのタイトルトラック。構造は同じだけど、他の曲と違ってスローナンバー。

02193 Never, Never Gonna Give Ya Up (忘れられない君) 73年7位
 典型的バリー・ホワイト節。サビがキャッチーで、バックでチャカチャカいってる感じとかが。ジャケ載せるけど、歌声で期待、容姿にがっくりという点ではChristopher Crossと双璧か。ゴールドディスク。

02194 Can’t Get Enough Of Your Love, Babe (あふれる愛を) 74年1位
 相変わらずボソボソ言って始まる、典型的バリー・ホワイト節。No.1ヒットでありながらTop40にわずか9週というのは最短記録なんではないか? R&BチャートNo.1、ゴールドディスク。

02195 You’re The First, The Last, My Everything (マイ・エヴリシング) 74年2位
 まあみんな典型的なんだが。ストリングスのブリッジがアクセントになってる。英国ではNo.1、R&BチャートNo.1、ゴールドディスク。

02196 What Am I Gonna Do With You (愛の炎) 75年8位
 ビロンロンロロンって歌ってたイメージがあったんだけど、さすがにそうは歌ってないか。あっという間にヒットチャートから姿を消すのも、彼の曲の共通点だったな。R&BチャートNo.1。

02197 I’ll Do For You Anything You Want Me To (アイル・ドゥ・フォー・ユー) 75年40位
 飛ぶ鳥落とす勢いもついに止まったか。ちょっとノーザンっぽいんだけどね。ところで、B面の曲名が「Anything You Want Me To」なんだが、別の曲なんだろうか? 2195のB面は「More Than Anything, You’re My Everything」、他の曲の場合もA面の曲名の一部みたいな、いい加減なタイトルばかりなんだが。

02198 Let The Music Play (愛のステップ) 76年32位
 「愛のテーマ」に近いかな。邦題に「愛の○○」ってのが妙に多いな。

02199 It’s Ecstasy When You Lay Down Next To Me (エクスタシー) 77年4位
 久々の大ヒットって印象だった。ヒット曲では唯一自作ではないし、路線をやや変えた感じ。ストリングスや歌声は変わらないけど、ベースがファンクっぽい。R&BチャートNo.1、ゴールドディスク。

02200 Oh What A Night For Dancing (百万ドルの恋) 78年24位
 熱唱型バラードは彼にしては珍しい。この後20th Century(20世紀)レコードを離れ、自身のヒット曲は途切れるけれど、90年にはQuincy Jonesのヒット曲「The Secret Garden」に参加している。

02201 Practice What You Preach (愛の伝道者) 94年18位
 久々のTop40ヒット。Barry Whiteその人みたいな邦題だな。愛の使者って言われてたんだっけ? 何年経ってもぶっとい低音の台詞から入るのは変わらず。曲はしっとりしたバラードだけど、Barry Whiteならではを感じない。この手はちょっと苦手。ヒットチャートには入らなかったが、99年の「Staying Power」ではグラミー賞を受賞している。R&BチャートNo.1、ゴールドディスク。

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コメント

なんだか、ほとんど覚えてないのにびっくり。

>No.1ヒットでありながらTop40にわずか9週というのは最短記録なんではないか?
『Get Down Tonight』はどうでしたっけ?

「Get Down Tonight」も9週でした。
それどころか、Beatlesに6曲もありました(「Yesterday」等)。
もう少し調べたら、8週を見つけました。
Freddie And The Dreamersの「好きなんだ」とHerman's Hermitsの「ヘンリー8世君」。
どちらも65年なんで、他にもあるかもしれません。

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