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2010年10月18日 (月)

Springfield, Dusty (ダスティ・スプリングフィールド)

 Petula Clarkのところとか何度か書いたように、60年代の英国女性シンガーはとても好きだが、Dusty Springfieldもお気に入り。スウィンギン・ロンドンのシンボルであり、ホワイト・ソウルのディーヴァ。39年ロンドン生まれ、本名はMary O’Brienで、Dustyはニックネームだった。70年代以降不遇だったが、彼女を敬愛するPet Shop Boysと共演した「What Have I Done To Deserve This?」が87年に英米で大ヒットし、カムバック。99年にがんのために亡くなる。この年にロックの殿堂入り。Petulaの時と同じサイトが素晴らしい紹介をしているので、リンクしときます。

02129 Silver Threads And Golden Needles (銀の糸と金の針) 62年20位
 便宜上ここに入れてしまったが、これはフォーク・トリオSpringfieldsの曲。メンバーはDusty, Tom and Tim Springfieldだが、実際は兄Dion O’Brienとその友人Reshad Feild。この曲はLinda Ronstadtのヴァージョンで初めて知ったのだが(Cowsillsもカヴァーしてる)、誰のオリジナルなんだろう? 素敵なカントリー・タッチのフォークソング。この曲はiTuneで手に入れたんだけど、「The Windmills Of Your Mind」とタイトルが入れ替わってたぞ!

02130 I Only Want To Be With You (二人だけのデート) 64年12位
 Springfieldsのアメリカ・ツアーでMotownと出会って彼女はグループを脱退、ソロとなる。これがデビューとなったPhil Spectorのガールグループ的な名曲。Bay City Rollers、Tourists(Eurythmicsの前身)、Samantha Fox等、カヴァー多数。

02131 Stay Awhile (ステイ・アホワイル) 64年38位
 「二人だけのデート」と同路線、一人ガールグループ。いいです。

02132 Wishin’ And Hopin’ (ウィッシン・アンド・ホーピン) 64年6位
 バカラックの曲。バカラックはめちゃ好きなんですが、Dustyではやっぱり「恋の面影」の方かな。

02133 You Don’t Have To Say You Love Me (この胸のときめきを) 66年4位
 この曲を聴くと、どうしてもElvisの方を思い出してしまう。Dustyの方が先だし、ヒットしてるのにね。元はカンツォーネに英語の詞をつけた曲。ドラマティック。ローリングストーン誌のベスト500で491位。英国ではNo.1に輝く。

02134 All I See Is You (この恋をひとすじに) 66年20位
 Carole King作。って感じは全くしないが。「この胸のときめきを」を引き継ぐドラマティック路線。それにしても、いろんなタイプの歌い方が出来る人だね。

02135 I’ll Try Anything (恋を求めて) 67年40位
 再び一人ガールグループ路線に。キャッチー。

02136 The Look Of Love (恋の面影〜「カジノ・ロワイヤル」) 67年22位
 バカラック/デヴィッド作の名曲。これこそ60年代、オースティン・パワーズの世界。セクシー。たまりません。007映画の怪作「カジノ・ロワイヤル」(デヴィッド・ニーヴン、ピーター・セラーズほかほか)の主題歌で、アカデミー賞にもノミネートされた。

02137 Son-Of-A Preacher Man (プリーチャーマン) 68年10位
 Atlanticに移籍、プロデューサーにジェリー・ウェクスラー、トム・ダウド、アリフ・マーディンを迎え、メンフィスのアメリカン・スタジオで録音されたR&Bの名盤「Dusty In Memphis」より。Arethaのために作られたが、彼女が蹴ったので、Dustyが吹き込んだとか(後にArethaも録音)。この曲は売れたけど、アルバムが売れなかったのが悲劇の始まりだった。ソウルフル。ローリングストーン誌のベスト500で240位。映画「パルプ・フィクション」にも。

02138 The Windmills Of Your MInd (風のささやき) 69年31位
 同じく「Dusty In Memphis」よりスティーブ・マックイーン、フェイ・ダナウェイ主演の「華麗なる賭け」の主題歌(アカデミー賞主題歌賞受賞)のカヴァー。これこそ60年代の映画音楽って感じ。アメリカ映画だが、フランス映画の曲みたい。って、曲がミシェル・ルグランだからだろうけど。

02139 A Brand New Me (永遠にあなたと) 69年24位
 アトランティックでの2枚目より。こちらのプロデュースはケニー・ギャンブルとレオン・ハフ。フィリーソウルって感じもないし、独特のソウル(?)・ポップスだな。これが最後のTop40ヒットとなり、次は87年のPet Shop Boysとなるわけだが、74年Elton Johnの「The Bitch Is Back」でバックボーカルを演っているそうです。

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音楽 60年代 Springfield, Dusty」カテゴリの記事

コメント

私にとっては『Something In Your Eyes』が一番好きな曲(90年代では5本の指に入る!)なのだけど、いかんせんTop 40には遠く及びませんでした。
ちょっと時代が違っていたのかなぁ。
彼女の全盛時代も悪くないが、あの曲での枯れた(というほど枯れてはいないな、むしろ「乾いた」かな?)雰囲気が実力を感じさせると思うんですが。

Dustyはドラマティックにも歌えるし、ソウルフルにも歌えるし、可愛くも歌えるし、昔から変幻自在の歌い手さんだったと思います。
「Something In Your Eyes」という曲は全然ノーマークでした。

今「The Best Of Dusty Springfield」を入手して聴いていたんですが、それによると『I'll Try Anything』には「恋を求めて」、『A Brand New Me』には「永遠にあなたと」という邦題がついていたようです。

邦題は出来る限り調べているのですが、それは気づきませんでした。
原題と邦題の対照表があるわけでもないし、シングルやアルバムによって邦題がついたりつかなかったりすることもあるし、網羅するのはなかなか難しいです。
後で本文に反映させます。ありがとうございました。

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